旦那にイライラした時の対処法&男性心理から見る夫の気持ち
妊娠中、産後のホルモンバランスの乱れや育児疲れで、つい旦那にイライラする気持ちを抑えられない!なんてことはありませんか?付き合っていた時、新婚の時は大好きだったのに、無性に旦那にイライラして困っている…よくあるお悩みですが、生活を共にする夫婦ですからできればそういったイライラやストレスなく暮らしたいものですよね。
自分から旦那に優しくしなければと思っていても、いざ顔を合わすとイライラしてしまう、どうにもこうにもムカついて思わず文句を言ってしまう…など小さなすれ違いの積み重ねが原因で最悪離婚にいたってしまうケースもあるのです。そうなる前に、少しでもイライラを解消しましょう。
今回は、旦那にイライラする原因やその対処法と男性心理について紹介していきます。
旦那にイライラする原因と対処法
旦那のちょっとした癖や小さな毎日の我慢…単純に見てみぬふりをしているだけでは、いずれ積み重なってイライラに変わっていきます。
旦那が一家を支える存在として毎日仕事に行き大変な思いをしているのはわかっているけれど…と妻が旦那に不満を抱える大きな原因として、妻が担うことの多い家事や育児について体力的負担以外にも誰に認めてもらえるわけでもなくもちろん給料が発生するわけではない心的負担…それを旦那にきちんと伝えられているケースが少ないことが挙げられます。
「あなたが思っている以上に家事や育児が大変なことを理解してもらいたい…!」と不満を抱える女性のパートナーは、「家事は女性の仕事と考えている旦那」である傾向が高く、家事や育児に協力的ではない姿勢が伺えます。
旦那にイライラする原因
- 話を聞いてくれない、聞いているふりをする
- 家事で忙しくしているのに、携帯電話でゲームをしている
- 使った食器や脱いだ洋服がそのまま置いてある
- 晩御飯を作った後に、晩御飯はいらないと連絡してくる
- 妊娠中で体調が優れないにも子供を起こす
- 育児は、やりたい時だけしか手伝わない
なるほど、これではイライラするなと言う方が無理かもしれません。以下では妻が抱えがちな「旦那の家事や育児の姿勢の不満」への対処法を見ていきましょう。
旦那のイライラする言動には賢く対策!
家事や育児を手伝わないなど、口を開けば文句が飛び出てしまいそうな言動の無神経さ…思わずイライラしてしまう旦那の言動にはどう対応していけばいいのでしょうか?
話を聞いてくれない旦那には
話したいことがいっぱいあって帰りを待っていたのに、仕事から帰って来た旦那が話を聞いてくれない…または、カラ返事で聞いているフリ…頭にきますね!
しかし、旦那が話を聞いてくれていないときというのは、「話を聞く余裕がないとき」であることも多くあります。仕事から帰ってきてとりあえず放心状態になりたい、こっちの話こそ聞いてほしい…など、あなたが「早く旦那に話したい!」と思う気持ちがあるように旦那にも旦那の気持ちがあるのです。
また、そんな状態を無視したマシンガントークのちに「聞いてない!」と怒られ、自然と身に付いた技が「聞いているフリ」なのかも知れません。
旦那に効いてほしい話は「彼が落ち着いているときに」を基本にしてみよう!
家事や育児を手伝ってくれない旦那には
仕事のある日はもちろん、休みの日時間に余裕があるように見えるときでさえ、家事育児を手伝ってくれない旦那…腹が立ちますね!
良きパパ良き旦那エピソードもちょくちょく耳にする昨今、目の前のぐうたら旦那への不満はたまる一方です。しかし、人に羨ましがられる良きパパ良き旦那エピソードを持つ夫婦だって、何かしらの問題を乗り越えてきていることは想像に難くありません。
あなたのぐうたら旦那がぐうたらしていることを責めるのではなく、良きパパ良き旦那の一面を育てるつもりで「家事育児一年生」だと思って、褒めながら接していきましょう。そのうち、彼が妻や周りに「良いパパ、良い旦那」と思われるとチヤホヤされる!と味をしめたなら、あとは楽なもんです。
多少ありがた迷惑な家事育児のやり方でも、褒めて「オレって良いパパ、良い旦那」とドヤ顔をさせてみよう!
自分の都合に合わせて寝ている子供を起こす旦那には
子供が寝たあとの帰宅が多い旦那様には、自分が子供を構いたいからってやっと寝かしつけた子供を起こす身勝手な行動をしてしまう人もいます。どれだけ苦労して寝かしつけたと思ってるのか、説教を始めてしまいそうですが、旦那の身勝手な要素が大きいとはいえ子供にとってもパパとの交流を持つことは大切なことですね。
パパにどうしても時間がないのなら、3歳くらいまでならあまり神経質にならずに見守ってあげても良いかも知れません。
そのほか、「母親と自分の料理を比べる」「オナラやゲップを遠慮なくする」などの気遣いの無さも妻の反感を買う原因となるようですが…これには文句のひとつやふたつくらい言ったってバチは当たらないでしょう?!
