折り紙ラッピングをおしゃれに:100均の折り紙で包む3つの型と飾り方
100円ショップの折り紙コーナーには、色々な種類がたくさん並んでいます。両面に柄がある折り紙や、透明の折り紙、英字新聞のような柄など、折って遊ぶだけではもったいないようなおしゃれなものがたくさんあります。
ちょっとしたお礼や差し入れを渡すとき、そのまま手渡すのは少し味気ない。かといって、専用のラッピング用品をわざわざ買いに行くほどでもない。そんな場面で頼りになるのが、家にある折り紙です。
結論からお伝えすると、折り紙ラッピングをおしゃれに見せるコツは三つだけです。包む物に合ったサイズを選ぶこと、柄を一種類に絞ること、そして留め方を工夫することです。この三つを押さえるだけで、同じ折り紙でも仕上がりがまるで違ってきます。
こちらでは、100均の折り紙にまつわる子育て4コマ漫画をはじめ、折り紙のサイズの選び方、お菓子を包むときのコツ、透明素材との組み合わせ方、そしてテトラ型ラッピング袋、ボックス、ポチ袋という簡単に作れる3つの型の折り方を、写真つきでご紹介します。
子育て4コマ漫画~100均折り紙どう使う?
100均には次々と新しいデザインの折り紙が登場し、どれもおしゃれで集めたくなる方も多いようです。
折り紙は正方形なので様々な形を作りやすく、アクセサリーやちょっとしたお菓子をラッピングするのにちょうど良い大きさです。また、枚数がたくさん入っているので、大人数に配る際のコストパフォーマンスも最高です。
100均の折り紙を使って、おしゃれな「ちょこっとプレゼント」をしてみましょう。
折り紙ラッピングをおしゃれに見せる三つのポイント
同じ折り紙を使っても、素敵に見える包みと少し残念に見える包みがあります。その差はセンスではなく、いくつかの決まりごとを知っているかどうかです。
一つ目は、柄を一種類に絞ることです。かわいい柄が何枚も入っていると全部使いたくなりますが、複数の柄を一つの包みに混ぜると、まとまりがなくなります。柄の折り紙を使うなら本体だけ、飾りのリボンやシールは無地か単色で。この引き算が、おしゃれに見えるかどうかの分かれ目です。
二つ目は、折り目をしっかりつけることです。指の腹でなでるだけでは折り目が甘くなり、包んだときにふくらんで形が崩れます。定規の背やスプーンの柄で折り目をこすると、角がぴしっと立って、既製品のような仕上がりになります。
三つ目は、留め方を工夫することです。セロハンテープで留めると、透明なテープの光沢が浮いて見えてしまいます。マスキングテープやシール、テープのりに変えるだけで、印象が大きく変わります。
「これ、買ってきたやつ?」
「ううん、折り紙で作ったの」
「えっ、そんなふうに見えない」
渡した相手にこう言われるのが、折り紙ラッピングのいちばん楽しい瞬間かもしれません。
つまずきやすいのは、飾りを足しすぎることです。リボンもシールもタグも全部つけると、かえって主張が強くなり、中身よりも包みが目立ってしまいます。飾りは一種類か二種類までにとどめましょう。もう一つは、包む物より小さい折り紙を無理に使おうとすることです。角がぴったり合わないまま貼り合わせると、どうしても仕上がりが崩れます。次の項でサイズの選び方を確認しておきましょう。
折り紙のサイズ選び:小さめと大きめの使い分け
折り紙ラッピングでもっとも多い失敗は、サイズが合っていないことです。市販されている折り紙にはいくつかの大きさがあり、包みたい物に合わせて選ぶ必要があります。
| 折り紙のサイズ | 向いている中身 | 作れる型の目安 |
|---|---|---|
| 7.5cm角(小さめ) | 飴一粒、ピアス、小さなボタン | ミニテトラ、小箱 |
| 15cm角(標準) | 個包装のお菓子数個、アクセサリー | テトラ型、ボックス、ポチ袋 |
| 24cm角前後(大きめ) | クッキー数枚、ハンカチ、小物 | 大きめのボックス、袋 |
もっとも手に入りやすいのは15cm角で、100均に並んでいる折り紙のほとんどがこのサイズです。ちょっとしたお菓子やアクセサリーを包むなら、まずはここから始めるとよいでしょう。
