子供用の傘はいつから必要?デビューは1歳半過ぎから可能
雨の日に小さな傘をさしてヨチヨチ歩く子どもの姿は、親にとってたまらなく微笑ましい光景ですよね。成長とともにお兄ちゃんお姉ちゃん、あるいはママの傘を使いたがる子も増えてきて、「いつから使わせればいいの?」「どんなものを選べば安全なの?」と迷ってしまう保護者の方も多いでしょう。
一般的な子供用の傘の一番小さなサイズは親骨の長さが38cmで、適用年齢の目安は2~3歳です。ただし、3歳未満の幼児は危険を予測できず突発的な行動をする可能性が高いため、親が手をつながずに子ども一人で傘をさして歩かせるのは大変危険です。
また、子どもが初めて使う傘には、空気で膨らませるタイプもあります。対象年齢が1歳6ヶ月以上と早めに設定されているため、小さな幼児がカサに興味を持ち始めた時期のデビューアイテムとしておすすめです。
はじめての傘®おひさまレインボー(35cm)
マイファースト
金属の骨が無く、全て空気で膨らましているタイプの傘なので、幼児でも安全に使用できるのが大きな特徴です。お兄ちゃんやお姉ちゃんが傘を開くのを見て、「私も持ちたい!」と目を輝かせる瞬間はどのご家庭でもよくあるシーンですよね。そんなお兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をして自分の傘を欲しがったお子さんにピッタリです。
一般的には「傘は危ないからまだ早い」と思われがちですが、実際には安全な専用品を持たせる方が、子どもの自立心をスムーズに満たせることがあります。好奇心を否定されないことで、結果的に雨の日のイヤイヤ軽減という結果につながりやすくなります。絵本作家により描かれたイラストもとってもかわいいので、子どもも大喜びで持ってくれるでしょう。雨の日の機嫌が悪くてお出かけに悩んでいるなら、まずは室内で空気傘を開いてみることから試してみてください。
子どもの気持ちに寄り添うのはいいことですが、子供の傘は使い始める時期や選び方を間違えると、思わぬ事故やケガに繋がるおそれもありますので注意しましょう。
なぜ傘を持ちたがるの?発達面からの理由と年齢別の関わり方
スーパーの入り口で、他人の傘を触りたがって大泣きする2歳児に困り果てた経験はありませんか?発達の観点から見ると、この時期の子どもは「大人の真似をしてみたい」「自分でやりたい」という自我が育つ段階にあります。しかし、危険を予測する力がまだ育ち切っていないため、無意識に振り回すなどの行動が出やすく、だからこそ年齢に合った安全なアイテムを用意するという関わり方が合いやすいのです。
1歳半〜2歳のうちは、まだ本物の傘は重くて危険なため、先ほど紹介したような空気で膨らむ傘やレインコートを活用しましょう。3歳〜4歳になり本格的な傘デビューをする際は、空間認識が未熟であることを前提に、親がしっかり横についてサポートすることが大切です。
年齢に合わせて、最初はカッパと併用しながら、徐々に傘を持つ時間を増やしていくのがおすすめです。まずは「雨の日は特別なおもちゃが持てるね」と、子どもが喜ぶ声かけから始めてみてください。
先輩ママの失敗談!「長く使える大きめサイズ」の罠
子育ての現場でよくあるのは、せっかく買うなら長く使えるようにと大きめサイズを選んでしまい、逆にすぐ壊してしまうケースです。「3歳の子に45cmを買ったら、重くて両手で引きずるように歩き、結局1ヶ月で先端が削れて骨が折れました…」といった先輩ママの失敗談は後を絶ちません。
良かれと思った選択が、子どもには重くて扱いにくいものに映ってしまい、かえって危険な行動が強まる原因になることがあります。以下の対比表を参考に、親の対応を見直してみましょう。
| やりがちなNG対応 | 子どもの受け取り方 | 望ましい対応 |
|---|---|---|
| 「危ないから振り回さないの!」と怒る | なぜダメなのか分からず反発する | 「下に向けて歩こうね」と具体的に見本を見せる |
| 成長を見越して大きめを買う | 重くて扱えず、引きずって壊してしまう | 現在の身長にピッタリ合うサイズを都度選ぶ |
| デザインだけで選ぶ | 前が見えずに物にぶつかる | 1面以上が透明になっている窓付きを選ぶ |
| 子ども任せにして親がスマホを見る | 親が見ていない隙に走って転倒する | 必ず手をつなぐか、すぐ手が届く距離で見守る |
