パパママ婚の体験談に関する記事

パパママ婚は大変?念願の子連れ結婚式を挙げた体験談

パパママ婚は大変?念願の子連れ結婚式を挙げた体験談

おめでた婚やなんらかの事情で結婚式を挙げられず、パパママ婚に憧れているママさん、そしてママに結婚式をプレゼントしたいパパさんは少なくありません。近年支持されるパパママ婚、実際に挙げた感想はどうだったのでしょう?

マーミーTOP  >  夫婦・家族  >  パパママ婚は大変?念願の子連れ結婚式を挙げた体験談

パパママ婚は大変?おすすめの演出は?念願を叶えた夫婦の体験談

さまざまな事情から結婚式を挙げられずに出産したママさん。「いつか妻に結婚式をプレゼントしたい」と思っているパパさん。当日の子供のケアや費用の工面などを考えると二の足を踏んでしまうかもしれませんが、念願を叶えるために前に進んだ先輩達の話を聞くと、不安が吹き飛ぶはず!

こちらではパパママ婚とはどのような結婚式か、パパやママに多いパパママ婚へのお悩み、子連れだからこそ感動もひとしおのおすすめの演出、パパママ婚の先輩たちの体験談をご紹介します。ぜひあなた達ファミリーにピッタリの一生に一度の思い出を作りに役立てましょう。

パパママ婚とは?

結婚式での家族

パパママ婚とは、おめでた婚や子連れ再婚、当時の選択で出産前に式を挙げず入籍だけで済ませたカップルなどが、子連れで式を挙げる結婚式のスタイル。「ファミリー婚」「子連れ婚」「パパママキッズ婚」とも呼ばれています。

出産直後は赤ちゃんのお世話で夫婦ともに大変ですが、少し余裕ができると幸せを噛みしめられるようになり「今だからこそ、家族で思い出に残るパパママ婚を挙げたい!」というご夫婦もいますし、自分に幸せな家庭を築かせてくれたママへの感謝の気持ちを込めて、パパがパパママ婚を挙げたいと思うご夫婦も。

大変?迷惑?パパママ婚への悩み

結婚式で母親と娘

パパママ婚は夫婦や家族の絆を深める上でも、とても意味のある素敵なお式ですが、結婚式の高いハードルに二の足を踏むご夫婦が多いのも事実。特に多いのが次のようなお悩みです。

  • 周囲の反応
  • 当日の子供のお世話
  • 式を挙げるタイミング(子供の年齢)
  • 費用の工面
  • 挙式の準備

結婚式と言えばやはり婚姻前が一般的。そのため招待者に迷惑と思われないか気になるママやパパは少なくありません。また式当日の子供のお世話は誰に頼めばいいのか、子供が何歳で式を挙げるのがベストかといった子連れだからこその悩み、式の費用の工面はどうすればいいのか、子育て中で準備が大変ではないかなど挙式そのものへの不安は、多かれ少なかれどのご夫婦もあります。

けれど最近はそうしたパパママ婚のお悩みに対応している結婚式場が増えていますので、式場選びの際に託児サービスやキッズスペースがある、あるいはキッズ参加型のパパママ婚プログラムがあるところを選ぶと、パパやママも安心して式を挙げられますし子供も楽しめます。

また予算や参列者が少なくても柔軟に対応できるプランがある式場、わざわざ出向かなくてもスマホやメールで準備ができる式場、ベビー歓迎の式場などもあります。

式を挙げたいか、挙げたくないかが大切!

挙げられるか挙げられないかを考えると、パパママ婚を実現させるのは困難。なぜなら子供の成長に伴って、予定外の出費や都合などが次々と湧いてくるからです。

大切なのはパパママ婚を挙げたいと思った気持ち。そしてアレもコレもと欲張らず、自分達の本当に譲れない要望をしっかりと話し合って決めることです。

パパとママの要望が明確であれば式場側も受け入れやすく、当初自分達だけでは想定できなかったような柔軟な対応がしやすくなります。

また披露宴にこだわらなければ、海外ウエディングやレストランウエディングなどの選択肢が広がり、家族だけでパパママ婚の楽しい思い出作りも可能です。

パパママ婚だからこそ!おすすめの演出

フラワーガール

通常の結婚式でも親戚の子供などにお願いして、フラワーボーイリングガールをお願いしてもらいますが、我が子にやってもらえばまるでキューピット!結婚式が盛り上がること間違いなしです。

