図書館の子供連れ利用やマナーに関する記事

図書館って子供連れでいつからOK?親が守るべきマナー7つ

図書館って子供連れでいつからOK?親が守るべきマナー7つ

図書館を子供連れで利用できるの?と思うパパママ必読!こちらでは赤ちゃんや幼児はいつから利用できるか、子供と一緒に利用するメリット、図書館を利用する際の子供連れマナー、図書館をより楽しめるお得な子供イベント、託児サービスなどをご紹介します。

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図書館は赤ちゃんもOK?子供連れで利用する際の楽しみ方や注意点

図書館の外観

図書館は公共の場ですので、大人も子供もマナーを守って利用すべき場所です。そのため「赤ちゃんはいつ泣くかわからないから連れて行けないのでは?」と思うパパやママも少なくないでしょう。

しかし、図書館は子供の知的好奇心を育み、親子の時間を豊かにする大切な場所です。遠慮して利用を控える必要はありません。

図書館を小さな頃から利用することは、子供にも親にも多くのメリットがありますので、マナーを再確認して親子でたっぷりと楽しみましょう。

図書館利用はいつから?赤ちゃんもOK?

赤ちゃんの読み聞かせ案内チラシ

図書館は0歳児の赤ちゃんから利用できる公共施設です。図書館によっては赤ちゃん向けの読み聞かせを開催している所や、授乳室やおむつ交換台が設置されている所も多くあるため、実は赤ちゃんにも開かれた場所と言えます。

ただし、図書館は静かに本を読みたい人、音に敏感な人、体調がすぐれない人など、様々な人が利用する公共施設です。他の利用者に迷惑にならないようにマナーを守らなければなりません。

残念ながらマナーを守れない利用者もいるため、中には赤ちゃんや子供連れの利用者に対して厳しい目を向ける人もいます。無関係なママやパパまで目の敵にされないためにも、周囲への配慮は不可欠です。

 

他人を思いやって行動する親の姿は、子供に良い影響を与えます。他人への思いやりは、巡り巡ってパパやママに返ってきます。子供がいてもいなくても、図書館はルールを守って利用しましょう。

図書館を子供と一緒に利用するメリット

複数の絵本

たくさんの本に触れられる図書館は、子供を本好きに育てるための有効な手段の一つです。他にも図書館を利用するメリットは色々とあります。

     
  • 子供の語彙力や知識を増やすのに役立つ
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  • 密室育児にならず、親子の気分転換になる
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  • 公共マナーのトレーニングができる
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  • 冷暖房の効いた快適な場所で過ごせる
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  • 図鑑などで子供の疑問をすぐに解決できる
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  • 多くの本に出合うことで好奇心を育める
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  • 親子のコミュニケーションを増やせる
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  • 書籍代を節約できる など

図書館は子供の社会性を養えるだけでなく、知的好奇心を満たすのにも役立つ、一石二鳥の施設です。

ですから遠慮せずたっぷりと利用しましょう。子供の本だからと侮ってはいけません。大人の方が感動してしまう本に出会うことだってあるのです。

親子で一緒に本を楽しむことは会話を増やすことにも繋がりますし、子供向けだからこそ大人が思わず「なるほど」と納得できる、分かりやすい解説や面白い絵本にも出会えます。

子供コーナーでも厳守!7つの図書館マナー

図書館を気持ちよく利用するためにも、子供が小さいうちからきちんとマナーを教えましょう。そうすることで子供が成長して一人で図書館に訪れた時にも、周りに迷惑をかけることなく利用できるようになります。

 

「うちの子は大人しいから大丈夫!」と思って油断している方もいます。子供だけで図書館を利用し、大声で話して迷惑をかける小学生は実際にいます。また親子で利用した場合でも、幼児が迷惑行為を行い、保護者は見て見ぬふりといったマナー違反も見られます。油断せず、公共の場でのルール意識を持つことが大切です。

うるさくしない

キッズコーナーであっても大声で話すのは禁止です。

また大人が子供に注意する場面は度々目にしますが、大人の注意する声が大きすぎるのもマナー違反になります。子供の声以上に周囲を不快にするパパやママも少なくありません。

騒ぐことはもってのほかですが、子供との会話や本の読み聞かせの音量についても、たとえキッズコーナーであっても気を付けましょう。

本を大切にする

「図書館の本は、みんなで使う大切な本である」と、しっかり伝えましょう。

「次のお友達も気持ちよく本を使えるように、大切に使おうね」と、子供に声掛けをして利用するのも一つの方法です。

また借りた本に破損が見つかった際は図書館司書に伝え、きちんと対応をしてもらいましょう。自宅でテープを使って補修するより、きれいに直してもらえます。一連の流れを目にすることで、子供は本を大切にする心を育むことができます。

