子供がいる夫婦の休日の過ごし方!家族の絆と夫婦の時間を大切にするヒント
結婚して子供が生まれると、夫婦二人の生活から「家族」へとライフスタイルが大きく変化します。それに伴い、独身時代や新婚時代には当たり前だった「休日の過ごし方」もガラリと変わるものです。休日はいつも家族みんなで出かけるのが正解なのか、それともたまには子どもを預けて夫婦二人きりの時間を楽しむべきなのか、あるいはお互いの趣味を優先して別々に行動しても良いのか、正解がわからず悩んでいるパパやママは非常に多くいらっしゃいます。
子どもがいる家庭の休日は、買い出しや溜まった家事、子どもの習い事の送迎などに追われ、あっという間に終わってしまいがちです。しかし、休日は心身の疲れをリセットし、家族のコミュニケーションを深めるための大切な時間でもあります。
今回は、子供のいる15組の夫婦に「休日の過ごし方」についてリアルな体験談を伺いました。家族みんなで楽しめる大型ショッピングセンターや公園での過ごし方から、実家の両親に子供を預けて楽しむ夫婦デート、そしてお互いの趣味を尊重した別行動のルールまで、様々なスタイルの体験談をご紹介します。休日のマンネリ化に悩んでいる方や、夫婦の時間の作り方を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供が生まれて休日の過ごし方はどう変わる?
子どもが生まれる前は、休みの前日の夜遅くまで映画を見たり、週末にふらっと日帰り旅行に出かけたりと、夫婦のペースで自由に時間を使ってきたことでしょう。しかし子どもが誕生すると、休日のスケジュールは「子どものお昼寝の時間」「授乳や離乳食のタイミング」を中心にして回るようになります。
発達心理の観点から見ると、特に子どもが未就学児(0歳〜6歳頃)の時期は、親の保護と密接な関わりが不可欠なため、休日の過ごし方が「子どもをいかに楽しませるか・安全に過ごさせるか」に全振りされるのは極めて自然なプロセスです。しかし、その一方で「自分のための時間がない」「夫婦でゆっくり会話する時間がない」というストレスが蓄積し、休日のたびに些細なことで夫婦喧嘩をしてしまうケースも少なくありません。
この状況を打開するためには、「休日は家族全員でずっと一緒にいなければならない」という無意識の思い込みを手放すアクションが効果的です。「午前中は家族で公園、午後はパパに子どもを任せてママの自由時間」というように、1日の中で時間を区切ってメリハリをつけるだけでも、休日の満足度は劇的に向上します。
「家族みんなで」「夫婦別々で」それぞれのメリット
休日の過ごし方には、大きく分けて「家族全員で行動する」「夫婦別々に行動する」「たまに夫婦二人きりになる」という3つのパターンがあります。どれが優れているというわけではなく、子どもの年齢や夫婦の性格によって最適なバランスは異なります。
「家族全員で行動する」ことの最大のメリットは、子どもに「家族の温かい思い出」をたくさん残してあげられることです。一緒にピクニックでお弁当を食べたり、テーマパークではしゃいだりする経験は、子どもの情緒を安定させ、自己肯定感を育みます。
一方、「夫婦別々に行動する」メリットは、親が自分自身の趣味やリフレッシュの時間を確保できる点にあります。ママが一人でショッピングを楽しんだり、パパが一人で釣りに行ったりすることで日々のストレスが解消され、結果的に家庭内で笑顔で接することができるようになります。お互いの時間を尊重し合える関係性は、成熟した夫婦の証とも言えますね。これからの休日のプランを立てる際は、「今週は家族デー、来週は別行動デー」とバランス良くスケジュールを組んでみるアクションを取り入れてみてください。
Q.子供のいる夫婦の休日の過ごし方を教えて!先輩ママの体験談
各家庭によって、休日のベストな過ごし方は本当に様々です。ここからは、15組の先輩ママ・パパから寄せられた「我が家の休日の過ごし方」に関する体験談を、いくつかのパターンに分けてご紹介します。それぞれの家庭の工夫や、夫婦の絆を保つ秘訣を探ってみましょう。
パターン1:子ども中心!家族みんなで思い切りお出かけ派
