子供を可愛すぎるからって困る!父親の母子を悩ませる4つの言動
子供が可愛すぎることに不安を感じた経験、パパにもママにも1度くらいはあるでしょう。特に0歳~小学校入学前の乳幼児期の子供は、容姿だけでなく声も仕草も言動も、親に限らず大人を悶絶させるほどの可愛らしさを持っています。
最近、そんな子供の可愛すぎる姿に惑わされ、子供の年齢に応じた親の役割を果たさない父親によって、母親が困り果てている家庭が増えていると言われています。あなたの家庭は大丈夫ですか?
1母親と同じ方針でしつけをしない!子供を混乱させてしまう
子供が可愛すぎる父親や同居する祖父母のいる家庭で、母親を一番といっていいほど悩ませるのが「しつけ」についてです。現役ママからも、子供を可愛すぎる父親への次のような意見が寄せられています。
子供が可愛すぎるあまり、父親と母親でしつけを一貫できない状況になるのは困ります。例えば、私が息子に「おやつはもうおしまい」と言ったのに、その後すぐに夫が与えるなど。父親と母親で言うことややることが違うと子供は混乱すると思いますし、母親としてストレスを感じます。子育てのやり方に違いがあるのは仕方が無いのですが、母親が注意した直後に全く別の行動を取るのだけは止めて欲しいです。
子供は母親だけでなく周囲の大人や友達から生き方を学びますが、お手本となるべき母親と父親、おじいちゃんおばあちゃんの言うことがそれぞれ違うと混乱します。その結果、最終的に自分にとって楽で都合のいい考えを取り入れてしまうのが子供。
そのため母親がいくら一人でしつけを頑張っても、「お父さんがいいって言ったもん」と楽な方に流され、父親を言い訳にしてきちんと行おうとしなくなります。
幼児期のしつけは学習や健康、学校や社会活動を楽しく行うために必要不可欠な家庭教育。小さい頃に身に着けられないとその子が将来的に苦労することになりますので、自分自身ではなく本当に子供が可愛すぎる父親であれば、子供の将来に役立つ教育を与えるのが本当の愛情だと気づけるはずです。
2父親だけが子供にとっての優しい人になる!母親ばかり嫌われ役で辛い
子供を可愛すぎる父親が叱ってくれなければ、その分母親が叱ることになります。子供を叱るのは母親にとっても辛いこと。母親が子育てに疲れる理由の一つでもあり、ママ達からはこんな声が寄せられています。
子どもを可愛すぎるお父さんには、ぜひたくさん可愛がってあげてほしいなと思います。お父さんが子どもと過ごせる時間って限られていると思うので、その時間を大切にしてあげてください。だけど注意してほしいことは、悪いことをした時はしっかり叱ることです。それができれば日常ではいくらでも可愛がってあげて大丈夫だと思います。
あまりの可愛さに父親が子供を甘やかしていると、母親の言うことは聞かず父親の言うことだけ聞くようになってしまいます。
ただでさえ母親は接する時間が長くて口うるさく言わないといけないことが多いのに、父親だけ優しい人になっては子育てがやりにくくなります。たまには父親も母親の代わりに嫌われ役を買って出て欲しいと思います。
父親は娘が可愛くて、あまり娘を怒りません。パパなら優しいから大丈夫と娘も思ってしまうので、悪いことをした時はきちんと理由を言って叱って欲しいです。
近年子供の甘えの受け入れと甘やかしの区別がつかず、あまりの可愛さに父親が子供を甘やかしまくる家庭が増えています。
小さいうちは子供が可愛すぎる叱らない父親の方が子供に慕われます。けれど子供も成長するに従い、誰が本当に自分の幸せを考えてくれているのかを知ることになります。
