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引っ越し準備はお早めに!リストにまとめたいやるべき事15

引っ越し準備はお早めに!リストにまとめたいやるべき事15

家族の引っ越し準備はやることがたくさんあって大変です。忘れちゃいけない手続きはリストにしてみましょう。一つ一つ確認することでやり忘れを防ぐことができますよ。荷造りのコツ、不用品整理などの片付け、引っ越し前日にやることもご紹介します。

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引っ越しの準備はお早めに!活用したい手続きチェックリスト

引っ越しは荷造りや各種手続きなど、何かとやることが多くて大変ですよね。何から始め、どうやって準備を進めたら良いのか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。特にご家族での引っ越しとなると、荷物の量が増える上に、家族それぞれのスケジュール調整も必要になるため、計画的な準備が不可欠です。

引っ越し準備を効率良く進めるためには、しっかりとしたスケジュールを決めて、やるべきことをチェックリストにまとめる方法がおすすめです。準備が間に合わずに引っ越し当日に慌てることのないよう、時間と期間に余裕をもって計画的に準備を進めていきましょう。

引っ越しの見積もりは複数お願いしましょう

リビングにいる女性

新居と引っ越し日が決まったら、まず引っ越し業者を決定することから始めましょう。人気の業者は早く埋まってしまう可能性があるため、日程が決まり次第、なるべく早く見積もりを依頼することが大切です。

数多くの引っ越し業者の中から一つに絞り込むのは難しいので、複数の業者から見積もりを出してもらうことをおすすめします。料金やサービス内容、特徴をしっかり比較して、ご自身に合った業者を選びましょう。

料金

引っ越し費用はできる限り安く抑えたいですよね。業者によって料金に大きな差が出ることがあるため、複数の業者から見積もりを出してもらい、料金を比較しましょう。また、引っ越し日によっても料金が変動することがあるため、詳細までしっかりと確認が必要です。自分で荷造りをするプランや、すべてお任せするプランなど、サービス内容と料金のバランスも比較してみると良いでしょう。業者に見積もりを依頼する際は、引っ越し先の階数、エレベーターの有無、廊下の幅などの情報が必要になることがありますので、事前に調べておくとスムーズです。

オプション

最近では、引っ越し作業以外にもさまざまなサービスやオプションを提供する業者が増えています。荷物を新居にすぐ運び込むことが難しい場合の一時預かり不用品の引き取り旧居のハウスクリーニングなど、ご自身の状況に合わせて必要なオプションがないかチェックしてみましょう。

特典

引っ越し業者は、他社にはない特典やキャンペーンを用意していることがあります。早期予約割引や、カード決済でのポイント付与、季節に合わせたキャンペーンなど、見逃すと損をしてしまう可能性がある特典もありますので、しっかりと確認することをおすすめします。

必要な17の手続きをチェックリストにしましょう

引っ越しの荷造りする家族

引っ越しでは、荷造り以外にも多くの手続きが必要になります。手続きの多さにうんざりした経験がある方もいるかもしれません。引っ越し当日に「手配を忘れていた!」という事態を防ぐためにも、必要な手続きをチェックリストにまとめることを強くおすすめします。リスト化することで、手続きの漏れを防げるだけでなく、あと何が残っているのかが明確になり、精神的にも負担が軽減されます。

1.賃貸契約の解約手続き

賃貸住宅にお住まいの場合は、賃貸契約の解約手続きが必要です。解約の申請は、一般的に**退去日の1か月前まで**に、大家さんまたは不動産会社に行う必要があります。契約書を確認し、定められた期間までに忘れずに手続きを進めましょう。駐車場を契約している場合は、その解約手続きも併せて行ってください。

2.転出届の提出(引っ越し前)   

転出届

現在の市区町村から他の市区町村へ引っ越す場合(市外への転居)は、旧住所の役所へ転出届を提出する必要があります。提出期間は、引っ越し日の14日前から、原則として引っ越し後14日以内です。転出届を提出すると、新住所での転入届の提出に必要となる**転出証明書**が発行されます。引っ越しが近づくと忙しくなるため、早めに手続きを済ませましょう。また、国民健康保険、児童手当、乳幼児医療などの手続きも、同時に行うことができます。

3.転校の手続き(該当者のみ)