まずは、休日は基本的に家族全員揃って行動するというご家庭のエピソードです。子どもが小さいうちだからこそ味わえる、密度の濃い時間の過ごし方です。
A夫婦2人の楽しみと、家族3人の楽しみ
一児の夫婦で、妻が専業主婦のため基本的に休みの日は一緒に過ごしています。子供が産まれてからは子供主体の生活になるので行動範囲も狭くなり、外に出る機会もめっきり少なくなりました。
お互いの両親はとても協力的ですが、預けた場合のトラブルもよく聞くので、現在は預けずに自分たちの行動できる範囲内で動いています。特に多いのが近隣のイオンモールです。子供が楽しむ施設もあり、授乳室も充実しており、子供のいる家族にとても優しい環境です。今はまだ子供も小さいため遠出はできませんが、早く大きくなって旅行したいと思う今日このごろです。
A休日にはいつも家族か夫婦で行動します
我が家には小学生の子供が二人おりますので、主人の休日には基本子供も一緒に行動します。お金をかけないで遊べる近くの公園に行ったり、図書館に行ったり、児童センターに行ったりサイクリングしたりがよくある休日の過ごし方。その帰りに家族で大きなショッピングモールやホームセンターで買い物を楽しむのもいつもの定番です。
たまに子供が学校に行っている平日に主人の休みがある時には、二人で日帰り温泉などに行くことが多いです。休日に家でダラダラ過ごすことはほとんどなく、家族で過ごす休日には子供の楽しめるレジャープランを立てています。
Aいつか二人きりのデートを夢見て
娘が一人いるので休日は家族で出かけます。近くのショッピングセンターでショッピングをしたり、娘をキッズコーナーで遊ばせたり、ランチを食べたりします。あまりお金を使いたくないときには、旦那の実家でご飯を食べるという裏技もします。
子供ができてからは二人きりで出かけることがなくなったので、少しずつ実家に娘を預けて慣らしておいて、いつか二人だけで出かけたいねと旦那とも話しをしています。訓練中ですが、二人きりのデートができる日が来たら、映画を観たりカフェでのんびりお茶したいです。
子どもが未就学児の時期は、「あっくん」さんや「ちょび」さんのように、授乳室やキッズスペースが完備された大型ショッピングモールが最強のお出かけスポットになります。「毎回モールばかりでマンネリだな」と感じた時は、館内での目的を少し変え、「今日はフードコートではなく、ちょっと背伸びをしてレストラン街でランチに挑戦しよう」と提案するアクションを取り入れるだけで、新鮮な気分を味わうことができますよ。
パターン2:夫婦別々!お互いの趣味やペースを尊重する派
続いては、あえて「家族全員で行動すること」にこだわらず、お互いの趣味や一人の時間を確保することを大切にしているご家庭のエピソードです。
Aそれぞれのペースを崩さず仲良く休日を満喫
1歳9か月の男児のママです。休みがそろった時は家族全員で出かけることが多いですが、夫に仕事の予定が入っているときには「土曜日は家族で遊ぶ日、日曜日はパパのお出かけ、ママと息子は一緒」などペースを保って休日を楽しんでいます。
無理して「休みの日はみんなで!」となるとお互い息苦しくなってしまうので、できたらみんなで、できないときはそれぞれで、というペースにしています。
A休日はお互いの趣味を楽しんだり、一緒に買い物やランチをします
我が家では夫婦それぞれに趣味があります。主人は釣りが趣味で私はショッピングや手芸などが趣味です。そのため休日が揃った時にはたいてい別々にそれぞれの趣味を楽しみます。子供は二人いますが、中学生の一人はもう家族で一緒に過ごすことはあまりありません。小学生の子供は時々主人と一緒に釣りに行くことがあります。
主人は好きな釣りを思いっきり楽しんで、私は主人がいない間は部屋のインテリアを考えてショッピングをしたり手芸を楽しんだりすることで、それぞれがストレスを解消するので、日ごろはお互い仲良く過ごせると思います。
A別々に過ごすことが多いです
主人は不規則勤務のため子供達とほとんど休日が合わず、主人が休みの時は基本的には夫婦バラバラで過ごします。
