三角コーナーは使わない!先輩ママが教える代わりの方法15
「三角コーナーのぬめりが気になる」「三角コーナーが邪魔に感じる」というママは少なくありません。しかし、食事の支度のたびに生ごみは出てしまうものです。いったいどのようにすれば台所をきれいに保てるのでしょうか。
ここでは、三角コーナーを使わずに生ごみを捨てる方法をご紹介します。先輩ママ15人が普段から簡単にできるアイデアを教えてくださいましたので、ぜひお試しください。いつもきれいな台所で食事の支度ができると、ストレスも減り、時短にもつながります。
先に結論をお伝えすると、三角コーナーをやめた人の多くは、代わりになる専用品を買い足したわけではありません。すでに家にあるものを置き場所ごと入れ替えているだけです。15人の話を並べてみると、うまくいっている家庭には共通する決め方があることが見えてきました。まずは実際の声からご覧ください。
三角コーナーを使わずに生ごみを捨てる工夫15選
同じ「三角コーナーを使わない」でも、置く場所も、捨てるタイミングも、家庭によってまったく違います。家族構成や台所の広さもあわせて読んでいくと、自分の台所に近い環境の方が見つかるはずです。
ビニール袋をシンクの隅に置いています
我が家は夫と私、小学一年生の一人娘の3人家族です。家族の人数は少ないのですが、家事をするのは私だけなので、毎日洗い物などが多く台所仕事も大変です。洗い物はできるだけ手早く片付けて、なるべく台所に放置しないように気を付けています。
私が小さい頃は、実家の台所のシンクに生ごみや食器を洗った時に出るごみをためておく三角コーナーがありましたが、結婚し自分で台所仕事をするようになってからはすっかり使わなくなりました。
三角コーナーは、一見便利で台所の必須アイテムというイメージがありますが、実際は置く場所を取りますし、毎日きれいに手入れをしないと、夏場はコバエなどの虫が寄ってきたりして何かと面倒だからです。
私が台所仕事をする時は三角コーナーを置く代わりに、スーパーで食品を入れる時にもらった小さなビニール袋をシンクの隅に置き、洗い物などでたまった生ごみやパッケージのごみを入れて、すぐにビニール袋の口を縛りごみ箱に捨てています。
そうする事で手早くごみを処理できますし、ゴミ箱の中も汁漏れや臭いの心配がないのでとても衛生的だと思います。台所仕事を終えた後はシンクも広々としてきれいですし、不意にお客さんが来ても台所に生活感を感じさせる事がないと思うので、今のゴミ処理スタイルが自分に合っていると感じています。
もやしや食パンの袋、豆腐やキノコのトレーを活用します
我が家は夫、私、子供二人(五歳、一歳)の四人家族です。転勤族なので賃貸住まいです。我が家では三角コーナーは使っていません。
キッチンが狭いので少しでも広く使いたい、こまめに洗わないとすぐ汚れてしまうので、その手間を省きたいためです。また、三角コーナー用のネットも買わなくていいので、節約になりますし、ネットを置く場所を作らなくていいのも理由の一つです。
食事の準備や片付けの時は、食品が入っていた袋(もやしの袋、食パンの袋など)や、トレー(きのこ類、豆腐など)を三角コーナー代わりにして野菜の皮やゴミを入れて、最後にポリ袋に入れて捨てています。我が家では夫も料理をすることがありますが、ポリ袋に入れて捨てるだけなので片付けまでやってくれます。
シンクの隣にプラスチックの小さいゴミ箱を置く
三角コーナーの隙間や網目が苦手です。また、使った後も洗うなどの手間もあり、使うメリットが感じられないため使っていません。特にあまりマメに掃除をする方ではないので、すぐぬめりが発生してしまい、余計に衛生的ではないように感じます。
我が家の台所は窓が近くになく空気がこもりやすいので、油断をするとすぐカビが生えてしまいます。そのような状況で三角コーナーを使うと、雑菌だらけになりそうで恐いです。
その代わりに、穴の無い洗いやすい小さいプラスチックのゴミ箱にビニール袋を入れてシンクの隣に置いています。父、母、夫婦、子供1人の5人家族で料理することが多いため、生ごみも多いのですが、野菜などの皮はシンクの端に一旦落として、しばらく経ってから、そのビニール袋に入れるという方法をとっています。
これだと、ほとんど水分は出ません。また、汁物を捨てる時は、排水溝に不織布の水切りネットを使っているので、そこに流します。この方法をとるようになりストレスが減りました。
牛乳パックに詰める
夫、私、長女3歳、次女6ヶ月の4人家族です。三角コーナーを使わなくなった理由は、三角コーナー自体に問題があるのではなく、三角コーナーとシンク周りに付着するぬめり取りに、どうしても塩素系洗剤を使用しなければきれいにならなかったからです。