小さめの7.5cm角は、飴一粒やピアスのような小さな物を包むのに向いています。同じ折り方でも仕上がりが小さくなるぶん、かわいらしい印象になります。ただし紙が小さいと折り目が重なる部分が多くなり、厚みが出て折りにくくなりますから、少し薄めの紙を選ぶと扱いやすくなります。
大きめのサイズは、文具売り場や画材コーナーで見つかることがあります。クッキーを数枚まとめたい、ハンカチを包みたいというときは、この大きさがあると便利です。手に入らない場合は、包装紙やカレンダーの裏紙を折り紙と同じ正方形に切って代用することもできます。
なぜサイズがこれほど仕上がりを左右するのでしょうか。折り紙ラッピングは、紙を折り重ねることで立体を作る方法です。中身に対して紙が小さすぎると、包み終わりの部分が足りずに口が閉じられません。反対に大きすぎると、余った紙がだぶついてシワになり、せっかくの柄も歪んで見えてしまいます。中身の縦横高さを足した長さより、ひとまわり余裕のある紙を選ぶ。この目安を覚えておくと、店頭でも迷わなくなります。
つまずきやすいのは、厚みのある中身を平面の感覚で測ってしまうことです。高さのある物ほど紙をたくさん使いますので、思ったより大きめが必要になります。もう一つは、両面柄の折り紙を裏返しに使ってしまうことです。折る前にどちらの面が表に出るか一度確かめておくと、折り直す手間が省けます。
長方形に切って包む:細長いものをきれいに包む方法
折り紙は正方形ですが、あえて長方形に切って使うと、包める物の幅がぐんと広がります。ペンやスティック状のお菓子、細長い小物などは、正方形のままでは包みにくいものです。
長方形にするときの目安は、縦一に対して横二の比率です。15cm角の折り紙を半分に切ると7.5cm×15cmになり、ちょうどこの比率になります。この形は次に紹介するテトラ型にぴったり合いますし、細長い箱を包むときにも使いやすい形です。
細長い物を包む手順はシンプルです。長方形にした折り紙の上に中身を置き、長い辺を先に折り重ねて筒状にします。両端を内側に折り込んでから、テープのりで留めます。キャラメルの包み紙と同じ考え方で、慣れると数十秒で仕上がります。
紙を切るときは、まず折り目をつけてから切るのがコツです。定規を当てて線を引く必要はなく、きっちり半分に折って指でなぞり、その折り目に沿ってはさみを入れれば、まっすぐ切れます。
つまずきやすいのは、切り口がガタガタになってしまうことです。はさみを小刻みに動かすと切り口が波打ちますので、一度で長く切るようにしましょう。もう一つは、余った半分を捨ててしまうことです。長方形は二枚取れますから、同じ物を二つ作るか、色違いの折り紙と組み合わせて別の飾りに使いましょう。
100均の折り紙で作るテトラ型ラッピング袋
小さいテントのようなかわいいラッピング袋は、キャンディーやチョコレート、ハンドメイドのアクセサリーなどを入れるのにおすすめです。折り紙を半分に切って使うので、1枚でラッピング袋が2個作れてお得です。
とっても簡単なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
テトラ型ラッピング袋の材料
- 折り紙
- はさみ
- 両面テープ(又はテープのり)
- マスキングテープ
材料は全て100均で揃います。
テープのりは、はがす手間がないのでおすすめです。
テトラ型ラッピング袋の作り方
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折り紙をはさみで半分に切ります。 -
半分に切った折り紙を裏にし、横に置いて、片側の端に両面テープ(又はテープのり)を貼ります。 -
両面テープが付いていないほうを、半分より少し超えたぐらいまで折ります。 -
両面テープのシートをはがして、上の写真のように貼り合わせます。これで筒状になります。 -
上の写真のように、筒の片側を0.5~1cmくらい折り、マスキングテープを貼って閉じます。ここが袋の底になります。 -
中を広げて、お菓子などを入れましょう。 -
お菓子などを入れたら口を広げたまま、底の折り目とは逆の向きに折り、テトラ型にします。 -
マスキングテープを貼って、封をします。ホチキスで留めることもできますが、マスキングテープやのりのほうが、手ざわりがやわらかく仕上がりもきれいになります。 -
マスキングテープを貼った側を横にして、形を整えたら完成です!
