産休メッセージに込めたエールは届く!職場の人からの感動の一言
産休に入る妊婦さんへのメッセージには心温まる励ましの言葉が多く、職場関係者からの一言を見て「復職する励みになった」と感動する女性は多いです。
その反面、妊娠中の女性は不安定になりがちなので、何気ない一言に傷ついてしまうことも。NGワードやコツなどはあるのでしょうか?
産休メッセージはポジティブな内容で書くのが原則!書き方に悩んだ場合は、同僚や後輩、上司など職場の人間関係をわきまえて文章を作るとスッキリとまとまります。
後輩から先輩に産休メッセージを書くコツ!日々の感謝を盛り込む
産休メッセージをお世話になった職場の先輩に贈る場合は、日々の感謝の気持ちを文面に盛り込むのがコツです。
「先輩がいない間はしっかり職場を守ります」という気持ちが伝わると、仕事を休んでも安心して出産や育児に専念できますし、職場で必要とされていることも実感できて前向きな気持ちになります。
先輩への産休メッセージの例文1
いつもお仕事で助けていただき、本当にありがとうございます。
お休みに入ってしまうと心細いのですが、教わったことを生かして、私も頑張ります。
また一緒にお仕事ができる日を楽しみにお待ちしますので、くれぐれもお身体を大切にしてお過ごしください。
先輩への産休メッセージの例文2
お体の許す限りお仕事に向き合っていただいて、ありがとうございました。
○○さんが復帰したときに少しでも成長した姿を見せられるよう、私もお手本にしたいと思います。
出産の準備などで何かとお忙しいとは思いますが、どうかお身体ご自愛ください。
女性から女性にメッセージを贈る場合は、先輩の体調に対する気遣いを一言盛り込むと、さらにエールが届く産休メッセージになります。
どうしても赤ちゃんに注目が集まりがちですが、大変なのは赤ちゃんを産む妊婦さん。無事な出産を願うと同時に、母体への出産や産後の体調不良を気にかける言葉が入っているメッセージは嬉しいものです。
年齢差や親密度次第では、少しくだけた言葉を使っても大丈夫ですが、仕事関係の先輩はあくまでも目上の人として丁寧な文章を作るのが基本ですので、産休メッセージは堅苦しい程度の文章がちょうどよいと考えましょう。
先輩から後輩に産休メッセージを書くコツ!上から目線に注意
先輩から後輩に産休メッセージを贈る場合は、仕事を休むことに対する罪悪感や、将来に対する不安をやわらげる一言を入れるのがコツです。
目上の人より後輩に対するメッセージのほうが気軽に書けますが、産休中前の女性はナーバスになっているので、上から目線や押し付けがましい表現はできるだけ避けるほうが無難。
後輩への産休メッセージの例文1
体調がつらい時期でも、頑張って一緒に仕事をしてくれてありがとう。
頑張り屋さんだから仕事や会社のことが気になってしまうかもしれませんが、産休中は自分の身体を第一に考えて、ゆったりと過ごしてください。
また一緒に仕事をするのを、楽しみに待っています。
後輩への産休メッセージの例文2
いつも仕事のフォローをありがとう。
しばらくの一緒に仕事ができないのは寂しいけれど、今はしっかり休んで、英気を養ってください。
ママになってから職場でまた会えるのを楽しみにしています。
困ったことがあったら、いつでも気軽に連絡してくださいね。
職場のことは気にしないでしっかり休むことや、無事に出産が済んで復職してくることを歓迎するという内容が入っていると、相手の心を慰めることができます。
もし自分に出産経験がある場合は、「何か困ることがあれば、頼ってね」と一言入れておくのもおすすめです。
ただし「〇〇しなさい」や、「〇〇はダメ」という職場だったら当たり前の表現は、頑張っている妊婦さんを傷つけてしまします。あくまでも仲間として、出産や子育てをサポートする意志を表現しましょう。
上司から部下に産休メッセージを書くコツ!退職を感じさせる表現に注意
上司から部下に向けて産休メッセージを書く場合、温かいねぎらいがあれば十分ですが、「今までありがとう」や「本当にお疲れ様でした」など、妊婦さんに退職を感じさせる言葉や表現を使わないことがコツです。
なぜなら産休前の女性は、将来への不安感から何気ない一言で突き放されたような気分になってしまうからです。
上司には人事権もありますし、同僚や後輩からのメッセージ以上に深読みをしてしまうので、ネガティブに受け取られるような表現は使わないよう注意しましょう。
部下への産休メッセージの例文1
産休に入る直前まで力になってくれて、ありがとう。
お休み中は安心して、身体をゆっくりといたわってください。
無事にママになって復帰したときは、また力を貸してくださいね。
部下への産休メッセージの例文2
体がきついときもあったのに、頑張ってくれてありがとうございます。
出産まで体に気を付けて、ゆっくりと過ごしてください。
赤ちゃんのご誕生と復職を、職場一同、心からお待ちしています。
