2歳児ができることは何?わが子が成長したと感じた瞬間
「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳になるとついにイヤイヤ期がはじまることから、子供が2歳になることに不安を感じているママは多いはず。でも、2歳になることは嫌なことばかりではありません。
2歳になると、それまではできなかったことができるようになることも。具体的にどんなことができるようになるのか、先輩ママたちに聞いてみました。
遊びでは、滑り台など遊ぶことができる遊具が増えるようになります。また、食事では、スプーンやフォークを使って自分で食べられるように。
それ以外の生活面では、着替えや手洗い、トイレなどを自分から積極的にするようになる子も。イヤイヤ期の真っ最中で、まだまだ手がかかる時期ではありますが、子供たちは確実に成長をしているようです。
そろそろ2歳を迎える子供を待つママは、先輩ママの体験談を参考に、我が子がどんなことができるようになるのかチェックしてみてはいかがでしょう?
遊び編
すべり台が滑れるようになりました!
子供が2歳になって初めてできるようになったことは、すべり台に上って一人で滑ってくることです。
最初は怖がっていたのですが、保育園のお友達が遊んでいるのを見てできるようになったようです。
すべり台を滑れるようになって自信がつき、色々な公園に連れて行っても活発に遊ぶことができます。
赤ちゃんの頃は寝転がる時に自分の足を舐めたりしていたのですが、2歳になるとさすがに身長が伸びてできなくなりました。
2歳になってから着替えが嫌になったようで、着替えをさせようとすると大騒ぎして、とても時間がかかってしまいます。
毎朝、保育園に行く前になかなか準備が進まずmママを困らせるようになりました。何を言っても、イヤイヤと言い機嫌が悪くなるのでとても大変です。
遊具でのびのび遊べるように!
いつも遊んでいる公園に鉄棒があるのですが、その日は誰も遊んでいなかったので、試しに息子に鉄棒をぶら下がる様子を見せてあげると、真似して数秒ぶら下がる事が出来ました。
息子も凄く嬉しかったようで、何度も何度もぶら下がっていました。
その事が自信になったのか、公園の他のはしごを登る遊具などに積極的に挑戦するようになり、今までよりも公園で思いっきり遊べるようになりました。
なんでも果敢に挑戦する息子ですが、2歳を過ぎたあたりから幼稚園や支援センターでのみんなで手遊びする事が大の苦手に…。
手遊びが始まるまでは普通に遊んでいるのですが、始まった途端大泣きしてしまうように。泣き出してしまうと「帰る!」の一点張りでどうする事も出来ないのが困ったところです。
食事編
スプーンが上手に使えます
2歳のお誕生日を迎えてすぐ、それまで手づかみ食べをしていたのが、スプーンを上手に使えるようになりました。
それまでも、子供用の持ちやすいスプーンを購入し練習をしてきても、手づかみ主体でやる気がありませんでした。
ところが、どういうわけか1度出来るようになると、特に子供用でなくても、普通にスプーンを使えるようになりました。
きっかけはわかりませんが、そのころ言葉でのコミュニケーションが取れるようになってきて、「2歳だね」「お兄ちゃんだね」と度々語りかけていたのが良かったかと思います。
手づかみ食べのころは、ベタベタな手を服になすりつけたりして、食事の度に着替えが必要でしたが、それがほとんど要らなくなったので家事が少し楽になりました。
