妊婦の昼寝のしすぎは危険?汗だくの原因は?先輩ママの体験談
妊婦さんの中には、妊娠前はそんなことはなかったのに、妊娠してから急に昼間も眠気に襲われることが多くなり一日中眠かったり、つわりで辛かったりといった理由から昼寝をする人も少なくありません。
昼寝の後に体がだるいとか頭痛がするとか、あるいは汗だくになっているなど、これまでにない異変があれば「お腹の赤ちゃんに良くないかも?」と不安に感じることもあるでしょう。
こちらでは、妊婦が昼間眠くなる理由、昼寝中の汗対策、夜眠れない時の対策、妊婦さんの昼寝体験談をご紹介します。不安を解消するためにも妊婦さんの睡眠について知り、上手に昼寝タイムを取り入れながら、快適なマタニティライフを送りましょう。
妊婦が日中眠くなる理由と昼寝のとり方
妊娠初期に日中の眠気が強くなる理由は、プロゲステロンという女性ホルモンの影響によるものです。プロゲステンが増加する妊娠中は体温が高くなり、非妊娠時の約2℃の体温のメリハリが0.5℃程度になってしまいます。そのため昼夜の区別をする体内時計が狂って眠気に襲われる「眠りつわり」に苦しむ人もいます。
妊娠初期の無理は禁物。つわりの時期は眠れるときに寝るなどして、無理をしないように心掛けましょう。
妊娠中期は比較的落ち着きますが、妊娠後期に入ると不眠に悩まされて昼間は眠気に襲われ、昼寝が必要になる妊婦さんが増えます。不眠の原因は子宮の増大・収縮や胎動、頻尿、腰痛などの影響。こうした妊娠に伴う現象で睡眠中に途中で目覚めやすくなるため、日頃から夜間に質の良い睡眠をとれるようになるための心掛けが大切です。
夜の睡眠不足を補うためにも、15時以前なら30分以内の短時間の昼寝をしても問題ありません。ただし長すぎる昼寝は血行が滞り片頭痛などの頭痛や体がだるくなる倦怠感を招き、体内時計を狂わせて夜の不眠を引き起こしかねませんので注意しましょう。
妊婦の昼寝は太る元?
妊娠中期後期の昼寝のし過ぎは不眠だけでなく運動不足を招き、太ることで健康に支障をきたしかねません。昼寝のとり方に注意し、出来るだけ無理をせず軽い運動を取り入れるなどして、メリハリのある生活を心掛けることが大切です。(注1、3)
妊娠中は汗だく!?昼寝中の汗対策
昼寝を習慣にしている妊婦さんにとって、厄介なのが睡眠中に汗をかいてしまうこと。妊娠すると基礎体温が高くなるため、当然汗もかきやすくなります。こまめに拭くようにして常に肌を清潔に保ち、少しでも快適に過ごせるように心がけましょう。
温度や湿度をコントロールする
人間は汗をかいて体を冷やすことで体温調節を行っていますので、発汗は体温調節のための重要な機能です。ですが昼寝中の汗は妊婦さんでなくても嫌なもの。脳が指令を出して汗をかきますので意志でコントロールすることはできませんが、発汗の原因を減らすことで多少は汗の量を抑えることができます。
まずは寝室や寝床の温度や湿度。高すぎると体温調節のために汗をかきやすくなります。日中は特に室温が上がりますので、昼寝の際は寝室や寝床の温度や湿度をコントロールし、汗をかく必要がない快適な環境をつくって気持ちよく昼寝をしましょう。
またストレスも汗の量を増やすと考えられていますので、妊娠中は特にストレスを減らして心穏やかに過ごすように心掛けましょう。
昼寝の際は通気性の良い服に着替える
昼寝中に汗だくになってしまうのを防ぐには、短時間の昼寝でも通気性の良い服に着替えることをおすすめします。コットン製のTシャツなどに、マタニティ用パジャマのパンツ(ズボン)など出来るだけ通気性が高く、熱がこもりにくい服装がよいでしょう。リラックスできる服装が安眠に繋がります。
昼寝で夜寝られなくなった!そんな時は?
昼間に襲われる猛烈な眠気に勝てず、1~2時間昼寝をした。でも夜寝られなくなった。さて、そんな時はどうしたらよいのでしょう?