テトラ型がきれいな三角形にならないという方は、紙の比率を見直してみてください。縦一に対して横二の長方形にすると、底と口の折り目が直角に交わり、教科書どおりの美しいテトラ型に仕上がります。15cm角の折り紙を半分に切ると、ちょうどこの比率になります。
もう一つのつまずきは、中身を入れすぎることです。パンパンにすると口を折るときに紙が突っ張り、テープが浮いてしまいます。袋の高さの三分の二くらいまでにしておくと、口の部分にゆとりができてきれいに閉じられます。
テトラ型ラッピング袋のアレンジ例
次に、100均の折り紙で作ったテトラ型ラッピング袋のアレンジ方法を見ていきましょう。アイデア次第で、色々なアレンジができます。
材料と道具、アレンジ方法をご紹介します。
テトラ型ラッピング袋のアレンジ例の材料と道具
- フレークシール
- リボン
- 革ひも
- 穴あけパンチ
全て100均で購入
テトラ型の先端に、穴あけパンチで穴を空け、お好みの革ひもやリボンを通して、シールで飾ります。
リボンやシールのひと手間で、100均の折り紙で作ったシンプルなテトラ型ラッピング袋も、写真に撮りたくなる可愛くておしゃれなアイテムに変身します。
リボンや革ひもの他に、毛糸や刺繍糸、チャームなどで飾ったり、袋に直接メッセージを書いてもかわいいです。選ぶ折り紙の柄や色によってイメージが変わりますから、中に入れる物や、渡す相手に合わせてアレンジを変えて楽しんでみましょう。
お菓子を折り紙でラッピングするときのコツ
折り紙ラッピングで包む物として、いちばん多いのがお菓子です。ちょっとしたお礼、子供のお友達へのお裾分け、行事のときの配りものなど、出番はたくさんあります。
まず押さえておきたいのは、個包装の物を選ぶということです。折り紙は薄い紙ですから、むき出しのお菓子を直接入れると、油分や粉で紙が汚れてしまいます。個包装されている飴、チョコレート、クッキーなどであれば、そのまま入れて問題ありません。
手作りのお菓子を包みたい場合は、透明の小袋に入れてから折り紙で包む二重構造にしましょう。透明袋は100均で数十枚入りが手に入りますし、折り紙の色柄も生かせます。
数を配るときは、一つひとつ違う柄にすると、選ぶ楽しさが生まれます。柄違いが何枚も入った折り紙のセットは、まさにこの使い方のためにあるようなものです。テーブルに並べたときの色とりどりの様子は、それだけで気持ちが華やぎます。
「どれにする?」
「わたし、この星のやつ」
「じゃあぼくは青いの」
子供たちが自分で選べるようにすると、渡す場面そのものが楽しい時間になります。
つまずきやすいのは、渡すまでに時間がある物を密閉できていないことです。折り紙の袋には隙間がありますので、湿気やすいお菓子は透明袋で口を留めてから入れましょう。もう一つは、重さのある物を薄い折り紙だけで包んでしまうことです。焼き菓子を数枚まとめるなら、二枚重ねにするか厚手の紙を選ぶと安心です。
100均の透明ラッピング材と折り紙を組み合わせる
100均のラッピングコーナーには、透明の袋やフィルム、透明感のある折り紙が並んでいます。これを折り紙と組み合わせると、手作り感を残しながらも洗練された仕上がりになります。
組み合わせ方はいくつかあります。もっとも簡単なのは、透明袋に中身を入れて、口の部分だけ折り紙を巻く方法です。折り紙を細長く切り、袋の口を挟むように二つ折りにして留めるだけ。中身が見えるので、何が入っているか一目でわかるのも利点です。
折り紙をタグとして使う方法もあります。小さく切った折り紙に穴を開け、リボンを通して透明袋にくくりつけます。柄のある折り紙をタグにすると、それだけで市販品のような雰囲気が出ます。
透明の折り紙そのものを使うのも面白い方法です。光を通すので、下に色紙を敷いたり、重ねたりすると、色が透けて混ざり合う美しさが生まれます。ただし透明素材は折り目がつきにくく、すべりやすいので、折り目を強めにこすってから組み立てましょう。
つまずきやすいのは、透明袋にテープを直接貼って跡が残ってしまうことです。折り紙の帯を巻いてその上から留めれば、袋そのものは傷つきません。もう一つは、中身が見える分だけ入れ方が雑だと目立ってしまうことです。向きをそろえて入れる、それだけで印象がまったく違います。
100均の折り紙で作るボックス