成長を見越して大きめを買うのは避け、現在の身長にピッタリ合うサイズを都度選ぶことが、結果的に一番安全で長持ちします。明日の朝から、お子さんが傘を持つ姿勢をチェックして、重そうにしていないか観察してみてください。
子供におすすめの傘!かわいい&かっこいい10選
子供向けの傘選びにおいて、子ども好みのデザインと安全性を兼ね備えた傘を探すのは、意外と難しく手間もかかりますよね。こちらでは38・40・45・50・55cmの子供用おすすめ傘を、女の子用と男の子用にわけてご紹介します。
性別を問わないデザインの傘もありますので、小さな男の子用のかわいい傘を探している人にもおすすめです。
女の子におすすめ!かわいい子供用傘5選
雨の日の朝、「今日はピンクの傘がいい!」と玄関でニコニコしている女の子の姿を見ると嬉しくなりますよね。女の子はフリルや可愛い柄を好むことが多いですが、安全性のチェックも欠かせません。
逆にやってしまいがちなのが、子どものリクエストを100%優先して視界の悪い傘を買ってしまうことです。これをすると子どもは周りが見えずに不安を感じ、結果的に物にぶつかるという反応につながります。代わりに透明窓付きで可愛いデザインを親がいくつかピックアップして、その中から選ばせるように関わるのがおすすめです。以下の5つから、お子さんの好きな色を一緒に選んでみましょう。
アニマル 男児 女児 アンブレラ スター38cm
Jump Family
黄色地に細かい星がちりばめられた可愛いキッズ傘。指を挟まないようにプラスチック加工してあり、石突部分には丸いキャップがついていますので安心です。透明窓も1面ついていますので、見通しもバッチリ。子供でも簡単に止められるように、マジックテープ式になっているのも嬉しいですね。
レインボー キッズ手開き傘 【虹傘/子供傘】
リーベン
雨の日のお出かけが楽しくなる可愛いレインボーの傘です。指を挟めない安全カバーや露先へのカバーもしっかりついている手開き傘ですので、小さな子供に持たせても大丈夫。傘を製造しているリーベンは、JUPA会員のお店ですので安心です。透明部分もポリエチレンを使用し、ベタベタして開きにくいことがありません。
透明窓付き水玉手開き子供傘45(くまのがっこう)
サンマルコ
絵本から生まれたキャラクター「くまのがっこう」の可愛い水玉模様の傘です。鮮やかな黄色に透明窓もひとつあるので、良く目立ち視界も良好です。骨は丈夫で軽いグラスファイバー素材を使用し、手開き式なので安全に操作できます。
はらぺこあおむしPOE切継(50cm)
カムアクロス
遠くからでもよく目立つ黄色を基調とした、はらぺこあおむしのカラフルな傘です。石突きと露先は丸くなっています。傘の開閉時の指挟み予防のろくろも付いているので、子供が一人で操作しても安全ですよ。メーカーはJUPA会員です。
【子供★男児・女児・低学年】通学に!透明子供傘 55cm
ベルメゾン
レースが好きな女の子にピッタリの、可愛らしい傘!手開きで骨組みも丈夫なグラスファイバーです。おそろいのレインコートや長靴でコーディネートすれば、お嬢様気分を満喫できるはずです。広めの透明窓やお名前スペースもついています。
男の子におすすめ!かっこいい子供用傘5選
下校中の小学生の男の子たちが、傘を剣のように振り回して遊んでいるヒヤヒヤする光景を見たことがある方は多いでしょう。男の子は、女の子よりも傘を壊す確率が高くなっています。そのため、男の子用の傘は、デザインと安全性だけでなく、丈夫なものを選ぶことが特に重要です。
同じ振り回す行動でも、2歳と小学生では理由が異なります。2歳ごろは道具の使い方が分からない段階にあるため振り回すが背景にあり、小学生ごろは力加減を試したい時期なのでチャンバラごっこが理由になっていることが多いのです。男の子には「グラスファイバー製」などタフな素材を選ぶことを前提に、定期的に傘の骨が曲がっていないか一緒にチェックする時間を作りましょう。男の子が喜ぶかっこいい傘を5つご紹介します。
働く車総柄雨の日もへっちゃらカラフルアンブレラ
ステファンジョセフ
ハリウッドスターやセレブにも人気のステファンジョセフの子供用傘。親骨38cm全長約57cmと小さめサイズなので、3歳以上の身長90~100cmの男の子にピッタリです。
ミッフィー子供傘 40cm
サンマルコ
子供に大人気のミッフィーの傘です。目立つ黄色を含めたカラフルな傘は、憂鬱になりがちな雨に日のお出かけを盛り上げてくれますよ。一面が透明になっているので前方がよく見えます。開閉部分には手を挟みにくいスライドカバー付きです。