そうなると母親のしつけを邪魔する父親の愛情に疑問を感じますし、思春期になって両親どちらの言うことも聞かなくなり、ブレーキを失って家族全員が辛い思いを味わう家庭もあります。
可愛すぎる子供を叱るのは確かに両親ともに辛いことですが、片方だけの負担になるのはデメリットが大きいので、普段は母親が叱るけれど、いざという時は父親が真剣に叱るなどと役割分担をしっかり話し合いましょう。また本当に叱るべきことは何かを夫婦で決めておくと、母親の叱り過ぎを防ぐのに役立ちます。
3子供が可愛すぎて帰宅後に興奮させる!夜中に寝付けなくなって困る
子供が可愛すぎる父親にとって、仕事から帰宅した後は子供と触れ合える至福の時。子供の喜ぶ顔が見たくて遊びを盛り上げ過ぎてしまうこともあるでしょう。
子供との遊び方が分からずに悩むパパも多いので、父親がそんなに子供を構ってくれるのは嬉しいことではありますが、毎日お世話をしているママ達からはこんな声が寄せられています。
パパの真似をして筋トレする息子が可愛いのは分かるのですが、とにかく長い時間筋トレをするので息子も興奮して夜なかなか寝付いてくれません。せめてもう少し手短にやって欲しいです。
規則正しい生活習慣を身に着けさせるしつけは、親の重要な役割の一つです。そのため夜遅く子供を興奮させる父親に、可愛すぎると思っている気持ちは充分理解しているけれどイライラしてしまいます。
可愛すぎる子供に罪はありません。父親と母親がもめると子供が悲しみますので、例えばママがタイムキーパーになる、朝方の生活に変えて出勤前に遊んでもらうなど、子供の生活習慣に悪影響を与えない父親との触れ合いの時間を作りましょう。
4すぐ何かを買ってあげようとする!子供を勘違いさせてしまう
褒められたり人の役に立ったりすることは、とってとても気持ちのいいことです。子供はこの気持ちのいい体験を自ら重ねようとし、自己肯定感や自己有用感を高めて自信に満ちた大人へと育って行きます。
子供が可愛すぎる父親としては、そんな子供を全力で褒めてあげたくなりますし、良い行いへの対価を目に見えるご褒美という形で示して喜びを増してあげたくなるでしょう。そんなパパさんに、ママさんからはこんな意見が届いています。
子供が可愛すぎて、良いことをするとすぐ何か買ってあげようとする甘いパパ。あまりにも度が過ぎるので、良いことをすれば物を買ってもらえると子供に勘違いさせないためにも、言葉で「偉かった」と伝えて欲しいと言いました。ママとパパの2人から褒められるのは大きい励みだと思います。
父親が買い与えるご褒美に子供は一時喜びますが、実はアンダーマイニング効果が働くため知らぬ間に代償を支払わされる羽目になります。しかも父親が買い与えたご褒美以上に、子供にとって価値のある代償です
アンダーマイニング効果とは、子供の内側から起こったやる気がいつの間にか外からのご褒美目的に変わり、やる気を失わせてしまう現象のことです。
つまり子供の可能性を最大限に膨らませるやる気を、親の一時的な感情で渡されたご褒美によって失うことになるのです。子供へのご褒美の与え方には十分に注意しましょう。
子供が可愛すぎるのはいつまで?息子は2歳~小学校低学年と感じるママが多い
母親は男の子の方が可愛いとよく聞きますが、それでも子供を可愛すぎると感じる時期は、いつまでも続くわけではありません。
マーミーで息子がかわいいと思う年齢の体験談を募集したところ、年齢的には2歳から小学校低学年がピークでした。
男の子は思春期が近づく頃から、可愛すぎる姿を一変させて親を悩ませ、思春期が終わるころには頼もしいに変わりますので、今は存分に可愛すぎる息子との時を楽しみ、その後は頼もしい姿を見せてくれることを楽しみにしましょう。
