ベランダ菜園を始めてみよう!初心者でもできる簡単家庭菜園
「子どもには安心して安全な野菜を食べさせたい」。それはすべてのママの願いではないでしょうか。自分で育てた野菜なら、収穫の喜びもありますし、家計も助かりますし、家族にも自慢できて、良いことがいっぱいあります。
「不器用な私には無理」と感じるママでも、プランター野菜を作っている先輩ママの体験談を参考にすることで、第一歩が踏み出せます。この体験談を参考に、家庭菜園を始めてみませんか。お子さんと一緒ならいっそう楽しく育てることができますよ。食卓で野菜作りの話をしながら、家族団らんができたらもっと素敵ですね。
ベランダ菜園ママの経験談
子供と一緒に野菜を育てています
家族構成は夫と子ども2人です。ベランダ菜園は2014年から始めました。子どもが学校で野菜を育てているということで、自宅でも一緒に育ててみることにしました。
育てている野菜はキュウリとミニトマトです。野菜を上手に育てるために水やりをしっかりしたり、風通しや気温、日光の当たり具合などにも気をつけるようにしています。虫がつきやすいので、米のとぎ汁で手作りの防虫スプレーを作り、対策もしています。
ミニトマトやキュウリであれば少しのスペースで栽培できるので、ベランダ菜園初心者の方にもすぐ始められると思います。自分で育てた野菜を食べられることはすごく楽しいですし、子どもが野菜はどのようにできるのかを知ることができるのでとてもおすすめです。
キャベツをリサイクル
わが家は夫と娘と私の3人家族で、2010年からプランター菜園を始めました。最初は節約のために始めましたが、娘にも野菜に興味を持って欲しくて、ミニトマトやグリーンカーテンにもなるキュウリ・ゴーヤ・四角豆・スナップエンドウ、サトイモ、サツマイモ、じゃがいも、ニンジンなど、いろいろな種類の野菜を育てました。
そして、ネギやキャベツなど、冷蔵庫の野菜室の中で根が伸びてきた野菜もそのままプランターに植えて育てることで、再生栽培(リボベジ)も楽しんでいます。ネギの根元やキャベツの芯など、生長点さえ残しておけばまた葉が伸びてきて、試しに植えてみると案外うまく育ちます。ハーブも水に差しておくと、切り口近くから根が生えてきたりするのでおすすめです。
野菜を上手に育てるために、追肥やアブラムシなどの害虫の駆除などには特に気を付けています。今は、病害虫に強い苗なども出回っているので、水遣りと追肥さえしっかりしていればたくさん収穫できると思います。ぜひ頑張ってみてください。
ミニトマトは育てやすい
我が家は、夫、息子、娘、私の4人家族です。ベランダ菜園は3年ほど前から始めました。子どもたちに新鮮で安心な野菜を食べさせられたら良いなという考えで、始めてみたのがきっかけです。
現在は、ミニトマト、大葉、ミョウガ、ししとう、ハーブを育てています。家庭菜園1年目では、水をあげすぎてしまったために根元が弱くなってしまったり、虫が付いてしまったりと失敗が沢山ありました。
今はその経験を活かし、土の渇きの状態を見て水をあげたり、虫が付かないようにハーブを一緒に育ててみたりと工夫して育てています。私は家庭菜園を始めて3年なので、アドバイスできることが多くありませんが、限られた小さなスペースで栽培できる野菜、かつ子どもが好きな野菜を多く選んでいます。
子どもと一緒に野菜を栽培できるのがとても楽しく、収穫した野菜を進んで食べてくれるので母としても嬉しいです。特におすすめの野菜はミニトマトです。栽培するのはとても簡単で、沢山実がなりますよ。
子供の野菜嫌い克服にも効果あり
息子が保育園で育てているという大葉をもらってきました。とても大きく葉がしっかりしていて香りも良い大葉でした。大葉は買うと結構値段が張りますし、暑い時期は冷ややっこやそうめんの薬味にぴったりなので、家で育ててみることにしました。