手開き傘(45cm) 太陽系惑星とコスモプラネタリウム(ブラック)
CCSTYLE
こだわりキッズとママにおすすめの、カッコイイ宇宙柄の傘です。通園にもピッタリなサイズで、透明部分があるので前も見やすいですよ。手開きで開閉部分にスライドカバーがついており、骨組みも丈夫なグラスファイバーで風が強くても長く使えます。
前が見える!キッズ手開き傘 50cm
リーベン
透明部分が2面あるので、一人で登下校するようになる小学校低学年の男の子でも視界良好で安心ですよ。中骨はグラスファイバーを使用しているので300gと軽量、重いランドセルを背負いながら差しても苦になりません。
1駒POE2駒反射テープ 55cm
カムアクロス
小学校中学年になると夕方一人で歩くこともありますね。こちらは透明窓と反射板が付いているので、夜道も安全です。反射板テープは雨にぬれても輝度があまり落ちない「ひかるくん」テープを使用。男の子に人気の黒・紺・カーキの展開です。
子供用の傘の上手な選び方!親が配慮したい5つのポイント
子供が傘をさして一人で歩くのは、親が思っている以上に難しい動作です。転んで買ったばかりの傘の骨が折れてしまったということも珍しくありません。既に持っている家庭でも、子供にケガをさせないように、サイズのあった安全な傘を与えているかを確認しましょう。
1子供の身長に合う長さの傘を選ぶ
登園時に、大きすぎる傘の柄を両手で必死に握りしめて歩く姿は、一見微笑ましくも見えますが実はとても危険です。サイズの合わない傘は、子供にとって重くて使いづらく、バランスを崩して転倒する直接的な原因になることもあります。
パパや祖父母と傘の選び方をそろえると、子どもにとって一貫したルールという安心感につながります。家庭内で「ジャストサイズを選ぶ」という方針を共有しておくと、大きすぎる傘を避けられるという効果が出やすくなります。
たたんだ状態のサイズが合わない傘を持ち歩くと、傘の先端で地面をすってしまい、すぐにすり減って壊れてしまいます。まずは下の表を参考に、今のお子さんの身長に照らし合わせて最適なサイズを確認してみてください。
| 傘の長さ(cm) | 身長(cm) | 年齢の目安 |
|---|---|---|
| 38 | 80~90 | 3歳 |
| 40 | 80~95 | 4~5歳 |
| 45 | 90~105 | 5~6歳 |
| 50 | 105~120 | 小学校低学年 |
| 55 | 120~140 | 小学校中学年 |
2子供の目線の先が隠れない柄やデザインを選ぶ
強い雨の日、傘を深く被りすぎて前から来た自転車に気づかずヒヤッとした瞬間は、多くのママが経験しています。発達の観点から見ると、幼児期の子どもは大人よりも視野が狭く、目の前のことに集中しやすいという段階にあります。周囲を確認する力がまだ育ち切っていないため、衝突などの事故が起きやすく、だからこそ透明窓のあるデザインを選ぶという配慮が必須なのです。
特に一人で傘を持って通学する小学校低学年の子供は、目線の先が隠れる傘を選ぶと見通しが悪いため、ケガのリスクが高くなります。1面だけ透明になっているタイプの傘を選ぶだけでも、子供の視界が開けて安全性が大きく増します。
購入する際は、実際に傘を開いてみて「子どもの目が見えるか」を親目線でチェックする習慣をつけましょう。まだ子供が小さくて1面だけだと不安という場合は、全て透明で柄が入ったタイプの傘を選ぶとより安心です。
3傘についている安全性の規格の有無をチェックする
お友達の傘の先が、子どもの顔のすぐ近くを通ってヒヤリとした通園路。そんな経験はありませんか?発達心理学では『自己中心性』という幼児期特有の考え方が知られています。これは自分の動きが他人にどう影響するか想像しにくいという現象で、周囲を見ずに勢いよく傘を開く行動として表れます。この理解があると、安全キャップ付きを選ぶことへの向き合い方が変わってきます。
子供の傘選びを間違えると、自分の子供だけでなく一緒に通園通学する周りの友達まで、怪我をさせてしまう恐れがあります。傘の機能や洋傘のJIS規格であるJUPA(ジュバ)基準をクリアした商品につけられる、JUPAマークなどを必ずチェックしましょう。
店舗や通販で選ぶ際は、商品のタグや説明文を見て以下のポイントを満たしているか、ご自身の目でしっかり確認してから購入してください。
安全な子供用の傘の選び方
- 石突きや露先が覆われているか(前端がとがっているものはNG)
