フレンチネイルは子育て中のママに最適!清潔感と上品さの王道セルフネイル
フレンチネイルとは、爪先にホワイトカラーでカーブやラインのデザインを施した、ネイルアートの王道ともいえるデザインです。幅広い年齢層から長く愛されています。
ピンクと白で作るフレンチネイルは、まるで自爪が美しく整えられたかのようなナチュラルさと清潔感があり、子育て中のママにも取り入れやすくおすすめです。家事や育児の合間にも上品な手元を演出できます。
今回は、サロンでオーダーする時のポイントや、セルフで作る場合の基本のやり方、そしてアレンジパターン4種類などをまとめてご紹介いたします。
基本のフレンチネイル
まずは、ナチュラルピンクのベースに、爪先を白く塗って作る基本のフレンチネイルをご紹介します。
サロンでオーダーするポイント
サロンでオーダーするフレンチネイルは、プロの手にかかるからこそ、色ムラがなく近くで見ても完璧に美しく仕上がります。完璧に整えられたネイルは、手元に洗練された魅力をぐっと引き出してくれます。
「フレンチネイルをお願いします」と言えばデザインは伝わりますが、サロンでの施術は爪の形を整えることから始まります。赤ちゃんの肌を傷つける心配のない、丸みがある「ラウンド型」や「オーバル型」を選ぶのが、子育て中のママには特に安心でおすすめです。
セルフでできる!簡単フレンチネイル
フレンチネイルをセルフで塗ろうとして、ラインが歪んで失敗した経験はありませんか。フリーハンドでホワイトの部分のカーブを描くのは、プロでも高度な技術が求められます。
そこで今回は、100均のフレンチネイルガイドシールを使って、初心者でも簡単にフレンチネイルを綺麗に塗れる基本のやり方をご紹介いたします。ガイドシールを使えば、誰でも失敗せずに美しいラインを描くことができます。
基本のフレンチネイルの道具
- ナチュラルカラーのベースネイルカラー(ピンク系がおすすめ)
- ホワイトカラーのネイルカラー
- ベース・トップコート
- フレンチネイルガイドシール(100均でも購入可能)
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まず始めに、ベースコートを塗ってから、ベースカラーをムラなく塗ります。 -
ベースカラーがしっかりと乾いたら、フレンチネイルガイドシールを写真のように貼ります。シールの上のカーブが、フレンチの白い部分の境界線になります。 -
ガイドシールの上までホワイトカラーを塗ります。 -
ホワイトカラーが完全に乾く前に、そっとシールを剥がします。その後、ホワイトカラーがしっかりと乾いたことを確認してから、最後にトップコートを塗って完成です。
もし、ラインが歪んでしまったりして失敗した場合は、写真のようにラインの境目の上からラメを載せると綺麗にごまかすことができます。星やハート型のラメやシールなどもよく合うので、シールを上からつけるのもおすすめです。
アレンジフレンチ~4種類のやり方
フレンチネイルは、フレンチ部分の幅や色を変えることで様々なアレンジが楽しめます。ナチュラルで清潔感のあるイメージはそのままにしながらも、多様なバリエーションを試してみましょう。
基本のフレンチネイルと同様に、100均のアイテムやご家庭にあるものを使って初心者でも簡単にできる、アレンジフレンチの種類別のやり方をご紹介いたします。
1逆フレンチネイル
フレンチネイルのフレンチ部分側の面積を大きくしたものを「逆フレンチ」といいます。基本のフレンチネイルよりもカラーの面積が大きくなるため、華やかさがアップします。
逆フレンチネイルの道具
- ナチュラルカラーのベースネイルカラー
- ホワイトカラーのネイルカラー
- ベース・トップコート
- とじ穴補修シール(カーブがゆるやかで逆フレンチのガイドに適しています)
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ベースカラーがしっかり乾いたら、とじ穴補修シールを写真のように貼ります。シールの上のラインがフレンチの白い部分の境界線になります。 -
シールの上からホワイトカラーを塗ります。 -
ホワイトカラーが完全に乾く前にシールを剥がします。しっかりと乾かし、最後にトップコートを塗って完成です。