去年は水栽培のチューリップが綺麗に咲いたので、2016年はベランダで家庭菜園デビューです!とりあえず初心者なので大葉だけ植えてみました。うちのベランダは昼からしか日が当たらないので、なるべく長く日が当たるように朝は玄関先に、昼はベランダに移動して水やりをしました。
残念ながらこれが良くなかったのか、大葉は日を当てすぎてちょっと硬くなってしまいました。大葉(青じそ)は強い日差しが苦手で、半日ほど日が当たる「半日陰」での栽培が良いみたいです。次に種をまく時には、ベランダに置きっぱなしで半日程度の日当たりにしたらとてもおいしくできました。
日当たりの良いご家庭の方は、強い日差しが当たり続ける場合は日陰に移動するか、遮光してあげると良いと思います。やはり自分で育てた野菜は美味しいですね!息子は大葉があまり好きではありませんでしたが、自分で採った大葉は嬉しいみたいで、ちゃんと食べてくれるようになりました。子どもの野菜嫌いを直すのにもベランダ菜園は良いみたいです。
甘いトマトが食べたくて
娘二人と暮らす、シングルマザーです。娘が小学校に入学して間もなくは、小さなベランダに朝顔がありました。でも娘が成長して持ち帰ってくる花がなくなったのをきっかけに、プランターでトマトを育ててみました。4年前のことです。
私の実家が昔は農家だったので、スーパーのトマトが味気なく感じ、完熟トマトを目指してみました。ベランダで実がなって喜び、赤くなって喜びと、毎朝カーテンを開ける度に娘が大声をあげ喜んでいます。
娘が喜んでいる野菜が、夏の雨に負けないように天気予報を気にして室内に入れたり、肥料をあげたりしてみました。私の場合はマンションだったので、雨水と一緒に土が外に流れ、近隣に迷惑がかからないように気をつけました。
ハーブは手間もかからず強い植物なので、いろいろな種類を植えて楽しんでいます。使う分だけ収穫できるのは、ちょっと贅沢な気分を味わえます。
大葉を育てています
主人、私、2歳の娘の3人家族です。プランター菜園は約1年前からしています。私はもともと大葉が大好きで、よく春巻きやサラダ、彩りとして使うのですが、買うのがもったいないと感じるようになり、それなら作ってみようと思ったことがきっかけです。
現在作っているのは大葉のみですが、本当に世話いらずで楽なので、もっと早く育てていればよかったと思っています。春から夏にかけて種をまいて、直射日光が当たりすぎないようにして育てるだけで良いので楽です。
ベランダ菜園は、想像よりも小さく育つことも多々あるので、私のように初心者でも育てやすい野菜から始めるといいかもしれません。自分で育てると、よりその野菜が美味しく感じ、香りもいいのでおすすめです。
ねぎとミニトマト
私の家族は旦那と息子の3人家族です。小さなベランダですが、日当たりがいいので、プランター菜園を作っています。結婚して2010年くらい、子どもが生まれる前から買ってきたネギの端を植えたりして育てていたのですが、子どもと一緒に育てたいと思ってすぐに収穫できるミニトマトを植えることにしました。
だいたい、ネギとトマトは必ず植えていて、それにピーマンやサニーレタスなどを育てています。子どもに水やりを手伝ってもらいながら、こまめに肥料をあげたり、雑草や余分な葉っぱを取って、日がよく当たって栄養がいきわたるようにしてあげると、上手に育てることができます。
花が咲いたら、手で軽く揺らすようにして自家受粉を手伝ってあげると、実がつきやすくなります。難しく考えずに、まずは育てやすいものを選んで気軽に始めたらいいと思います。自分でつくった野菜は子どもも食べてくれますよ。
ピーマンがおすすめ!
