赤ちゃんがよく笑う育て方に関する記事

『赤ちゃんがよく笑う育て方は妊娠中から!笑顔で脳も活性化』

赤ちゃんをよく笑う子に育てるためのポイントを妊娠中、育児中ともに徹底解説!また、笑いの効果についても紹介します。

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赤ちゃんがよく笑うための妊娠期からの育て方/笑顔の効果

パパやママがどんなに疲れたときでも、赤ちゃんの笑顔を見ると癒されますよね。でも、赤ちゃんは勝手に笑うようになるのではなく、赤ちゃんがよく笑うようになるのもパパやママ次第なのです。

そこで、よく笑う赤ちゃんにするための育て方や環境妊娠中にできることなどを考えるとともに、笑いによってどのような効果がもたらされるのかについて解説したいと思います。

赤ちゃんが笑うのはいつから?

個人差もありますが、生後2~6カ月頃になると、赤ちゃんはママやパパなどの身近な人と他の人を区別し、自分の気持ちを表現しようとして笑うようになります。これを「社会的微笑」と言い、赤ちゃんが人間関係を築くための基礎になります。

それ以前の赤ちゃんの笑顔は「生理的微笑」と呼ばれ、赤ちゃんは笑おうとして笑っているわけではなく、本能的に笑っているのです。本能で、ママに可愛がってもらうための術がわかっているのでしょうね。

よく笑う赤ちゃんに育てるための7つのポイント

生後2週間を過ぎる頃になると、赤ちゃんは共感力を働かせるようになります。そのため顔や体を思い通りに動かせるようになってきたら、ママやパパの働きかけ次第でよく笑う赤ちゃんに変わりやすいので、次のポイントを試してみましょう。

パパとママがいつも笑顔でいる

赤ちゃんの脳には、目で見たものを真似する仕組みがあります。ですから、パパやママが笑いかけると、赤ちゃんも笑おうとするのです。また、あまり反応のない新生児期でも、笑顔に触れる機会が多ければ多いほど、可愛がってもらっていることを認識し、「笑う」ということが役に立つ表情であることがわかってきます。

たくさん話しかける

とにかく赤ちゃんに積極的に話しかけましょう!内容は何でもOK。「今、ご飯を作っていますよ~」など自分のしている行動を言うだけでも良いでしょう。楽しそうに話しかけることがポイントです。

パパやママが話しかけることで、赤ちゃんも声を真似しようとします。赤ちゃんは声を出す真似をしようとして、「喃語」と言う赤ちゃん言葉のようなものを発するようになります。
これは、赤ちゃんがおこなう最初のコミュニケーションであり、パパやママが喃語に対して反応を示してくれることで、自分の気持ちが相手に伝わるということを学びます。コミュニケーションが上手に取れることで赤ちゃんは嬉しくなり、自然と笑顔が増えるようになります。

赤ちゃんの行動にオーバーな反応をする

赤ちゃんは、自分の行動に対してパパやママが反応してくれると、その反応を楽しみに待つようになります。「楽しみに待つ」という気持ちを表現しようと、赤ちゃんはパパやママに笑いかけてきますよ。

逆に、パパやママの反応が乏しいと、泣いたり拗ねたりしてしまいます。赤ちゃんが手を叩いたら、「わぁ!上手だね」と一緒に拍手するなど、赤ちゃんのちょっとした行動に対しても、赤ちゃんが満足してくれるような大げさな反応をしてあげられると良いですね。

スキンシップをとる

パパやママとのスキンシップが多いと、赤ちゃんの中で「オキシトシン」というホルモンの分泌が促されます。このホルモンによって安心感が得られ、赤ちゃんの情緒も安定し、社会性も高まるので自然と笑顔が増えます。

