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『育児がめんどくさいのはSOSかも!?夫婦でチェックすべき7つ』

育児がめんどくさいママ、面倒と感じている気持ちをパパに話しましたか?子育て中のママ達が育児をめんどくさいと感じやすいタイミング、育児ノイローゼとの関係、ママがすべき対策、パパと2人で見直したいポイントなどを解説します。

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育児がめんどくさいタイミングとは?夫婦で見直すべきポイント7

突然ですが、あなたは自分が常日頃からしている育児を、「めんどくさ~い!」と放り出したくなったことはありますか?「そんなことは…」と強がらないでくださいね。昨日まで普通にやっていた育児を、急にめんどくさいと感じたことがある女性はたくさんいるんです。

「私も…」と思ったアナタ、今回ご紹介する育児をめんどくさく感じる原因や理由女性の心理状態家庭での対処法などをしっかり学び、夫婦で今の状態を見直してみませんか?妻として、母親としてすべきことに対し、やる気が出なくてどうしようもなくなってしまうことは、決して恥ではありません。自分自身を追い詰める前に対処しましょうね。

育児がめんどくさい!と感じるタイミング

育児も家事も仕事も、夫婦が平等に負担する意識が高まる現代。それでもやっぱり育児は、子供を胎内で育てて産む女性が主体ですよね。ママによっても向き不向きはありますが、今まで何気なくこなしていた育児をめんどくさいと感じやすいタイミングというのも実はあるんです。

産後

産後は出産のダメージで体に疲労が蓄積しているだけでなく、妊娠や出産の影響で体のホルモンバランスが急激に乱れていて、精神的に不安定になりがちな時期ですよね。新生児をお世話している時期は緊張や忙しさで育児を頑張ることができますが、しばらくすると急激に心と体に疲労がにじみ、途端に育児がめんどくさく感じてしまいます。

魔の三週目など3の倍数は特に、それまでおとなしかった赤ちゃんが突然よく泣くようになるなど、育児の負担が増えてママも産後のダメージを感じやすくなる時期ですので注意が必要ですね。

お風呂に入れる前

子供と一緒に入るお風呂は楽しいものですが、着替えの用意に子供の脱衣、はしゃいで暴れる子供の体や髪を慌ただしく洗って、湯冷めしないように子供を湯船につけるなど、ママの労力と忍耐力を使い果たすほどの大作業です。あれもやって、これもやってと入浴前に段取りを考えているだけで大変。

それなのに自分は出産前のようにゆっくり湯船に浸かって疲れをとれないのですから、育児がめんどくさくなっても仕方がありませんね。

母乳育児中

赤ちゃんを大きく育てるのに大活躍するママの母乳ですが、母乳のもとはママの血液。そのため、授乳期間中はママが気付かないうちに体がかなり疲弊してしまいます。特に睡眠不足が重なると母乳のでも悪くなるなどツライですよね。

血液量が減って疲労がたまると脳に十分な酸素が供給されずにボーっとしてしまったり、気力が損なわれてしまったり育児をめんどくさく感じてしまいがち。

家事や育児に追われている時

小さな子供に手間をかけてあげたいのに、食事の用意などで家事に追われていたり、上の子が頻繁に話しかけてくるなど目が回るように忙しかったりすると、育児にかける集中力が切れてイラッとしてしまいますよね。

イライラして子供を叱ってしまったり、大声を出してしまったりした時などは自分自身に嫌気がさし、しなくてはいけない育児も放り投げたくなるなど、「何もかもが、めんどくさい!」と感じやすくなることがあります。

ワンオペ育児中

夫婦2人で協力しても大変な家事や育児。それなのに、家庭生活の大部分をママが一人で切り盛りするワンオペ育児は、ママひとりの体と心に疲労やストレスがのしかかるため、育児をめんどくさいと投げ出したくなる傾向があります。

特に「自分しかいない」という不安は精神状態を不安定にしてしまうので、突然緊張の糸が切れたことで、「もうイヤ!」とママが大事な育児を放り出したくなってしまうのです。

「めんどくさい!」は育児ノイローゼのSOSサイン?