しかし、2歳になりスプーンで食べられるようになるのと同時に好き嫌いも多くなり、野菜を食べない時期が続きました。
1歳代は食べさせれば、何でも口を開けていたのですが、自我が出てきて「何でも自分で」の時期なので、2歳代は偏食にしばらく泣かされました。
自分で食べるようになりました
それまでは私フォークでご飯をあげていたのですが、自分からフォークを持ってすくおうとしはじめたので、少しずつ自分で食べさせる練習をしました。
保育園でも練習してたり、本人も集中してすくうので、だんだんと一人で食べれる様になりました。
もちろん、すくいきれない物などは手で食べたりしますが、それだけで親としてはだいぶ楽になりました。
でもあまりに取りづらいものは癇癪を起こして「取れないー」と泣くときもありますが、その時はちゃんと手伝ったり、ご飯自体も取りやすく細かく切るようにしました。
3歳になった今では、補助付きのお箸の練習をしている最中です。
生活編
自分からありがとうと言えるようになった
2歳になり、何かしてもらったら、自分からありがとうと言えるようになりました。何度も教えているうちに、自分から言えるようなり、自然に言葉が出てくるようになりました。
ありがとうと言うのがとてもかわいいので、何でもしてあげたくなりました。パパやママだけでなく、上の子たちも、下の子にありがとうと言われるとうれしいみたいです。
ですが、今までは文句を言わず言うことを聞いてくれていたことに、イヤイヤが出てきました。成長のあかしですが、なかなか着替えをしてくれないとイライラしてしまいます。
今は、パンツをはくのを嫌がり、おむつがいいと言ってトイレトレーニングがなかなか進みません。仕方ないので、やりたいと言い出すのを待っています。
自分で手洗いができるように
2歳になってから外から帰った時、ご飯を食べる前には洗面所へ行き、自分で手を洗うことができるようになりました。
それまでは、「手を洗うよ」と言っても、特に反応がなく、連れて行かないといけませんでした。
さらに、水を出すと手をパンパン叩いたり振ったりして、水をあちらこちらに飛ばし喜んでいて、母としては困っていました。
そこで、子どもが好きなキャラクターのハンドソープから、手を近づけると自動で泡が出てくるタイプに変えてみました。
すると、自動で出てくるのが面白いのか、自分から手を洗ってくれるようになりました。言わなくても出来るので助かっています。
同じ時期に、外で手を繋ぐのを嫌がり始めました。石や葉っぱや虫を触ったり走り出したりします。
手を繋ぐように言ってもその場でしゃがんで「いやー」と言い、一歩も進んでくれません。自転車や車にとても注意しないといけないので困っています。
オマルでオシッコ
1歳代から子供が少しずつ出ていたので、オシッコやウンチなど教えてくれるようになりました。
暖かい季節だったので2歳になってトイトレを始めたところ、スムーズにオマルでオシッコをする事ができました。
まだ、オシッコの間隔が短いのでオムツをしながらのトイトレですが、成功する事が増えました。
大人用のトイレにも怖がらず入ってくれるので、オムツ外しも上手く行くような気がします。
2歳になって、なんでもできるようになっているのが見ていて凄く嬉しいですし、成長を感じて嬉しいです。
自分を主張することが増えたことで、お菓子選びも時間がかかるので、買い物に行くのが少し大変ですが、子供カートを押してお菓子選びする姿は可愛いです。
トイレに大成功!