走らない

図書館は公園ではありません。ママが子供の絵本を探すのに夢中になり、子供から目を離している隙に、子供がキッズコーナーをぐるぐる走る姿を目撃したとの声もあります。

3歳ぐらいになれば本を自分で探すことも可能になりますので、「5冊はAちゃんが探して、5冊はママが探すね」などと子供と一緒に本を選んでもよいでしょう。自分で選ばせることで、子供が走ることを抑制することができます。

小学生の自習のための席取りはしない

図書館の自習室

図書館によっては長期休みのみ自習スペースを作るなどの工夫をしています。その一方で、閲覧者の席がなくなるなどの理由から、小学生の勉強のための席取りを拒否する図書館もあります。

長期休み前に最寄りの図書館事情を親子で調べ、勉強できるスペースの有無や使用上のルールを確認してから利用することが大切です。

出した本は片付ける

本は読みたい人が手に取りやすいように、きちんと分類されて並べられています。ISBNコード(国際標準図書番号)などを基に、コード順に並べられているのが一般的です。

ですから、子供が本を勝手に出して散らかす、閲覧スペースで読んでいた本を放置する、別の場所にしまうなどの行為はマナー違反です。

子供と一緒に検索機を使用し、なぜ本を出したら元の場所に戻さなければいけないのか理由を説明してあげることも有効です。

貸出ルールを守る

図書館の返却Box

皆が気持ちよく図書館を利用するために、本を借りる際は一列に並んで待つ、返却期限は守るなどの貸出ルールは徹底しましょう。

どうしても図書館が開いている時間に訪問できない場合は返却Boxもありますので、有効に活用することを子供にも伝え、親もルールの徹底を心がける姿勢を示すことが大切です。

飲食しない

図書館での飲食は、基本的に本を汚す原因に繋がるため禁止です。子供が「おなかが空いた」とぐずる時間帯の図書館訪問は避けた方が良いでしょう。

ただし大きな図書館などでは水分補給が可能なスペースや喫茶コーナーがあったり、自動販売機が置かれていたりすることもありますので、夏場の脱水予防も考慮して事前に確認しておくことが大切です。

子供と参加したい!楽しい図書館イベント

図書館前のイベント案内掲示板

図書館では子供向けイベントを開催しています。対応年齢の子供が楽しめる工夫がされているものばかりですので、積極的に参加して子供を図書館好き、そして本好きに育てましょう。

本のスタンプラリー

スタンプラリーは子供に喜ばれる図書館イベントの一つです。長期の夏休みや冬休みの度に開催する図書館もあります。

期間内に本を借りてスタンプを押してもらい、たまると景品がもらえるというおまけつきです。「子供の足が自然と図書館に向かい、長期休みに多くの本と触れ合えるきっかけになる」といったママ達の嬉しい声が聞かれるイベントです。

絵本の読み聞かせ

図書館前の本の読み聞かせ案内チラシ

図書館イベントの代表格です。週1~2回もしくは月1回など、回数や時間は図書館により様々ですが、午前中は赤ちゃん、午後は幼児などと時間を分けて年齢に合った本を読んでくれる図書館もあります。

参加するとスタンプが押せる、シールが貼れるなど、子供が喜ぶ工夫もいっぱいされています。

除籍本のリサイクル

図書館では古くなった廃棄対象の本を「除籍本」と呼び、捨てずにリサイクルイベントを開催しています。開催日などは図書館の掲示板やホームページなどで知ることができます。

図書館によって今回は子供の絵本、次は大人の小説と年に何回かに分けて行うところもあれば、年に1回大々的に開催される所もあります。どちらにしても絵本もリサイクル対象ですので、お気に入りの1冊を見つけ、家でもっと本を楽しみましょう。

おすすめ!乳幼児託児サービス付き図書館

子育て支援の一環として全国の大型図書館を中心に、未就園の乳幼児託児サービスを行う図書館が増えています。

ママもたまには子供と離れ、自分のために本を読んでリラックスする時間を持ちましょう。図書館には育児の悩みや心のセルフケアに役立つ本などもありますので、日頃のお悩み解消に役立ちます。

本を読む気力もないママには、心のセルフケアに役立つ絵本やマンガもおすすめです。

図書館は子供の絵本を借りるために利用するだけではもったいない場所です。ママの心の健康は子育てに欠かせない要素ですので、ぜひママのリフレッシュの場所として最寄りの託児サービス付き図書館を賢く活用してください。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