夫婦別々で休日を過ごすときは、主人は自分が好きな事をするために朝から出掛けてしまいます。私は主人が出掛けてしまった後に、ママ友の家に行ったり買い物に行ったりして過ごします。主人の休日の過ごし方は、独身のような休日の過ごし方だねと人から言われる事が多いです。
A別々の過ごし方をしています
まだ小学生の子供もいるので、休日にふたりだけで出かけることはめっきりなくなりました。子供が習い事などで外出していて、家に私達だけしかいない場合も外出は特にしませんね。
夫は趣味のドライブなどにでかけ、私は家でネットを見ていたり別々の過ごし方をすることがほとんどです。ただ、昼間は別々に過ごしていても、夕食の時間までには帰ってくるので食事は家族揃ってとります。お互いの趣味がまるで違うので、別に不自由は感じていません。
「家族だから休日は一緒に過ごすべき」という固定観念を手放すことで、夫婦関係がうまく回っている素晴らしい事例です。「にしこ」さんや「みかりん」さんのように、「昼間は別々に行動しても、夕食は必ず家族揃って食べる」といったルールを設けることで、家族としての連帯感をしっかりと保つことができます。お互いの趣味に干渉しない大人の距離感は、長年連れ添った夫婦ならではの特権と言えますね。
パターン3:たまには夫婦水入らず!デートやリフレッシュ派
子ども中心の生活の中でも、実家などのサポートを借りて、意図的に「夫婦二人きりの時間」を作り出しているご家庭のエピソードです。
A私達夫婦の休日の過ごし方
アウトドア派の夫にインドア派の妻という関係性なので、新婚当初は趣味が合わず一緒に出掛けることが少なかったのですが、子どもを育てる過程でお互いの趣味の摺合せのようなものが出来たようです。最近は平均して週に1度は二人で出かけることが多いです。
大体行く場所は決まっており、ドライブがてら大きな公園へ行き、散策してからカフェに入りコーヒーを飲むかランチを食べるというコースです。その後は一週間分の食料を購入するためショッピングモールへ車を走らせます。他愛のない過ごし方ですが、ずっと続くのだろうなと思います。
A子持ちでも楽しくお出かけ
5ヶ月の女の子を育てている母親です。子どもが生まれてからはおむつ替えと授乳の場所が確保できる場所でないと行けなくなりましたが、二人でベビーカーを押しながらのんびり買い物をするのもとても楽しくたまらなく幸せです。
たまに夫婦だけでリフレッシュしたいときは実家の両親に娘を預けて近場に食事に出かけることもあります。授乳と授乳の間しか出られないのでせいぜい2~3時間が限界ですが、たまに二人っきりになる時間があることも私たちにとってとても大事です。
A子どもがいない休日の有意義な過ごし方とは
我が家では日曜日と祝日が必ず夫婦揃って休みとなります。必ず家族そろって出掛けますが、2カ月に1度くらい夫婦2人+乳児で過ごすことがあります。上の子どもたちが、おじいちゃんやおばあちゃんの家へ泊まりに行き、遊んでもらうからです。
一番下はまだおしゃべりもできないため、夫婦ふたりといっても過言ではありません。こういった日には普段はいけないようなディナーを食べにいったり、思いっきりゆっくりとアウトレットへ買い物に行ったりします。穏やかに時間が過ぎ、けんかをすることもほとんどありません。
Aなるべく2人だけの休日を作るようにしています。
2人とも土日休みなので、なるべく二人だけで過ごす休日を作るようにしています。子どもが小さいころは預けるにしても落ち着かないため結局早めに帰宅したりしてなかなか思うように2人だけの時間を作ることはできませんでした。
ですが子どもが小学校高学年になり子供だけの行事で家を留守にすることがあり、そういったときは2人で過ごせるのでお互いの共通の趣味をするなどして2人の時間を作るようにしていました。具体的にはお互い旅行や食べ歩きが好きなので2人でどこかに出かけることが多いです。
A今はまだ子供たち中心に休日を過ごしています
休日の半分は家族四人で行動することが多くなります。家族全員で買い物に出かけたり、行楽地へ足を運んだりと、できるだけ子供たちが楽しめるような休日になるよう努めています。