まだ歩けない赤ちゃんの場合は、パパとママが誓いのキスを両サイドから赤ちゃんにするファミリーキスや、結婚証明書に赤ちゃんの手形、足形を押すのもおすすめ。

再婚などで子供が手紙を書ける年齢になっている場合は、子供が協力的であればパパとママに手紙を書いてもらうのも、感動ひとしおです。

パパママ婚は大変?先輩からの体験談

実際にパパママ婚を挙げた先輩達は、どのようなきっかけでどのようなパパママ婚を挙げたのでしょう。パパママ婚の様子や感想などの体験談を見ていきましょう。

marti
32歳

結婚記念日にハワイでファミリー婚を挙げました

海外旅行をしてる家族

閏年の2月29日に入籍し、4年後初めての結婚記念日の年にパパママ婚の挙式をあげました。私たちは授かり婚で急に結婚が決まったため、両家への挨拶や入籍の準備と引越し等を仕事の合間に行うだけでも大忙しで、入籍当時は結婚式を挙げるには時間も経済的にも余裕がありませんでした。

でも人生で1度きりのことですから、やはりウエディングドレスを着たい女心は諦められず、ハネムーンも行ってなかったので、それも兼ねて思い切って夢だったハワイで挙式を挙げました。

子供は3歳になっていたので、海外旅行も特に不安もなくとても快適な旅でした。なによりハワイの素晴らしい景色の下での素敵な体験はとても感動的で、一生の想い出になりました。

子供は現在8歳になりましたが、今でもその時のことは心に残っていて、親子で想い出話に花が咲きます。家族にとっての大切な想い出になるので、結婚の節目になるような時にまた家族で結婚式を挙げるのもいいね、と主人と話しています。

えーちゃん
30代半ば

友人がセッティングしてくれたレストランウエディング

レストランウエディングに参加してる女の子

結婚した当時は私の仕事が忙しかったり、妊娠していたのもあったり。結婚式の写真だけは撮ろうと言ったものの、結局写真すら撮らずに終わってしまいました。

無事に子供が産まれて落ち着いてから「結婚式を二人だけでやろう」と話していたのですが、実際に生活していると時間的にも金銭的にもパパママ婚をする余裕がなく、結局できずじまいでした。

そんな時に旦那さんの友人がレストランウエディングを企画してくれたので、そのお友達に甘えて式場の準備や手配など、なにからなにまで全部お任せしてやってもらいました。

やはり結婚式をするのとしないのとでは気分が違い、みなさんに祝福してもらう喜びも感じることができ、本当にやれてよかったと思いました。

アップル
30代前半

子供が喜んでくれたパパママ婚

私はお腹に赤ちゃんを授かってから、旦那と籍を入れました。妊娠中に結婚式を開いても良かったのですが、つわりが酷くてとてもそんな雰囲気ではなかったため諦めました。

そして29歳の時、旦那に突然ウエディングドレスを着たいか聞かれました。30代になる前に写真だけでも撮っておこうと思ったそうです。私が了承すると、折角だから皆に見せたいと旦那が言い出し、両家の親族を集めることに。すると実母に改めて結婚式を開いたらと提案されました。

今は子供が生まれてから挙げるパパママ婚も多いそうなんです。旦那も乗り気になり、あれよあれよと言う間にパパママ婚の準備が進みました。

もう3歳になった子供はどんな反応をするだろうと不安でしたが、自分が着られるドレスが楽しみなようで、当日もご馳走を一杯食べたり、たくさんの人に囲まれてお話ししたりとても幸せそうでした。自分や旦那だけでなく、子供まで一緒に式を楽しんでくれたので良かったです。

はるな
33歳

子供に「結婚式の写真を見せて」と言われて挙げた小さな結婚式

結婚を決めた当時はお互いにお金がなく、親に頼るのも嫌だったので籍だけ入れました。すぐに子供を授かったので初めての育児と家事の両立や仕事に追われ、あっという間に10年が過ぎていました。

子供も大きくなって落ち着いた時に、子供に「パパとママの結婚式の写真が見たい」と言われました。その時、改めて結婚式を挙げていないことを実感しました。一番幸せな今を思い出に残るようにしたいとも考えて夫に相談したら、結婚式を挙げることに賛成してくれました。