- 開閉時に指先のケガを防止するJUPAキャップがついているか
- JUPAマークがついているものは安心です
- ジャンプ傘は周りの友達に怪我をさせる可能性があるので、手開きタイプのものにする
4子供が乱暴に扱っても壊れにくい丈夫な傘を選ぶ
「また折れちゃった…」と、今月に入って2本目の壊れた傘を見てため息をつく夜。子供が傘でチャンバラを始める光景はよく見かけますが、そのたびに買い替えるのは大変ですよね。
子育ての現場でよくあるのは、すぐ壊すからと安いアルミ製の傘を買い与え、結果的にさらに壊れやすくなってしまうケースです。良かれと思った節約が、子どもには折れやすい危険な道具を持たせることに映ってしまい、かえって折れた断面でケガをするリスクが高まる原因になることがあります。
強風の日に風に傘の骨がひっくり返ったりすると、周囲の子供にもとても危険です。傘の骨がアルミ素材のものは軽いですが折れやすいので、少しお値段が高くても、軽くて風に強いグラスファイバー素材が断然おすすめです。まずは商品を選ぶ際、「グラスファイバー製」と明記されているものを優先してカートに入れるように心がけてみてください。
5天気が悪く暗い日でも目立つ色の傘を選ぶ
夕方の薄暗い雨の中、黒や紺の服にダークカラーの傘と同化して、車から全く見えない子どもにハッとした経験をお持ちの保護者は多いはずです。
一般的には汚れが目立たない暗い色が便利と思われがちですが、実際には黄色などの明るい色の方が子どもには圧倒的に安全です。なぜなら雨の日は運転手の視界が悪くなるという特徴があるからで、目立つ色を選ぶことが事故防止という結果につながりやすくなります。雨の日は昼間でも暗くなりますので、特に幼児期には車や自転車から見えやすい色がベストです。
ただし子供の好みによっては、一面真っ黄色の傘を嫌がるかもしれません。そのような場合には、一部に黄色が使用されている傘や、広範囲に反射材(リフレクター)がついた傘を選びましょう。どうしても暗い色を欲しがる場合は、「交通安全の反射材シールを追加で貼る」という条件付きで選ばせるなど、親からの具体的な提案を取り入れてみてください。
【FAQ】子供の傘・雨の日のよくある質問
傘を持ち歩くとき、何歳まで手繋ぎが必要?
歩道を歩くとき、傘を持った子どもが車道側にふらついてヒヤッとする場面は多いものです。空間認識が未熟な未就学児の間は、基本的に親の手が届く距離を保つのが安全です。最低でも小学校入学までは、交通量の多い道では必ず手をつなぐか、親が車道側を歩くように心がけましょう。
傘を振り回すのをやめさせるには?
公園などで傘をチャンバラの剣のように振り回して怒られる男の子の姿はよく見かけます。言葉で「ダメ」と言うより、「傘は下に向けて持つもの」と正しい姿を見せる方が幼児には伝わりやすいです。「傘はおやすみしてね」と声をかけ、マジックテープで留める動作を一緒にやってみてください。
ビニール傘でも子どもに使わせて大丈夫?
急な雨でコンビニでビニール傘を買い、そのまま使い続けているご家庭もありますよね。ビニール傘は視界が良好なメリットはありますが、骨が折れやすく先端が尖っているものが多いため、子どもの日常使いには不向きです。緊急時の一時利用にとどめ、普段使いは専用のキッズ傘を用意しましょう。
傘をすぐ無くしてしまいます。対策は?
学校から帰ってきたら「あれ?傘がない!」と気づく雨上がりの午後。子どもは雨が止むと傘の存在を忘れがちですが、これは発達的に「目の前のこと」に気を取られやすいためです。目立つ位置にネームタグをつけるのはもちろん、柄の部分に好きなキャラクターのシールを貼って愛着を持たせる工夫を取り入れてみてください。
まとめ:子供に傘を持たせる際はお忘れなく!濡れと強風への安全対策
子供に傘を持たせても、残念ながら濡れずに済ませるのは困難です。年齢や発達段階によっては、上手に傘をさせず小雨でもビチョビチョになる可能性が高いため、傘だけに頼らずレインコートやレインハット、ポンチョなどでの対策も併用してあげてください。
また、強風の日に未就園児や入園前の幼児、小学校低学年の小さな子供に傘を使わせるのは、煽られて転倒するリスクがあり大変危険です。通園・通学の場合はレインコートをメインにするなど、天候の変化に合わせて親が安全に配慮してあげる姿勢を忘れないようにしましょう。お子さんの身長に合ったお気に入りの傘を見つけて、雨の日のお出かけを楽しく安全に過ごしてくださいね。



