兄弟仲が悪い原因&改善策に関する記事

『兄弟姉妹仲の悪さに悩む親必見!原因は?改善する秘策4つ』

「兄弟仲が悪いのは何故?」と悩んでいるママに、兄弟姉妹の関係が悪くなる原因や兄弟仲をよくする親の対処法について解説します。親の対応が兄弟姉妹の仲を悪くしていることもありますので、夫婦で子供への対応を見直してみましょうね。

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兄弟姉妹の仲が悪くて悲しい…原因&親が心掛けたい4つの対応

子供を何人か育てていると、同じ遺伝子を受け継ぎ、同じ環境で育つ兄弟であっても個性があって、本当に面白いものです。ですが、兄弟姉妹の個性がぶつかり合ってしまうと、兄弟喧嘩が始まってしまい、「どうしてこんなに仲が悪いの!?」と困ってしまうパパやママも多いですよね。

同じような兄弟構成でも、仲が良い兄弟もいれば、仲の悪い兄弟もいるのですが、一番身近な存在である兄弟姉妹とうまくいかない場合には、それなりの理由があるのかもしれません。今回は、子供の兄弟姉妹の中が悪くなる原因について考えながら、兄弟の仲を改善するための家庭での対策などについて、詳しくご紹介していきます。

兄弟姉妹の仲が悪くなる6つの原因

あなたは、同じ親を持ち小さな頃から一緒生活する兄弟姉妹であれば、何でも分かち合って無条件に仲よく暮らすことができるなんて誤解をしていませんか?そんなことはありません!小さな頃の取っ組み合いの喧嘩から、大きくなってからのいがみ合いなど、どうしても仲良く過ごすことのできない兄弟姉妹も多いんです!

親として困惑してしまうほどの仲の悪さの原因は、一体どこにあるのでしょうか?一緒に考えていきましょう。

親の対応

小さな子供にとって家庭はとても大切な自分の居場所。一番身近なパパやママの影響を強く受けて育ちます。自分以外の存在の愛情を実感し、信頼関係を育むのも、まずパパやママからです。そのため親の対応次第では、兄弟姉妹と良い関係が築けず、将来的な対人関係の構築にも支障が出てしまうことがあります。

相性

同じ遺伝子を受け継ぐ兄弟姉妹といっても、人間である以上相性があります。血のつながりがあっても、どうしても受け入れられないところや、乗り越えることができないことはあります。ユダヤ教やアドラー心理学では、10人中1人はどんなに努力しても仲良くなれないと言われているのです。

パパやママが無理に仲良くさせようと働きかけることで関係が悪化してしまうこともありますので、無理は禁物ですよ。

能力差への比較

子供にとって兄弟は一番身近な家族であるとともに、年齢差はあっても同じ条件を持たされるライバルでもあります。周りの大人から、「お兄ちゃんはよくできるのに…」とか、「妹さんは、可愛いね」などと比べられると、知らない間に心の中に対抗心が芽生えてしまったり、自分のいたらなさに気が付いて兄弟姉妹を認められなくなってしまったりすることも多いです。

喧嘩の延長

兄弟姉妹は喧嘩をする機会も多く、喧嘩がズルズルと長引いて、意地を張ってお互いを認め合えなくなることもあります。一旦はパパやママに仲裁されて仲直りをしても、「謝ってくれない!」とか、「勝手に自分の物を使った!」など、大人から見ればくだらないことにこだわって、なかなか心から仲直りができないケースも多いようです。

共通するものがない

子供の性格はとても個人差が大きく、兄弟姉妹であっても好きな食べ物の傾向が違ったり、服装の好みや趣味も全く違ったりすることもあります。親としては兄弟姉妹が同じようなことに興味を示してくれれば手間はないのですが…。

例えば、お兄ちゃんがスポーツ好きで弟は物静かで博物館で勉強するのが好きというように、興味のあるものが180度違ってしまうと、子供ながらにも話題がなく、あまり話をしなくなったままお互いへの興味をなくしてしまいがちです。

なんとなく

兄弟姉妹の仲が悪い原因で、意外と多いのが「なんとなく」とか、「特に原因は見当たらない」といった理由です。兄弟姉妹はお互いにとって一番身近で、あまりにも長い間一緒にいるだけに、小さな不仲のきっかけが積み重なっているだけで、明確な「ここがイヤ!」という理由が見つけにくいのかもしれませんね。

距離が近すぎる

他人であれば幼稚園や学校、習い事が終われば顔を合わせずに済むため、多少のワガママや意見の不一致にも目をつぶり易いのですが、兄弟姉妹の場合はそうはいきません。安らげるはずの家庭にいるにもかかわらず、距離が近すぎるため我慢を強いられると、「外でもしんどかったのに、家でも我慢しなきゃいけないのはコイツのせい」と怒りの矛先が全て兄弟姉妹に向いてしまうことがあります。