それまで楽しんでいたはずの育児が急に楽しくなくなり、めんどくさく思えて気力が出なくなってしまった時、一番心配なのが「もしかしたら、育児ノイローゼなのかしら?」ということですよね。確かに、今まで担当していたことを全て放棄したいと考えたり、何もやる気がおきなくなったりすることは、育児ノイローゼの危険な兆候に当てはまる症状です。

ただし、育児が面倒になったからといって、すぐに育児ノイローゼだと決めつける必要はありません。こじらせてしまえばノイローゼに移行するリスクは高いのですが、初期の状態であれば心と体を休めることで、症状の回復は図れます。

育児が面倒だなと感じ始めた時は、あなたの心と体が「無理をしないでね!」とSOSのサインを出しているとき。少しだけ自分の負担を減らし、休みを増やしながら様子をみていきましょう。

育児や家事をめんどくさいと感じた時の対処法

家事や育児がめんどくさいのは、決して珍しいことでも女性としてNGなことでもありません。誰だって同じことを長く続けていれば、飽きてしまっても仕方がないんです。だって、脳は疲れたるとやる気を失いますし、慣れると「つまらない」と感じるようにできているのですから。

ただし、そのまま放置して耐えるだけでは辛い毎日。ですから、家事や育児をめんどくさいと感じたら、それまでの生活を見直して、より楽しい生活に変えるチャンスにしてしまいましょう!

パパと話し合う

育児も家事も、家族で幸せに暮らすためには必要不可欠なこと。でも、「やらなきゃ!」と思えば思うほど、追い詰められて辛くなりますよね。そんな風にあなたの心が疲れているときは、家族の助けが必要なとき。辛い時こそ支え合うのが夫婦であり家族ですよ。

「どうせ旦那に話しても、助けてもらえないから」「言っても母親のくせにって責められるだけ」などと決めつけたり諦めたりして気持ちを隠さず、正直に夫に相談して夫婦で一緒に乗り越える努力をし、子供のためにも家族全員がリラックスできる幸せな家庭を築いていきましょう。

まとめて眠る時間を作る

真面目なママほど朝から晩まで張り切って働いてしまいますが、疲れているとき程めんどくさいという気持ちは大きくなってしまいますし、仕事の効率が悪くミスも増えてしまいがち。

ですから、やるべきことや気になることは一旦放置して、まずは思い切って眠ってしまいましょう。しっかり休息をとることで脳が活発に働くようになり、今までの鬱々とした気持ちやイライラを吹き飛ばす良い効果が期待できますよ。

また、ママ一人で子育をするワンオペ育児のため、子供をみてもらえず眠れない場合は、思い切って一時保育やファミリーサポートセンター、代行サービスを利用して日中にまとめて眠りましょう。

自分の時間を作る

いつも家族のために自分が犠牲になるのでは、誰にだってストレスが溜まってしまいます。ストレスの蓄積は脳の活動を抑制し、何もかもイヤにしてしまいますよ。読書でもカラオケでも自分が好きなことを出来る時間を作って、上手にストレス発散を心がけましょう。

十分な自分時間が作れないママには、簡単に取り組めるストレス発散方法として、お風呂に入ることをおススメします。たまには子供の世話を家族に任せ、ゆっくりお風呂につかりましょう。アロマやキャンドルを加えると、よりリラックス効果が高くなり、生活で溜め込んだストレスがお湯に溶けて流れていってしまいますよ。

完璧を求めるのはやめる

努力家で理想が高いママには、自分を追い込んでしまう傾向があります。「私のことだ!」と思うママは、自分自身に完璧を求めることをやめましょう。

私たち人間は一つの課題がクリアできると、もっともっととボーダーをあげて、さらに自分を酷使してしまいますから、子育て中は家事や育児の負担や目標を少し低めに設定し、「これぐらいできればいい」という緩い気持ちに切り替えて考えることが大切です。

やることを紙に書き出す

もし、やるべきことがたくさんあるのに何から手を付ければいいかわからず、全てが面倒くさくなっているのであれば、今日やるべきことを紙に書き出し、一つできたら消していきましょう。

紙に書き出すことで頭の中を整理できますし、終わった用事を消していくことで達成感を味わうこともできるので、めんどくさかった育児への認識を楽しい育児に変える効果がありますよ。

自分にご褒美をあげる

ご褒美でモチベーションがアップしやすいタイプのママであれば、育児や家事を頑張ったご褒美を自分にあげましょう。「ここまでやったらおやつタイム」とか「この用事が片付いたらエステ1回」など自分自身を少しは甘やかして、育児をめんどくさいと感じるほど追い詰められている気持ちを、楽しく盛り上げちゃいましょうね。

サービスを利用して用事を片づける

育児や家事を一人で頑張ろうとすると、体にも心にも無理がかかってしまいます。ですから、家族だけでなく保育園の一時保育や延長保育、ファミリーサポートや家事代行サービスなど便利なサービスを活用して、溜まった用事を一気に片付けましょう。

初めはこういったサービスを利用することに「ズルをしている」という気持ちを持っていたママも、用事が片付き気分がスッキリすることで心まで軽くなりストレスを解消できますよ。