100均の折り紙を2枚使って、写真のようなボックスを作ることができます。
ハンドメイドのアクセサリーなどをラッピングする際などに重宝します。中にスポンジや綿を入れると、折り紙でも豪華なラッピングになります。
パカッと開けるのが楽しいので、子供にも喜ばれるでしょう。
折り紙ボックスの作り方
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折り紙を2枚用意し、1枚は端から0.5㎝ぐらいのところをぐるっと切っておきます。(箱の本体部分の材料になります) -
縁を切っていないほうの折り紙(箱のフタ部分の材料になります)の角と角を合わせて半分に折り、三角形になるようにします。 -
2の三角の端と端を合わせて半分に折り、さらに三角形に折ります。 -
折り紙を広げます。すると、写真のように折り目がつきます。 -
折り紙の4つの角を、折り目の中央に合わせて、写真のように折ります。 -
左右対称に2ヶ所だけ広げましょう。 -
広げていない部分を中央の折り目に合わせて折っていきます。 -
折り紙を縦に置き、先端を横の折り目部分の一番上のほうに合わせて折ります。 -
8で折った部分を広げて、折り目を生かしながら写真のように潰すように折ります。角は中央に折り込むようにしましょう。 -
もう片方も同じように折ると、ボックスのふたになる部分の完成です。 -
縁を切ったひとまわり小さい折り紙でも、同じような手順でボックスを作ります。(箱の本体部分が完成します) -
最初に作ったふたの部分をかぶせたら、できあがりです。テトラ型ラッピング袋と同様に、シールやリボンで飾るとより素敵に仕上がります。
この箱で多いつまずきが、ふたと本体がぴったり重なってしまい、うまくかぶさらないことです。原因は、二枚の折り紙の大きさの差が足りないことにあります。本体用の紙は、四辺すべてから0.5cmほど切り落として、ひとまわり小さくしておきましょう。ほんの少しの差ですが、この差があるかないかで、すっと入るかどうかが決まります。
もう一つのつまずきは、角を折り込む工程で紙が浮いてしまうことです。折り目が甘いと箱の側面が立ち上がらず、へたっとした形になります。工程4で広げた段階で、すべての折り目を一度しっかりなぞり直してから組み立てると、角がきれいに立ちます。
大きさを変えたいときは、折り紙のサイズを変えるだけで対応できます。24cm角の紙で作れば大きめの箱に、7.5cm角で作れば指先に乗るような小箱になります。手順はまったく同じです。
折り紙で作る花の飾りを添える
包み終わった折り紙ラッピングに、もうひと工夫加えたいときは、折り紙で作った花の飾りを添えてみましょう。リボンよりも手作り感があり、季節を感じさせることもできます。
もっとも簡単なのは、じゃばら折りを使った花です。折り紙を細長く切り、端から一定の幅で山折りと谷折りを繰り返します。じゃばらができたら中央を糸やモールで縛り、両側を開いて円形に広げます。両端を貼り合わせれば、丸い花の形になります。
もう一つは、正方形のまま四隅を丸く切り、中心をつまんでねじる方法です。数枚を大きさを変えて重ねると、立体的な花になります。
できあがった花は、包みの表面に両面テープで貼るか、リボンの結び目に挟み込みます。中身の包みが無地なら花は柄物に、包みが柄物なら花は無地に。この使い分けを守ると、全体が引き締まって見えます。
季節に合わせて色を変えるのも楽しいものです。春はピンクや黄色、夏は水色や白、秋はオレンジや茶色、冬は赤や深緑。同じ折り方でも、色だけで印象がすっかり変わります。
つまずきやすいのは、じゃばらの幅が不ぞろいになることです。最初に半分、次にその半分と折り重ねていくと、自然と均等な幅になります。もう一つは、花が大きすぎて包みより目立ってしまうことです。花の直径は、包みの幅の三分の一くらいを目安にすると収まりがよくなります。
100均の折り紙で作るポロシャツ型ポチ袋
種類豊富な100均の折り紙の柄を生かしたポロシャツ型のポチ袋は、お小遣いを入れたり、ポチ袋の裏にメッセージを書いてミニレター代わりにしたりすると良いでしょう。
プレゼントをラッピングした折り紙とお揃いの柄のミニレターを添えたら、プレゼントを受け取った相手の嬉しさも倍増するはずです!
