子沢山家庭の生活がより豊かになる方法!節約よりママが働く方が確実
沢山の子供を育てると何かと支出が増えますが、貧乏を避けるためには働いて収入を増やすのが早道です。無理に節約して出費を減らしてイライラするよりは、ママが何らかの仕事をしたほうが収入増えて、確実に家計も精神面も楽になります。
もちろん子供を保育園に預ける費用が増え、配偶者控除の恩恵が受けられなくなるなどのリスクはありますが、扶養の範囲内でも100万円に近い世帯収入を増やすことはできるので、教育資金の足しにもなります。
最近は副業を持つことが認められる会社が増えているので、夫婦でクラウドソーシングなどのネットを利用した副業をして、お小遣いを稼ぐという方法もおすすめです。
子沢山な多産家庭で育って成功した有名芸能人
子沢山な家庭で育ち、成長して成功を掴むことができた芸能人は少なくありません。例えば、パリコレモデルのアンミカさん。男2人、女3人の5人きょうだいの子沢山家庭で、次女として育ちました。
温かいお母さんの言葉に励まされて、数々の苦難を乗り越えモデルとして成功。現在はアメリカ人のセレブ実業家と結婚して活躍していますし、兄弟仲の良いところをブログなどで発信しています。
不思議な魅力でいま人気のお笑い芸人みやぞんも、母子家庭の5人兄弟の末っ子です。貧乏や不幸せなどを全く感じさない明るいキャラと、若い頃に旅芸人をしていたお母さんから受けついた歌の才能を生かして、華やかに活躍しています。
子沢山家族がもっと幸せになれる7つの方法!子供が伸びる教育の仕方
子沢山家庭には幸せが多い分、他の家庭と同じように心配事もあるものです。その一つが子供の教育。子供の数が多い分、どうしても一人一人に目や手が行き届かないこともあります。
けれど同じように子沢山家庭で育ち、幸せを手に入れた芸能人が両親から教わった方法なら、子沢山ママも今すぐ取り入れられます。子供の数に関係なくよい教えばかりなので、ぜひ参考にしてください。
1目を見て!口角を上げて!姿勢よく!笑顔で話す
子沢山家庭で育ったアンミカさんが大事にしている、亡くなったお母さんの言葉。相手の目を見て話し、人の話を良く聞き、姿勢を良くして口角を上げて笑顔でいると美人になって、周りから愛される人間になれるという教えです。
アンミカさんは小さいころに顔に怪我をし、周囲にからかわれて嫌な思いをしたことがあったのですが、その時にお母さんがかけてくれた、「目鼻立ちが整った人だけが美人ではないのよ」という一言で一念発起。世界を股にかけるスーパーモデルにまで上り詰めています。
2謙虚でいることが大切!教育としつけはしっかりと
子沢山でよく知られる、芸能界の大御所タレントの北野武さんや工学博士の北野大さんなど才能豊かな3男1女を育てた北野さきさんが残したのは、「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」という家訓です。これは子供達が謙虚な気持ちをいつも忘れないようにという、母の人生訓。
確かに北野武さんは辛口で毒舌でも、謙虚だからこそ周りの人に嫌われることなく慕われていますし、有名大学の教授になっても大さんは威張るところがなく、いつも控えめで周りの人から愛されています。
「たけしくん、ハイ!」という小説やNHKの朝ドラでも描かれていますが、北野さきさんは熱心な教育ママであり、子供のしつけにも厳しかったことで有名です。
3子供の自主性を尊重!思うようにいかないと思うと楽
元アイドルにして実子5人、連れ子2人を育てている子沢山の堀ちえみさんのモットーは、「放任主義」といわれるほどに家族の自主性を尊重すること。
同じ家庭に育っても、子供は一人一人性格や性質が違います。全員が自己肯定感を持つためには、パパやママに認められて、のびのびと過ごすことが欠かせません。
子供を枠にはめるのではなく、思うようにいかないと思っているほうが肩の力が抜けて、ママ自身も生活を楽しめるそうですよ。
4夫婦の会話が大事!子供から解放される時間を大事に
ペアレンティングアワードのパパ部門を、2度も受賞しているタレントのつるの剛士さんもよく知られている子沢山パパ。
育児休業を取得し、5人の子供を育てるイクメンパパとしても話題になりましたが、「6人目の子供が欲しい」と大手を振って言える子沢山育児のコツは、夫婦で良い関係を築くことにあるといいます。夫婦の仲が良いと、それを見ている子供達も良い影響を受けて、育児がしやすくなるのだとか。