2ハーフフレンチネイル
ラインをまっすぐにして作るフレンチネイルを「ハーフフレンチ」といいます。逆フレンチネイルと同様の華やかさがありながらも、少しクールでモダンな印象になります。ハーフフレンチネイルは、マスキングテープを使えば簡単に作ることができます。
ハーフフレンチネイルの道具
- ナチュラルカラーのベースネイルカラー
- ホワイトカラーのネイルカラー
- ベース・トップコート
- マスキングテープ(まっすぐなラインを作るガイドとして使用)
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ベースカラーがしっかり乾いたら、マスキングテープを写真のように貼ります。テープの上のラインがフレンチの白い部分の境界線になります。 -
テープの上からホワイトカラーを塗ります。 -
ホワイトカラーが完全に乾く前にテープを剥がします。しっかりと乾かし、最後にトップコートを塗って完成です。
3スキニーフレンチネイル
フレンチのラインを極細にしたものを「スキニーフレンチ」といいます。ホワイト部分の色を変えて濃い色を使っても上品なイメージはそのままで仕上がるので、カラーネイルを楽しみたい気分の時におすすめのデザインです。
スキニーフレンチネイルの道具
- ナチュラルカラーのベースネイルカラー
- ベース・トップコート
- 好きな色のネイルカラー(今回は100均のレッドカラーネイルを使用)
- 細筆(ライナーブラシ)
細筆(ライナーブラシ)にカラーネイルを含ませ、右から中央に向かって一筆、左から中央に向かって一筆、極細のラインを描きます。自爪の縁に沿ってカーブを描くか、まっすぐなラインにしても綺麗に仕上がります。乾いたらトップコートを塗って完成です。
4ハートフレンチネイル
フレンチのラインが逆から見るとハートになっているデザインを「ハートフレンチ」といいます。通常のフレンチネイルよりも華やかで、可愛らしく仕上がります。
一見難しそうですが、こちらも100均のアイテムを使うことで、簡単に綺麗に仕上げることができます。
ハートフレンチネイルの道具
- ナチュラルカラーのベースネイルカラー
- ベース・トップコート
- アイカラー用メイクチップ(チップの丸みがスタンプ代わりになります)
- アルミホイル又はラップ
- 好きな色のネイルカラー
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アルミホイルやラップの上にネイルカラーを少し出して、チップにつけます。
ネイルカラーをつけたチップを写真のように爪の左右の先端に2回押し付けます。こうすることで、スタンプのような感覚で簡単にハート型を作ることができます。乾いたらトップコートを塗って完成です。
フレンチネイルをオフする方法
フレンチネイルをオフするには、ネイルリムーバーを含ませたコットンで拭き取ります。
通常どおりのオフの方法で問題はありませんが、フレンチ部分はカラーが濃いめに塗られていることが多く、厚みがあって取れにくいことがあります。
その場合は写真のように、リムーバーを含ませたコットンを3~4秒間染み込ませるように爪の上に置いてからオフをすると、綺麗に取れやすくなります。
無理にガリガリとこすり取ろうとすると、爪を傷つけてしまい、薄爪や割れ爪の原因になってしまうので注意しましょう。
フレンチを極めて王道ママネイルを楽しもう
清潔感あるフレンチネイルは、見る人に好印象を与えるデザインとして「愛されネイル」ともよく言われています。
上品で控えめなデザインは、ご主人や義母様、ママ友からも好感を持ってもらえるため、子育て中のママにぴったりです。ネイルのやり方に自信のない初心者ママも、ガイドシールを使えば上手く塗ることができますのでぜひ挑戦してみてください。
サロンで一番人気のジェルネイルも、セルフで簡単にできるおすすめのやり方やブランドがありますが、UVライトが必要です。
UVライトを持っていないけどネイルを楽しみたいママは、とにかく徹底的にフレンチネイルを極めれば、今回ご紹介したように幅や形や色を変えて楽しむことができます。飽きることなくずっと上品な手元を楽しめますので、ぜひお好きなデザインから試してみてください。