子供達の可愛すぎる爆笑エピソード!パパもママもメロメロです
子供の可愛すぎるエピソードを、1歳~4歳の幼児に限定して紹介します。思わず吹き出す手紙や行動、セリフなどに爆笑しつつ、ほっこり心が和みます。
1歳の子供の可愛すぎるエピソード
イタズラと甘えを繰り返すやんちゃな娘が可愛すぎる
ソファーに登っては床に置いてある座布団に転落して1人で大爆笑する1歳半の娘。その後、急にペンを掴み顔や手や足に落書きし、お尻拭きを豪快に引っ張り出し、私の顔を見るなりダッシュで逃げる。放っておくフリをするとティッシュを食べたり、床に落書きしたり、台所の戸棚を開けて何かを物色したりとイタズラモード。
「はぁ~っ」とため息をつきたくなりますが、暴れ回りながらも「ママー」と私を呼び、目を合わせると満面の笑みを浮かべ、「おいで」と言うと短い腕を精一杯伸ばして抱きついてくる姿が、可愛すぎて毎日癒されています。
無視されたと思ってムキになる1歳の息子にメロメロ
1歳の一人息子はEテレの「いないいないばあ」が大好きで、番組が始まるとテレビにかじりついて見ていますが、リビングのカーテンの裏に隠れて「いないいない」と言い、しばらくたつと「ばあ!」と顔を出すのにはまっている姿が可愛すぎるんです。
たまたま「ばあ!」のタイミングで私が少し目を離していたら、無視されたと思ったようですごく大きな声で「ばあ!!」と再度言ってきました。もう可愛すぎてメロメロです。
2歳の子供の可愛すぎるエピソード
パパを真似て筋トレ!可愛すぎる2歳児と0歳児
2歳半と生後10ヶ月の息子2人が今ハマっているのは、筋トレです。筋トレマニアのパパがお風呂上がりに3kgのウェイトボールで筋トレしていると、2歳の長男が自分のおもちゃ箱からボールを持ってきて隣に座り、パパの真似をして同じように筋トレを始め、10ヶ月の息子もパパの上に乗りキャーキャー楽しそうに参加しています。
子供達が可愛すぎて、パパもついつい長い時間筋トレをしてしまうそうです。
お父さんを探し回る息子の姿が可愛すぎて萌える
2歳の息子はお父さんのことが大好き過ぎ。それだけでも可愛いのですが、つい先日とても可愛い事件が起こりました。休日なのに急きょ夫が昼から会社に行くことになったため、お父さんが散歩に行く私たちを見送る形になり、帰ってきた時にお父さんが家にいなかった時のことです。
家で待っているはずのお父さんがいないことに息子は大混乱。「おとうさーん!!どこー!!おとうさーん!!」と、家中を泣き叫びながら走り回って探す姿が可愛すぎて、かなり萌えました。
室内滑り台の上で未成年の主張をする可愛い過ぎの愛娘
2歳の娘には1歳半の頃からのお気に入りの場所があります。それは自宅にある室内滑り台の上。ある日娘は私の目をかいくぐって滑り台の上に登り、仁王立ちになって誇らしげに何かを叫びました。まるで昔テレビでやっていた「未成年の主張」のように。
実際は何を言っているか分からないことを喋っていましたが、私には「私は大丈夫だよ!構わないで!」といっているように聞こえ、まだ幼児なのに一丁前に言いたいこと言えるんだな、と可愛すぎる姿に笑ってしまいました。それからは何となく気持ちが楽になりました。
機関車をお父さんから守れとせがむ可愛すぎる息子
2歳の息子は機関車におやつを食べさせるマネをするのが最近のマイブーム。私が「機関車、おいしい?」と声をかけたら、機関車の先頭を自分の両手でぴたっと挟み込み、ほっぺが落ちる可愛すぎるポーズをしました。
「かっ、かわいいねえ」と私が悶絶していると、夫がやってきて「おいしいねー、こうかな?」と息子のまね。すると息子が激怒して「お母ーさーん!お母ーさん来てー!お母ーさん守ってー!お母ーさん頑張ってー!」と、お父さんから機関車を守れと叫び出したのです。
