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【幼稚園と保育園の違い】教育/保育料…似て非なる点10

【幼稚園と保育園の違い】教育/保育料…似て非なる点10

幼稚園と保育園、似ているようで違います!入園にも条件があり、あなたのご家庭の場合、片方しか選べないかも…。

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幼稚園と保育園の違いは何?教育/保育料など10項目を徹底比較

外で働きたいママにとって、生まれたばかりの赤ちゃんが大きくなると気になり出すのが、幼稚園・保育園選びですね。「同じ年代のお友達が欲しい」「ママが仕事を再開したい」など、子供を預ける理由は様々ですが、幼稚園や保育園は小学校に進むためのステップになるだけに、どちらを選ぶべきなのか悩みは尽きませんね。

こちらでは、幼稚園と保育園の違いについて比較しながら、園選びのポイントについてご紹介します。

幼稚園と保育園は違う!知っておきたい10の差異

幼稚園と保育園の違いは様々!実は条件によって保育園を選びたくても選べず、幼稚園にしなければならないご家庭もあります。子供を預けたいママが知っておきたい10の違いを確認し、ご自分のご家庭にはどちらが適しているのかをチェックしておきましょう。

施設の所管が違います

私たちの目からみると、幼稚園も保育園も就学前の幼児を預かってくれる同じような施設といったイメージがありますが、実はこの二つの施設、そもそも施設の設置目的が違います。

幼稚園は、文部科学省が直轄する「教育施設」であって、いわゆる学校と同じ幼児の教育を目的とした施設!それに対して保育園は、厚生労働省の管轄する「福祉施設」です

役所で書類を出す女性

保育園は就業や病気などの家庭の事情があって、幼児を家庭で十分に保育することが難しい場合に、保護者に代わって幼児の保育を行う福祉施設だと位置づけられています。

平成27年度からは「子ども・子育て支援制度」が導入され、幼稚園と保育園の機能を併せ持った「認定こども園」に移行する施設がさらに増えますが、施設の所管などの基本は幼稚園、保育園とも変わりはありません。

子供を預けられる条件が違います

幼稚園や保育園に入園するためには、事前に住んでいる自治体に申請をして保育認定を受けなくければなりません。
その際、自治体に住民登録をしている幼児の保護者が希望すれば、幼稚園の場合は特に入園条件はありません。

ところが、幼稚園と違い福祉施設である保育園は、家庭内で十分な保育ができないという証明がないと、保育認定で入園を認められません。保護者の就労を証明する就労証明書や、介護などのため保育に欠けることの証明を書面で求められるのです。

子供の受け入れ年齢が違います

笑顔の子供

幼稚園も保育園も小学校入学前の幼児を対象にした施設であることは同じなのですが、幼稚園は受け入れる子供の年齢に制限があります。

保育園は福祉施設ですので、未就学児童であれば入園でき、施設によっては生後3か月の0歳児から受け入れてもらえます。

ところが幼稚園の場合、4年保育(満3歳児保育)を実施している園以外は、基本的に3歳なって迎える春からが入園できる年齢です。

保育時間が違います

近年、午後5時頃までの延長保育を受け入れている幼稚園もありますが、基本的に幼稚園は午前9時~午後3時の間の4時間が保育の標準です。日本では未就学の小さい子供は家庭でゆっくりと過ごすことを推奨しており、余裕のある時間帯に年齢に応じた教育を施すという幼稚園理念があり、保育時間はあまり長くないのです。

これに対して保育園は、親の就労などを条件としていますので、標準的な就労時間である8時間を保育時間の標準として、早朝保育として午前7時頃から子供を受け入れてくれますし、長保育として午後7時頃まで子供を受け入れる施設もあります。

保育園は確かに長い時間にわたって子供を受け入れてくれますが、これは親の就労にあわせて必要に応じてのことで、親の都合で長時間子供を預けることはできませんので承知しておいてくださいね。

保育料が違います

お金の問題は大人にとって大きな感心事。幼稚園も保育園も国で示した保育料の上限以内で保育料が決められる点は同じですが、保育料を決定している機関によって保育料の決定基準が違いますので、金額に差が生じます。

2015年から変わった!?幼稚園の保育料

「子ども・子育て支援新制度」が2015年からスタートし、今の幼稚園には新制度導入前の園と新制度導入後の園があり、導入後の園は保護者の所得によって保育料を決定しています。