夫、私、実母、息子(4歳)、娘(0歳)、猫2匹で暮らしています。ベランダ菜園は2013年頃から始めました。夫の実家でベランダ菜園をやっていたこともあり、我が家でもチャレンジしてみることにしました。
育てている野菜は、トマト、ピーマン、ナス、キュウリ、甘長唐辛子、大葉です。だいたい1回に行なうのは2種類を2個ずつプランターで育てています。春先〜夏前にホームセンターなどで苗を購入しています。
上手く育てるには、1苗を1プランターで育て、日当たりや、苗同士が密集しないように間隔をあけて通気性を良くしてあげることです。畑で作るわけではないので、ベランダやプランターでは育てるのが難しかったりするものもあるので、最初は育てやすい野菜や果物から始めてみると良いと思います。
ベランダ菜園をすることで、息子が水やりをしたり、苦手なピーマンも収穫を楽しみにして食べてくれました。また、新鮮な野菜を採る前に収穫して使えるので美味しく食べられます。ぜひ、色々な野菜にチャレンジしてみてください。
レタスを水耕栽培
旦那と子ども2人の4人家族で、少しでも食費節約のため始めました。レタスは、お弁当などの彩りにちょこっと使うことが多いので、家庭菜園で育てられたらいいなと思いました。ベランダが汚れてしまうのが嫌だったので、土を使わないで育てられるサニーレタスの水耕栽培を2014年頃からいろいろ勉強して始めました。
上手に育てるため、初めにしっかりと水につけて発芽させます。この時に種が乾かないように気をつけることで、発芽率が上がりよく育ちます。あとは日の光を当ててあげればたくさん育ちます。また土からの栄養が摂れないので水耕栽培用の液体肥料を与えて育てます。
ベランダでは、虫対策のためネットをかけてあげるといいです。よく育ってくれますし、収穫の喜びはとても嬉しいです。それほど難しくなく専門的な設備もいりませんし、身近な物を工夫することで簡単に始められるのでお勧めです。
虫除け対策にはバジル
現在野菜嫌いの小学生と幼稚園児がいます。とにかく生野菜が大嫌いです。トマト、キュウリがサンドイッチの中に入っていても取り除いて食べるほどです。
そこで、実際に自分で育てたものなら食べるのかしら?と思い、ベランダで家庭菜園をしてみることにしました。最初の年、鈴なりになったミニトマトの収穫に大興奮で、これは食べるかと期待大でしたが、なんとまぁそのトマトの皮の硬いこと!家族で私以外は誰も食べないほどでした。
そこで2年目、ミニトマトではなく普通サイズのトマトに挑戦。土もちょっとお値段が高めの野菜用土にし、生育期にはハイポネックスを使いました。出来はまあまあ。栽培過程の楽しみも含めれば満足というくらいの出来でした。
そして三年目の今年の夏、虫除け対策にコンパニオンプランツとして知られるバジルを一緒に植え、苗もホームセンターではなく農協で生産者のわかるものを購入しました。結果、もちろん市販品のようにはいきませんが十分に楽しめましたし、何と言っても子どもが収穫を楽しみにして、そして少しは食べるようになりました。バジルも丈夫で世話いらずです。とても満足しています。
彩が欲しい時に便利
主人と小学生の息子の3人で暮らしています。初めてプランター菜園を始めたのは2008年の春でした。当時、海外で暮らしていたためハーブは豊富に手に入る一方、青じそは簡単には手に入らずとても貴重でした。
そこで、青じその種を自分で植えてプランターで育てることにしたのが最初でした。その後、買ってきた青ネギに根がついていたので、青ネギもプランターで育てました。最初は本当に簡単なものから始めました。
現在は日本で暮らしているのですが、春から夏にかけて青じそ、ミニトマト、ラディッシュ、サラダ菜をプランターで育てています。スペースに限りがあるので、育てているのはこの4種類ですが、少し彩が欲しい時などに便利で本当に重宝しています。
