和装ネイルのやり方に関する記事

和装ネイルおすすめデザイン3~簡単セルフで着物に映える

和装ネイルおすすめデザイン3~簡単セルフで着物に映える

ママになると意外と多い着物を着る機会。お宮参りや七五三などにおすすめのセルフでできる和装ネイルのポイント、具体的なやり方などをご紹介します。赤ちゃんの大切な行事には、ママもセルフネイルでおしゃれを楽しみましょう。

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【セルフで簡単】着物映えする和装ネイルのやり方~子どもの行事に!ママ向け上品デザイン

和装するときは、指先のおしゃれにも気を遣いたいものですね。

お子様の大切なお祝い事の際、着物に合わせてネイルもサロンで準備できれば理想的ですが、育児や準備で忙しく、なかなかそこまで手が回らない場合もあるでしょう。そんなときはネイルチップを貼って当日のみ楽しんだり、事前に自宅での空き時間に和風のセルフネイルをしたりできれば、手軽に和装にふさわしい指先を仕上げることができます。

こちらでは、ママが和装をする機会和装ネイルで抑えるべきポイント、自宅でも簡単にセルフでできる和装ネイルのやり方と、着物を映えさせるおすすめのデザイン3パターンをご紹介します。

ママが和装をする主な機会と着物

様々な伝統行事がある中で、一般的にママが和装をする機会となるのは次のようなものが代表的です。

  • お宮参り
    赤ちゃんの生後1ヶ月頃に神社へ参拝し、健やかな成長を願う行事です。
  • 初正月・初節句
    生まれて初めて迎えるお正月や、桃の節句(ひな祭り)、端午の節句などの行事です。
  • 初誕生(満1歳)
    満1歳の誕生日を祝い、餅踏みや選び取りなどを行う行事です。
  • 七五三
    3歳・5歳・7歳の節目に、子どもの成長を感謝し将来の幸せを願う行事です。

これらの行事はすべてお子様が主役であるため、ママの服装はシンプルで上品な装いが求められます。着物の場合は「訪問着」「色無地」「付け下げ」などがふさわしいとされています。

「色無地」は柄のない黒以外の単色の着物で、幅広いシーンで着用できます。「付け下げ」は訪問着を簡略化した絵羽(えば)模様が控えめな染めの着物です。「訪問着」は留袖につづく準礼装とされている着物で、肩から胸や袖にかけて一枚の絵のようにつながった模様が特徴ですが、子供が主役の行事で使う場合は模様が控えめなものを選ぶようにすると良いでしょう。

お宮参りや七五三などの正装は着物とされていますが、出産後間もない時期や、行事で動くことが多いため、体への負担を考え、動きやすいフォーマルなワンピースを選ぶママも多くいます。黒や紺、グレー、ベージュなど、落ち着いた色合いのものがおすすめです。

ママにおすすめの和装ネイルのポイント

着物の選び方と同様に、子供が主役となる行事ではママのネイルも華美になりすぎず、着物を引き立てる上品なデザインがおすすめです。ここでは、和装ネイルで抑えるべきポイントをご紹介します。

爪の形

バッファーで爪の形を整えている様子

育児中のママにおすすめの爪の形は、短めで丸みのある形です。赤ちゃんを抱っこする際に肌を傷つける心配のない短めの「ラウンド型」か「オーバル型」に整えるのがポイントです。

色選び

和でよく使われる16色の例

セルフで和装に合うネイルを仕上げるには、色選びが非常に重要です。普段和装用のネイルをする機会があまりない場合でも、和装でよく使われているイメージの「和」の色を選んで単色塗りをするだけでも和風の雰囲気を作ることができます。

彩度が低く落ち着いた「くすみカラー」や「ニュアンスカラー」のネイルカラーを選べば、簡単に和の雰囲気を作ることができるでしょう。また、着物の柄や帯の色に合わせて、赤や黒、白を差し色として少量使うと、エッジが効いてモダンな雰囲気になります。

全体のイメージ

せっかくのおしゃれの機会なので、ネイルの装飾で華やかさは楽しみつつも、控えめな着物に合うよう派手になりすぎないイメージで仕上げることが大切です。くすみカラーや低彩色な色味をベースに模様で少し華やかさを足したり、黒や赤などの強い色味を使う場合には面積を少なくしてバランスを取るのが良いでしょう。

セルフ和装ネイルの簡単なやり方とデザイン3選

具体的におすすめの和装ネイルのデザインと、初心者も簡単にできるやり方をご紹介します。時間がない時でも、ササッと仕上げることができますので、ぜひ参考にしてください。