一方、新制度導入前の園は、従来通り施設側が保護者の所得に関係なく一律の費用を決定しますが、毎年もらえる幼稚園就園奨励費補助金の額は、自治体が保護者の所得によって決定しています。

認可された保育園の場合、保護者の所得による課税状況に応じて自治体が保育料を決定。

いずれにせよ親の所得によって自治体が負担を軽減していますが、費用面からいうと私立より公立、幼稚園より保育園のほうがお得な場合が多く、地域によっては公立幼稚園や保育園に入園希望者が殺到しているのが現状です。

給食の有無にも違いがあります

幼稚園と保育園、子供たちの給食にも大きな違いが見られます。施設にもよりますが、基本的に幼稚園には子供達に給食を出す義務がないので、各家庭から持参するお弁当を食べます。施設によっては給食を出しているところもありますが、給食費は親の実費負担です。

これに対して、預かる子供に食事を取らせることも保育の義務である保育園の場合、施設で作った給食を出して子供達に食べさせてくれるという違いがあります。

お弁当を作る手間を考えると、保育園の方が親の手間がかからないというイメージはありますね。

お昼寝の有無にも違いがあります

幼児はどうしても疲れやすいのですが、保育時間が平均4時間と短いため、幼稚園では基本的にお昼寝はありません

これに対して平均8時間もの長い時間を施設で過ごす保育園の場合はお昼寝があり、保育園に入園する準備として、子供が施設で使う布団やパジャマなどが一式必要になります。

ただし、保育園でも小学校入学前の年長さんになるとお昼寝の時間がなくなり、小学生の生活に合わせていく工夫をしています。

先生の持つ資格が違います

幼稚園の先生

幼稚園は教育施設ですので、文部科学省の幼稚園教育要領に従った教育を園児に行うため、指導をする先生は幼稚園教諭免許状という教諭免状の取得が必要になります。

これに対し、保育園は厚生労働省の保育指針に沿った保育をする福祉施設ですので、保育園の先生は国家試験を受け、保育士資格証明書を取得することが必要です。

幼稚園も保育園のも「先生」とひとくくりに呼んでいますが、保育園の場合は保育士と呼ぶのが正しいです。

子供に対する教育が違います

あくまで幼児の保育を目的とする保育園では、受け入れる子供達への教育に特色はありません。ただし、小学校入学にあわせて保育園によってはひらがなや数字の基礎的な勉強を取り入れていることが多いようです。

これに対して、幼児教育を行う幼稚園では、体操や音楽などのそれぞれの園独自の幼児教育が行われています。多くは正規の保育時間が終わった後の時間を利用して、保護者が自分の好みの教育を選んで受けさせることができるので、英語や楽器などの早期教育を取り入れている園は人気があるようですね。こういった園独自の教育にかかわる費用は、全て親の実費負担となります。

10申し込み方法が違います

住んでいる地域によって時期の違いはありますが、幼稚園の場合は9~11月にかけて園児の募集を行うので、保護者は自分の希望する園に入学を申込み、4月になって入園をします。園によっては保護者や子供の面接などの入園試験もあります。

幼稚園・保育園どちらも入園には認定が必要!

書類を見る女性

平成27年度導入の「子ども・子育て支援新制度」により、幼児を園に預ける場合には、保育の状況に応じた認定を受けることが必要になり、該当する施設以外は利用できなくなりました(幼稚園の場合は、園に入園申し込みをすると市町村の認定の手続きもしてくれます

保育園の場合は、年度途中からでも子供の受け入れをしてくれますが希望する保育園に入ることができるかどうかは、その園の受け入れ児童の空数によって決まります。どんなにその園に入りたくても、人数的に余裕が無ければ入れないということですね。

認可保育園の場合は、市町村の認定手続きを園で代行してくれる施設もありますので、保育園に子供を預けたい場合には子供を受け入れてもらえるかどうかの確認もかねて、早めに施設に直接相談をするといいと思いますよ。

幼稚園を卒業した子と保育園を卒業した子はどう違う?