また、兄弟姉妹は喧嘩をしても離れられない緊密な距離で過ごしますので、友達のように我慢して付き合う必要もなく、甘えが出て八つ当たりに対象にもなりがちです。

あなたはいくつやっている?兄弟姉妹仲を悪くする親の対応

子供にとってパパやママは絶対の存在で、兄弟姉妹はそんなパパやママの愛情を分かち合う仲間であり、ライバルでもあります。そのため、親の対応次第では、子供の心に傷を作って、兄弟姉妹を遠ざけるようなことを始めてしまうかも!兄弟姉妹の不仲を招きやすい、親の対応について、いくつか挙げていきましょう。

えこひいき

子供同士に相性があるように、親と子供にも相性があります。そのため、心の中では兄弟姉妹を平等に扱おうと思ってはいても、「より自分と気が合う」「自分の期待に応えてくれそう」というレッテルを、自分と相性のいい子に貼ってしまい、無意識にお気に入りの子供にばかり目をかけてえこひいきをしてしまうことがあります。すると、そうでない子供との格差が生まれてしまうのです。

比較

兄弟姉妹は比較される機会が多いのですが、他人に比較されることと、大好きなパパやママから比較されることでは、意味合いが違います。親の比較は子供の心に、「僕の方が愛されている」という誤った優越感と、「僕は愛されていない」という悲しい失望を生み出してしまい、兄弟姉妹の仲を裂いてしまいやすいのです。

もう一方をけなす

子供同士を比較するのはいけませんが、これがエスカレートしてしまうと、「お兄ちゃんを見習いなさい!」とか、「お姉ちゃんに比べてお前は…」なんてセリフが親から出て、一方的にけなしてしまうこともよくあります。

防御力のない子供は、親などの大人の心の動きにとても敏感ですので、大好きなパパやママの心の失望を敏感に感じとり、自分に価値観を抱けなくなってしまいます。また、親にそういった気持ちを抱かせる兄弟姉妹にも、強いコンプレックスと敵意を持ってしまうことがあります。

厳しすぎ

パパやママが子供に対して厳しすぎると、子供の心はどうしても余裕がなくなり、荒れてしまいがちです。そうなると子供は身近な存在や、自分より弱くて本来守るべき相手に優しく接することができなくなり、兄弟姉妹の仲もギスギスしてしまいがちになるのです。

役割を押し付ける

子供にとって「お兄ちゃん」に生まれたことも、「妹」に生まれたことも自ら選んだことではありませんよね。それなのに、パパやママから「お兄ちゃんなんだから…」「妹のクセに…」と役割を押し付けられると、プレッシャーや理不尽さだけを感じるため、次第に「妹はいいなぁ…」「お兄ちゃんがうらやましい」という対抗心を抱くようになり、兄弟姉妹の仲が悪化してしまいやすくなるのです。

気持ちをわかってあげない

子供にとって兄弟姉妹はライバルでもありますが、最も身近な愛情を感じる存在でもあります。そのため、兄弟喧嘩をしてしまうことはとても悲しいこと。ですから、喧嘩をするにも、子供なりの理由があるはずなのです。

ところが、そんなときにパパやママが「お前が悪い」「謝りなさい」と頭ごなしに押さえつけてしまうと、親に受け入れられない反発心が原因を作った兄弟姉妹に向いてしまうため、大きな確執を作り出してしまうことがあります。

兄弟姉妹の仲を改善する4つの対応

パパやママは兄弟姉妹の仲に大きな影響を与えますが、プラスの方向に働きかけることで、兄弟姉妹の関係を改善できる可能性もあります。子供達の関係にあまり干渉する必要はありませんが、反目するのではなく、お互いをスムーズに認めあえるように促す働きかけをしてみませんか?

愛情をストレートに伝える

子供は身近に兄弟姉妹がいると、どうしても心の中に親の愛情を勝ち取ろうという競争心をもってしまいますが、こういった心はたくさんの愛情を与えられることで、「争わなくても、愛してもらえる」と子供に感じさせ、気持を解きほぐす効果があります。そのため、結果的に兄弟への対抗心をやわらげることができるのです。

言葉だけでなく、スキンシップで愛情を示すことも大事ですよ。

ポジティブな言葉をかける

子供は厳しい言葉やネガティブな言葉をかけられると、ストレートに心が傷ついてギスギスし、家族関係を悪化させてしまいがちです。ですから、子供にはどんどんポジティブな言葉をかけて、心に余裕を持たせましょう

