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旦那と上手くいかないけど離婚したくない妻がすべき対応7つ

旦那と上手くいかないけど離婚したくない妻がすべき対応7つ

旦那と上手くいかないのはあなたが原因なのでしょうか?新婚~子育て中の夫婦の落とし穴あるあるとは?もう一度夫とやり直すためにはどうすればいいのか、心理学的な角度で夫を理解するヒントや、関係を改善する方法を解説します。

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旦那と上手くいかない…どうすればいい?離婚を回避する対応

お互い逆を向いて寝てる夫婦の足の裏

新婚当時はピッタリと寄り添っていられた夫婦でも、時間がたてばお互いの状況も変わって、気持ちがすれちがうことは良くあることです。そう頭ではわかっていても「最近なんだか、旦那とうまくいかない…」と悩んでしまうのは、つらい経験で妻として自信がなくなってしまいますよね。夫婦の気持ちのすれ違いは、その後の生活を左右するほど大事なこと。決して無視してはいけません。

そこで今回は、ママ達が旦那とうまくいかないと感じるきっかけ、妊娠中~子育て中に旦那と上手くいかないあるある原因、離婚を回避するための対応策などについて、詳しくご紹介していきます。夫の価値観を理解し、距離を縮めていきましょう。

女性が旦那と上手くいかないと感じるきっかけ

妻が「旦那とうまくいかない」と、生活に違和感を抱くのに、特別大きなきっかけはありません。それはごくありふれた日常に潜んでいて、初めは何とも思わないのに、「あれ?もしかしたら…」と、妻を徐々に不安に落とし込んでいきます。そんな危険な兆候を、いくつか紹介していきましょう。

夫が急に冷たくなった

冷たくなった 旦那さん

新婚の頃はとても優しく大事にしてくれたのに、最近は話かけてもろくに返事もしてくれないし、食事の用意をしても感謝の言葉もない…。そういった夫の態度の変化はつらいものです。

自分が無視されることでプライドも傷つきますし、「もしかしたら、私に不満があるのかしら…」と夫の変化の裏を勘ぐって、その先の夫婦生活に強い不安を抱いてしまいます。

帰りが遅く生活がすれ違っている

窓から外を見ている奥さん

夫の帰りが遅くて顔を合わす時間がなかったり、お互いに仕事が忙しくて生活がすれちがったりすると、夫婦の会話の時間がなくなるため、一緒に暮らしていても急に相手が離れてしまうという喪失感と、孤独感を味わうことになってしまいます。

次第に食事も一緒に摂らない日が増え、最後には夫の生活に妻として気を配る必要がなくなることで、自分自身の妻としての存在意義に疑問を感じてしまい、夫婦でいることの必要性を感じなくなりがちです。

家事や育児に興味をもってくれない

奥さんが掃除をしている目の前で新聞を読む旦那さん

男性はもともと家事や育児に女性ほど熱心ではなく、初めのうちは家事に協力的でも、妻が子供を産んで自宅にいる機会が多くなると、家事も育児も女性に任せがちになってしまうということはよくあります。

けれど、全てを妻に任せっぱなしにされてしまうと、自分の負担が増えて妻にストレスが溜りますし、家政婦のように扱われることで自分が夫の生活を支えていることに疑問を感じてしまいます。

男性としての魅力を感じない

恋人同士だったころは、「何かとリードをしてくれて、頼りになる男らしい存在」と信じて結婚をしても、結婚後の生活の中で優柔不断な面や、判断力に欠けるところ、自分の母親に頭があがらないことなどに気づくことってありますよね。すると、妻側が夫を男性として魅力的に感じなくなってしまうことが多いです。

そうなると自分の人生に夫がいる必要性に疑問を持ってしまったり、もっと男性として魅力のある人を求めてしまったりと、妻の女性としての心が揺らいでしまいます。

意見があわない

ソファに座る喧嘩中の夫婦

夫婦として家族を養い一緒に生活をしていれば、何かと共同で決めなくてはいけないこと、協力して力を合わせなくてはいけないことが多いものです。ところが、夫が何かと自分の意見を押し通そうと一方的になってしまうことも…。