小・中学生のお子様がいる場合は、転校の手続きが必要です。公立学校の場合は、旧住所の役所で**転出届**を提出する際に**在学証明書**や**教科書給与証明書**を受け取り、新住所の役所で**転入届**を提出する際に**転入学通知書**を受け取ります。私立学校の場合は、学校に直接問い合わせて手続きを進めてください。お子様の不安を和らげるためにも、手続きはスムーズに進めましょう。

4.勤務先・学校へ住所変更の届け出

勤務先や通学している学校にも、住所変更の届け出が必要です。届け出が遅れると、**通勤手当(交通費)の支給に影響が出たり**、緊急時の連絡先情報が異なったりといった問題が生じる可能性があります。忘れずにしっかりと申請しましょう。

5.郵便物の転送届

パソコンを使う奥さん

郵便局へ**転居・転送サービス**を申し込むと、旧住所宛ての郵便物を1年間、新住所へ無料で転送してもらえます。友人・知人への新住所のお知らせは、この1年の間に忘れずに行いましょう。手続きは、郵便窓口のほか、インターネットの**e転居**からも申し込むことができます。

6.ガス・水道・電気の利用停止・開始手続き

ガス、水道、電気といったライフラインの利用停止(旧居)と利用開始(新居)の手続きは、引っ越し日の**1~2週間前まで**に、各供給会社へ連絡して行いましょう。特にガスの開栓には立ち会いが必要になる場合が多いため、早めの手配が必要です。

7.固定電話の移転手続き

固定電話を設置している場合は、移転の手続きが必要です。同じ市区町村内での引っ越しであれば、同じ電話番号をそのまま使えることがほとんどですが、市外へ引っ越す場合は電話番号が変わることを心得ておきましょう。

8.インターネット回線の移転・解約手続き

インターネット回線は、引っ越し先で現在と同じ回線業者(フレッツ光やケーブルテレビなど)のサービスを利用できない可能性があります。新居で同じ回線が利用できるかを確認し、継続利用する場合は移転手続きを、利用できない場合は解約手続きを業者へ連絡して行いましょう。移転手続きには時間がかかることもあるため、早めの確認がおすすめです。

9.新聞の移転・解約手続き

新聞を購読している場合は、販売店に移転の手続きをしましょう。引っ越し先が配達可能なエリアであれば住所変更を、配達できない場合は解約の手続きを行います。

10.銀行・証券会社・保険会社の住所変更

銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社などの**金融機関**や**保険会社**の住所変更も忘れずに行いましょう。住所変更を怠ると、大切な書類が届かなかったり、本人確認やカード紛失などの手続きの際に手間取ったりする原因になります。電話やインターネットで変更手続きができるサービスを利用するのも良いでしょう。

11.クレジットカードの住所変更   

クレジットカードの明細をネットで確認している場合でも、規約の変更や更新カードなど、郵送で重要なお知らせが届く可能性があります。すべてのクレジットカード会社へ、新住所をしっかりと手続きしておきましょう。

12.運転免許証の住所変更

運転免許証の住所が旧住所のままでも運転は可能ですが、免許更新のお知らせが旧住所に届いたり、身分証明書として利用できなくなったりして不便です。運転免許証の住所変更は、新住所を管轄する警察署の運転免許センターまたは警察署で変更できます。住民票の写しなどが必要になるため、確認してから手続きに行きましょう。

13.車庫証明・自動車登録の変更(車所有者のみ)

自動車を所有している場合、新住所を管轄する警察署での**車庫証明(自動車保管場所証明書)**の申請、および運輸支局での**自動車登録**の変更が必要です。これらは義務付けられている手続きのため、忘れずに行いましょう。

14.ペットの登録変更(犬の飼い主のみ)

猫や小鳥は不要ですが、犬を飼っているご家庭は、**狂犬病予防法**に基づき、引っ越し先の市区町村で**登録変更手続き**が必要です。引っ越しから**30日以内**に手続きを行う義務があります。

15.転入届の提出(引っ越し後)

引っ越しが完了したら、新住所の役所へ**転入届**を提出します。引っ越し日から14日以内に、旧住所で発行された**転出証明書**を持参して手続きをしましょう。**同じ市区町村内での引っ越し**(市内での転居)の場合は、**転居届**を提出します。

16.マイナンバーカード・住民基本台帳カードの住所変更(引っ越し後)