相談できる友人を増やす

家事や育児がめんどくさくなってやる気が出ないツラさ、やる気が出ない自分に自信を失ってしまうモヤモヤは、誰かに話すことでスッキリとさせることができます。

何もかもめんどくさいと感じる状態になると、友達との付き合いも疎遠になりがちですが、あえて友人関係を大事にしましょう。おしゃべりを楽しみながら相談をすることができる友人や知人を増やし、本来の自分を取り戻すことが大切です。

自分自身にも磨きをかける

家事や育児に疲れてめんどくさくなってしまうと、オシャレやスキンケアなどの自分磨きも億劫になってしまいがちですが、あえてオシャレに手間暇をかけましょう。女性は自分が美しくなることで、生きるために必要な自信を回復させることができます。

気軽な気持ちで料理教室に通ったり、資格試験などにチャレンジしたりして、自分の能力を伸ばすことも自信の向上に効果的ですね。家族や子供のことばかりだけでなく、自分自身を磨くことも大事にして、やる気をアップさせていきましょうね。

10自分を責めない

愛する家族の期待に応えようと家事や育児に熱心に取り組で自分を追い詰めてしまう女性は、基本的に責任感が強く真面目な人です。自分がすべきだと考えていることができなかったり、家族や誰かの手を借りたりすることにも罪悪感を持ってしまいがちですが、疲れたときや辛いときに肩の荷を少しおろすことは、決して恥ではなく当然のことです。

家事や育児がめんどくさいときに一番大事なのは、肩の力を抜いて自分を甘やかしてあげること。あなたは、子供や夫が自分と同じ状態になった時、責めますか?休ませますか?

親になったからには良いお手本を背中で見せる必要がありますよ。家族同様に自分自身も労わり、自分を責めて追い詰めるのではなく、「急がば回れ」の精神で少し休みをとりながら気力や英気を養いましょう。

育児がめんどくさい時、夫婦で見直すポイント

ママが感じる「育児がめんどくさい」という気持ちは、ママだけの問題でしょうか?本来、家庭生活はパパとママが対等の関係で、協力し合ってやっていくこと。困った時に助け合ってこその夫婦、家族ですよね。自分の気持ちをパパに伝えられず一人で悩んでいるママは、パパと一緒にママが育児をめんどくさいと感じる理由について考え、夫婦でママの負担を軽くする対策を立てていきましょう。

また、パパはママから「育児がめんどくさい」と悩みを打ち明けられた時こそ、夫として父親としての真価が問われる時と心得てください。パパの対応次第で、産後クライシスにより離婚してしまうか、夫婦の絆を深めおしどり夫婦として末永く幸せに暮らせるかが分かれてしまいがちなのですよ。

ママは最近まとめて眠れている?

夜泣きや夜中の授乳などでしっかり睡眠がとれていないと、ママは心も体も疲労してしまい育児がめんどくさくなってしまいやすいです。盲点になりがちなのが、子供が大きくなった家庭のワーママ。子供が赤ちゃんの頃は夜中の授乳や夜泣きに理解があるパパでも、夜中の授乳がなくなった途端に「赤ちゃんの頃に比べたら、随分ラクになったはず」と思いがち。

ところが実際には寝る時間を削って家事をこなすワーママが多く、本人にも自覚がないまま無理を重ねることで疲れが溜って、加齢も重なり体を壊しやすくなります。ですから、子育て中は多少家事を放っておいても、睡眠を優先させることが大切です。

パパ!ママを眠らせてあげて

赤ちゃんの世話や子供の世話は、パパでも十分こなせますよ。しっかり睡眠がとれていないママが育児をめんどくさいと感じている時は、思い切ってパパが一晩子供をみて、ママには別の部屋でゆっくり寝てもらい、心と体の回復を図ってもらいましょう。

また、家が汚いなど家事の手が足りていないことが気になるパパは、文句を言わず自分が代わりにやったり、家事代行サービスを利用することを勧めたりしてあげましょうね。

全部一人でやるべきだと思っている?

真面目なママは妻として母として家族の役に立ちたいと思うあまりに、「育児を全て自分でやらなくてはいけない」と思い込みがち。ですか、たくさんの手を借りながら育てたほうが、子供は他者との信頼関係を学ぶなど、たくさんの経験をして自分自身を成長させることができますよ。

パパ!育児をママ一人にさせないで

ママにスムーズに夫や他人の協力を受け入れるためには、パパが早いうちから育児に参加することが大事です。もちろん手をかけることは大切ですが、日頃からママの話を聞き、ママが間違った方向に進みそうなときに父親として家長としてアドバイスすることでも、ママはパパと一緒に子育てをしている気持ちになりますよ。

ママは自分の時間を持てている?