日中昼寝をして気分がスッキリし夜寝られない場合は、無理して眠ろうとしなくてもそれほど問題ありません。ただし朝起きたら日頃の生活を見直して、快眠を目指すことが大切です。
眠れないことを気にしすぎない
6時間以上8時間未満の範囲が、私たちに必要な睡眠時間と考えられていますが、その睡眠時間には個人差がありショートスリーパーもいれば、ロングスリーパーもいます。
一般的に日の長い季節には睡眠時間が短くなり、日の短い季節には長くなります。このように季節によっても睡眠時間は変化していきますので、夜充分に眠れない時があってもあまり気にしないほうがよいのです。
特に妊娠中の不眠はコントロールが難しいので、日中の過ごし方に気をつけていても眠れない日はあります。ホットミルクや白湯などの温かいものを飲んだり、ヒーリングミュージックを聴いたりしてリラックスしましょう。
日頃から冷えに気をつける
人間の体には手足の体温を上昇させて体内の熱を放出することで、体温が下がり眠くなるという仕組みがあります。ところが冷え症で手足がいつも冷たいと、体温調節に時間がかかり夜の寝つきが悪くなりやすいと考えられていますので、日頃から手足の冷えには気をつけ、冬の外出時は手袋をするなどの配慮を行いましょう。(注2)
入浴は寝る2~3時間前までに済ませる
入浴後も体温が高くなるため眠気が起こりにくいです。入浴は寝る2~3時間前に済ませるようにし、暑過ぎない快適な室内環境を作って、眠気が訪れたらすみやかに布団に入るようにしましょう。
またスマホは寝る1時間前にはやめるようにしましょう。
身体の変化に要注意
妊娠中の睡眠の変化は体を休めて新たな命を育んでいくためのしくみですが、夜は足がムズムズして眠れなかったり、睡眠中のいびきがひどくて呼吸が止まったりしているようであれば、「むずむず脚症候群」や「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
どちらも妊娠がきっかけとなる病気。特に睡眠時無呼吸症候群は妊娠の継続や赤ちゃんの発育に害を及ぼす恐れがありますので、心配な場合はアプリで夜中のいびきの様子を確認してみるとよいでしょう。(注1)
「いびきラボ」
睡眠中のいびきを録音して聞くことができます。いびきの程度も確認でき、継続していびきデーターを収集できます。ただし夫婦二人ともいびきをかく場合は、どちらのいびきも録音されてしまうことがありますので、録音する日は別室で寝るなどの対策をとるようにしましょう。
妊娠中の日中の眠気があまりにもひどすぎる場合は、一度睡眠外来を受診してみるとよいでしょう。
妊婦さんの昼寝体験談
妊婦さんに昼寝に関する体験談を集めたところ、多くの人が妊娠中は昼寝を習慣にしていたことがわかりました。やはり昼寝をすると夜寝られない人もいますが、そんな時も皆さん色々工夫しているようです。汗だくにならないための対策なども参考にしてみましょう。
妊娠中はどうしてもホルモンバランスのせいで眠くなる
妊娠中はとにかく眠く、ほとんど毎日昼寝していました。朝起きて夫を送り出し、二度寝。昼起きてご飯を食べてまた昼寝。夕方起きても夜も早めに寝ているくらい大半を寝て過ごしていました。昼過ぎの昼寝を長く取りすぎて夜の寝付きが悪い時は、生姜湯などの温かい飲み物を飲んでリラックスしていました。
妊娠中は代謝が良くなっているので昼寝後に汗だくになっていることはよくありました。そういう時は軽くシャワーを浴びたり、寝る前にはベッドの上にバスタオルを敷いたりして汗を予防しておきました。
短時間ですっきり寝る時には大きなビーズクッションが神アイテムでした。横にならずに座るようにして寝られるのでベッドで寝るよりも、すっきり起きることが出来ました。
妊娠中はホルモンバランスの乱れでどうしても眠くなってしまう時も多いかと思います。そんな時には体の欲求に従って寝てしまうほうが体も疲れず良いと思います。家事をやる時間が無くなるのはデメリットですが一時的なものと割り切って昼寝してしまうほうが楽です。
お昼寝は大事。
妊娠中はつわりが酷かった為、嘔吐で体力を奪われていたせいもあり昼寝はかかせませんでした。午後に寝ると、夜眠れなくなるので私の昼寝は午前中でした。主人が会社に行くのを見送った後に、家の掃除をしてから昼寝していました。時間は2時間弱です。午前中に寝ることで、夜眠れなくなることはありませんでした。
エアコンを使い、室内温度を適温にして寝汗をかかないように努力しました。短時間でもより良い睡眠を取るためにも、電気代がかかっても室温を適温にしていました。