我が子を通わせる施設に幼稚園を選ぶか、保育園を選ぶかは難しい問題ですね。もちろんママの就職も園選びの要件なのですが、親にとっては園の教育や指導の内容の方が気になりますよね。

小学校入学を前にした年齢の子どもを通わせる園ですので集団生活に支障がないように、あるいは勉強についていけるように、ある程度の文字や算数を教えておいてほしいと考えるママは多いようです。

ももち
36歳

A保育園の子は誰とでも仲良くできます

私は仕事をしていたので、文句なしに子供を保育園に通わせてました。小学校に入ってみてですが、保育園に通っていた子は集団生活に慣れているので、しっかりお返事もできるし、子供らしく元気な子が多いと感じました。校庭で他の学年の子と仲良く遊んでいるのも保育園の子が多いかな?

保育園の子は、小さなころからバランスの良い給食を食べなれているので好き嫌いも言わないし、紐の結び方とか食器の片づけなど生活全般のことをしっかり教わってくるので、子供ができることが多くてしっかりしています。

ウチの保育園では年長になるとカレンダーづくりをして文字や数字を教えてくれていましたので、小学校に入っても特に勉強で困ったことはないですね。

小学校の先生との連絡会では「保育園や幼稚園で教わった文字などが現行の学校指導要領に沿っていない書き方であることも多く、むしろ園の早期教育によって子供が混乱して勉強が進まないこともある。入学前は自分の名前が読める程度、数が数える程度の指導だけで十分です。」との指摘もあるそうです。

そのためうちの保育園の先生は、あまり勉強を教えすぎないようにしているといっていました。子供の年齢に応じた教育で十分だと、私も思います。

ほわいと
28歳

A違いはわかりません

私は仕事を持っていますが、近くに母が住んでいるので、娘が小さい頃は母に面倒を見てもらって仕事をしていました。

3歳を過ぎてから保育園に入れようか幼稚園に入れようか悩んだのですが、姉に「幼稚園の方が読み書きを教えてくれるから、小学校に入った時に有利だよ」と言われて幼稚園を選びました。小学校に入ってみて、確かに初めのうちは幼稚園の子の方がお利口さんなイメージがありましたが、2年生くらいになればどの子も差がなかったような…。

学校に入ればどの子が保育園でどの子が幼稚園出身なんて区別はつかない、というのが私の経験なので、どっちを選んでもいいのではないでしょうか。

私としては、幼稚園は保護者会の行事や親が出張ってする仕事が多くて、仕事をしながらでは大変です。私自身、子供の将来のためにと幼稚園を選んで無理をしていたかな、と思います。

園選びには一体何を重視するべき?

子供を幼稚園か保育園に預けようと考えたとき、周りを見渡せばいくつかの施設が見つかるかと思います。その中からどの園が一番良いのかを選ぶのであれば、まずは実際に見学に行くとよいでしょう。幼稚園や保育園の施設は園ごとに違いますので、「安全であるか」「衛生的であるか」などは、実際に目で見てみないとわかりません。

子供と一緒に実際の登園手段で通って、通うのにどれぐらいの時間がかかるのかも確認しておきたいですね。
園選びには実際に通っているママの評判も大事ですが、一番は通っている子供達やお世話をしている先生の様子をしっかりと見ておくことです。

子供たちが笑顔で伸び伸びと過ごしている、先生方も笑顔で子供たちに接している園を理想に、子供にとって安心な園を選んでいくといいですね。

園選びのポイント

  • 一緒に園を見学した子供本人は気に入ったか
  • 教育理念や保育方針が納得できる園か
  • 園庭や体育館などの施設が安全に管理されていて、衛生管理もされているか
  • 自宅や職場などに近く通いやすいか(同じ小学校へ通うお友達が作れるか)
  • 家庭の経済状況に無理のない保育料か
  • 親が希望する保育時間に対応してもらえるか

ライフスタイルを重視して無理のない園選びをしましょう

子供が通う施設は親子の生活にもかかわってくるものなので、子供の将来のために幼稚園と保育園のどちらを選ぶべきか簡単には判断できませんよね。

幼稚園にはバリエーション豊かな幼児教育で楽しく学びながら過ごせる、保育園にはしっかりと管理された安全な環境で、伸び伸びと過ごせるなど、それぞれのメリットとデメリットがありますから、それぞれを比べつつ家庭のライフスタイに合わせて通いやすい園を選ぶことが大切です。

どちらを選ぶかは親の責任かもしれませんが、園選びの主役は実際にその園で生活をする子供自身です。親の思いや理想を押し付けるのではなく、子供自身が通いやすく、お友達と楽しく過ごすことができることを第一に園を選んであげられるといいですね。

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この記事を書いたライター
波多野愛子

波多野愛子

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!