いくら育児が楽しくても、生活のすべての時間を子供にささげてしまうのでは、ママもストレスが溜まって育児が嫌になってしまいます。パパだって自分の時間や自由が欲しいように、ママだって母親である前に一人の人間としての時間が欲しいのです。とても自然で当然のことですよ。

母親になれば必ず子供との関係が上手くいくという訳ではありません。母子であれ適切な距離を保たず近づき過ぎれば関係は悪化し、どちらかあるいは両方にストレスがかかります。ですから、適度な距離を保ち子供にとってよい母でいるためにも、距離は必要なのです。

育児は長く続くものだからこそ、ママが適度に自分時間を取ってストレス発散した、り冷静になったりできるようにしてあげましょうね。

ママの自分時間は夫次第です

パパの育児への参加は「ちょっと手を出すだけ」ではなく、できるだけまとまった時間にし、ママがゆっくりとリラックスできる時間を作りましょう。仕事などのない休日の昼間、ママを一人でお買い物に送り出してあげたり、ゆっくりお風呂に入らせてあげるのも、育児で行き詰まった時のストレス発散に効果的ですよ。

便利グッズは使っている?

家事一つ一つを全部一人でやろうとすると、大変な時間がかかりますよね。ですから、子供の世話をする前に疲れ切って、育児をめんどくさいと思ってしまうのです。昔なら大家族でしたから、助けの手も子供を見る目も多かったのですが、今は多くのママが一人で全部を背負っています。チョロチョロする子供を一日見ているだけでも、責任の重さでかなり神経が磨り減るのに…。

でも、そんな現代だからこそ便利グッズも豊富ですよね!
例えば、ルンバや電気圧力鍋、高圧洗浄回転ブラシ、湯垢取りスポンジなどを導入するなど、便利グッズを上手に活用して、ママの体力と時間を節約することができますが、あなたのご家庭ではそうした努力を行っていますか?

パパ!便利グッズの活用に理解を示して

女性は男性よりも新しいものに手を出すのが遅れがちですが、一度使ってその良さを実感すればスムーズにグッズを使うことに順応できます。パパが率先して便利グッズを活用し、ママの家事を助けましょう。

ママもしっかり食べている?

育児をするにしろ家事をするにしろ、活力を養うためにはしっかり栄養補給をすることが必要です。特に産後の授乳期は体がたくさんの栄養やエネルギーを必要としていますので、バランスのとれた食事が大切。産後の体をはやく元に戻すために食事制限をしていると、授乳がつらくなって育児が苦痛になってしまいますよ。

育児がめんどくさいと感じるママは特に要注意!家族でしっかり栄養を摂ることを考えていきましょう。

パパ!ママはなぜ焦っていると思う?

パパの愛情を感じられないママは、不安になって美しさを取り戻そうと頑張る傾向があります。ママが焦って食事制限をしないように、愛情を言葉や態度で伝え、ママの話をできるだけ聞くようにし、家族で楽しく食卓を囲む機会を増やしましょう。

同じことの繰り返しで飽きていない?

小さな子供の育児は基本的に家の中で終結してしまうので、ママは引きこもり育児になる傾向があります。
働いている頃と違い、家の中だけでの生活は刺激がなくて飽きてしまうために、育児に対する活力がなくなってしまうので、自宅にだけ閉じこもらないように工夫をしていきましょう。

パパ!ママの心を刺激して

子供が外出できるようになったら、パパが極的に家族でドライブやハイキング、公園遊びなどに連れ出して、ママの心に刺激、身体には適度な運動をさせてマンネリを払拭してあげましょうね。

ママは子供のことばかり考えてない?

育児に熱心なあまり子供のことばかりを考えてしまうと、ママの世界は極端に狭くなってしまい、知らない間に心にストレスを溜め込んでしまします。その結果、育児がめんどくさくなりやすいのですが、それまで子供のことだけを考えてきただけに心に大きな隙間が空いてしまうと、気分が落ち込んでしまいやすくなります。

子供のことばかりを考えて自分に母親役だけを押し付けてしまうと、ママ自身の輝きを失ってしまいがち。育児中でも自分の趣味や興味のあることに関心を向けていく努力をしましょうね。

パパ!ママの会話に注意して

ママが子供のことばかり話していると思ったら、パパは子供を実家や代行サービスなどに預けてママをデートに誘い、ママが外に目を向けられるようにしてあげ、円満な夫婦関係を維持しましょうね。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!