お昼寝のメリットは、妊娠中は妊娠前と違い体力が落ちているし抵抗力も落ちているので体力温存の為です。デメリットは、夜の睡眠で質の良い睡眠が出来なくなることだと思います。お昼寝は、ほんの少しでも元気になれるので妊娠中にのんびりゆっくりお昼寝して下さい。
妊婦の昼寝について
1人目の妊娠中は切迫早産になり、早めに産休にはりました。なので、朝散歩30分程度して、少し横になって、昼食を食べて、昼ドラ見て、昼寝の流れでした。1日に多い日で二、三時間寝ました。昼寝した事で夜寝られないことはあまりなかったです。
妊婦になると常に眠い気がします。1人目は真夏に臨月だったので、少し昼寝しただけでも汗だくになりましたが、涼しい服装でエアコンを適度につけていました。2人目の時は保育園のお迎えなどもあり、時間が決まっていたので、短時間でも休めるように散歩やヨガをがっつりしてお昼寝をするようにしました。
お昼寝は別に悪いことではないと思います。やることはしっかりして、お腹の赤ちゃんのためにも適度に体を動かし、休ませるという意味でお昼寝は大事。眠い時は寝ていいんです。赤ちゃんが寝ている時間にお母さんもしっかり寝られるとお母さんも負担なく寝むれるんだと思います。
妊婦さんのお昼寝、うたた寝
お仕事が休みの日はいつも昼寝していました。朝の家事が落ち着く10時頃と午後に休憩兼ねて昼寝。眠くない時でも横になっていましたよ。10分位うたた寝の時もあれば、3時間位寝る時もありました。
妊娠中は「眠たいな、疲れたな」というのがどうにも我慢できず、やっている事を中断して昼寝することも多かったです。(仕事中も周りに共有してデスクで寝て、休みの日はほとんど1日寝ている時もありました)夜眠れない時は、イヤホンでラジオ聞いていましたね。
クーラーの中で毛布、暖房の中で半袖など、汗をかかないように環境設定していました。それでも汗だくで起きることあったので、こまめにシャワー浴びていました。服や寝具など肌に触れる部分は、パイル地やガーゼ素材など汗を吸ってくれて呼吸が出来る素材を選びました。そうすると10分のお昼寝でも気持ちよく目覚められましたよ。
妊娠期は意外と無理してしまいがちなので、昼寝は必須です!こまめに休むことで、元気で幸せな妊婦生活が遅れると思います。ただ、仕事も家事も滞ります。だから、仕事も家事も効率化は必要かも。でも赤ちゃんが生まれたら休めません。だから、10分の時間で眠れるコツを掴んでおくのも大切かも♪自分のタイミングでお昼寝出来るってすごく幸せです、今のうちです!たくさん寝て、お腹ナデナデして、お腹の赤ちゃんとの一体感を堪能してくださいね。プレママだけの特権です♪
お昼寝で体力回復
今妊娠8カ月ですが、毎日のお昼寝がなによりも楽しみです。少ない時は1時間程度ですが、目覚ましもかけず思いっきり寝られる時は4時間ほどお昼過ぎから夕方まで寝ています。昼寝をしてもしなくても、夜は眠れず、睡眠不足になり体調が悪くなってしまうため、夜は無理に寝ようとせず布団の上で本を読んだりゴロゴロしたりしています。
お昼寝をしてすごく汗をかいた時には、すぐに着替え体を冷やさないようにしています。短時間でよく眠れるようにするために、抱き枕を愛用しています。シムスの体位を作るようにすることで、体が楽な状態で横になれます。
お昼寝のメリットは、体力回復ができ、夕方からの忙しい時間を乗り越えられますが、デメリットとしては、昼夜逆転になってしまう事です。私は、赤ちゃんが産まれるまでは好きな時に好きなだけ寝られる最後のチャンスだと思っているので、眠い時には思いっきり寝て体力回復をしても大丈夫だと思っています。
妊娠中の過ごし方、昼寝について。
私は妊娠中とても眠くてたくさん昼寝していました。朝起きて主人を仕事へ見送り、出来る家事をゆっくりやり朝食を食べたあとはお昼まで2時間ほど昼寝。起きて昼食を食べ、また眠たくなり2時間ほど昼寝。起きてゆっくり夕飯の支度をする毎日でした。
夜寝られなくなるかもと思い、昼寝を我慢した日もありましたが、いつもより疲れやすくてしんどかったので我慢せず寝るようにしました。ちょっと昼寝しすぎて夜寝付けない日は温かいお茶を飲んでゆっくり映画や録画したテレビ番組を見ていました。
昼寝するときは、抱き枕を抱いて横向きに寝るのがラクで寝やすかったです。お腹を冷やさないようにと汗をかいたらすぐ着替えることを心がけていました。
眠くなるのは赤ちゃんから「少し休んで」というメッセージだと思います。こんなにだらだらしてばかりと自分を責めず、たくさん昼寝して良いと思います。
寝る母の赤ちゃんは育つ
妊娠初期では、アルバイトから帰って来て軽食をとるとすぐに胃もたれが始まり、体を起こしていられないのでリビングの座椅子で体を横たえるという感じでした。つわりの影響で一日中横になっていました。