すると、意見が合わないことでやらなくてはいけないことが思うように進まずイライラし、「意見を聞いてもらえない」「対等の人間として扱ってもらえない」という不満から、妻は夫から離れて自立することを考えるようになってしまいます。

夫が妙に優しく気配りをしてくれる

普段から夫婦のコミュニケーションがとれていない家庭の場合、夫に優しくされることで夫婦の危機を感じる女性が多いです。夫が急にお土産やプレゼントを買ってきたり、いつもはスルーしているのに髪型や服装を褒めたり、家事や育児に労いの言葉をかけてくれたり…。

急に優しさを見せられることで、妻はその優しさの裏に隠れた事情を想像し、女性として疑い深くなってしまうのです。

旦那と上手くいかない原因は私?新婚~子育て中の落とし穴

結婚式

妻から見れば、旦那と上手くいかないのは「夫が変わってしまったから」と思い込んでしまいがちですが、結婚生活は夫婦2人で作るもの。妻側の変化が夫の態度を変えてしまっているということもよくあることですよ。女性は結婚、妊娠、出産、子育て…と役割を増やしていくなかで、変わらなくてはならないことが多くあります。こういった変化の中で、夫を大きく変えてしまう原因が無かったか、考えていきましょう。

新婚あるある!旦那と上手くいかない原因

愛する人と念願の結婚をして、幸せいっぱいなはずの新婚生活ですが、恋愛と結婚の違いをよく理解していないと、夫婦の仲に不吉な亀裂を作ってしまうことがよくあります。結婚生活を円満に送るために大事なのは、恋人同士の頃のような情熱ではなく、相手を思いやる心と、妥協する心。

「初めが肝心よ!」なんておせっかいを言う人もいて、新婚生活では早く夫婦としてのスタイルを確立しようと、旦那と上手くいかないきっかけとなりやすい、こんなことをしてしまいがち…。

例えば…

  • 自分の生活習慣を夫に押し付けてしまう
  • 家計を必要以上に切り詰めてしまう
  • 母親のように夫のすることに細かく口を出してしまう
  • 必要以上に我慢をしてしまう

恋人から夫婦になることは戸惑うことだらけ。男性は環境に対する順応力が低い傾向があり、女性の変化になかなかついていくことができません。

女性は結婚したことで環境を変えようと必要以上に頑張って、相手の思惑を無視して突き進んでしまう傾向がありますので、夫を追い詰めないように注意をしましょうね

妊娠中の原因あるある

ソファに座って休んでいる妊婦さん

妊娠中は赤ちゃんをお腹に宿して幸せな反面、ホルモンのバランスが崩れてメンタル面で不安定になってしまいがちです。マタニティブルーと呼ばれるイライラやわけのわからない不安に囚われてしまうことで、自分の言動がコントロールしにくくなる時期。夫婦関係にヒビを入れてしまいやすい時期でもあります。

お腹が大きくなることで体の負担も増え、疲れも相まって、妊娠中の女性は次のようなことをしてしまいがちです。

例えば…

  • 出産準備を一人で進めてしまう
  • 自分のつらさや不安を夫に八つ当たりしてしまう
  • 妊娠を理由に家事を夫に押し付けてしまう
  • 夫に全く関心を払わなくなる

赤ちゃんを産まない男性に、妊娠のつらさや不安を完全に理解するのは無理です。それを「夫なんだから、理解できるはず」なんて押し付けてしまうと夫は困惑してしまいますし、夫婦関係に入ってしまった傷を修復することは容易ではありませんよ。

男性に無理な理解を求めて理想を押しつけず、体に無理のない範囲で気分転換をし、自分の気持ちを追い詰めないようにコントロールする努力をしましょうね。

産後の原因あるある

子育ては夫婦が協力してするべきですが、女性はどうしても母性本能から赤ちゃんを自分で守ろうと、夫に対して攻撃的になってしまう面があります。産後はまだまだホルモンバランスの乱れによる情緒不安定や疲れ、ひっきりなしの育児のストレスで、心身共にボロボロ。

