親子で楽しめる!ラップアートに関する記事

『ラップアートでインスタ映え!親子で楽しめるフィルム遊び』

ラップアートとは、どの家庭にもあるラップフィルムを使った工作であり芸術です!インスタ映える写真撮影もでき、オブジェを芸術品のように楽しむ人達も。子供の料理への興味感心や自由な発想力を伸ばすのもぴったり。4種類のラップアートのやり方とは?

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ラップアートでインスタ映え!親子で好きなオブジェを造形しよう

ラップアートとは、どの家庭のキッチンにもあるラップフィルムを使い、オブジェやセンス抜群のおにぎりなどを作るラップ遊びであり一種の芸術でもあります。そのためTwitterやインスタといったSNSに投稿する人もいます。

ラップアートの主な材料となるラップフィルムの成分はメーカーによって異なるものの、非常に密着性が高いので、粘土よりも手軽に子供がラップだけ簡単に造形を楽しめます。

オブジェの大きさやリアルさによっては、人目をひく夏休みの自由研究の工作にもなるので、小学生や年の離れた兄弟を子育て中の家庭にもおすすめ。

ラップアートのオブジェの材料は?基本はラップフィルムのみ

ラップアートはその透明感が魅力の一つですので、基本的な材料は家庭にあるラップフィルムのみでOK。今回ご紹介するラップアートは自由研究や子供のおもちゃ作りに多いラップの芯を活用する工作ではありません。

ただし部分的に色を付けたい場合は、中にティッシュやキッチンペーパー、色紙などイメージの色が出せる柔らかい紙を入れて巻くと、好みの色が出せます。

ラップアートのオブジェの作り方!ストローに飾れる花を作ろう

今回はストローを飾る小さな花で、ラップアートのオブジェの作り方を解説します。花のオブジェの作り方を応用すれば、様々なラップアートを楽しめます。

  1. ラップを適当な大きさに切り、中央にティッシュを丸めて根元をクルクルと捩じります。
  2. ティッシュの玉を中心にラップを広げ、後ろに折り返してピッタリ密着させます。
  3. ハサミで切込みをいれ、細い花びらになるようにさらに折り畳めば、ラップを使ったお花のできあがりです。

複雑なラップアートオブジェを作るコツ

ラップアートで動物など複数のパーツがあるオブジェを作る時は、大きなパーツを個別に作ってラップや両面テープでとめ、足などはハサミで切り込みを入れると楽に作れます。目をつけたい場合は、色付きのティッシュをお花の要領で使ってつけたり、100均のギョロギョロ目玉シールをつけたりすると、子供ウケのよいオブジェに仕上がります。

またラップアートで作った小さな作品はとても軽いので、セロハンテープでストローに貼り付けるのもおすすめ。ティッシュの色を変えれば他の人の飲み物と間違えずに済みます。

ラップアートで食品をデコろう!新たなコニュニケーションツールにも

ラップアートは造形だけではありません。ラップを使ったアート(芸術)ですので、ラップフィルムに直接絵を描いて食品を飾れば、これも立派なラップアート。

SNSで話題となったのは、おにぎりのラップアート。おにぎり専用のデコラップを買わなくても、オリジナルのユニークなアートが楽しめます。

美味しいおにぎりの具を知っていると家族の食欲をアップさせられますが、ラップアートをプラスすればより一層家族に喜んでもらえるはず。

ラップアートの食品におすすめ!絵を描ける安全な道具

ラップアートで食品をデコる時は、安全なインクを使用している市販のラップにかけるペンを使用するのがおすすめです。

油性ペンでもラップに絵を描くことはできますが、ラップフィルムがインクを通したり、レンジで加熱することでラップが溶けたりする恐れがありますので、食の安全性を考えるとおすすめできません。

サランラップに書けるペン

旭化成ホームプロダクツ

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旭化成の「ラップ」にのみ対応する、ラップに安全に描ける水性ペンです。安全性に配慮したインクを使用していますので、食品を包んだラップにそのまま書いてOK。そのまま電子レンジにもかけられるので、キャラ弁作りだけで開く料理や食材の冷凍保存などにも重宝します。

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ラップアートのおにぎりやロールサンドの作り方

ラップアートを食品にすればインスタ映えする写真撮影ができますし、お誕生日会などのパーティーに子どもが集まる際のおもてなしに使うと盛り上がるので、親子でアートしてみましょう。

ラップを使ったおにぎりもロールサンドも年長児や小学生になれば子供にもできますので、親子で料理とアートをすれば興味関心を育ててあげられます。

  1. 好みのおにぎりやロールサンドをラップで包んで用意し、安定感のある器の上にラップを広げてピンと張って固定させてから、好きなイラストを描きます。
  2. できあがったラップをおにぎりやロールサンドの上から重ね、ラッピングタイを使って止めればラップアートの完成です。

ラップアートをつかったお弁当や家庭料理のアイディア

ラップアートを使えば、料理にかわいいメッセージを残す新たなコニュニケーションツールとして、家庭円満に活用することができます。

残業で遅くなったパパへの伝言も、子供が描いたイラストをつければ心まで温める伝言に。キャラ弁のコツがわからずかわいいお弁当を作りたくても作れない人は、ラップアートでかわいいお弁当に大変身!