大きな会社だと、あまり付き合いのない部下への産休メッセージを求められることもありますが、無理におもしろい文章を考えたり、長々とメッセージを綴ったりする必要はありません。
また、メッセージの中には「〇〇さん」という名前の呼びかけを一言入れておきましょう。定型な文でも温かみがでますし、受けとった側は自分の名前が入っていることで「上司はよく見ていてくれている」と感じて安心します。
部下から上司に産休メッセージを書くコツ!仕事への心残りに心配り
部下の立場から目上の上司に産休メッセージを贈る場合は、上司の仕事に対する不安や心残りをできるだけ取り除いてもらうように、部下の心配りをメッセージに込めるのがコツ。
ただし、安心してもらおうと「〇〇さんがいなくても、大丈夫です」という表現を使うのは好ましくありません。
上司への産休メッセージの例文1
いつも親身になって指導していただき、ありがとうございます。
産休中は、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
復帰されたときに、また一緒に働けるのを楽しみにお待ちしています。
上司への産休メッセージの例文2
日頃から〇〇課長の温かいご指導、感謝しています。
復帰されたときに成長したと思っていただけるように、私も頑張って仕事に取り組みますので、今はゆっくりとお休みください。
赤ちゃんの無事な誕生とご健康を、心からお祈りしています。
上司が復職後も長くお付き合いする職場の仲間であることを意識し、丁寧な言葉づかいで、日頃の感謝の気持ちを織り交ぜて産休メッセージを綴りましょう。
上司であっても産休をもらうことに引け目を感じているので、「〇〇さんがいないと仕事が増えて大変ですが…」や、「早く復帰して下さい」と無用なプレッシャーをかけるのは避けてください。
上司が仕事を部下に任せて安心して休めるような、思いやりのある産休メッセージになるように心掛けましょう。
心に届いた!職場の人からの嬉しかった産休メッセージ体験談
産休メッセージは出産祝いメッセージと共に妊産婦さんへのエールになる心に残るものの一つですが、読んだ時に職場の人からのエールが心に届くうれしい産休メッセージとは、どんなものなのでしょうか?職場の仲間から温かい産休メッセージを受けとったママ達の体験談を見てみましょう。
産休メッセージを贈る側としては「こんな言葉は使っちゃいけない」とか、「感動させたい」といろいろ考えてしまいがちですが、実際には一緒に仕事をする仲間からの素朴な一言に感動したという女性が多いです。
「一層パワーアップして帰ってきてくださいね!」
私は産休に入る際、所属している部署一同の名前でメッセージを頂きました。そのメッセージは次のように書かれていました。
「○○さん、今まで大きなお腹でお疲れ様でした。今日までお仕事ご一緒できてみんなうれしかったです。お昼休憩の際もいろいろお話できて楽しかったので、明日からとても淋しいです。Babyちゃんもきっときれいな女の子なんでしょうね。また写真など見せてください。本当に今までありがとうございました。あと少しの妊婦生活をたくさん楽しんでください。そして一層パワーアップして帰ってきてくださいね!」
このメッセージを読んで、この部署で勤務した約4年半の事がいろいろと思い出されました。20代~30代の女性が多い職場で、仕事外の話もたくさんしましたし仕事後飲みに行くなどしていたので、それを思い出させるフレーズが入っていて何だかジーンときました。
そして最後に「パワーアップして帰ってきてくださいね!」の一言は、産休明けの生活に少し不安を抱いていた私の心に響き、何だかそんな不安も吹っ飛んでしまうくらい嬉しかったです。
「元気な赤ちゃん話聞かせてください、待っています。」
私は、職場の人からの産休メッセージで、仕事のことを今は考えずに出産準備に集中しようという思いになれたので、皆のサポートがとても心強く嬉しかったです。
「おめでとうございます。元気な赤ちゃんを産んでください。それまでは仕事の事は心配せずに、ゆっくり体を休ませて赤ちゃんのための準備をしてくださいね。次会う時は、赤ちゃんのお話を聞けることを楽しみにしています。頑張ってください。」
「また写真~、って言われるくらい見せてね」
産休に入る前、職場の同僚仲間からメッセージをいただきました。
「この度は、おめでとうございます。赤ちゃんが生まれてくるその日まで、とにかくお身体を大切に過ごして下さい。仕事のことは大丈夫。今までたくさん甘えてしまい、助けていただいた分、頑張りますので任せて下さいね。復帰の際には、赤ちゃんのお話や写真たくさん見せて下さいね。また写真~って言われるくらい見せてね。待っています。」
やっぱり大切な仲間だなと実感したことや、仕事のことは任せて出産頑張れのエールが伝わったことが、とにかく嬉しかったです。