そのため、心のコントロールが難しくなり、次のような行動をしてしまいがちです。

例えば…

  • 里帰り出産をして、実家から夫の元に戻ろうとしない
  • 夫を子育てに参加させない
  • 産後の忙しさで夫に八つ当たりをする
  • 子供の世話にかまけて、夫の世話をしない

子供が生まれたばかりの時期は、男性にとって父性本能を目覚めさせる大事な時期。この時期に赤ちゃんや産後の妻に触れあわないことで、その後の育児の楽しさを実感できず、子育てに疎外感を感じてしまう男性は多いです。

産後は将来の生活を考えて、積極的に夫の育児参加を求めていきましょう

子育て中の原因あるある

子育ての負担は母親である女性の方が多く、子育て中の女性は家事や育児に関する不満を多く抱えこみがち。そのため、次のような夫の気持ちを顧みない行動をしてしまいがちです。

例えば…

  • 子供の教育方針や習い事を、一方的に決めてしまう
  • 自分の育児ばかりが大変だと、夫にやつあたりする
  • 家事や育児ができないことをあてこする
  • 夫をママ友の夫と比べて非難する

子育ては手間もかかりますし、子供が成長するにつれて新しい悩みも出てきます。子供が手元にいる間は、苦労が絶えることはありません。そういった苦労を自分一人で負担することが母親の役割と思い込んでしまうと、自分の心や体に無理をかけるだけでなく、夫を孤独においやって、夫婦でいることの希望を奪ってしまいますよ。

子育ては2人で決めて2人で行うもの!夫婦仲が悪化すると子供に大きなダメージを与えますので、お互いの意見を尊重し、協力して生活する姿を子供にみせてあげましょう

旦那と自分が求めているものは同じ?

並んで散歩してる夫婦の足

心理学者のアドラーによると、人は大人子供男女に関係なく、自分の求めているものを手に入れるために、誰しもが日々努力しています。この、それぞれの人が求めているものを、アドラー心理学ではライフスタイルといいます。

人は怠けているように見えても、心の健康を保つために必要な休息をとっていたり、自分が手に入れたいものを手に入れるための答えを求めて模索したりして、一生懸命生きているのです

ところが、自分と他の家族の求めているものが違うと、つい相手の価値観を否定してしまい、不満が生まれやすくなります。そのため、相手を説得して自分と同化させ、自分の求める物を手に入れようとしがちになりますよね。けれど、人生のパートナーである妻から、自分の価値観を否定されたら、夫はどのように感じるでしょう。あなたなら、どうですか?

旦那と上手くいかないことが心配な時は、まず相手の価値観を否定せずに受け入れて、どのようにすれば互いに幸せになれるかを考えましょう。夫との距離が近づきやすくなりますよ。

自分から歩み寄るのは、正直にいって嫌なものですし「何で私ばかりがいつも…」と不公平に感じやすいのですが、その方が最終的に自分の思い通りに物事が運びやすいのです。一番大切なものを守るために、小さなことを切り捨てる勇気を持てると、最終的に得ですし楽ですよ。

旦那と上手くいかないけど離婚したくない妻がすべき7つ

旦那とうまくいかない違和感を抱きつつ生活することは、とてもつらいことですし子供にとっても良い影響は与えられません。もし、あなたが少しでも夫に愛情を感じているのであれば大丈夫!二人の関係は充分に改善できる可能性があります。

すれちがってしまった夫婦関係の修復で大事なのは、我慢して自分を相手にあわせることではなく、お互いを認めあうことです。妻の方からアクションを起こし、今度は良い方向に夫の心を動かしていきましょう。

時には目をつぶる

どんなにステキな男性でも、どこかに必ず欠点はあります。夫とうまくいかないときは、夫のイヤな面や劣っている面ばかりが気になってしまいますが、我慢できるところはグッとこらえて我慢しましょう。自分が我慢するのと同じように、夫だって我慢しているかもしれませんよ。「お互いさまね」と思うことが大切です。

