子供のやる気を奪うNG言葉に関する記事

その言葉が子供を潰す!?子どものやる気を失わせる親のNGワード5選

その言葉が子供を潰す!?子どものやる気を失わせる親のNGワード5選

つい言ってしまいがちな、子供のやる気を奪う親の言葉。イライラした時や、とっさに怒った時に言いがちな、あるあるNGワードですが、ほんの少し言い換えるだけで、魔法のように子供のやる気スイッチをONにできるんですよ。

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よかれと思って言ったのに…子供のやる気を奪う親の言葉5つ

子供は沢山の可能性を秘めています!その可能性を最大限に引き出し、将来自立して幸せになって欲しいと思うのは、どこの親も一緒です。

しかし、その親心から発する言葉が、時には子供のやる気を奪っていることも…。良かれと思って言った言葉が、子どもを傷つけているかもしれないのです。

ここでは子供がやる気をなくす親のセリフのNG5つと、やる気を出させる方法について紹介しています。当てはまるママ・パパ、子供にかける言葉を見直すことをお勧めします。

1. 「○○しなさい」

床に散らかる玩具と親子

「片づけしなさい」「手を洗いなさい」「早くごはんを食べなさい」など、命令口調の注意は日常の中でよく言ってしまいがちですよね。でも、少し考えてみてください。この言い方で子供は「はい」とすぐに言うことをききますか?

特に自立心が芽生えてくる年齢では、命令されると逆に反抗したくなるもの。それでは到底やる気にはなりません。

子供のやる気スイッチをONにするには!

本人に選択権を与えましょう!「○○と○○どちらをする?」と声のかけ方を変えることで、子供は自立心が尊重されたことに満足します。そして自分で選んだ方を、やる気を出して頑張ります。

2. 「だから言ったでしょ」

スマホを操作しながら子供に言う母親

親の忠告を聞かずに子供が失敗した後に、言ってしまいがちな言葉ですよね。「だからママが言ったじゃない」と言うことで、親の言うことは正しいという観念を子供に植え付け、親が教える失敗のないやり方を身に着けさせたいと思うかもしれませんが、これはNGです。

結果だけで子供を否定してはいけません。子供は親に自分のことを決めつけられると、「どうせ自分なんか、何をやっても失敗するだけなんだ。自分は頑張っても一人でやっていける力がないんだ」と思い、自己肯定感が低くなります。到底やる気スイッチは入りません。

子供のやる気スイッチをONにするには!

自分で決めて行動したこと、それまでの過程で頑張ったことを褒めてあげましょう。そして「次はどうすれば上手くいくと思う?」と考えさせ、何かアイディアを思いついたら「今度はそれをやってみたら、きっと上手くいくよ」と勇気づけてあげましょう。

3. 「それは間違っているよ」

ご飯を食べながら考え込む子供

子供が間違ったことをした時、それが他人を傷つけたり、迷惑をかけるようなことであれば、親として正しい方向へ導くことが重要です。けれど親というのは、子供可愛さに失敗することが目に見えているとついつい些細なことでも「それは違うでしょ!」と一言口に出してしまうんですよね。

子供は自分自身の人生を、つたないながらも手探りで選んで生きようとします。何度注意しても聞かない子ほど、失敗を恐れず自分の上位自我を親に預けっぱなしにせず、自分の足で自分の頭で人生を選んで生きようとしているのです。

そんな子供の気持ちも考えず、親が失敗させないように事前に注意して止めさせようとすれば、子供は自分を否定されている気分になり、やる気を失ってしまいます

子供のやる気スイッチをONにするには!

間違いを指摘する前に、まずはできている部分を褒めてあげましょう。それから「ここを直してみたら?」と提案してみるのが良いでしょう。褒められることと自分で決められることで、子供のやる気はアップします。

4. 「なんで○○できないの」

不機嫌な顔で腕を振る母親

何度同じことを言っても、子供ができないときに言ってしまいがちなセリフですよね。けれど子供は失敗を繰り返すものです。大切なのはめげずに何度も挑戦すること!何度も失敗するということは、何度も勇気を出して挑戦しているはずなのです。

それなのに、できないことを責められてはやる気どころか、落ち込んでしまいます。失敗する度に責められれば、失敗を恐れていつまでたってもやる気は出てきません

子供のやる気スイッチをONにするには!

「できる」「できない」ではなく、「やる」「やらない」に重きを置いてみましょう。たとえ失敗しても、それに挑戦したことを褒めてあげましょう。失敗してもいいから挑戦しようと思う意思こそが「やる気」なのです。

5. 「○○くんの方が・・・」

考え込む仕草で呟く母親

子供が負けず嫌いだと、競争心を持ってもらおうとして友達と比べてしまうママがいます。また、日常生活の中で兄弟姉妹と比較し、うっかり本音を口にだしてしまう場合もあります。

けれど子供の側からすると、これは親に一番モチベーションを下げられる言葉なんです。友達と比較することで、その友達に嫌な感情を抱き関係が複雑になってしまったり、兄弟と比較することで兄弟仲が悪くなってしまったりする原因にもなります。

ただし、比較自体は悪いことばかりではありません。比較対象がある方が、目標を定めやすいからです。では、子供のやる気を出させる比較対象とは一体何なのでしょう。

子供のやる気スイッチをONにするには!

過去のその子自身の姿と比較してみましょう!「昨日は1分できたから、今日は2分に挑戦してみない?」というように、過去にできたことよりさらに上を目指すように声かけすれば良いのです。

親が思う以上に、子供は親の言葉に影響を受けている

「少しは人の話をキチンと聞きなさい!」と小学生以上のお子さんをもつママなら、一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?けれど子供たちは自分の中に受け入れてないだけで、実は親の言葉をしっかりと聞いているものなのです。

子供にはしっかりと自立できる大人に成長して欲しいものですよね。そんな大人に成長するためには、自分の存在を肯定し、自分に自信を持てる自己肯定感がとても大切です。そしてこの自己肯定感は、他人からの評価でのみ高まってゆくものなのです。

子供は失敗するものです!恥をかくものです!それでも自分で選んで自分で行動できる人間に育てられれば、やがて失敗の数も減り、自立できる大人に成長できるでしょう。一緒に暮らせる月日の中で、子供の自己肯定感を少しでも高める声を掛け続けることが、子供のやる気スイッチをONする方法なのです。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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