妊娠中期になり、つわりがおさまったのですが眠気は一層強まりました。お休みの日は、朝食を食べては2時間寝て、ちょっと家事をしては2時間寝て、3時頃に遅い昼食をとってはまた寝て…夕方に夫から帰宅のLINEが来る時にやっと起きて、簡単に夕食を作り、夕食後にまた2時間ほど座椅子で寝ていました。夜は、11時頃にまた布団で寝直すのですが、午前3時頃に夜間頻尿で起きていました。
眠れない時には、日中眠気のせいでできなかった皿洗いや歯磨き、眉毛を整える、シャワーを浴びるなどをして、気分をスッキリさせてから再び寝直していました。また、暑くて汗だくで寝られないことがないように、靴下やパジャマの下は脱いで寝ていました。短時間でもよく眠ることができるよう、枕元の手の届く範囲にペットボトル等で水を用意しておきました。妊娠中は喉が渇きやすいので、水分補給の度に体を起こすのが勿体無いからです。
妊娠中の昼寝は、メリットしかないと思いますよ。お母さんが無理なく、ゆったりリラックスしていられることで、お腹の赤ちゃんへ良い影響を与えられると思います。
妊婦の睡眠について
妊娠中は安定期以降、とにかく眠くて暇さえあれば寝ていました。お昼ご飯を食べて1時間ほどソファで寝て、起きておやつを食べてまた1時間ほど寝てというかなりグータラな生活です。
夕方になると主人の夕飯を作らなくてはいけないため、身体と脳が自然と動き出し眠気は覚めます。昼寝をしすぎると、夜眠れなくなることがありますが、トータルの睡眠時間が確保できていれば問題ないだろうと開き直ってスマホをいじったり本を読んだりしてしまっています。
昼寝で汗をかいてしまうときは、こまめに水分補給と下着を変えて清潔に保っています。お腹が大きくなるとどうしても睡眠の質は下がってしまいがちですが、お気に入りの寝具を使用するなど(私の場合はテンピュールです)、快適に眠れるようにしています。また、腰から頭にかけて少し傾斜をつけてあげると寝やすいので、布団やマットを重ねて敷いてみると良いと思います。
昼寝のメリットは強いて言えば、夜眠れなくなるというデメリットをあまり感じなくなることかなと思います。睡眠時間は昼寝で確保できていると思えば気も楽になります。あまり神経質にならず、穏やかな気持ちでマタニティライフを送りましょう。
妊婦さんは昼寝も大切
私の場合、妊娠中は昼寝をしていました。と言うか、余りの眠気に負けて寝てしまっていたような状態でした。時間にしては1~2時間ほど。お昼ご飯の後、13~15時頃が多かったように思います。
昼寝をする事で夜眠れないと言う事はあんまり無かったのですが、眠くない時は眠くなるまで寝ない!と、旦那には悪いのですが、好きな様にさせてもらっていました。
昼寝の時は暑くて汗だくになってしまうと眠りが浅くなるので、気温や着ているものにも気をつけて(綿や汗を吸いやすい物を着る)、短時間でもよく眠れるようにしていました。他にも短時間でもソファでなくベッドで寝るなど、ちょっとした事ですが、それが寝起きのスッキリに繋がっていた様に思います。
妊婦さんはとかく眠気に襲われがちとよく聞きますし、私も友人もそうでした。お仕事があって出来ない人は仕方ないですが、少しでも寝るだけでも身体は楽になりますし、頭や気持ちもスッキリするのでメリットは限りなくあると思います。
デメリットと言えば、家事が進まない事かと思いますが、その時くらいは旦那様には目を瞑って貰っても良いかと(笑)
昼寝ばかりしていても良いのかなと今現在悩んでいる妊婦さんがいたら言ってあげたい!出来る人は「身体は睡眠を求めているのだから仕方ない!」と開き直っても良いくらい、お昼寝にはメリットがありますよ。
妊娠時の昼寝スタイル
妊娠中はほぼ毎日昼寝していました。大体1~2時間程お昼過ぎに寝ていました。妊娠初期のほうが比較的寝ていて半日以上寝ていたと思います。妊娠中は何故か昼寝をしても夜もぐっすり寝られました。
昼寝をすると寝汗を書きやすいので、出来るだけ薄着で起きたら下着も全て着替えるようにしていました。昼寝で少ししか寝られない時も「今日は昼寝をする」と決めた日は、出来るだけ携帯やテレビはつけず軽くストレッチなどをしてゆっくり布団に入るとぐっすり短時間で寝られます。
妊婦さんは妊娠しているだけで普段と違う体調なので身体が凄く疲れていると思うのでちょっとした事もすごくしんどく感じますので、ちょっと休憩を入れる感じにお昼寝しても大丈夫だと思います。
私も寝てばかりでしたが、元気に産まれてきました。寝すぎて大丈夫かな?なんて心配する方が余計に負担をかけるので病院で診てもらい体調に問題がないなら好きなだけ寝てもいいと思います。