塩素系の洗剤は大人でも刺激の強いものですので、かわいい子どもたちには匂いすらかがせるのが心配でした。三角コーナーを使わなくなってからは、空いた牛乳パックに生ごみをぎゅうぎゅうに詰めています。結構入りますし、油汚れもパック内なら下水に流すことなく安心です。
いっぱいになった牛乳パックは、ビニール袋に入れて縛ってゴミ箱へ捨てています。もちろん余った牛乳パックはちゃんとリサイクルに出していますよ。
たためる水切り三角ポット
三角コーナーの掃除は面倒で、手間がかかります。しっかり水を切ってもカビが生えてくるため、ブラシでこすったり、カビ取り剤を使用したり…。それでも、またすぐにカビが生えてきてしまうからです。
掃除が楽でカビが生えにくい三角コーナーの代わりになるようなものを探していたところ、「たためる水切り三角ポット」というものを知人からいただきました。
これに変えてから掃除がとても楽になり、カビも生えなくなりました。スポンジでさっとこすったり、面倒な時はさっと水で流しておくだけでほとんど手間がかかりません。カビ取り剤の使用もなくなりましたし、三角コーナーの網などの購入もしていません。
4人家族のため、調理したらその都度生ごみを取りますが、ネットを変える必要もなくさっと水で流すだけです。少しの時間でも手間を省きたい私にとっては、家事の時短にもなっていると思っています。
チラシで作った紙のゴミ箱に入れています
家族は主人、私、小学生の男の子、3歳の男の子の四人です。うちでは三角コーナーは置いていません。結婚当初は使っていましたが、場所を取るのと見た目が悪いのでやめました。掃除をするのも大変です。目に詰まったゴミがなかなか取れず、洗う用のスポンジを用意するのも手間でした。
三角コーナーを使わない代わりに、生ごみはその都度、ビニール袋やチラシで作った紙のゴミ箱に入れています。毎回捨てられるので便利ですし、目につかないので気持ち的にも嬉しいです。
生ゴミが目に入るところで料理をするのは、今では抵抗があります。生ゴミが水を吸ってしまうと重くなるので、なるべく野菜などは皮付きのまま洗いません。皮を取ってから洗うと水っぽくならないのでおすすめです。
生ごみは一旦三角コーナーを経由する必要がない
今年第一子となる長女を出産しまして、夫と合わせて家族三人東京郊外で暮らしています。子どもが出来てから生活は一変して大変な毎日を送っていますが、節約のためご飯は毎食頑張って自炊をすることにしています。
三角コーナーについては、必要性をあまり感じた事がないので今までも使っておりません。使用していない理由を挙げるとすると、結局最終的にはごみ袋に入れて捨てるので、一旦三角コーナーを経由する必要がないと思っているからです。
また、三角コーナーの掃除という私にとっては無駄で面倒な作業を省きたいのです。面倒ですが、キッチンで出るごみは、その日の最後にシンクの掃除後すべてまとめてビニール袋に入れ密封し、次の燃えるゴミの日までに匂いが出ないようにしています。
習慣化してしまえば特に苦ではなく、キッチンを清潔に保てます。以上の事から三角コーナーの利用はこれからもしたくないと思っています。
コンビニ袋に捨てる
主人と一歳の息子、そして再び妊娠中のわたし、の3人家族です。主人と二人で暮らしている時は三角コーナーを利用していましたが、息子が生まれ、キッチンの衛生面や、どれだけ短い時間で掃除できるか、料理の後片付けまでできるか、きれいをより長く保てるか、試行錯誤していくうちに、三角コーナーを使わなくなりました。
三角コーナーを使わない方が、掃除もしやすければ、シンクのきれいさを長持ちさせることもできます。三角コーナー用のネットを買う必要もありません。
料理中に出る生ゴミ、じゃがいもの皮や、お肉のいらない脂身など、ゴミが出た途端、小さなコンビニ袋などにそのまますぐ捨てるようにしています。料理が終わったら、そのビニール袋を縛って生ゴミのゴミ箱に捨てればいいだけです。三角コーナーも流しも汚れず、後片付けも簡単です。
また、三角コーナーをいちいちどかして流しの掃除をする必要もなくなったので、洗い物のあとに簡単に流し掃除をすることができるようになりました。
考え方を変えた
主人と4歳、0歳の子供2人の4人家族です。以前はプラスチックの三角コーナーを利用していましたが、三角コーナーは残飯などですぐに汚れて、掃除をしてもなかなかきれいにはならないので、汚れがきちんととれるかなと思い金属の三角コーナーに変えてみました。
しかし、金属のものでも結果は同じで、すぐに汚くなるし掃除をしてもピカピカまでにはならないし、何より掃除をするのが手間なので思いきって、三角コーナーを置くのをやめました。