2歳になって初めてできるようになったことはトイレです。オシッコはだいぶ前からできていたのですが、大きい方がなかなかうまくできず困り果てていました。
ところが、2歳を過ぎたころ、ある日の夜にトイレで出来たことがきっかけで、トイレでうんちができるようになりました。
あまり良くないことですが、2日前程からパンツの中で出したら駄目だと私が目を光らせていたので、ずっと出したいのを我慢していて、限界が来たようです。
どうしようもなくトイレでもれてしまった…という感じでしたけど、大げさに褒めてあげたらすごく嬉しそうな顔をしていました。
それからは病気などの時を除いて、きちんとトイレで出来るようになりました。おかげで、お出かけ先に荷物を大量に持って行かなくて良くなったし、楽になりました。
逆に、2歳になってから食べなくなったものが増えて困りました。離乳食始まってから何でも食べていたのに、2歳くらいからは野菜をほとんど食べなくなり、便秘が心配です。
また、その頃から本当に活発になり、家の中でも飛んだり跳ねたりして、いつ下の階の方から苦情が来るか毎日ビクビク過ごしていました。
公園に連れていくと、逆に周囲に警戒しまくりだったので、何をするにも私と一緒。滑り台もぶらんこも砂場も一緒。
もうちょっと、周りの子と一緒に遊んでほしいなあといつも思ってました。
パジャマのボタンを付けられます
子どもが2歳になり、できるようになったのはパジャマのボタン付けです。きっかけは、大好きな車柄のパジャマを買った事です。
自分で選んだお気に入りのパジャマです。着せた後、急にボタンを自分ですると言い出しました。それまで、ボタンを気にすることもありませんでした。
パジャマは自分では着られないけど、ボタンができるのはすごく助かります。自分のお風呂上がりの作業を慌てずにやれるようになりました。
ボタンをする時、すごく集中するので良いと思います。
逆に2歳になった頃、お片づけをしなくなりました。イヤイヤ期だけなのかもしれませんが、出しっぱなしで毎日怒ってしまいます。
出されて散らかしては私が片付ける、の繰り返しです。
ボタンが留められます
うちの子は、2歳になってボタンを留められるようになりました。きっかけは、私がブラウスのボタンを留めているのをみてやりたがったからです、
そろそろ練習させてみようと思い、ボタン付きのパジャマを購入しました。本人は遊び感覚のようで、一度やり方を見せたらすんなりと出来るようになりました。
一緒にお風呂に入って同時に出るので、本人が自分で着替えをやろうと意欲的になってくれてとても助かりました。
保育園の入園前に自分で着替えることが出来るようになって、少し安心しました。逆に出来なくなったことは、自分で食べることです。
食べるのが遅いのでイライラし、ついやってあげてしまっていたのが原因だと思います。食べさせてもらえば食べますが、自分から進んで食べることがなくなりました。
全く食べないのも心配なので、食べてくれればと思い手を出してしまい悪循環です。
ズボン脱いだり履けたりできます
最初は、ズボンを1人で脱ごうとしていて、何回か失敗しつつ練習していたら、できるようになりました。
それができるようになったら、今度は1人で履きたくて、そちらの方が時間はかかりましたが、なんとかできるようになりました。
きっかけは通い始めた保育園が、ゆっくりでいいから、失敗してもいいから、1人でやってみようね、という方針だったこと。
正直まだ早いかなと思ったのですが、すっかりできるようになりました。それからは、お風呂上がりは助かります。
今までは付きっきりで全てママがやっていたのですが、ズボン履いて待ってて、というと待っていてくれるようになりました。
逆に、2歳になってから困らせるようになったことは本当にたくさんあります。魔の2歳児という感じで、気に入らないことがあると、泣き叫びます。
落ち着かせるまで、大変ですし、どうか外出先で泣かれないよう必死です。
洋服の脱ぎ着を一人でやりたがるようになりました
現在3歳の男の子のママやってます。2歳前後から誰かの真似をするようになり、それは誰の真似なのと聞くと、ばぁば!と答えてきます。
自分で着る洋服にこだわりが出てきたのか、毎朝起きると今日はこれ着たいのと自分で選ぶようになりました。
最初は黙って着せられてたのですが、一人で出来るからやめてと急に言い出すようになったので黙って様子を見てました。
前後逆に着たりしてる時もありますが、出来るとスゴい嬉しそうに見せてくるので、終わるまでは手を出さないようにしています。
保育園に通っているので、一緒にいる友達に影響受ける事が多く、いつの間にか出来るようになっているので驚いています。
お風呂上がりもパジャマを自分で着るようになったので、後回しにしていた私のスキンケアが出来るようになったのは助かっています。
魔の2歳児とはよく聞きますが、うちも例外で無く、こだわり屋の性格ゆえか食事がスムーズに終わらない事が多々あります。
コップも赤じゃなくて黄色がいいのなど小さい事ですけど、何するにも自分のこだわりが出てきたので、成長したんだなぁとなるべく穏便に見ることにしています。