単色塗り+和風シールのデザイン

完成した単色塗りの和装ネイル

ナチュラルピンクの単色塗りに、和風ネイルのシールを貼って仕上げるデザインです。ネイルシールは、100均・ダイソーでも手に入るものを使用しました。シールを貼るだけなので簡単であっという間に完成します。

単色塗り+和風シールネイルの道具

ピンクのネイルカラーと和風シール
  • ナチュラルピンクのネイルカラー
  • 和風ネイルシール
  1. ピンク色のネイルを塗っている様子 ナチュラルピンクのネイルカラーを全ての爪にベタ塗りします。
  2. 和風シールを貼っている様 子 和風のシールをネイルの長さに合わせて切りながら貼ります。バランスを見ながらシールを足して、最後にトップコートを塗れば完成です。

ママに似合う和装ネイルにするポイント

和風シールを貼る時、全ての爪に多くのシールを使うと華美になりすぎるので、シールで使う色を3色程度に絞ってまとめるのが、着物を映えさせる適度に華やかなネイルを作るポイントです。今回は赤、白、ゴールド系のシールのみでまとめました。

和風の色+和風シールのデザイン

完成した和風色ベースに和風シールを貼って作ったネイル

色選びのポイントでご紹介した、彩度の低い「くすみカラー」をベースとして、和風シールを足して作るネイルのデザインです。複数の色を使うことで、より奥行きのある和風ネイルになります。

和風の色+和風シールのネイルの道具

ネイルカラー3色と和風シール
  • 和風のくすみカラー(ピンク色、ベージュ色、カーキ色など)
  • お花模様の和風シール
  1. 人差し指の爪にピンク色のネイルを塗っている様子 3色のネイルカラーを、隣り合う爪の色が重ならないようにランダムに塗っていきます。
  2. 指ごとに色を変えて塗ったネイル ベースはこのような感じで完成です。
  3. ピンセットでシールを貼っている様子 ベースが乾いたら、シールをピンセットで貼っていきます。全体のバランスを見ながら足していき、最後にトップコートを塗って完成です。

シール貼りはピンセットで!

シールを貼る作業には、ピンセットを使うと便利です。使用しているピンセットもダイソーなどで購入できるものです。手軽に手に入り、細かい作業が簡単にできるようになるので、ぜひ用意しましょう。

濃い色を使ったモダンなデザイン

完成した濃い色を使って作ったネイル

少し華やかなイメージのネイルにしたい場合は、濃い色もぜひ取り入れてみましょう。

ただし「訪問着」「色無地」「付け下げ」といった上品な着物に対して、ネイルだけが浮いてしまわないよう、濃い色の面積を小さくして取り入れるようにしましょう。そうすることで、着物を引き立てるバランスで上手く調節することができ、濃い色を使いながらも上品でモダンな仕上がりになります。

濃い色を使ったネイルの道具

ピンク、黒、赤、ゴールドラメのネイルカラー
  • ベース用のナチュラルピンクのネイルカラー
  • 濃い赤色のネイルカラー(彩度は低めのボルドー色などがおすすめです)
  • 濃い黒色のネイルカラー
  • ゴールドのラメネイルカラー
  1. 爪の先端に斜めに赤色のネイルを塗っている様子 ベースにナチュラルピンクのネイルカラーを塗った後、濃い赤色を爪の3分の1程度の面積に斜めに塗っていきます。
  2. 爪の先端に斜めに黒色のネイルを塗っている様子 赤色を塗り終わったら、黒色を反対側の位置に面積をさらに小さくして斜めに塗っていきます。
  3. 竹串でラメのラインを引いている様子 赤色と黒色の境目にゴールドのラメネイルを塗っていきます。この時、そのまま塗るのではなく、アルミホイルの上などに少し出して竹串で少しずつ取りながらラメのラインを描くと、細い線も描きやすいのでおすすめです。ラインが描けたら、トップコートを塗って完成です。

上品な和装に合う簡単セルフネイルを楽しみましょう

いかがでしたか。普段はあまりやる機会がなく難しそうな和風デザインのネイルも、色の選び方に気をつけると簡単に和風の雰囲気を作ることができ、難しい模様はシールで貼るだけで十分なクオリティを楽しむことができます。

わが子のおめでたい行事には、ママも普段はなかなかできないおしゃれを楽しみたいはずです。サロンに行く時間がない場合は、今回ご紹介したようなセルフで簡単にできる和装ネイルをぜひ試してみてください。

また、100均には、シールやチップなどのネイルグッズがバリエーション豊富にそろっています。手軽に手に入れることができるので、セルフネイルに取り入れてみましょう。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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