その代わり、キッチンの台の上に生ゴミを入れる小さな袋をかけるラックを買いました。ラックは小さな袋をかけて調理の度に捨てるので、衛生的ですし、たまに少し汚れるくらいです。
三角コーナーはないといけないという概念にとらわれていましたが、考え方を変え、置かないことで今ではストレスなく生ゴミの処理ができています。流し台も汚れがつきにくくなったので、一石二鳥です。
スーパーでもらう袋にポイ
夫と高校生、幼稚園児の4人家族です。夫からは三角コーナーを使えと口を酸っぱくして言われていましたが、私としては違和感があり、使ったことがありません。
実家が使ってなかったというのもありますが、最初から「捨てる」というのが分かっている物を買うのに抵抗があり、お金がもったいないと思うからです。ごみ袋は仕方ないとしても、です。おまけに狭いシンクなので、いつも三角コーナーがあるというだけで邪魔に感じますし、洗うのも面倒くさいです。
でも、料理をすると必ず生ごみは出ますので、スーパーで貰う小さめの袋をシンクに置いて、料理が終わり、片付けが済んだ後にそのままゴミ袋に捨てています。袋代はかからないし、片付けが終わったら捨てるので、シンク内も広々とした感じがあります。
子供のプリントや通販のカタログを破って使う
我が家は、36歳夫、私40歳、中3の娘、小6息子、1歳息子の5人家族で、去年の夏に念願の一戸建てに引っ越した時に、古い三角コーナーを廃棄してから、なんとなく必要性を感じなかったので、三角コーナーを置かないシンクになりました。
三角コーナーに生ゴミを溜める事が元々嫌いでしたので、以前は三角コーナーに溜まる生ゴミを即ビニール袋へ捨てるの繰り返しでした。そんな時に、袋型の三角コーナーの代わりのような物を、ホームセンターや100円ショップなどで見つけて買いましたが、これもなかなかのコストになります。
三角コーナーは置きたいと考えていたのですが、ぬめりや雑菌を考えるとやはり置きたくなかったので、最近は、子供が学校で貰うプリントや、通販のカタログを破り、そこに野菜の捨てる皮などを包んで捨てています。
その他のゴミなどは、シンクで水気を切り、小袋のビニールに入れ、ダストボックスに捨てています。シンク周りは清潔ですし、何よりあのぬめりを掃除しなくて良いので、私はこれからも、三角コーナーをシンクに置く事はないと思います。
ビニール袋に入れる
私の家族は夫と2歳半の女の子、1歳の男の子と私の4人家族です。三角コーナーを使わない理由は、昔まだ私が親と住んでいた頃に、食器を洗おうとすると洗い場が食器でいっぱいになったりして、三角コーナーが邪魔だと感じてしまったことと、日が経つにつれ水垢で汚れていき、ぬめりが発生するのを見て衛生的じゃないと思いはじめて、これなら無い方がいいと思ったからです。
それからは、毎日徹底して生ゴミをビニール袋に入れて、その日の夜まとめて捨てるようにしました。そうすることで、洗い場での場所もとりませんし、衛生的になります。
ちょっとしたコツとして、野菜の皮むきをするときは、大きめのタッパーやボウルに袋を固定してから皮がそこへ落ちるようにすると、落ちたものを拾ったりする手間が省けます。
シンク下に袋を引っかけておきます
我が家は三人家族。主人と5歳になる娘、そして私です。晩御飯は、主人の帰りが遅いので、いつも私と娘が食べてから、主人の分は温めるだけで大丈夫な状態にしておきます。
昔は三角コーナー使っていたのですが、シンクが狭くなるんですよね。それに、食器を洗っている間に、三角コーナーが倒れてきたり、結構邪魔で煩わしく感じてしまいます。
水切りネットをセットしておいても、生ごみから少しずつ水が出てくるじゃないですか。(洗いものをしていると、その水も飛んで三角コーナーに入っちゃいますよね。)それが、タラタラ流れているのが汚く感じてしまって…。なので、三角コーナーは使っていません。
シンク下のタオルをひっかけるところに、スーパーの袋をひっかけておき、そこに直接捨てています。一日の最後に、それを燃えるごみのごみ箱へ捨てるだけです。若干水が出たままの生ごみも捨てる形になっちゃうので、週二回、燃えるごみの日には必ず出すように心がけています。(でも夏場はゴミ箱開けると少し臭いが気になります…)
一戸建てに住んだら、キッチンから直接外に出られる場所に生ごみ用のごみ箱を置き、そこに直接捨てる(普段の燃えるごみ用のごみ箱と分ける)ことも良いなと思うのですが、カラスに荒らされたりしないか、少し心配です。皆さんはどうなさっているんでしょう…。気になります。
生ごみ処理機(ディスポーザー)がついている
生ごみは都度捨てる
家族構成は、夫、私、小学生の子供2人です。私は結婚してからというもの、三角コーナーを使ったことがありません。私の実家のキッチン(シンク)には三角コーナーがあるのですが、三角コーナーを置くことでいつも生ごみが溜まっている感じがして、見た目に汚らしいからです。しかも三角コーナー自体も汚れますよね。