抱っこしたり抱きしめたり、膝の上に座らせたりでOK。短い時間で無理のないスキンシップでも、充分効果はありますよ。

いろいろな刺激を与える

生後3ヶ月頃は、赤ちゃんの視力は0.04~0.08ほどです。近くのものや人の形がぼんやりとわかる程度しか見えていないのです。そのため、視覚だけでなく聴覚や嗅覚、触覚などの感覚を使って刺激を受けているのだとか。

そこで「いないいないばあ」をしてみたり、くすぐってみたりしてみましょう。いろいろな刺激を受けることが赤ちゃんにとっては楽しいので、笑顔をたくさん見せてくれるでしょう。

赤ちゃんの発する音を真似する

「音」とは、必ずしも声だけとは限りません。鼻や口から出した息の音、唇を重ねて出す音なども真似してあげましょう。赤ちゃんにとって、音を真似されることは気持ちが通じていることだと受け止め、嬉しくてたくさん笑うようになるのです。

赤ちゃんが笑ったら必ず反応を返す

赤ちゃんが笑うと、パパやママも自然と笑顔になることと思います。そんなパパやママの「嬉しい」「楽しい」表情が返ってくることで、赤ちゃんは「笑うと良い反応を返してもらえる」と学び、ますます笑顔が増えることでしょう。

逆に、忙しくて赤ちゃんが泣いたときにしかかまってあげられないと、泣くことでしか周囲の関心をひくことができないと考え、赤ちゃんはよく泣くようになってしまう場合もあるので注意が必要です。

よく笑う赤ちゃんに育てるために妊娠中にできること

妊娠中はママのストレスが胎児に「ストレスホルモン」として受け渡されてしまいます。そのため妊娠中のママの気持ちは、よく笑う赤ちゃんに育てるためにとても大切です。

「私が我慢すれば丸く収まる」などと考えて非妊娠時のようにストレスを溜め込まず、よく笑う赤ちゃんに育てるためにも妊娠中からストレスを溜め込まないように心掛けましょう。

お腹の赤ちゃんに話しかける

妊娠中、母体から分泌されるホルモンは、胎盤からへその緒を通じて赤ちゃんにも伝わります。ママが幸せを感じていると、幸せホルモンが赤ちゃんにも流れていくのです。赤ちゃんの誕生を楽しみに待っている幸せな気持ちを、お腹の赤ちゃんに語りかけてみましょう。

赤ちゃんにママの声と幸せホルモンが伝わることで、ママの声が幸せなものと認識され、生まれてからもママの声に対してたくさん笑ってくれるようになりますよ。

チョコレートでよく笑うって本当?

フィンランドのヘルシンキ大学は、実験によって「妊娠中のチョコレートの摂取により、よく笑う赤ちゃんが生まれてくる」と発表しました。
これは、チョコレートを食べることで母体のストレスが軽減されたり、「フェニルエチルアミン」という気分を高揚させるホルモンが分泌されたりすることで、赤ちゃんに良い影響を及ぼすことが理由ではないかと考えられたためです。

ただし、チョコレートには妊娠/授乳中の摂取に注意が必要なカフェインや、体重増加の原因となる脂質も含まれています。特にカフェインは、一日の総摂取量がオーバーしてしまうことで、発育不全など命に係わる可能性も報告されているのだとか。

妊娠中にチョコレートを食べたい場合には、一日のカフェインやカロリーの総摂取量に注意が必要でしょう。あまり神経質になりすぎるのもよくありませんが、不安な場合には主治医に相談すると安心でしょう。

よく笑うことで脳が活性化?!笑いの効果とは?

笑うことで、赤ちゃんの脳にもさまざまな効果をもたらします。例えば、脳の「海馬」という器官は記憶や学習能力に関わる大切な器官ですが、笑うことでその海馬の容量が増え、学習能力や記憶力がアップすると言われているのです。

また、笑うことにより「アルファ波」という脳波が増え、脳をリラックスさせたり、意志や理性を司っている大脳新皮質の血液量を増やすため、脳の働きが活発になったりするので、脳が大いに活性化するというわけですね。

この記事を書いたライター

小笠原蓮香

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。