アラフォーママの残念ファッション9つ&素敵に輝く7つの秘策
一昔前は「母親になったら、相応の格好をすべき」という風潮がありましたが、最近はママであっても、40代であっても、好きなファッションを選べる時代になりましたよね。とても嬉しいことですがアラフォーママにとっては、40代に近づくにつれて体型やお肌のハリ、雰囲気などが若い頃と違ってしまうため、自分に似合うファッションを選べず残念ママになってしまうことが…。
今回はアラフォーママに見られる残念ファッションの特徴をご紹介しながら、おシャレや美容に自信がない女性のためのママファッションのポイントとなどについてご紹介していきます。
残念なアラフォーママファッションの特徴9つ
「アラフォー」とは、35~45歳前後の年齢を示す言葉ですが、この年齢の女性はいわゆる「おばさん」の境目になる、微妙な年齢。ある人は「年齢を重ねてもステキ!」と、またある人は「こんなおばさん臭い人にはなりたくない!」と評価されてしまうのですが、一体何が違うのでしょう?
自分ではキメているつもりでもおばさん臭く見せてしまう、ちょっと残念なアラフォーママファッションをいくつかあげてみましょう。
1流行に走り過ぎ
ファッションの流行に敏感なのは良いことですが、テレビで大きく取り上げられる流行の服が自分に似合う服であるとは限りません。自分に似合うファッションを選ぶ余裕がないと、「とりあえず、みんなと同じでいいや」と流行している服を選んでしまいがちですが、流行の服は基本的に20前後の若者向き。年代の差が出やすくなってしまいます。
どの年代でもいえることですが、周りからステキに見られるファッションは、自分に似合っているファッションですよね。周りから見られる自分の年齢に目をつぶって流行ばかりを追い求めていると、逆に頑張って若作りしているおばさんに見られてしまうことがありますよ。
美人なのに残念
同じPTAのアラフォーママの服装がかなり残念なんです。確かに美人だとは思うのですが「ちょっと勘違いしているのかなぁ?」と思うようなファッションで、ママ友の間で結構話題になっています。
もちろん、服装にはそれぞれの好みがありますし、他人のことをとやかく言うのもどうかとは思いますが、運動会にド派手な柄のテレビでも話題になった流行りのタイツを履いて来た時には、みんなジロジロ見てましたね。参観日も今年流行りの肩だしは当たり前で…。似合う服を着れば素敵な美人ママなのに…。子供が可哀想だなぁと思いました。
2若い頃の服をいつまでも着ている
ファッションの流行は何年かごとに繰り返す傾向がありますが、以前着ていた服を「体形が変わっていないから」ときると、どうしても古臭い印象になってしまいます。同じ流行の素材でも、服の型やパターンなどが流行にマッチしていないのです。
そのためので、本人は流行の服を着ているつもりでも、周りからは「うわっ!古臭い服着てる」と思われ、年齢以上に見られてしまうのです。
ニャンキュッパのCMっぽい
うちの職場にいる、40代前半の先輩のことなんですが、いつも「年だから」とか、「余裕がないから」とあきらめて、身の回りの物やファッションに全く気を使っていないんです。
子育て中で服が買えないのか、いつも若い頃に着ていた服を着ていて、色が派手だったりミニスカートだったりで、昔のCMに出てくる人なんですよね。たまに上下の服が合っていない時もあって…。お子さんを3人も生んだのに体型を維持できているのはスゴイと思いますが、正直言っておばさん臭い印象です。子供にお金がかかるのはわかるんだけど、働いているんだから、もう少し気を使えばいいのに…。
3体型を隠しすぎ
女性も男性も加齢によって太りやすくなり、体型がたるんでしまいがちです。特にアラフォーの女性は、出産・育児の影響や更年期に向かい女性ホルモンが減少することもあり、体型崩れが深刻で現実を受け止めきれない人もいるのですが、そういった体型を隠そうとブカブカした服を着ていると、逆に太った体型が協調されてしまい、おばさん臭さが出てしまいます。