自分から話しかける

夫とうまくいかないときは、話し出すきっかけもつかめずにズルズルとすれ違い状態が続いてしまうのですが、それを改善したいのであれば、自分からアクションを起こして話しかけましょう。「どうして私から?」なんて思ってはダメですよ。夫にしても自分から話しかけるタイミングが取れずに困っているのかもしれません。自分から譲歩することで「流れを自分がリードできる」と前向きに考えましょう。

また、どうしても話しかけられない時は、メールやLINEを使うのがおすすめ。会話では何も話せなくても、LINEなら返信しやすい男性が多いですよ。

不満を言わず、お願いをする

家事の手伝いをする夫

夫に対して「○○してくれない!」と家事や育児の不満をぶつけると、一時的にスッとするかもしれませんが、夫の気持ちを傷つけることになりお互いにメリットはありません。「してくれない」という不満は、「○○してくれない?」とお願いに変えましょう。

男性は女性に笑顔で頼りにされれば、自尊心が満足し良い気持ちになりますので、夫の気持ちを盛り上げつつ、夫を動かして自分の不満を解消することができるはずですよ。

手を抜くところは手を抜く

「何でも完璧にやろう」「良い妻・良い母親でいよう」と完璧を目指してしまうと、どうしても現実と理想のギャップが大きくなり、自分や夫への失望が大きくなりますし、夫へ不満をぶつけやすくなってしまいます。そんなストレスは、抱えるだけ損!

多少家が散らかっても、子供の行事予定を忘れて直前にオタオタしても、「何とかなるわ!」の精神で可能な所は手を抜いて、自分の肩にのしかかっている負担を軽くしましょう。

夫がいることを当たり前と思わない

結婚をして一緒に夫と暮らすほど、夫が自分の側にいてくれることに慣れてしまいますが、この慣れは「何をしても平気」という誤った思い込みに繋がりがちです。夫は自立した大人で、あなたが夫から離れることができるように、夫も自分の意思で妻から離れることができる存在です。

夫がいることに甘えるのではなく、自分も自立して一人の人間として尊敬されるように、自分自身に磨きをかけることを心掛けましょうね。

夫に1人の時間を与える

バスケコートがある体育館

自分が家事や育児にかかりっきりではなく、一人の時間を持って好きなことをしたいように、夫だって一人になりたい時間はあるはずです。それを「家のために使って!」と押し付けられてしまっては、夫もストレスを開放するチャンスを失い、心に負担をかけてしまいます。

夫婦といえども全てを共有し、一緒にいる必要はありません。夫の手を少し放すことで、夫の心を守りながら、夫婦の関係回復に前向きに向き合えるような環境を作っていきましょう。

話し合いは責めずに笑顔で

旦那と上手くいかない家庭では、妻が既に何度か話し合いを試みていますよね。ところが上手くいかないから、妻はイライラ、夫はプイッとなって夫婦愛が冷めていくのですが、こうした幾度とない話し合いの失敗で「こいつに何を言っても無駄と夫にレッテルを貼られている妻が多く、気づけば夫婦がすれ違っているわけです。

ですから、夫と心からの話し合いをするために、ますこのレッテルを外してもらうことが必要。そのためには、今まで見せなかった穏やかで客観的な大人の対応が効果的。夫の自尊心を傷つけてきた妻のイメージを、よき理解者というイメージに変えることが大切なのです。そうして心を開いてもらうことで、初めて心と心の話し合いが始められるのですよ。

「旦那とうまくいかない」とあきらめちゃダメ!

お互いの顔を見てる老夫婦

旦那とうまくいかないという違和感は、一朝一夕にできるものではありません。それは長い間の夫婦生活の中で積み重なり、ある日突然姿を現す時限爆弾のようなもの。違和感に気が付いたときには特に危険ではないけれども、放置して時間がたつほど危険性は増していって、ある日「ドカン!」と夫婦生活の終わりを告げるかもしれません

夫婦はもともと生まれ育ちの違う他人で、愛情だけで結びついた存在。夫婦の間に違和感があるときは、その愛情が時の経過や生活の変化で揺らいでしまったとき。将来的な大きな爆弾を放置しないよう、また突然爆発させないよう、もう一度、夫婦でお互いを見つめ合って、愛情を盛り立ててくださいね。

この記事を書いたライター
羽根田るみこ

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!