【100均キットで簡単】くるみボタンの作り方と活用アイデア|入園グッズ・ヘアゴム・リメイク
くるみボタンは、入園・入学グッズや赤ちゃんのおむつポーチのワンポイント、子どもの持ち物の目印など、様々な用途に活用できます。お子様の大好きな動物や乗り物のくるみボタンを付けてあげれば、毎日の生活がほっこり楽しくなるでしょう。
こちらでは、手軽に手に入る100均のくるみボタンキットを使った基本的な作り方を紹介します。お気に入りの布を使ったり、手描きや刺繍でアレンジしたりして、世界に一つだけのオリジナルボタンを作ってみましょう。
この記事では、手作りアイテムにまつわる子育て4コマ漫画、くるみボタンを作るのに必要な材料、基本の作り方、手描きイラストや刺繍を入れたアレンジ、くるみボタンの様々な活用アイデアについてご紹介していきます。
子育て4コマ漫画~作っても作っても
今日大好きだったおもちゃも、次の日には見向きもせず別な物に夢中になってしまうことがあるように、飽きやすく、好奇心いっぱいで新しいものが大好きなのが子供です。幼稚園グッズや身の回りのものを子どもの心変わりに合わせて作り直したり買いなおしたりするのは、保護者の方にとって手間がかかります。
そんな時におすすめなのが、くるみボタンを手作りすることです。ボタンの付け替えなら簡単なので、お子様のお気に入りのモチーフでくるみボタンを作り、気分に合わせて付け替えてあげれば、毎日の通園が楽しくなります。
基本のくるみボタンの作り方(打ち具不要キットの場合)
まずは誰でも簡単に短時間で作れる、基本のくるみボタンの材料と作り方を見ていきましょう。
子どもの大好きキャラの布を使ったり、手作りの通園バッグとお揃いの布で作ったりすれば、文字の読めない年齢の幼児でも自分の物だとすぐにわかってとっても便利です。
基本のくるみボタン材料
【くるみボタンキット30mmの場合】
- プリント布(またはハギレ)縦横7cm程度
- 布用ボンド(または木工用ボンド)
- ハサミ
- くるみボタンキット(ダイソーなど100均で購入可能)
プリント布は着られなくなった肌着やシャツ、ハンドメイドで余ったハギレを使っても作ることができます。
ボンドは布用が好ましいですが、ご家庭にない場合は通常の木工用ボンドでも代用が可能です。
上手にくるみボタンを作るコツ
プリント生地はなるべく薄いものを使いましょう!巻き込みやすく、シワができにくいので、仕上がりが綺麗になります。
基本のくるみボタンの作り方
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プリント布を丸く切ります。ボタンにしたい柄の部分を中央にして、直径6.5cm程度に丸く切り取りましょう。端は中に押し込むので、多少おおざっぱな丸い形で大丈夫です。 -
布の表面が下になるように置き、その上にくるみボタンキットの上部(表側になるパーツ)を置きます。 -
ボタン上部の内側(布の裏側)にボンドを薄く塗り、シワができないように布を入れ込みます。 -
入れ込んだ布の端にもしっかりとボンドを塗り、ほつれを防止します。 -
布で包んだくるみボタンキットの上部に、写真のように下部(裏側になるパーツ)を押し込みます。指でしっかりと押し込み、パーツを固定させましょう。 -
ボンドが乾いたら完成です。洋服などにつける際は、作業の前にボンドが完全に乾いたことを確認してからにしましょう。
無地をアレンジ!手描きくるみボタン
次は手描きくるみボタンの作り方です。無地の生地と布用のペンを使えば、オリジナルのイラストボタンがつくれます。イラストを手描きにすることで、より手作り感満載のくるみボタンに仕上がります。
この手描きくるみボタンは、幼稚園のクラスのマークやお名前のボタンを作る際におすすめです。入園前からクラス編成が分かっている場合は、このマークが目印となり、お子様が園でより生活しやすくなるでしょう。