それでも、二ヶ月に一回程度と頻度はそれほど高くありませんが実家の母に子供たちを預け外でのディナーや映画などを楽しむこともあります。今はまだ子供たちを中心に考え、将来的にはもっと妻と二人で出かける頻度が増やせればいいなと思っています。
「michi」さんや「あい」さんのように、実家のサポートを借りて数時間でも二人きりの時間を持つことは、夫婦のコミュニケーションを円滑にする強力なカンフル剤になります。子どもがいない空間で、「最近仕事はどう?」「こんなことがあってね」と、親の顔から「一人の男性・女性の顔」に戻って会話をするアクションは、夫婦の愛着を再確認するために非常に重要です。預け先がない場合は、地域のファミリーサポートや一時預かり保育を利用して、意識的にランチデートの時間を作ってみるのもおすすめですよ。
パターン4:お金をかけずにほのぼの!近所や自然を満喫派
最後は、遠出や派手なレジャーをしなくても、日常の延長線上でささやかな幸せを感じているほのぼの派のエピソードです。
A地味ですがほのぼのする過ごし方です
週末など会社が休みの日には、子供を連れてディズニーランドでも行きたいところですが、好きなお菓子や飲み物を買って公園散歩が夫婦の癒しの時間となっています。まだ30代なのに老夫婦のようにゆったりとした時間を過ごしています。
同じ木を見て葉っぱが綺麗だねと言いながら散歩をしたり、子供が走るのを見て早くなったよねなど本当に些細なことですが、これが幸せなんだろうねと話しています。ドライブも好きなので、コーヒーをテイクアウトして車内で飲むなど、ちょっとした食べ物があると幸せを感じられる夫婦なのかもしれません。
A日帰り温泉&産直めぐり
休日は趣味の温泉めぐりをしています。日帰り入浴はひとり数百円~千円以内なのであまりお金もかかりません。汗や垢と一緒に日々の疲れやストレスがすーっと溶けていくのを感じ、すっかりハマっています。
息子も私ではなくお父さんとゆっくりお風呂に入るよい機会です。また郊外の方に行くのでだいたい近くに産直があります。安くて新鮮な野菜を買ったり、その土地ならではのグルメを味わったり、ささやかな楽しみです。昔はショッピングセンターでひたすらダラダラ過ごすことも多かったのですが、すっかり健康的になりました。
A子どもと過ごす休日が今はとても楽しい
我が家は4歳と1歳の子どもがいます。休日は必然的に子どもと夫婦ともに過ごしています。子どもを預けて夫婦二人で外出をしたとしても、きっと子どものことが気になってすぐに帰ってきてしまうのだろうなと思います。
子どもたちを一緒に連れてきてあげたかったなと思うだろうし、子どもたちと一緒の方がさらに楽しいだろうなと思うからです。恋愛をしていた頃のように休日を過ごすということはないのだろうなと思いますが、今とても楽しいです。
「さき」さんのように、コーヒーをテイクアウトして公園を散歩するだけで幸せを感じられる関係性は、本当に理想的ですね。子どもの成長は驚くほど早いものです。「今この瞬間、足元でよちよち歩いている子どもと一緒に過ごす時間が、後から振り返れば人生の黄金期だったと気づくはず」という言葉があるように、何気ない日常の風景をスマホのカメラでたくさん残しておくアクションをぜひ心がけてください。
【対比表】休日の過ごし方で夫婦喧嘩を防ぐ!NG対応と望ましい対応
せっかくの休日なのに、過ごし方の希望が合わずに夫婦喧嘩になってしまっては元も子もありません。ここでは、夫婦間で衝突しやすい休日の「NGな対応」と、お互いが満足できる「望ましい対応」を比較表にまとめました。
| シチュエーション | NGな対応(イライラ・喧嘩に発展) | 望ましい対応(お互い満足) |
|---|---|---|
| 休日の朝の過ごし方 | 「休みの日くらい早く起きてよ!」と寝ている相手を叩き起こす | 「午前中は私が子どもを見るから、午後はパパお願いね」とシフト制にする |
| お出かけ先の決定 | 「どこでもいいよ」と言いながら、提案された場所をすべて否定する | 「今日は公園かショッピングモールのどっちがいい?」と選択肢を出す |
