モラハラ夫への対処法に関する記事

『モラハラ夫の効果的対処法7つ!悪化を防いで効果的/段階別に対策!』

モラハラ夫の精神的ストレスから、1日も早く解放されるために有効な対処法をご紹介しています。ぜひご参考に!

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モラハラ夫からの精神的ストレス撃退!段階別7つの対処法

家庭内では妻の心を言葉や態度で傷つけ、人前では優しい顔を見せて周囲を欺く。そんな卑劣な特徴を持つモラハラ夫。「自分の夫がモラハラ夫だった!」と気付いた時、妻は一体どうすればよいのでしょうか?

モラハラ夫への有効な対処法は、段階によって大きく異なります。夫のモラハラ度の高さや、あなた自身が抱えるストレス度によって、効果的な対処法をモラハラ度(ストレス度)の低いものから順にご紹介します。

【軽度】モラハラ夫は心構えでノックアウト

「頻繁に嫌な思いをするわけではない」「どちらも悪いと思う」というレベルの場合は、あなたの考え方を変えるだけで、夫の態度もかわるかもしれません。
モラハラ夫かも?と思うレベルの場合は、基本中の基本の心構えで、夫の言動をノックアウトしましょう。

レベル1 夫の言葉を真に受けない

隠れたモラハラ被害者に共通しているのは、自分で自分を責めているということ。旦那がモラハラ夫だったと分かった今、もう「自分が悪いのではないか…」と悩む必要はありません。
モラハラ度があまり高くないと思う場合は、夫の言葉を鵜呑みにして自分を責めるのをやめましょう。

あなただけが完璧であろうとする必要はありません!夫のモラハラ発言を真に受けないように気持ちを強く持ちましょう。

レベル2 夫に同情しない

モラハラ被害者は、「この人は私がいなければダメになる…」と夫への同情心を抱くことで、男性をツケ上がらせてしまうことが多々あります。
思い当たる女性は、あなた自身が自分を責めないようにするためにも、夫の言動を増長させないためにも、モラハラ夫への同情心を断ち切る必要があります

モラハラ対策に同情心は天敵です!同情心が残っている間は、モラハラ対策をなかなか行動に移せません。
あなたの心の痛みを無視せず、そんな態度をとる夫への同情をやめれば、態度を改めるかもしれませんよ。

【中程度】モラハラ夫は掌で転がそう!

「良い所もたくさんあるから、何とか話し合いで解決したい。」「離婚はしたくない」というレベルの対処は、加害者である夫の本質を理解し、それに合う対応をし、さらに第三者を交えた対応が必要です。こうすることで、解決へと一歩進めるかもしれませんよ。

レベル3 夫を優位に立たせておく

もしあなたのストレス度があまり高くないようでしたら、普段から夫を立てるように心掛け、言葉は悪いですが「夫をいい気にさせておく」という対処法で、夫からのモラハラを未然に防げる場合があります。

モラハラ夫のあなたを責める言動は、「弱い自分を隠すために優位に立ちたい」という心理が根底にあります。そのため、「若い妻をよその男に取られたくない」「亭主関白な家庭を作って周囲に羨ましがられたい」などの男性の器の小ささや、自信のなさを隠すための虚勢ですので、自信を持たせてあげれば大人しくなることもあります。

レベル4 夫の言動に対して過剰反応しない

夫の自信の無さを理解し優越感を満たす対処は、モラハラが軽減する場合ばかりではありません。夫によっては逆にツケ上がってしまう場合もあります。
もし夫が後者だった場合は、あなたが少しずつ毅然とした態度を示すことが大切です。

夫の命令的な言動に、涙を見せたり言い返したりといった過剰反応をせず、一切の反応をやめましょう。悪い言動には取り合わず、良い行動の時だけ相手をするのです。あなたが毅然とした態度を示すことによって、夫の中にも変化が起こるはずです。

モラハラ夫の歪んだ目線

モラハラ夫の歪んだ目線は、あなたの「泣く」「怒る」などの過剰反応を、あなたの愛情だと受け止めてしまいます。悪い言動には一切相手をしないことで、あなたを失うかもしれないという危機感を与えましょう

レベル5 夫の豹変ぶりを第三者に理解してもらう

出来ることなら夫婦間のみで解決したいモラハラ問題ですが、解決するまでそんな両親と一緒に暮らさなければならないお子さんも、精神的ストレスでダメージを受けてしまいます。
夫婦のみでは解決の糸口が見付からないようなら、実家の親や信頼できる友人などの第三者介入も考えましょう。

事前に第三者に理解してもらうことで、モラハラが悪化した時に味方になってもらいやすくなります。
周囲に思い当たる人がいない場合は、カウンセリング機関などを利用しましょう。

第三者介入は間違いのない人選を!

極端にどちらかの味方になるような人は避け、客観的な立場で冷静な判断をしてくれる人を選びましょう

【重度】モラハラ夫には離婚を視野に入れた準備

「全て自分が悪い気がする」「子供への悪影響が心配」「辛くて眠れない」というレベルの対処法は、離婚への準備が必要でしょう。「離婚なんて考えられない」と恐怖で無気力になっているかもしれませんが、いつ何が起きてもいいように準備だけはしておきましょう。

レベル6 モラハラの証拠を残す

モラルハラスメントは、芸能人の離婚報道などでも言われているように、どこからがハラスメントになるのか境界線があいまいなものです。言った言わないの口喧嘩ではラチがあかないため、「いつ・どこで・どんなことを言われたのか」といった詳細な証拠を残しておきましょう。

日記は立派な証拠になります。今離婚などは考えていないとしても、いざという時の武器になりますので、夫の目に入らないよう、密かに証拠を残しておきましょう。
ボイスレコーダースマホのボイスレコーダーアプリなども便利です。

レベル7 離婚後の新生活を想定し準備する

もしも夫のモラハラが悪化する一方なら、いよいよ離婚を視野に入れた準備も必要です。
子供の人生もかかっていますから、感情的に家出などをすることのないよう、あらかじめ新生活を想定して、着々と準備をしておくことをおすすめします。

最近は、自治体によるモラハラ夫対策のためのシェルターなどもあります。また市町村などで行われる無料法律相談などもあります。そういった情報をたくさん集め、いざという時の行動に役立てましょう。

離婚を視野に入れる場合は、第三者の協力が必須です!新生活が落ち着くまでの「隠れみの」になってもらうためにも、必ず協力者を確保しておきましょう

モラハラ夫に負けない。これらの対処法で賢く立ち回ろう!

モラハラ夫のハラスメントのパターンは本当に千差万別です。具体的なハラスメントの内容に応じて、効果的な対処法を取ることが大切になってきます。
とにかく、あなた自身と子供の安心を第一に考えて行動するよう心掛けて下さいね。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。