マイナンバーカードや住民基本台帳カードをお持ちの方は、新住所の役所で**継続利用の手続き**と**券面事項の更新手続き**が必要です。**転入届提出から90日以内**に手続きをしないと、カードが失効してしまうため、早めに手続きを済ませましょう。

17.転居通知の作成・送付

旧住所に郵便を送ってくれる可能性のある方々には、新居のお知らせハガキ(**転居通知**)を送りましょう。ハガキを送る目安は、**引っ越しから1か月以内**です。引っ越し後は忙しくなるため、お知らせしたい人の住所録は早めに準備しておくとスムーズです。

不用品の整理と処分

引っ越しは、不用品を思い切って整理する絶好のチャンスです。今までクローゼットの奥に眠っていた衣類や、不要になったベビー用品などは、この機会に処分してしまいましょう。まだ使えるけど捨てるのはもったいないというものは、フリマアプリで売る、**リサイクルショップに持ち込む**、**だれかに譲る**などの方法で処分すると気持ちよく手放せます。粗大ごみや資源ごみの収集にはタイミングがありますので、不用品の整理はなるべく早めに着手しましょう。

荷造りのコツ

いよいよ荷造りを始めます。まずは**普段使わないものから**詰めていきましょう。引っ越し日の10日前を目安に荷造りを始めるのがおすすめです。荷物が多い方やあまり時間がない方は、早めにスタートして、余裕をもって当日を迎えられるようにしましょう。

段ボールに詰める際に注意したいのは、女性一人でも持てる重さにしておくことと、「子ども部屋」「キッチン」など、搬入場所と中身を分かりやすく段ボールに書いておくことです。使う場所がバラバラなものをまとめて詰めてしまうと、新居で荷解きや整理をする際に大変苦労します。お子さんが小学生以上の場合は、一緒に手伝ってもらい、分担して効率良く進めていきましょう。

引っ越し先の間取り図作成と家具配置の検討

間取り図を持つお母さんの手

意外と見落としがちですが、引っ越し先での間取り図を作成し、どこに何を置くのか事前に決めておくととても便利です。家具の配置をあらかじめ決めておくと、荷物の搬入がスムーズになり、後から重い家具を移動させたり、段ボールをあちこち動かしたりする手間が省けます。荷造りに追われて新居のことは後回しになりがちですが、引っ越し後の生活を考えてしっかり間取りを検討しておきましょう。

赤ちゃんがいるご家庭の引っ越し準備

小さい赤ちゃんがいるご家庭の引っ越しは、大変さが倍増します。荷造りの際もそうですが、引っ越し当日、赤ちゃんをどうするのかをあらかじめ決めておく必要があります。実家や友人・知人に預けるのか、保育園の一時預かりなどを利用するのか、あるいは家族の誰かがお世話をしながら引っ越し作業を行うのかなど、具体的な計画を立てましょう。また、赤ちゃんにとって引っ越しは普段の生活リズムが乱れてストレスになりやすいので、体調と心のケアも大切にしてあげてください。

引っ越し前日にやっておくこと

引っ越し前日は、家電のメンテナンスが必要です。冷蔵庫は電源を抜いて霜取りと水抜きをします。可能であれば、2日前に行うとより確実です。洗濯機の水抜きや、**石油ストーブの灯油を抜く**作業も忘れずに行いましょう。また、引っ越し作業中に万が一パソコンのデータが消えてしまう事態に備えて、データのバックアップをしておくと安心です。自分たちで運ぶ貴重品や大切な書類をまとめて、他の荷物に紛れてしまわないようにすることも重要な準備です。

ご近所へご挨拶   

引っ越しに際しては、旧居と新居の両方でご挨拶を行いましょう。

旧居でのご挨拶(引っ越し前)

今までお世話になったご近所の方々へ、引っ越し前にご挨拶を済ませておきましょう。引っ越しの挨拶品として根強い人気があるものは、お菓子、洗剤、タオルなどです。後に残らないものや、誰もが使える日用品が喜ばれる傾向にあります。

新居でのご挨拶(引っ越し後)

無事に引っ越しが終わり、荷解きが落ち着いたら、新しくお世話になるご近所へも挨拶に伺いましょう。ご挨拶は、なるべく早く行うようにします。マンションの場合は両隣と上下の部屋へ、戸建ての場合は両隣とお向かいの家にご挨拶するのが一般的です。家族全員で伺うと、より好印象を与えられます。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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