私は、プランター菜園の時には必ず肥料がたっぷり入った土を選ぶようにしています。また、プランター菜園に向いている種類を選ぶ、苗が売っているものは種ではなく苗から育てるようにしています。あとは、水やりを欠かさず、愛情をもって育てるようにしています。
これからプランター菜園を始められる方は、とにかく簡単にできるものから始められることをおすすめします。自分で種や苗から育てたものを収穫していただくときは本当に幸せで、この上ない喜びを感じていただけると思います。
ゴーヤーが豊作
我が家は、会社員の主人と専業主婦の私、中学1年の息子と小学5年の娘の4人家族です。我が家がベランダで本格的にプランター栽培を始めたのは2011年です。夏場の省エネ対策の一環として、初めて作ろうと考えたのがベランダのグリーンカーテンです。その中でも食材にもなるゴーヤーを選びました。
ゴーヤーは元々あまり手をかけなくても育つ野菜です。そのため最初の土づくりで肥料を混ぜながら頑張りましたが、それ以降、根腐れしないように気を付ける程度で立派なゴーヤーができました。
それ以降ゴーヤーを中心に、ミニトマトや枝豆、ナスやピーマン、ハーブ類などを育てています。ベランダ菜園を始めるのなら、最初は苗から始めるのが無難です。あとは最初の土づくりはしっかり行うようにすると良いですよ。
パセリは初心者におすすめ
夫と、1歳の息子と3人暮らしです。今年の春から、ベランダでパセリを育てています。きっかけは、お花屋さんで切り花を買った時に、横においてあったパセリの鉢植えが目に入り、1鉢100円と安かったことから、「ベランダでも育てられますか」と店員さんに聞いたことです。「パセリは虫もつきにくく、初心者向けですよ」と店員さんに勧められたので、始めました。
家庭菜園用の土を購入し、プランターに入れて育てています。これらも各100円だったので、合計300円で始められてとても手軽です。基本は毎日の水やりだけでOKです。逆に水やりをサボってしまうと、すぐしなしなっとなってきてしまうので必須です。パセリは、これからベランダ菜園を始めたいという初心者の方におすすめです。気軽に始められます。
ミニトマトさん大好きだよ
主人と私と4歳の息子の3人暮らしの我が家。2015年から息子の教育と節約、それと主人の趣味でベランダ菜園を始めました。主人の趣味とは言え、主に育てるのは私です。育てるのは、初心者でも育てやすいミニトマトにしました。
土選び、苗選び、植えるところまでは主人が担当。毎日の水やりと観察は、私と息子が担当になりました。初めて育てる野菜に興味津々の息子。水やりを忘れそうな私が、時々叱られることもあります。
水やりをする時には、「頑張れ、大きくおいしく育ってね」と一生懸命話しかける息子。ミニトマトさんに「大好きだよ」と言っている時には思わず笑ってしまいました。この息子の愛情たっぷりの言葉こそが、上手に育てる秘訣だと思っています。
私もまだまだ初心者ですが、ベランダ菜園にはやはり愛情が大事です。これから始める方は、好きな野菜を大事に愛情たっぷりに育てていただきたいと思います。きっとおいしく育ってくれますよ。
虫が嫌いな人は葉物に注意
家族は夫婦と子ども二人の四人家族です。男の子が二人います。ベランダのプランター菜園は6年くらい前に始めました。子どもが野菜嫌いなので、やってみると良いかと思いました。
毎日水やりをするのが子どもの仕事です。ミニトマト、ゴーヤ、パプリカ、ピーマンを育てたことがあります。今は、パセリやハーブ類も部屋の中にあります。あまり水をたくさんやりすぎて枯らしてしまったこともあります。適度に土が乾いてから水やりをすると良いです。子どもは毎日水をやりたがるので、少しずつやらせています。
ジャガイモなど、なんでも野菜はベランダのプランターでできますが、虫が嫌いな人は葉物野菜はやめたほうがいいかもしれません。ラディッシュを植えた時に葉っぱが芋虫によって全滅してしまいました。