もちろん入園準備で持ち物に名前を全てつけますが、幼稚園や保育園では子供達が持ち物を間違えるのが日常茶飯事です。大きなくるみボタンは目立つので、園児が見分けやすいというメリットがあります。
手描きくるみボタンの材料
- 無地の布
- 布用マーカー(布用ペン)
- くるみボタンキット
手描きくるみボタンの作り方
無地の生地に、布用のマーカーでイラストや文字を書きます。下に色移りしないように、新聞紙や厚紙などを敷いて書くことをおすすめします。
布に柄や文字さえ書いてしまえば、あとは基本のくるみボタンの作り方の2からと同じ工程です。
簡単にできるので、お絵かきが大好きなお子様と一緒に作っても楽しめます。
ひと手間で豪華!刺繍くるみボタン
少し手間はかかりますが、刺繍が得意な方には刺繍くるみボタンがおすすめです。刺繍した生地を使ってくるみボタンを作ると、立体感がでてより豪華なボタンになります。
刺繍くるみボタンの作り方
針と糸を使って生地に刺繍をします。最近は刺すだけで刺繍ができる道具も手芸店に置いてあるので、手芸が苦手な方はそちらを利用するのもおすすめです。
刺繍が完成したら、あとは基本のくるみボタンの作り方と同じ工程で作ります。
くるみボタンの様々な活用アイデア
くるみボタンは通園バッグなどの入園準備だけでなく、日常生活の様々なシーンでお洒落な使い方ができます。
兄弟が多いご家庭やオシャレな女の子のいるご家庭では、被服代などが想像以上にかかることがあります。くるみボタンを素敵なワンポイントに利用すれば、リーズナブルにお子様が満足できる一品に変身させることができます。
通園バッグのワンポイントに
幼稚園や保育園のレッスンバッグなどに、お名前テープとは別にワンポイントとして付けてあげると目立ちます。たくさん作って、その日の気分で付け替えても楽しめます。
お洋服のリメイクボタンに
お下がりのお洋服も、ボタンを変えるだけで雰囲気がガラッと変わりますので、簡単にリメイクを楽しめます。くるみボタンはお洋服の素敵なワンポイントになります。
オリジナルヘアゴムに
裏にヘアゴムを通して結べば、簡単オリジナルヘアアクセサリーにもなります。くるみボタンの大きさを変えたり、柄を違うものにしたりすることで、雰囲気の違うアクセサリーを色々と作ることができます。
ブローチとして
何度も縫い付け変えるのが面倒な方は、接着剤でブローチピンを裏に付けるのもおすすめです。そうすると、持ち物や服などに手軽につけ外しができるようになります。
子供の持ち物につける際は特に注意して!
くるみボタンにブローチピンを使う場合は、普段使いのバッグのちょっとしたアクセントなどにして保護者の方が楽しむと良いでしょう。子供の持ち物や、子供がよく触る物にブローチピンを使うのは危険です。特に入園準備に使う場合は、安全のため、必ず糸で縫い付けましょう。
100均のくるみボタンキットは優秀です
以前は手芸店でしか手に入らなかったくるみボタンのキットも、最近はダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップで大きさも種類豊富に取り揃えられており、簡単に購入できるようになりました。
100均のキットは、くるみボタンのパーツのほか、型紙やボタン作りに必要な専用の道具(打ち具など)もセットになっている場合が多いので、初心者でも簡単に作ることができます。ただし、メーカーによってキットのセット内容や作り方が異なる場合があるので、事前にパッケージの表示を確認してから購入するようにしましょう。
くるみボタンに、お子様がお気に入りの柄やキャラクターなどのモチーフを入れてあげると、きっと喜んでくれるはずです。家計に優しくお手軽に作れるので、大きいくるみボタンには似顔絵やイラスト、中くらいのくるみボタンにはマーク、小さいくるみボタンにはイニシャルなどと使い分け、色々な持ち物やお洋服のアクセントなどにして楽しんで下さい。
100均のキットを使って、世界に一つだけのオリジナルのくるみボタンを作ってみましょう。