あまりにも可愛すぎるので大笑いしてしまい、笑いに震えて機関車を守ってやることはできませんでした。夫は息子が好きすぎるくらいなので、すごく落ち込んでいました。
女の子に優しい息子
2歳の息子が児童館で遊んでいた時、誰も使っていないバイクのおもちゃで遊びだすと、同じくらいの女の子が「私のおもちゃ?」と泣き出しました。どうやら先ほどまで遊んでいたようで、私は息子に「お友達が遊んでいる物だから、どうぞしておいで」と言いました。
すると息子はこれ以上乗ったら悪いと思ったのか、バイクから降りて持ち上げて女の子にどうぞしに行ったのです。その姿がなんとも可愛すぎて、息子なりの優しさに感心しつつ笑ってしまいました。
3歳の子供の可愛すぎるエピソード
可愛くて爆笑してしまった娘のひと事
3歳の娘の反抗期に困り果てた私は「パパやママの言うことを聞かない子の所には、赤鬼さんという鬼がやってくるよ」と話しました。それからは言うことを聞かないときに「赤鬼さんくるよ」とうと、きちんと言うことを聞いてくれるようになりました。
ある日、おじいちゃんおばあちゃんが遊びに来て皆で食事をしている時、野菜サラダを食べなかったおじいちゃんを見て、娘が怖い顔で「赤鬼さんくるよ」と言い、可愛すぎるやら可笑しいやら大爆笑ながら、「普段私もあんな怖い顔をしているのかな」と少しだけ反省しました。
4歳の子供の可愛すぎるエピソード
おっぱいを飲ませようとする4歳の息子が可愛すぎる
長男は去年念願の弟ができて大喜び。ずっと周りのお友達がうらやましかったのか、自分もお世話をすると言って人一倍張り切っていました。ところがある日母乳後のミルクを作りに行った台所から戻ると、息子2人が大泣きしていました。
お腹をすかせてグズる弟を見た長男が、「自分ももしかしたら母乳が出るのでは?」と思って服をまくり上げ、自分のおっぱいをあげようと無理やり弟を抱き上げた結果、嫌がる弟を泣かせてしまい、最終的に長男もどうすることもできず2人で大泣きしていたのです。その姿が可愛すぎて、思わず笑ってしまいました。
呼び捨てされても可愛すぎる息子
4人兄弟の3番目が4歳の時、パパと私にお手紙を書いてくれました。私には「いつもごはん作ってくれてありがとう」と書いてあり、パパには呼び捨てで書いてありました。
「○○へ、お仕事いつも頑張っているから疲れているでしょう。だからお母さんがごはん作ってくれるから、ごはん食べたら疲れがとれるでしょう」
パパはそんな三男が可愛くてたまらないようです。
可愛すぎる子供のことで落ち込むパパには「引きずらないで」とアドバイス
子供が可愛すぎるからこそ、ガッカリしたり落ち込まされたりする父親は少なくありません。けれどママから落ち込まないように励ましてあげて下さい。側で心配してみているママさんからは、パパさんへのこんなアドバイスも届いています。
仕事でなかなか接する機会が無いと、どうしても母子の絆が見えて寂しく感じると思いますが、休みを利用して1日ガッツリ育児と向き合うと変化が生まれるはずです。子供と真剣に関わることで、今まで感じなかった感情や成長を感じてください。
気にすることないんだよ。2歳のイヤイヤ期に「おとうさんイヤ」って言うのはよくあることだから。お父さんが悪いんじゃないから。フォローしていくから、引きずらないで明日からも育児を続けてください。
可愛すぎるがゆえに子供のことで落ち込むパパには、子供が遊んでくれる人を大好きになることを伝え、パパと子供の遊びを工夫して父子仲を深めるようにアドバイスしていきましょう。