結婚して10年も経つので派手なことはせず、子供と両親と友人だけの小さな結婚式にしました。式の最中は、子供が一番張り切っていたように思います。両親にも親孝行ができたのかなと思っています。

わかぞー
39歳

会費制の子供が登場しない結婚式

結婚式の様子

結婚後すぐに夫が県外に転勤になりました。親族には転勤を理由に結婚式を挙げないと言っていましたが、本当の理由は金銭的な理由です。

子供が生まれて7カ月経過した頃、私は里帰りをしました。地元に帰り、久々に友人と会いホテルでランチをする約束をしました。そのホテルでたまたま会費だけで出来る結婚式プランというキャンペーンを行っていて、これならお金がない私たちでもできると思い、パパママ婚をすることになりました。

子供がいる方の結婚式の例を聞くと、子供が中心になるような式が多いと聞きましたが、夫は私と夫がメインの結婚式にしたいと言うので、子供は弟に面倒を見てもらい、入場などのシーンに子供を一緒に連れて登場するなどは一切しませんでした。

子供もまだ8カ月でしたので、長い式は飽きて疲れてしまうと思い、式場とは別の場所で遊ばせていた方が良いと考えました。弟の子守りは少し心配でしたが、何もなく素敵な結婚式を挙げる事ができました。

ぴかりん
20代前半

お気に入りの式場で4年越しの結婚式

私が夫と入籍をしたのは二十歳のとき。授かり婚だったこともあり、当時の二人は貯金も少なく、お互いの両親に援助をしてもらって新居を決めました。夫の両親に「結婚式はした方がいい」と促されていましたが、お腹に赤ちゃんがいる間は私の体調が悪かったため、「結婚式をするなら産まれてから」と返事をしていました。

子供を出産してから「まだ式場選びに行かないの?」と何度も言われるので、家族三人で式場選びに行きました。やっと式場を決めたことを夫の両親に報告した途端、態度が急変。「どこからそんなお金が出るの」と散々文句を言われ、夫の両親とは疎遠になってしまいました。

それから1年ほど経ち私は二人目を妊娠、出産しました。夫とは「いつか結婚式を挙げたいね」という会話にはなるものの、結婚式を挙げる機会はもうないと思っていました。

上の子が3歳下の子が1歳になり、入籍から4年経とうという頃。本屋さんで見つけた無料の結婚式場情報誌を家に持ち帰りました。そこで見つけた海の見える式場がとても素敵で、思い切って挙げることにしました。小さな式ではありましたが、仲の良い友人や家族に祝福してもらい、4年越しでパパママ婚を挙げました。

ちーかま
30代後半

親族だけの小さなパパママ婚

結婚式

私は20代後半のとき、当時付き合っていた彼女との間に子供が出来ました。お互い結婚を意識してはいましたが、突然のことに唖然としてしまいました。とにかくお互いの両親に報告。子供を理由にしたくはなかったのですが、結婚する意思を伝えました。

そして入籍。お互い準備が充分ではなかったので、それぞれ実家暮らしでの入籍になりました。それから半年経ってからアパートを借りて暮らし始めました。子供が産まれるまでは出産の準備や暮らしに慣れることに精一杯で、産まれたあとは子供の世話に追われる日々でした。

付き合っていたとき話をしていた結婚式のことも、いつの間にか忘れていました。子供が二歳になった頃、妻から結婚式の話を切り出されました。もともとはやりたいと思っていたので、身内だけでもいいから挙げたいということでした。

私も駆け足のようにここまで来てしまったので、きちんとけじめと節目をつける意味でも式をあげようと思いました。両親に伝えると、親も結婚式を挙げてほしかったらしく、喜んでいました。そしてお互いの親族だけで小さな結婚式を挙げました。新鮮な気持ちになりいい思い出になりました

後悔するくらいならやった方が得!?

子供を持つと将来の教育資金の貯蓄も必要になり、パパママ婚なんて贅沢は夢のまた夢と思う人も少なくないでしょう。けれどたった一度の人生で「本当はやりたかったのに…」と諦めて、本当に後悔しませんか?

パパママ婚を実際に挙げるにしろ挙げないにしろ、まずは調べて見ましょう。子供を理由にママやパパが結婚式を諦めてしまうなんて、子供にとっても辛いこと。親が幸せでいるからこそ、子も幸せになれるのです。