作り方は簡単なので、子供と一緒に作ってみましょう。ポロシャツ型のポチ袋ということで、お父さんの誕生日や父の日などにもぴったりです。クレヨンでネクタイを描くなどのアレンジもして、感謝の気持ちをおしゃれな手紙で伝えましょう。
ポロシャツ型ポチ袋の作り方
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お好みの柄の折り紙を1枚用意します。 -
折り紙の3分の1ぐらいを折って、はさみで切ります。 -
残った3分の2のほうの折り紙を使います。 -
横長に置き、写真のように半分に折り目をつけます。 -
中央につけた折り目に向かって、上の写真のように両側を折ります。 -
折り紙を縦に置き、上1cmぐらいを残して折り目をつけます。 -
折り目がついたら広げて、写真のように折り目を斜めに開きながら折ります。 -
6の手順のようにもう一度折ると、7で広げた部分が袖になります。 -
襟を折っていきます。写真のように、邪魔な部分は後ろに折りましょう。 -
最後に襟の上の余った部分を後ろに折ります。 -
かわいいポロシャツ型のポチ袋のできあがりです。
子供と一緒に作るときは、はさみを使う工程を先に大人がまとめて済ませておくと、子供は折る作業に集中できて、最後まで楽しく取り組めます。
使い終わった道具は、そのつど道具箱に戻す習慣にしておくと、次に作りたくなったときにすぐ始められますし、作業テーブルも広く使えます。
折り紙で包むときのつまずきと対処法
実際にやってみると、写真どおりにいかない場面が出てきます。よくある三つのつまずきと、その対処法をまとめておきます。
一つ目は、折り目がずれて全体が斜めになってしまうことです。原因は、最初の一折りがずれていることにあります。折り紙は最初のずれが後の工程でどんどん拡大していきますので、一折り目だけは角と角をぴったり合わせて、指で押さえながら折りましょう。少し面倒でも、ここに時間をかけるのが結局いちばんの近道です。
二つ目は、のりがはみ出して紙がよれてしまうことです。液体のりは水分で紙が波打ちますから、テープのりか両面テープを使うのが確実です。どうしても液体のりを使う場合は、ごく薄く塗って、貼り合わせたらすぐに指で押さえます。
三つ目は、包み終わったときに中身が動いてしまうことです。中身より包みが大きいと、振ったときにカタカタと音がして、せっかくの見栄えも落ちます。薄紙や綿を詰めるか、ひとまわり小さい紙で作り直しましょう。
そして、うまくいかなかったときこそ、もう一枚折り紙を出してやり直せるのが、この方法のいちばんの魅力です。数十枚入りの折り紙は、失敗しても惜しくありません。何度でも試せるという安心感が、手を動かすハードルをぐっと下げてくれます。
折り紙ラッピングについてよくある質問
のりが手元にないときはどうすればよいですか
マスキングテープで代用できます。むしろ柄のあるマスキングテープを使うと、それ自体が飾りになって仕上がりが良くなることもあります。
折り紙が中身より小さいときは
二枚をつなぎ合わせる方法があります。端を1cmほど重ねてテープのりで貼れば、大きな一枚として使えます。つなぎ目は包みの内側や底になるように配置しましょう。
子供でも作れますか
テトラ型がいちばん簡単で、折る工程が少ないため小学校低学年くらいから取り組めます。ボックスは工程が多いので、大人が横で一緒に折り目をつけてあげるとよいでしょう。
湿気や汚れが気になるものはどうしますか
透明の小袋に入れてから折り紙で包む二重構造にしてください。中身が守られますし、見た目もすっきりします。
大人数に配るときの効率のよい作り方は
工程ごとにまとめて進めるのがコツです。全部の紙を切る、全部にテープを貼る、全部を筒にする、という順に進めると、一つずつ完成させるより格段に早く仕上がります。
色々使える100均の折り紙
日本では昔から身近な遊び道具として楽しまれている折り紙ですが、海外では「ORIGAMI」と言われ、日本人の器用な特徴を生かしていると評価をされています。国際交流のためのアイテムの1つとして折り紙が用いられることもありますし、海外留学時にホストファミリーや仲良くなった人へのお土産としても喜ばれるでしょう。
海外では折り紙を遊び道具としてではなく、飾りとして使われることも多く、お部屋のインテリアやウェディング会場の飾りなどとしても人気を集めています。
日本では、100均で手軽に折り紙を手に入れることができますし、その種類や素材もとても豊富です。ちょっと手を加えるだけで、普段見慣れている折り紙がおしゃれなラッピング材に早変わりします。
折り紙は指先を細かく動かす楽しさがありますし、できあがったものを誰かに渡す喜びも味わえます。今回ご紹介した簡単なラッピング術の他にも、子供の日に折り紙でこいのぼりやかぶとの箸袋やポチ袋を作るなどして、親子でチャレンジしてみましょう。
まずは一枚、テトラ型から折ってみてください。五分もあれば形になりますし、そこにお菓子を一つ入れて渡すだけで、いつもと違う一日になります。