「産休中のことは私達に任せて下さい」
職場である病院の後輩たちからのメッセージです。
「出産おめでとうございます。産休中は仕事のことを考えずに赤ちゃんのことだけを考えて下さいね。産休中のことは私達に任せて下さい。先輩が安心して子育てできるようにみんなで頑張ります。」
私は主任として後輩の指導をしていたのですが、厳しくしてしまうこともあり後輩が私のことをどう思っているか不安だったのですが、産休中の仕事は任せて下さいと言ってくれて、今までの指導は間違っていなかったのかなと思い嬉しくなりました。
「復帰したら今度は私がフォローするよ」
育児休暇を取って復職した先輩から、これから育児休暇を取る私にとメッセージをいただきました。
「子どもが熱を出して急に休んだとき、いつもフォローしてくれてありがとう。今度は私がフォローする番だよ。復帰するのを待っているね。」
このメッセージで嬉しかったのは、私が先輩をフォローしていると感じでくれていたこと、そして私が復帰したら助け合っていこうねというお気持ちが嬉しかったです。同じ母親の立場の方は、とても頼りになる存在で復帰が楽しみになりました。
「大丈夫!」
産休に入る時に先輩からLINEでもらったメッセージはこんな内容でした。
「出産予定日までもう少しだね!不安もあると思うけど、まおママなら大丈夫!元気な赤ちゃんを産んでね!生まれたら報告待ってるよ!」
初めての出産を前にして不安な気持ちもありましたが、長年一緒に仕事をして私のことを知ってくれている先輩から「大丈夫!」と言ってもらえて、大丈夫な気がする!と、すごく勇気が出ました。とてもうれしかったです。
「また一緒に仕事できるのを楽しみにしています」
ご自身もお子さんのいらっしゃる職場の直属の上司に、産休前にこんなメッセージをいただきました。
「今まで体調が優れない時もあった中、よくがんばってくれました。一同、感謝しています。いよいよ産休ですね。これからも、とにかく身体を大事にして、元気な赤ちゃんをご出産ください。ママになってパワーアップした貴方と、またみんなで一緒に仕事できる日を楽しみにしております。安らかなお産になりますように!」
産休を取る側としては、休暇中みんなに負担をかけることになるため、どうしても肩身が狭い思いをしがちですが、これまでの働きぶりも認めてもらえ、また復帰まで快く待ってもらえることを感じ、本当に嬉しく、安心して休暇に入ることができました。
「早くもどってきてね」
職場の上司から言われた「早く戻ってきてね」という言葉がうれしかったです。職場復帰には、子供を抱えての条件等(時間帯や体調不良等の休み)に不安があり、退職も検討していました。しかし、職場で必要としてくれている、復帰を受け入れてくれているという気持ちが感じられ良かったです。
職場の人には「あたたかく見守っていただけありがとうございます。」と伝えたいです。今後、産休を取る人には「赤ちゃんと自分の体を優先して、仕事のことは不安に思わなくていいですよ」と伝えたいです。
「今まで頑張ってきた分しっかり休んでね」
妊娠中も仕事を継続していたので上司からのメッセージで、これまでの頑張りをしっかりと評価してもらえたのが嬉しかったです。
「おめでとうございます。無理せずマタニティ期間を楽しんで、出産を頑張ってください。母子ともに元気で出産を終えられることをお祈りします。」
マタニティ期間はつらい事が多いので、これから出産される方が何事もポジティブに過ごして欲しいという想いが伝わる産休メッセージは嬉しいと思います。
利用者の〇〇さんから。「あやなさんの復帰を待っています」
勤務先の介護施設の利用者さまからの、産休に入る際に頂きたメッセージに感動しました。
「あやなさん。お元気ですか?他の職員さんからお産をするため休むと聞きました。あやなさんは頑張り屋さんだから無理をしないでね。周りの人に頼ることも大切ですよ。また復帰されることを待っております。」
わたしの性格まで知ってくださっていることにとても感動しました。〇〇さまはおばあちゃんのように親切で優しい方で、わざわざ手紙をだしてくれるなんて思いもしませんでした。
4コマ漫画:産休のメッセージは勇気の源!
産休に入る女性に産休メッセージが励みになることは、平山あおいさんのほっこりする4コマ漫画からもよく分かりますね。
仕事を持っている女性の場合、妊娠中にやらなくてはいけないことや耐えることが多いので、孤独な気持ちを抱えがち。産休に入る頃になると「休んで迷惑をかけるのではないか」「また仕事にもどれるかしら」と不安はピークに!産休メッセージはそんなつらい気持ちを慰める、心のこもった贈り物になります。
産休メッセージや出産祝いメッセージは、必要以上に凝っておもしろい文章にする必要はありません。大事な同僚や仕事仲間が再び元気に復職してくるのを願って、ストレートで暖かいメッセージで励ましてあげましょう。