| 外食のタイミング | お腹が空いて子どもが泣き出すまでお店を決めずに歩き回る | 出かける前にランチの場所と時間を決めておき、予約をしておく |
| 相手が趣味に行きたい時 | 「私ばっかり子どもの面倒見てるのに!」と嫌味を言って送り出す | 「楽しんできてね!その代わり明日の夕飯作りはお願いね」と交換条件を出す |
| 夕食時のコミュニケーション | スマホを見ながら無言で食事を済ませる | 「今日あそこの公園楽しかったね」と1日のポジティブな振り返りをする |
夫婦喧嘩の多くは「期待と現実のズレ」から生まれます。休日の朝になってから「今日どうする?」と話し合うと揉めやすいため、金曜日の夜の時点で「明日はどんなスケジュールにする?」と軽くミーティングをしておくアクションが、平和な週末を迎える最大の秘訣です。
夫婦で休日を別々に過ごすのはアリ?心理的メリットとルールの作り方
体験談の中にもあったように、休日に夫婦が別々の趣味を楽しんだり、単独行動をしたりすることに対して、「冷めているのでは?」「家族の絆が薄いのでは?」と心配する声もありますが、決してそんなことはありません。
「個人の時間」が家庭の平穏をもたらす
家族心理学において、家庭という密室の中で常に同じメンバーと顔を突き合わせていると、無意識のうちに息苦しさ(パーソナルスペースの侵食)を感じてしまうことが指摘されています。特にママは、平日も休日も常に「母親」としての役割を求められ続けるため、心が休まる瞬間がありません。
月に1回でも、パパに子どもを任せて「一人の女性」として映画を見たり、カフェで本を読んだりする単独の休日を持つことは、精神的なデトックスになります。「たっぷり一人時間を満喫できたから、家に帰ったら子どもとパパにうんと優しくしよう」という心の余裕が生まれ、結果として家庭全体が明るい空気に包まれます。
別行動をする時の「我が家のルール」を決めよう
夫婦別行動を成功させるためには、お互いに不満を溜めないためのルール作りが必要です。例えば、「パパが休日に釣りに行くなら、翌日はママが半日フリータイムをもらう」という公平な時間配分や、「昼間は別行動でも、夕食の18時には必ず集合してみんなで食べる」といった集合のルールです。ルールが明確であれば、「相手だけがズルい」という被害者意識を持つことなく、気持ちよく送り出すアクションが取れるようになります。
休日を家族で思い切り楽しむ!パパ(夫)を自然に巻き込むコツ
「休日は家族で出かけたいのに、夫が家でゴロゴロしてばかりで動いてくれない」というお悩みもよく聞かれます。疲れているパパを自然に外へ連れ出し、家族の思い出作りに巻き込むためのテクニックをご紹介します。
パパの「得意」や「興味」を目的地に設定する
「子どもが喜ぶから公園に行こう」という提案では、疲れているパパの腰は重いままです。そこで、パパのモチベーションを上げるための「裏目的」を設定するアクションを起こしましょう。
例えば、ラーメン好きのパパなら「〇〇市に新しいラーメン屋さんができたみたいだから、そこでお昼を食べて、帰りに近くの公園で遊ばない?」と提案します。家電やアウトドアが好きなパパなら、大型ホームセンターやスポーツ用品店の隣にある公園を目的地にします。「自分の興味がある場所」がコースに含まれているだけで、男性の外出へのフットワークは驚くほど軽くなります。
「パパがいないと困る」と大げさに頼る
男性は「家族から頼りにされている」と感じることで、父親としての自尊心が満たされます。「公園のあのアスレチック、私だと手が届かなくて補助してあげられないから、パパが一緒に行って助けてくれないかな?」と、パパの力が必要不可欠であることをアピールしてみてください。頼られて悪い気がする男性はいません。「仕方ないな」と言いながらも、公園では大張り切りで子どもと遊んでくれるはずです。
よくある誤解!子供のいる休日の過ごし方に関する思い込み
理想の家族像に縛られすぎて、休日が逆にストレスになってしまっているママもいます。ここでは、休日の過ごし方にまつわるよくある誤解をスッキリと解消しておきましょう。