体型隠しに適しているウエストがゴムの服、ズルズルっとした印象の服はまさにおばさんの象徴。いつも同じようなタイプの服に偏ってしまうので、ファッションや身なりに気を使わないおばさんだと誤解されやすくもなります。
4キラキラが多すぎ
若い頃のようにメイクで華を持たせようと、パール系のシャドウにメタリックのアイラインを使用する女性は多いですよね。ですが、キラキラ系の光ったメイクはふっくらとハリのある肌を美しくしてはくれますが、加齢によってちょっとハリを失ったお肌の場合はたるみを引き立てて、見た目の印象をグッと老けて見せてしまいます。
また、ゴールド系やラインストーン、スパンコールがついたアクセサリーやファッションも、確かにステキですが周りの雰囲気にあっているかが重要。「大阪のおばちゃん」という言葉があるように、場違いなキラキラアクセサリーやド派手なファッションは、おばさん特有のものというイメージもありますので気をつけましょうね。
5若向きの服を着ている
いつまでも若いと思いたいのは当然ですが、残念ながら時は待ってくれません。年齢を重ねるにつれて若い女性をステキに見せる体にピッタリした服や、露出の多い服は似合わなくなっていくもの。年齢を認めずに若向きの服を着ていると、逆に年を強調しておばさん臭くしてしまいます。
フリフリのたくさんついた可愛い系の服は体型に限らず着ることができますが、男性からはおばさんらしさが引き立つと敬遠されるファッションの一つ。若い頃から同じファッション雑誌を参考にしていたり、同じブランドの服ばかりだと、年齢に応じた服を選ぶことができなくなりがちです。
体型自慢がしたいのかな?
3年前に結婚しました。1歳になる女の子のママです。私もいわゆるアラフォーなのですが、38歳になる主人のお姉さんが、「若い頃から体重が変わってないから」とギャル系の服を良く着ていて、「いやいや、体重は変わっていなくてもお肉のつく部分は変わっているでしょ!」と、思わず突っ込みたくなる有様なんです。
お尻とかパッツンパッツンだし、背中にブラジャーの線は出ているし、全体的に「無理しているんだな」って印象なんですよね。義姉は近所に住んでいて、年の近い子供もいるのでよく一緒に買い物に出かけるのですが、「まだ若いんだから、頑張らないと!」と、私にまでそういった若向きの服を勧めてくるので、いつも断るのに苦労します…。
6モノトーン系が多い
「小さな子供に汚されてもいいように」と、モノトーン系の服ばかりを着ているアラフォーママも多いですよね。確かにモノトーン系の服は汚れが目立ちませんし、上下の組み合わせに困ることはなく、しかもスリムに見せる効果もあり。忙しくて体型が崩れがちなアラフォー年代には嬉しいアイテムといえますが、使い方によっては地味でおばさん臭い印象になってしまいますよ。
モノトーン系の服はどんなに数が多くても見た目の印象が変わらず、「ヘビーローテーションでいつも同じ服を着ている」といったイメージを与えがちです。そのため、あまりオシャレに気を使わない、だらしない印象も与えてしまうのです。
7髪の毛に気を使っていない
子供がいるアラフォーママにとっては、家で手間のかかる髪型にしたり、美容室でパーマやカラーをしたりするのは、なかなか難しいですよね。ですが、いくら服やアクセサリーをセンス良く身に着けていても、髪型がボサボサなんてスタイルでは、「身なりにかまわないおばさん」といった印象を与えてしまいます。
アラフォーママになると、徐々に白髪が出てきたり、薄毛が進行したりといったヘアトラブルが多くなりますが、こういったものに気を使わずに何の対策も立てていないと、一気に見た目の印象が老けていきますよ。
8スキンケアに気をつかっていない
せっかくファッションやアクセサリーでステキに着飾っても、スキンケアまで手がまわらず疎かにしているアラフォーママは多いです。お肌は一番年齢が出やすい部分なので、シミやソバカス、シワやくすみなどの多いお肌は、一気におばさん臭さを演出してしまうんですよ。