どうしても旦那にイライラする妻は考え方を変えてみよう
諦めるとも似ているようですが、違います(笑)
夫婦関係を上手に操るために、考え方を変えて旦那へ接してみたい人は以下をお試しください。旦那様が単純であればあるほど、効果が出やすいかも知れません?!
どこの夫婦も同じ、夫婦なんてこの程度のもの!と割り切る
多くの女性が旦那にイライラする原因はおおよそ同じ。極端な話、誰と結婚してもあまり変わらない…とも言えるのかもしれません?
そう考えることで「どこの夫婦も同じだから、仕方ない」と思え、自分に合うストレス発散方法を見つけたり、趣味を見つけたり、外に目を向けて楽しいことが増えることにつながれば、結果的に自然と心に余裕がでてきます。
妻が一枚上手の気分で接する
また、バリバリ働いている男性も、プライベートではスイッチが切り替わり、わがままになったりするのですから、いっそのこと、妻が一枚上手の気分で、子供だからしょうがない!そう思えるようになる…というのも一つの手であり、これが一番かも?
ウソだけど、おだて褒めちぎる
些細な事で、「すごい」「あなたしかできない」なんてオダテ言いたくもないかもしれませんが、女優になったつもりで言ってみるのもアリだそうです。旦那さんは、顔には出さないかもしれませんが、とても嬉しいのです。
旦那さんの気分がいいと、あなたにも優しくしてくれるので、結果、あなたも嫌な気分にはならないでしょう。あなたの態度しだいで旦那さんの態度も変わるのです。この場合も自分の方が大人だと思って接してくださいね。
そして、具体的に褒めてみましょう。
例えば、「あなたの入れてくれたコーヒーって美味しい!」なんて言ったら、次もコーヒーを入れてくれて、いつの間にか、コーヒーを入れるのは旦那さんの仕事になるかもしれませんよ。
旦那へのイライラが溜まったときの対処法6つ
旦那にイライラして当たってはいけないと思いながらも、その気持ちを抑えられなかったり、はけ口がみつからなかったりと、どうしてよいのかわからないことがあります。
旦那にイライラするときは、自分に余裕がなく疲れがたまり、自分でも気づかないうちにストレスがたまっていることも多いものです。旦那様へのイライラを無理やり抑え込むのではなく、イライラしないためのストレスを解消が大切なのです。
旦那に内緒で自分にご褒美をする
旦那に内緒で、日ごろから頑張っている自分にご褒美をしましょう。
例えば、スイーツを買ったり、洋服を買ったり、少し高いランチを食べに行ったりするのです。煩い旦那にはいちいち報告しなくても良いでしょう。旦那が知らないというだけで、得した気分になります。
旦那は、仕事の付き合いという理由で外に飲みに行ったり結果的に楽しんでいるのだから、少しぐらいのご褒美はしてもいい!と割り切りましょう。
紙に書く
イライラしていることを紙にひたすら書くのも良い方法です。紙に書きだすことで少し冷静になり、考えがまとまり自分の反省点も見つけられますし、自分がどうしてイライラしているのか、どうしたいのか…などを思い起こすことで旦那様への対応にも余裕が生まれるでしょう。
単純なストレス解消法としては旦那に対しての文句も沢山書いて、旦那の顔を思い出しながら、ぐちゃぐちゃに丸めて破り捨てる…というのもアリ。自分のイライラした気持ちを吐き出して捨てているようで、少しはスッキリしますよ。
友達に聞いてもらう
気の合う友達に、旦那にイライラすることを聞いてもらい共感してもらうだけで、スッキリします。友達に旦那が悪い、あなたが正しい!と言ってもらうだけで、気持ちが楽になります。自分の中だけにため込まず、吐き出しましょう!
子供を旦那に預けて、外出する
たまには旦那に子供を預けて、丸1日外出してください。
ムカつく旦那と1日顔を合わさない事で、気持ちがリセットされますし、今頃旦那は大変な思いをしているかも…しめしめ!と思うだけで少しスッキリしますよ。
旦那には慣れない家事や育児を通して、あなたが毎日どんなに大変なことをやっているか理解してくれるようになってもらいたいものです。案外子供と上手くやれている可能性も否定できませんが、それならそれで、がんがんほめておだてて旦那の育児参戦のきっかけにしましょう!
旦那様があなたの気持ちを知るには、家事育児への参加が必要不可欠と言えるのです。
スポーツをする
単純ですが、体を動かすことで汗をかき心身ともにスッキリし、小さな不満レベルの問題なら難なく解消できます。家の中にいて毎日同じことを繰り返していると、何故かイライラする気持ちが蓄積してしまうので、定期的に外でスポーツをして体を動かしストレス耐性を付けることも大切ですよ!
結果、旦那とは全く違う趣味を持つことになっても、それはそれでよいものです。
無心で掃除や片づけをする
相手に対してのイライラが酷いときは、一旦相手のことを考えるのを止めましょう!