例えば、ただおかずを並べただけのシンプルなお弁当も、お弁当箱にラップをピッタリ貼っておかずの色に合わせたラップアートをすれば、わずか5分で楽しくて可愛い雰囲気のお弁当に早変わりさせられます。

ご飯の上に細くノリを切ってメッセージを貼り付けるキャラ弁は非常に時間がかかるのですが、ラップアートならとっても簡単ですし、「箱を開けたらノリがフタに張り付いていて、文字が読めなかった!」なんてこともありません。

コップの上にラップアートをしてストローを差せば、子供が大喜びすること間違いなしのオリジナルドリンクも作れます。

ラップとキッチンペーパーで丈夫なオリジナルペーパーを作ってアートしよう

ラップを使ってお気に入りのペーパーナプキンを加工すれば、丈夫なオリジナルペーパーを作ってアートを楽しめます。100均ショップなどのオシャレなペーパーナプキンを、さっそく加工してみましょう。

食品用ラップの耐熱性は成分によって違うのですが、110~150℃ほど。電子レンジの加熱には充分耐えるのですが、熱を加えるとラップフィルムが溶けて接着剤のような効果を発揮するため、ペーパーナプキンが丈夫になるのです。

ラップでキッチンペーパーのアートがしやすくなる丈夫な紙を作るための熱を加える道具に、テフロン加工を施したアイロンを使います。

オリジナルペーパー作りに使うラップは、耐熱性の低いポリエチレンやポリ塩化ビニル製を使うと溶けやすいです。

ラップとキッチンペーパーで作る!オリジナルペーパーの作り方

  1. ペーパーナプキンは2~3層でできていますので、端を指で擦ってはがし、好みの柄のついた薄い紙だけをはぎ取ります。
  2. コピー用紙などの白い普通紙の上にラップを敷き、その上に1ではがした柄付きのペーパーナプキンを重ねます。
  3. ペーパーナプキンからはみ出したラップをカットし、普通紙ごとアイロン台にのせ、200℃前後の高温でアイロンをかければ、ペーパーナプキンと紙がしっかりと接着します。アイロンに溶けたラップがくっついてしまった場合は、アイロンが冷えてから擦ると簡単に取れます。
  4. 加熱することで色は暗めになりますが、端の部分をカットすれば、アートに使える丈夫なオリジナルペーパーの出来上がりです。

ラップで作ったオリジナルペーパーは、丈夫なので好みの形にカットして折り紙のように使え、ペンで字や絵が描けるのでメッセージカードなどにもでき、ラップの接着効果を使えば両面柄にもできるので、子供のアートにおすすめです。

またラップで作ったオリジナルペーパーは紙皿などにも圧着できるので、好みのペーパーを貼り付けてオリジナルを楽しみましょう。

ラップをペイントアートの道具に使ってお絵描きの幅を広げよう!

ラップはアート作品を描く道具にも使えます!アートの画材はペンや筆だけと思い込んでいませんか?絵を描くプロは色々な画材を使ってアートを表現しています。

例えば雪を降らせたい時は歯ブラシを使う画法がよく知られていますが、ラップも筆やペンでは出しにくい色々なタッチを簡単に表現できるよい画材なのです。

ラップは毎日の生活で意外と使うので、きれいなまま使い終わった廃材ラップはお絵かきや工作などのラップアートにも充分活用できます。廃材をつかった遊びやおもちゃ作りは、子供のエコ教育にもなるのでおすすめ

ラップで表現できる4種類の絵のタッチ

ラップで絵を描く前に、4種類のタッチを知っておきましょう。イメージ通りのアートを楽しみやすくなり、表現の幅も広がります。

タンポタッチ!スタンプの用にポンポン押そう

ラップをクシャクシャッと丸めて絵の具をつけ、ポンポンとスタンプを押す要領で絵を描くことができる方法です。

筆タッチ!幅広い濃淡のあるタッチを楽しめる

丸めたラップに絵の具を付け、絵筆のように引いて描きます。丸め方によってできる線の太さやタッチが変わり、ラップを広げて指を使えば、広い範囲に濃淡のあるタッチで色を付けることができます。

マーブルタッチ!大理石のようは模様を表現できる

いくつかの絵の具をパレットや画用紙に出し、上からラップを広げて指で捩じると色が混じり、大理石のようなタッチになります。絵の具と水の割合によっては、滲み絵のようなタッチにもできます。

かき取りタッチ!独特な立体感を表現できる

絵の具が乾く前にラップを上に広げ、クシャッと丸めてそのまま放置します。絵の具がある程度乾いてからラップを外すと、塗った絵の具が部分的にかき取れて、独特な立体感がでます。

ラップを使ったお絵描きアートの楽しみ方

ラップをつかったお絵描きアートにルールはありません。思い思いの絵の具とラップを使って、自由に子供とお絵描きでアートを楽しみましょう。汚れ防止のためにも、机の上に新聞紙を広げておくのは必須です。

ラップは水を通さない性質があるため絵筆のように使えますが、子供の場合は夢中になって手を汚してしまいます。ママの負担を少なくするためにも、事前に濡れたおしぼりを手元に用意して、子供をアートに熱中させてあげましょう。

ラップアートのお絵描きは、子供の絵日記をグレードアップさせられる書き方でもありますので、絵日記はどのおような絵を書き、どのような書き方をするものかのコツが分からない子に、プラスワンの画法として教えてあげてもよいでしょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!