お肌は多少化粧でカバーができますが、年齢によって衰えたお肌を隠そうと、厚化粧になりやすいのもアラフォーの特徴です。今はナチュラルメイクが主流なので、厚化粧をしているとケバケバしい印象と共に、古臭い印象を与えてしまいます。
9匂いが強すぎ
良い「香り」は女性の身だしなみですが、香水の付け過ぎは周りの雰囲気を壊してしまいます。私達日本人はとても香りに敏感。自分の好きな香りを楽しみたいですし、近くに強い香りを振りまく人がいると体調を崩し、「スメハラだ」と感じる人も多いです。
香りは人の記憶を強く呼び覚ましますが、あまり強い女性の香りは、小さい頃の授業参観のときに教室に充満していたお母さんたちの香りを思い出し、「おばさん臭い」とイメージさせてしまうことも…。香水は時間が経過すると香りが変質して嫌な香りにもなってしまうので、若い頃に購入した香水をもったいないからと使い続けていることも問題あり。
また、中には家事と子育てに追われ、「女性であることを忘れてしまったの?」と思わせる人もいますので、気をつけましょうね。
おばさんスメルがツライ
上の子が入学して初めてのPTAに参加した時、教室に入った途端になんだか周囲でワキガのような加齢臭のような臭いがするのです。男性はいなかったので「女性ばかりだし、まさか…」とは思いましたが、席を立って異動した時に話しかけてきた人の臭いが強烈で「この人だったのね」とビックリ。かなりぽっちゃりのアラフォーママだったのですが、とにかくワキガ臭や加齢臭が強すぎて吐きそうでした。髪もベトベトした感じで油っぽくて…。
香水が強すぎるママにはいつも不快感を抱いていますが、あの悪臭は香水の比ではなく、「おばさんになると女性ではなくおじさんになるのかも…」と同じ女性として残念な気持ちになりました。
アラフォーママが素敵に輝ける7つの秘策
モデル並みの体型ではなくても、流行の服を着ていなくても、ステキなアラフォーママってあなたの身近にいませんか?残念ファッションのアラフォーママが、「私も気をつけよう!」と気付かせてくれる反面教師であるのに対して、ステキなアラフォーママは「私もこんな40代になりたい!」という、女性のお手本になる人ですね。
そんな、年齢を重ねても幅広い年齢から好かれる素敵な女性のファッションや特徴についてご紹介します。
1TPOをわきまえる
アラフォーママに周囲が求めるものは、年相応の落ち着きと社会の一員としての常識のあるマナー。ファッションにおいては自己主張しすぎず、年齢や場所の雰囲気にあった服を身に着けるアラフォーママは、「落ち着いた大人の女性」として好印象を与えます。
ファッションだけでなく、立ち居振る舞いにもTPOがありますね。周りの人の迷惑を考えずに大騒ぎをしたり、子供を放っておいて路上で立ち話をしたりしているなど、周りから後ろ指をさされるような行動をしないことは、ステキな大人の女性の条件でもありますよ。
2若作りしすぎない
ステキなアラフォーママは自分の年齢を恥じてはおらず、年齢に応じた周りから見て落ち着けるファッションをしています。最近のファッションはあまり年代を限定しませんが、周りから見れば年齢にあっていない、例えばミニスカートで太ももが大きく出ている服や、胸の谷間を強調している服、レースフリフリのゴスロリファッションなどは、「似合っていない!」と評価の的に…。
年齢と共にライフルタイルが変化するように、ファッションも年齢に応じた変化が必要です。若い頃に着ていた服は思い切って処分し、ワードロープを入れ替えると心も軽くなってアラフォーの年代を楽しめますよ。
3プチプラでも大人かっこいい
ステキなアラフォーの女性は、ファッションに無駄なお金はかけません。むしろ毎回ブランド品ばかりを身につけていては、おばさんっぽく見られがち。今の日本はとても多くのファッションメーカーがしのぎを削っていて、安くてデザインの良い服はたくさん流通していますから、安い物を上手に活用するファッションセンスが問われるのです。