誤解1:「毎週末、どこか特別なレジャー施設に連れて行かなければならない」
SNSなどで、毎週末のようにテーマパークやグランピングに行っているキラキラした家族の投稿を見ると、「うちもどこか遠くへ連れて行かなきゃ」と焦ってしまいますよね。しかし、子どもにとって休日の幸せは「場所」ではなく「親が自分に100%向いてくれている時間」にあります。遠くの遊園地で親がイライラしながら行列に並ぶよりも、近所のいつもの公園で親が一緒に鬼ごっこをして大笑いしてくれる方が、子どもにとっては最高の休日になります。特別な場所に行く必要は全くありません。
誤解2:「休日に子どもにテレビや動画を見せるのは罪悪感がある」
「せっかくの休みなのに、家でYouTubeばかり見せてしまった」と自己嫌悪に陥るママは多いですが、親だって人間ですから疲れている時は休む権利があります。「今日の午後は映画館ごっこね!」と言って、部屋を少し暗くしてポップコーンを用意し、2時間ゆっくりとアニメのDVDを見るのも立派な休日のエンターテイメントです。動画に頼る時間を「手抜き」ではなく「親の体力回復のための戦略的休息」とポジティブに捉えるアクションを取り入れましょう。
休日の過ごし方に関するFAQ(よくある質問)
Q. 雨の日の休日、家の中で子どもを持て余してしまいます。どう過ごすのがおすすめ?
A. 雨の日は、家の中をアトラクション化するアクションが効果的です。「お風呂場で絵の具遊び(水着着用)」「リビングにシーツでテントを作る秘密基地ごっこ」「一緒に餃子の皮やピザを作るお料理教室」など、普段やらない特別感のある遊びを一つ取り入れるだけで、半日はあっという間に過ぎていきます。
Q. 夫が休日にずっとスマホゲームをしていて腹が立ちます。
A. 「ゲームやめて!」と怒るのではなく、「午前中の10時から12時までは、スマホを置いて〇〇ちゃんと全力でブロック遊びをしてくれない?午後からはずっとゲームしてていいから」と、時間を区切ってトレード条件を出すアクションが有効です。終わりが見えていれば、男性も集中して子どもの相手ができます。
Q. 実家が遠くて子どもを預けられず、全く夫婦の時間が取れません。
A. 物理的に預け先がない場合は、「子どもが寝た後の夜の2時間」を意図的に夫婦デートの時間に設定しましょう。少し良いワインやおつまみを用意し、間接照明にしてお家カフェや映画鑑賞の空間を作ります。「この時間は、子どもの話と仕事の愚痴は禁止」というルールを設けるだけで、恋人同士のような新鮮な会話を楽しむことができますよ。
Q. 週末に習い事が詰まっていて、家族で出かける時間がありません。
A. 習い事が忙しい時期は、家族全員でのお出かけは月に1〜2回できれば十分合格です。その代わり、習い事の送迎の帰りに「ここのパン屋さんで寄り道しておやつ食べようか」と、短い時間の中に小さな特別感(プチレジャー)を盛り込むアクションをとることで、子どもも親も満足感を得られます。
まとめ:家族の形はそれぞれ!自分たちにとって一番心地よい休日を
15組の先輩夫婦の体験談を通じて見えてきたのは、「休日の過ごし方に、誰にでも当てはまるたった一つの正解はない」という事実です。
子どもが小さいうちは大型ショッピングモールに通い詰める日々もあれば、少し手が離れてくれば日帰り温泉やそれぞれの趣味を楽しむ余裕が生まれてきます。また、実家のサポートを借りて夫婦水入らずのデートを楽しむことも、お互いを尊重して別々に行動することも、すべてがその家族にとっての「正解」なのです。
大切なのは、「SNSのキラキラした休日」と自分たちを比べるのではなく、パパとママ、そして子どもたちが「無理なく、笑顔でいられるペース」を見つけることです。疲れている時は家でダラダラしてもいい。たまにはパパに子どもを預けてママが一人で映画を見に行ってもいい。
今度の週末は、ぜひ夫婦で「明日はどんな休日にしようか?」と話し合う時間を5分だけ作ってみてください。家族の数だけ、素敵な休日の形があります。皆さんの週末が、笑顔とリフレッシュに満ちた素晴らしい時間になりますように!




