赤ちゃんとの引っ越しのコツに関する記事

『赤ちゃん連れの引っ越しを要領よく行うコツ!夜泣きに注意』

赤ちゃんと引っ越しすることが決まったら、どうすればいい?タイミングは?赤ちゃんの引っ越し手続きは?引っ越し後に赤ちゃんに起こり得る変化、ご近所への挨拶の方法など、赤ちゃんとの引っ越しで知っておきたい事を紹介します。

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赤ちゃん連れの引っ越しはイメージと違う!?要領よく進めるコツ

「引っ越し」と聞くと、荷造りに片付けに手続きと、眉をしかめたくなるぐらい面倒なことですが、それを赤ちゃんや未就学児と一緒にやらなければならないとなると、大変さは10倍以上!

新婚時代の引っ越しをイメージしていたために、ママも赤ちゃんもヘロヘロになってしまうことがあるんです。

そこでこちらでは、赤ちゃん連れでの引っ越しのタイミングや要領よく行うコツ、手続き赤ちゃんの引っ越し後の変化や、ご近所への挨拶についてのポイントをご紹介します。計画をしっかり立てて、要領よく進めましょう。

子育て4コマ日記~これじゃあ進まないね

この4コマ漫画のように、「さあやるぞ!」とこぶしを高くふりあげて荷造りに取り込むものの、まとめた荷物も赤ちゃんや子供たちにひっかきまわされてがっかり。

それに加えて、整理していくうちに懐かしい写真やアルバムを見つけて思わず見とれてしまい、気づけばこんな時間!なんてことがあるのが赤ちゃん連れの引っ越しです。

覚悟して挑みましょう!

赤ちゃん連れの引っ越しのタイミング

急な転勤やマイホームの購入で、なかなか引っ越しの時期は決められないものですが、もし決められるのであれば、赤ちゃん連れでの引っ越しのタイミングは、生後3か月~6か月がベストです。生後3か月~6か月は赤ちゃんとの生活リズムも掴め、まだ眠る時間も多く、動き回る事も少ないので、荷造りや手続きがし易いです。

産後3か月以内はまだママの体調も戻らず、赤ちゃんとの生活にも慣れていないので、この時期の引っ越しはママにとっても赤ちゃんにとってもストレスになります。そのため出来るだけ避けた方が良い期間です。

生後6か月以降に引っ越しをしなければならない場合は、できるだけ赤ちゃんを両親や親せきに預けて見ていてもらいましょう。

赤ちゃんがいても要領よく引っ越すコツ

引っ越し当日はハウスダストや気温など、赤ちゃんにとって過ごしにくい環境になります。知らない人の出入りが激しく、騒音に驚いて泣きじゃくる可能性もあるため、誰かに預けるとよいでしょう。

近くに預けられる方がいない場合は、ファミリーサポートや一時保育・ベビーシッターなどの有料施設を利用するのがおすすめ。

また荷造りもまるごとやってくれる業者に頼むなど、荷造りから荷解きまで自分たちだけで無理せず、できるだけ周りに頼って手伝ってもらいましょう。

怪獣ボーイズ
32歳

節約のつもりが・・・

長男の幼稚園前にとマイホームを購入し、3歳の長男と、生後10か月の次男を連れて引っ越しをしました。節約の為に、引っ越し業者は使わず、自分たちで荷物を運ぶ事にし、「まあ、なんとかなるだろう」と甘く見ていましたが、それは大きな間違いでした。

日中主人が仕事の間、荷造り係となった私ですが、はいはいで動き回る次男に目を光らせながら、イヤイヤ期真っ只中の長男の相手、それに食事のお世話やおむつが加わり、荷造りは全く進まず、家事もおろそかになり、夕飯はお弁当や外食続きに・・・。

荷物を運ぶ時も、夫婦の片方は子供たちの相手で、一人で荷物を運ばなければならないので時間がかかり、結果予定していた日程から二週間も過ぎてようやく終わりましたが、外食代や荷物を運ぶ往復のガソリン代で、まるごと業者に頼んだ方が安かったです。