プチプラのファッションは「安いから」と買い込んでしまうとファッションにまとまりがなくなってしまいますし、かえってお金がかかってしまうのですが、自分に似合う色や型をよく知っておくことで、ブレが無く自分らしい年齢にあったスタイルにまとめることができますよ。
4ママ雑誌などをチェック
家事や育児などで忙しくなると、興味はあっても雑誌をチェックする余裕が取れないもの。ですが、素敵なアラフォーママはファッション雑誌やママ雑誌、美容情報などのチェックに余念がありません。そうやって自分に磨きをかける姿勢は、自信となって表に現れて女性を輝かせてくれるんです。
時間が無いのであれば、美容院などの待ち時間を利用して備え付けの雑誌をチェックしてみましょう。お店には最新の雑誌が置かれていますので、お金も時間もかけずに最新情報チェックができますね。そうやって時間のやりくりを上手にすることも、ステキで賢いアラフォーママの特徴です。
5スキンケアをしっかりする
「キレイでステキ」という印象を与えるアラフォーママには、お肌がキレイな人が多いです。ステキなアラフォーママはそのことをよく知っているので、紫外線対策やスキンケアに余念がなく、年齢よりも若いお肌をしているので、「美魔女」とも呼ばれますね。
アラフォーはお肌の曲がり角を迎えた年代ですが、色白のキメの細かいお肌は全ての女性の憧れ。子供の世話ばかりにかまけていないで、ちょっと時間を作ってお肌のメンテナンスをしましょうね。汚れをしっかり落とす、しっかり保湿するといったスキンケアの基本を実践するだけで、グングンお肌の調子が良くなりますよ。
6早寝早起きする
加齢による衰えはお肌や髪の毛だけでなく、疲れやすかったりイライラしたりと体調面にも悪影響を与えますよね。素敵なアラフォーママは体が資本であることを知っているので、生活リズムを崩さずに、自律神経の働きを良い状態で維持し、健康管理をしています。
特に睡眠は、ダメージを修復する成長ホルモンを体に分泌させて、老化を防ぎおばさん臭さを払拭するためにもたくさん摂る必要があります。早寝早起きを心掛けて、午後10時から深夜2時までの間は質の良い睡眠がとれるように心がけると、若々しい体を維持できます。
7定期的に運動する
ステキなアラフォーママは、自分自身が努力して若々しい体をつくっています。そのため、おばさん臭さを感じさせることがないんです。若々しい体を維持するためには、定期的な運動が欠かせません。体型の崩れを「年齢のせい」とか、「ママだから仕方がない」と諦めていては、どんどんおばさん化が進みますよ。
また、一週間3回、軽く息があがるくらいの運動を30分継続すると、ストレスを感じにくくなると言われています。イライラを減らし笑顔を増すためにも、ぜひ試してみてはいかがですか?
自分の姿に愕然!
小学校1年生の男の子と、3歳になる女の子のママです。いよいよ40歳に突入するアラフォーママなのですが、ある日ショーウィンドーに映った娘をベビーカーに乗せて歩く自分の姿を見てビックリ!猫背になっていて、おばさんを通り越して、まるでお祖母ちゃんみたいだったんです。
あわてて姿勢をピンと伸ばして歩いたのですが、その夜からお尻や腰が痛くて…。はっきり言って衰えていますね。体幹をしっかり保つためにも、運動習慣って大事です。姿勢が悪いと年齢以上に見られてしまうことが良く分かったので、これから運動頑張るゾ!
アラフォーママだからこそ内面で勝負!
アラフォーと呼ばれる年代のママは、家事や育児、仕事などに忙しくて自分自身を優先できないことも多いですよね。そのため世間からズレてしまったり、身だしなみを気にしなくなってしまったりする人も多く、だからこそ大切なのが自分に対する自信という内面からの輝きなのです。ファッションやヘアスタイルだけでなく、女性の美しさは女性の内面から次のような面に溢れ出します。
アラフォーとは10代、20代、30代と過ごしてきた女性としての集大成。ステキなアラフィフに向かう入り口ですから、今の自分を大事に、ステキに年齢を重ねていきましょうね。