相手にイライラしていると何も手に付かず仕舞い…と言うことはよくありますよね。それを逆手にとって、掃除や片付け、他やるべきことに没頭し、旦那のことを考えない時間を作るのです。何も考えずに掃除や片づけをすると、部屋も綺麗になり気持ちも同様スッキリします。
イライラが抑えられないなと思ったら、その気持ちの分力を込めて掃除してみてください。良い気分転換になります。旦那へのイライラレベルに応じて、部屋の模様替えもお勧めです。
共感しよう!男性心理から見る旦那の気持ち
旦那にイライラする女性たちと同じく、夫も妻へ不満を抱えます。
夫婦の不満はお互い様とも言える以上、自分の気持ちを押し付ける解消の仕方だけでなく、旦那の気持ちも考えるべき。
男性である旦那は当たり前ですが女性と思考回路が違うし、ひとりの人間としても旦那には旦那の考えがあります。女性と男性の心理や行動の違いを知ることで、旦那の気持ちを理解するにつながり、結果的に旦那にイライラすることも少なくなるかもしれません。
旦那の気持ち 旦那だって妻にイライラするんです
実は、男性側の旦那さんも言葉には出さないかもしれませんが、妻と同じぐらいイライラをため込んでいることもあります。旦那が普段、妻のどんな言動にイライラしているのかをチェックしてみましょう。
一方的に話をされると疲れる
仕事から疲れて帰ってきた瞬間は、男は無心でいたいものです。帰宅し間髪入れずにアレコレ話をされ、挙句に「ちょっとちゃんと聞いてるの?(怒)」と言われると、誰だって益々疲れてしまいますよね。妻から一方的に話されるだけで、オレの話は後回しまたは聞いてくれないとなると、気持ちはゲンナリする一方で話を聞く気になれないでしょう。
会話はgive&take が必要です。旦那さんも本音では自分の話を聞いて欲しいのです。ここがまずは相手を思いやるべきポイントと言えるでしょう。
休みの日は休みたい
妻が毎日、家事や子育てで大変なのはわかるけれど、毎日朝から晩まで仕事をしている身としては、休みの日を自分に使いたい…という気持ちはあるでしょう。平日帰ってきてから毎日ボーっとしているくせに!なんて殺生なことは言わないでください。
そんな旦那にとって「家族サービス」という言葉は、妻に対しての言葉。旦那様にも旦那サービスとして自分の思うがままにリフレッシュが出来るよう、自由な時間を与えてあげてくださいね!
良かれと思ってやったことへのまさかの文句
たとえば、旦那がしてくれた食後の皿洗い、食器の裏側の油汚れが落ちていない…となると、妻にとっては「手伝う気があるならちゃんと手伝ってほしい」「やり直しが必要なレベルなら迷惑!」と思ってしまいますが、旦那としては、シンプルに良かれと思って食器を洗ったに過ぎません。喜んでくれると思ったのにまさか怒られるだなんて…!気を使って手伝ったのに逆に文句を言われると「二度と手伝いたくない!」と思ってしまうのです。
家事育児に不慣れな旦那様ほど、妻と同じように家事育児は出来ません。それは旦那様本人も分かっているかも知れませんが、それでも、妻を少しでも楽にしようという気持ちから手伝ってくれたことに対して「感謝」の気持ちを先に示しましょうね。
洗濯物のたたみ方が雑とか、干し方が気持ち悪いとか小さな文句を言っていると、手伝ってくれなくなるかも?!
過去の話でまだ怒ってる
夫婦喧嘩になると、途中からなぜか過去の失敗や過去の喧嘩の原因をほじくり返されることも、旦那にとっては面白くありません。妻にとって「過去の話」が解決されていない問題であったとしても、旦那にとってはすでに「解決済み」である場合は非常に多いのです。
女性にとって過去の話への不満が解消されていないのなら、それがどうしてなのかをしっかり旦那に理解してもらい今度こそ解決する必要はありますが、今の問題ついでに過去の問題を引っ張り出してくるのは、旦那にとっては過去の事をいつまでも引きずっている以外の何物でもなく、イラッとするのです。
支度の時間がかかりすぎる
出発時間を決めているのに、妻の準備ができていない…というのは、旦那がイライラするNo1理由。あらかじめ出発時間を決めているのになぜ支度に時間がかかるのか理解できない男性は少なくありません。
子供の予想外の行動で、何故かうまく時間が回らない…など妻にも言い分はありますが、基本的に遅刻が許されないなど時間に厳密な環境にいることが多い旦那と時間の枠を超えて都度対応することが多い妻だと、時間に対しての価値観の違いも生じやすいと言えるかも知れません。
とはいえ、時間に合わせて対応することも必要です。ここは旦那の言い分をのんで、出発時間に合わせて、支度をしてみませんか?
お互いイライラするのは当たり前!だから考え方を変えてみよう
性別が違い、立場が違えば、それぞれの言い分があり、理解し合えないところはあるでしょう。だから、ある意味お互い一緒にいてイライラするのは当たり前とも言えるのです。よって夫婦は「諦める」のではなく、少し考え方を変えお互い相手を容認する気持ちを持って接することが大切。
否定から入れば、反論を招きやすいものです。容認する姿勢を持ち夫婦で話し合うことで、お互いのことが理解でき、新婚当初の気持ちに戻れるかもしれませんね。