自分達で荷造り荷解きをする際のコツ

赤ちゃんがいてもできるだけ荷造りや荷解きを自分達で行いたいという場合は、早めに計画を立てて1部屋ずつ進めるようにしましょう。家中手をつけてしまうと、赤ちゃんが安全に過ごせるスペースを確保しにくくなってしまいます。

また体調が万全ではないママが一人で行うと、体調を崩して引っ越しに支障が出る恐れもあります。赤ちゃんのお昼寝タイムに一気に片づけたくなるところですが、赤ちゃんのお昼寝タイムはママもできるだけ休息をとるようにしましょう。

赤ちゃんが機嫌よく遊んでいる時に少しずつ進め、パパの休日に赤ちゃんを預けて一気に進めるのがおすすめです。

赤ちゃんや未入園児の引っ越し手続き

荷物運びが終わると、次は重要な手続きをしなければなりません。どんな手続きがあるのでしょうか?赤ちゃんや未入園児の引っ越し手続きについてご紹介します。

児童手当の引っ越し手続き

児童手当とは、子供を育てている保護者に国から支給される手当てです。

同じ市町村に引っ越しの場合は住所変更届の提出のみになりますが、違う市町村に引っ越しの場合は、次のような引っ越し手続きが必要になります。

  1. 児童手当受給事由消滅届を提出
    引っ越し前の地域の役場で行う
  2. 住民税の課税証明書を取得
    地域の役場で行う
  3. 児童手当認定請求書を提出
    引っ越し先の地域の役場で、請求する人の印鑑、通帳、保険証の写し、課税証明書を持参して行う

乳幼児医療費助成制度の手続き

乳幼児医療費助成制度とは、乳幼児の医療費の自己負担額の一部、もしくは全額を市町村が助成する制度です。

市町村によって助成範囲や対象年齢が異なるので、引っ越し前に確認が必要です。
乳幼児医療費助成制度も、同じ市町村に引っ越しの場合は住所変更の提出のみとなりますが、違う市町村に引っ越しの場合は、次のような引っ越し手続きが必要になります。

  1. 乳幼児医療証を返却
    引っ越し前の地域の役場で行う
  2. 住民税の課税証明書を取得
    引っ越し先の地域の役場で行う
  3. 乳幼児医療証の申請を行う
    引っ越し先の地域の役場に、印鑑、保険証、母子手帳、保護者の通帳、課税証明書、マイナンバーカードを持参して行う(役場によって持ち物が少ないケースもある)

乳幼児健診、予防接種の手続き

引っ越し前にどの場所で定期健診があるのか(おそらく保健センター)、どこの病院で予防接種が受けられるかを調べておくことをお勧めします。

引っ越し後に保健センターに母子手帳と、前の地域から貰った、まだ受けていない予防接種の予診票を持っていき、指示に従って手続きを行います。

ご近所への気遣いを忘れずに!

元気な赤ちゃんの声はとても可愛らしいものですが、赤ちゃんのいないご家庭や一人暮らしの家庭では、不快に感じてトラブルに発展してしまうことがあるかもしれません。

引っ越しの際は近所の方にきちんと挨拶し、「小さい赤ちゃんがいるので、ご迷惑をかけてしまうかもしれません」と、粗品を添えて先に伝えておくと印象が変わります。

夜泣きする!?引っ越し後の赤ちゃんの変化

引っ越しはお母さんにとっても大変な作業ですが、まだ小さい赤ちゃんにとってもストレスに感じてしまう事があります。住んでいた環境が変わってしまったため、慣れるまでは不安で夜泣きをしてしまう、興奮してなかなか眠れないなどの場所見知りをしてしまうかもしれません

引っ越しで場所見知りをしてしまった赤ちゃんには、ママがたくさん抱っこしてあげたり、前のお家でお気に入りだったおもちゃやぬいぐるみで遊んであげたりと、「ここは安心できる場所だよ」と教えてあげるのが良い対策です。

この記事を書いたライター

平山あおい

イラスト、料理、手芸が大好きな2児のママ!美術学科卒後、アート&クラフトショップにて勤務。育児中でも楽しめる生活情報をご提案します。