「父親とは、こうあるべし」という見方をやめて、周りからのアドバイスやお小言は子育てのヒントくらいに受け止めればいいという考え方も、多産育児を楽にするポイントです。
5叱るときは叱る・愛情を示すときは全力で!メリハリを大事にする
俳優の哀川翔さんはその強面のとおり、子供達から「世の中で一番怖い大人」と呼ばれる厳しいお父さん。実子2人、連れ子3人を育てる子沢山家庭のパパですが、自分の母親から受け継いだ「嘘をつかない・他人を傷つけない・他人の物をとらない」の3箇条を徹底しています。
それと同時に、1日3秒はぎゅっと抱きしめるという日課も必ず守る徹底ぶり。叱っても愛情をしっかり示すことで、子供達から頼れるパパとして慕われています。
6合言葉は「あいくま」!焦らず努力を続けることが大事
幅広いレパートリーで物まねタレントとして不動の人気を誇るコロッケさんは男2人、女2人の4人の子沢山パパですが、家訓は自分のお母さんから受け継いだ「焦るな・怒るな・いばるな・くさるな・怠けるな」の5箇条。
小さいころから母の教えを胸に芸を磨き、親になってからは自分の子供の部屋にもこの教えを紙に書いて張り出しているのだとか。
コロッケさんの長女は歌手兼タレントとして芸能界で活躍していますが、「焦ってはいけない、どんな世界でも才能を開花させるためには努力をし続けなくてはいけない」というコロッケさんの教えは、お子さんにも良い影響を与えています。
7子供に依存をしない!その時の子育てを楽しむ
バラエティ番組などで活躍しているお笑いタレントの土田晃之さんも3男1女の子沢山家庭のパパですが、多産の秘訣は子供に依存をしないことだと語っています。
自分自身も男ばかりの3人兄弟の長男として成長し、「5人兄弟でも良かった」と思うくらいに家族愛が強いのですが、子供の数が増えたことで親として子離れができ、子供一人一人の個性に気が付くようになったのだとか。
子育てはあくまでも、一時期だけのものと捉えましょう。一瞬を見逃さないように集中することで夫婦関係に重点を置くことができ、家族全体が円満にまとまるそうです。
日本人の富裕層は子沢山を避ける!?お金持ち妻が多産を選ばない理由
3人の息子と1人の娘を全員東大医学部に入学させた佐藤亮子さんは富裕層の子沢山ママの一人ですが、ママの間では街中でセレブママが子供を沢山連れている姿を見かけないという声が多く、「日本人富裕層の妻は、子福のはずの子沢山を選ばない」という説を耳にしたことがある人もいるでしょう。
少子化は先進国を中心に世界各国で進んでいますが、日本人富裕層には欧米とは違う日本ならではの子沢山を避ける理由があると考えられます。その理由を詳しく見ていきましょう。
1生活費や学費負担が増えて貧乏になる
本当は子供が沢山欲しいのに迷ってしまう一番の理由は、子供にかかる生活費や学費といった経済的な問題です。家族が増えればそれだけ、食費や生活費、教育費がかかります。
幼児教育を無償で行っている欧米の国もありますが、日本ではこれまで幼稚園や保育園の費用が基本的に有料。小学校以降は義務教育とはいえ、学用品や制服などの出費も馬鹿になりません。
2019年10月から幼児教育が無償化するとはいえ、幼児や小学生を塾や習い事に通わせる家庭は年々増加し、費用も高額化しています。富裕層は名門私立中学や高校、大学へと進学させる家庭が多いのに、高所得なため無償化や奨学金などの支援の対象外となりやすく、子育てにはよりお金がかかるのが実情です。
2子供一人一人への教育が不十分になる
子供が沢山増えることで一、人当たりにかけられる手間や教育費用は少なくなります。少子化が進んだ日本では子供に将来の望みを託す親が多いため、子供に自分が納得できるほど手をかけられなくなることを心配するパパやママも多いのです。
我が子には自分と同程度、もしくはそれ以上の教育を受ける必要があると考える親が多く、実際に子供にかける教育費用は増大しています。
「子沢山よりは一人の子供に集中したほうが有利だ」と、お金や学歴を子供の幸せとセットで考える傾向が強いのです。
3年齢的に負担が大きい
日本では晩婚化がすすみ、30代以降に出産を迎えるパパやママが多いため、所得が多い富裕層であっても年齢的に沢山の子供を育てることができない夫婦も増えています。
小さな子供はじっとしていることがないので、親が年をとっていると確かにお世話は大変。自分が定年を迎えても子供が小さいと教育費用がかかってくるので、経済的に困窮するリスクも高くなります。