特に、子供の行動に対して「さすが、お兄ちゃんね」「お姉ちゃんが大好きなんだよね」と、兄弟姉妹の立場を意識して褒めてあげると、子供達の心が解きほぐされることが多いですよ。

兄弟姉妹はまとめて扱う

子供を一人一人平等に扱おうとすると、どうしても無理が出てしまいます。そんな時には、おやつも一緒、遊びに行くのもいっしょ、抱きしめるのも一緒と兄弟姉妹をまとめて扱いましょう。

子供一人一人に分散していた手間を減らして、ママ達も余裕ができるはずです。子供にとってもまとめて扱われることで兄弟に対するチーム意識が育まれ、自然と兄弟姉妹が協力しやすくなります。

子供の言い分をよく聞く

子供が「えこひいきした」とか、「あいつばっかり!」というヒガミを持ちやすいのは、自分が認められていないという思いを持っている証拠です。こういったヒガミは自己肯定感の否定に繋がりやすいので、子供の話は充分に聞いて、子供を認めてあげましょう。

話を聞く時には「ながら」ではなく、しっかり目を見て向き合って!そういった努力を続けることで、子供は嫉みなどのマイナスの感情を持ちにくくなり、自分を認められることで兄弟姉妹のことも受け入れやすくなりますよ。

兄弟姉妹の仲がいいのは親の影響?体験談

子供のうちに兄弟姉妹の仲が悪いと、「将来もこの調子なのでは…?」と悲観してしまいがちですが、心は体とともに成長していきますので、大きくなってから兄弟仲が良くなる可能性は高いです。子供のときに、将来にわたっても根を残すような相手に対する過剰な敵対心や嫉妬心を抱かせないことが大事ですので、子供同士が兄弟喧嘩をしたら、さりげなくパパやママがフォローしてあげましょう。

兄弟関係に関して言えば、あまりパパやママが「お兄ちゃんであること」や「妹であること」を強要しない方が上手くいく傾向があります。パパやママはあくまでも中立の立場をとったほうが、お互いへフォローをしやすくなりますので兄弟の対立には一歩下がって、客観的に見ることができるようにしましょうね。


36歳

受験を期に仲良くなりました

私には1歳下の弟がいます。私達兄弟はお互いに趣味や好きになるものが似ていて何かと競争になりましたし、年子の兄弟ということで周りから比較されることが多く、はっきり言って仲が悪かったです。

中学生になる頃には反抗期のせいもあって、一緒に食事をしていても口をきかないなんてことはザラだったのですが、私が大学受験に失敗して一浪し、弟と一緒に受験勉強をするときになって、お互いを理解することができるようになりました。

というのも、私は自分が弟と同じ学年になることに抵抗があったのですが、両親はそんなそぶりも見せず、弟と同じようにただの受験生として扱ってくれたからです。そのため、私も後ろめたさを感じずに一緒に受験をする仲間としての気持ちを持つことができましたし、弟の方も受験の先輩として不安な気持などを相談してくれるようになり、お互いに大学に合格してからは、とても良い関係が気付けるようになりました。

今はお互いに結婚し、子供もいますが、近くに住んでいるのでお互い行き来して、家族ぐるみで仲良くしています。

兄弟姉妹の喧嘩を否定しないで!子供が学ぶこと

子供は手加減ができませんから、小さいうちは相手をコテンパンにしてしまったり、大泣きをするほどの兄弟喧嘩をしてしまったりすることもしばしばあります。ですがこういった兄弟喧嘩にたいして、パパやママがあまり神経質になる必要はありません。「喧嘩をするほど仲が良い」という昔の言葉がある通り、お互いに興味や愛情を抱いているからこそ、嫌な思いをしてでも相手に喰いついていくんです。

兄弟姉妹のいない子供より、たくさんの異年齢の兄弟に囲まれた子供は、我慢が出来たリ自己主張ができるなどの対人スキルを身に着けることができます。兄弟喧嘩は、将来他人と対立してしまったときに和解する方法を学ぶ良い機械です。パパやママは無理に兄弟喧嘩を止める必要はありませんので、怪我だけはしないようい、さりげなくフォローをしながら見守っていきましょう。

兄弟姉妹仲の悪さは長い目で見守って

親は当然、子供よりも先に人生の終焉を迎えます。だからこそ家族を残したいと考えますし、複数の子供を作る目的の中には、「万が一のときには、子供たちが淋しい思いをしないように、協力のできる家族を残してあげたい」という思いもありますね。

だからこそ、兄弟姉妹の仲が悪いと不安になってしまうのでしょうが、兄弟姉妹同士のいがみ合いは、誰かと協力し合っていくことの必要性を学ぶ大事なステップ。時間はかかっても、いずれはどんな子も家族愛を求める時が来ますので、長い目で見て子供たちの成長を見守ってあげましょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!