一人は子供が欲しくても、充分な教育をしてあげられない、貧乏な思いをさせるよりはと、次子の出産に不安を抱えてしまうのです。
4PTAなどによる保護者の負担に不安を感じる
最近は小学校などでのPTA活動への不満も広がっていて、ニューズなどでも大きく取り上げられていることから、保護者としての負担に不安を抱くパパやママも多いです。
欧米のPTA活動は積極的に参加できる人が行う、「ボランティア活動」として普及していますが、日本では「任意」といいながらも、全員が参加せざるを得ないのが実情。
仕事に追われる忙しい現代のパパやママにとっては大変ですし、PTAに絡む嫌がらせや「ボスママ」などの人間関係のトラブル、「ランチ」や「アフタヌーンティー」などの過剰な出費や精神的負担をともなうお付き合いが増えることも、多産を避ける一因としてあげられます。
5子育ての協力者が得にくい
日本の社会では長時間労働が多いため男性が育児に協力しきれない面がありますが、それ以外にも核家族化が進んでいて、自分の両親や義両親の子育ての協力を得にくいのも問題です。
一昔前は大家族で子育てをしていたため、パパやママの体調が悪い時や仕事でもなんとかなりましたが、現代ではなかなかそうはいきません。
お手本となってくれる人、親身になってアドバイスをしてくれる身近な人がいないことで、子育てに対する不安や負担感も大きくなりがちです。
6育児で孤立したくない
子沢山で何人もの子育てに専念するよりは、早めに育児期間を切り上げて仕事に戻りたいという女性も増えています。
日本では出産を機に女性が仕事を辞めて子育てに専念をする風潮が根強く、子育て中に世間から隔絶されて、孤独感を抱くママは多いです。
欧米では環境が整い、子供がいる女性も職場で一般的に受け入れられていますが、日本ではまだまだ制度も意識面でも遅れがち。頑張って子沢山ワーママになっても、精神的な負担が多くなり親ペナルティがひどくなるばかりです。
日本人富裕層には避けられがちな子沢山ですが、昔は子沢山が当たり前で、歴史的にも才能を開花させて幸せになった人が数多くいます。子供が三人以上でも幸せになっている家庭は数多く、奨学金やスカラシップ制度など子供の福祉体制が整っている現代の日本では、お金以上に情報ややる気が子供の幸せを左右するカギになるのが実情です。
子沢山ママが大変でも多産を選ぶ理由はズバリ「子供が多いと幸せ!」
富裕層の日本人女性が子沢山を避ける反面、お金にそれほどゆとりがなくても子沢山を選び、幸せになっているママは数多くいます。
子沢山ママ達が多産を選んだ理由は、ズバリ子育てが楽しく、家族が増えることが幸せだから。「子沢山=子福」なのです。
もし子育てに幸せや満たされた気持ちを感じることができなければ、「もう一人、産もう」と考えることはできません。
子沢山の苦労は子供の数以上の喜びに変わる
「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがある通り、ある程度の苦労は人間にとっての喜びに変わり、子育ては親育てにもなります。
最初は子沢山に不安を感じていたものの、「子沢山で大変なほうが逆に生活に張りがでて、自分自身が頑張れるようになった」と満足感を得ているパパやママは多いもの。
結婚当初は一人だけと決めていたのに、育児の苦労を共に乗り切ったことで夫婦の絆が深まり「子供のためにも兄弟は多い方が良い」と考え直して多産を選んだカップルも少なくありません。
子沢山パパママは子供に伝えて!物質的豊かさに勝るとも劣らない心の豊かさ
子沢山によって子供の貧困に直面する家庭では、親より子供が生きにくさを感じる時期があるかもしれません。けれど、インドから来日したマザー・テレサが日本人を心配したように、人の幸せは物質的な豊かさではなく、心の豊かさにあります。
物質的に豊かな環境で育っても、誰からも愛されず必要ともされなと、心の貧しさによって心や長い人生がむしばまれてしまうのです。
逆に、物質的には貧しくても両親に愛され必要とされて手助けをしている子供は、自己肯定感や自己有用感が高く、自立後も立派に社会の役に立つことができ、人と助け合って生きていける能力を身に着けることができます。
ですからもし子沢山で経済的に苦しい状況に追い込まれたとしても、人手が足りず忙しくても、愛に溢れる家庭を築きましょう。
穏やかで愛に溢れる心豊かな家庭環境は、経済状況に関係なく与えてあげられますし、子供にとっても親にとっても何よりの財産になるはずです。