そもそも、三角コーナーを置くとシンクが狭くなってしまいます。私はキッチンにはほとんど物を置いておらず(調味料なども引き出しの中に入れています)、スッキリとさせているため、三角コーナーを置いてしまうと、ごちゃっとした印象になりそうだとも思います。
三角コーナーを使わない代わりに工夫していることは、その都度生ごみは小さいビニール袋に入れて縛って捨ててしまうということです。これでいつもキッチンはスッキリです。
15人がやめた理由を数えてみると、意外な一位が見えてきます
三角コーナーをやめた理由といえば「ぬめり」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ところが15人の話を一つずつ拾って数えてみると、最も多く挙がったのは別の言葉でした。
| やめた理由 | 挙げた人数 | 実際の言葉 |
|---|---|---|
| 洗う・掃除する手間 | 12人 | 「洗う用のスポンジを用意するのも手間」「無駄で面倒な作業を省きたい」 |
| 場所を取る、シンクが狭い | 7人 | 「三角コーナーがあるというだけで邪魔」「シンクが狭くなるんですよね」 |
| ぬめり、カビ | 6人 | 「すぐぬめりが発生してしまい」「しっかり水を切ってもカビが生えてくる」 |
| 見た目、生活感 | 3人 | 「生ごみが溜まっている感じがして、見た目に汚らしい」 |
| ネットや本体を買う費用 | 3人 | 「最初から『捨てる』というのが分かっている物を買うのに抵抗があり」 |
ぬめりやカビを挙げた人は6人で、決して少なくはありません。しかしその倍にあたる12人が口にしていたのは、洗うという行為そのものへの抵抗でした。ぬめりが嫌なのではなく、ぬめりを取るために毎日スポンジを持つことが嫌だ、という順序です。
この違いは、代わりの方法を選ぶときに効いてきます。ぬめりが嫌なだけであれば、ぬめりにくい素材のものに買い替えれば解決するはずです。実際にマリママさんはプラスチックから金属のものへ買い替えていますが、「金属のものでも結果は同じで、すぐに汚くなるし掃除をしてもピカピカまでにはならない」と話しています。素材を変えても、洗う作業は残ってしまったのです。
つまり、三角コーナーの代わりを探すときの判断軸は「汚れにくいか」ではなく、「洗わずに捨てられるか」だということになります。15人が最終的にたどり着いた方法を見ると、そのほとんどが「使い終わったら捨ててしまえるもの」でした。ビニール袋、食品のトレー、牛乳パック、チラシ。どれも洗う必要がありません。プリンさんが使っている水切り三角ポットのように洗うものを選んだ場合でも、選んだ理由は「スポンジでさっとこすったり、面倒な時はさっと水で流しておくだけ」と、洗う手間の軽さそのものでした。
もう一つの発見は、専用品を買った人がほとんどいないことです
15人のうち、三角コーナーの代わりとして何かを購入した方は、マリママさん(袋をかけるラック)と湯婆婆さん(袋型の代用品)の2人だけです。プリンさんの水切り三角ポットは知人からいただいたもの、ひろちゃんさんのディスポーザーは引っ越し先のマンションに最初から付いていたものでした。
残りの11人は、何も買っていません。スーパーの袋、コンビニ袋、もやしや食パンの袋、豆腐やきのこのトレー、牛乳パック、チラシ、子供が学校でもらってくるプリント、通販のカタログ。すべて、すでに家にあって、そのままなら捨てるだけだったものです。
しかも湯婆婆さんは、一度は袋型の代用品を購入したものの「これもなかなかのコストになります」と気づき、最終的に紙を破って包む方法に落ち着いています。買った人が買わない方法に戻っているという流れは、なかなか示唆的です。
三角コーナーをやめようと思ったとき、多くの方はまず代わりになる商品を探し始めます。しかし15人の結論を見る限り、先に試すべきは買い足しではなく置き換えです。今日から袋を一枚シンクの隅に置いてみる。それで一週間回るようなら、専用品は必要ありません。
代わりの方法は「どこに置くか」で4つのタイプに分かれます
15人のやり方を、置き場所という一点で並べ直してみます。方法の名前はバラバラでも、置き場所で分けると4つしかありません。自分がどのタイプを選ぶかを決めるだけで、必要なものが自然に決まります。
| タイプ | 置き場所 | 向いている台所 | 注意したい点 |
|---|---|---|---|
| シンクの中に置く | シンクの隅、水がかからない側 | 作業台が狭く、置く余白がない | 洗い物の水しぶきが入る |
| シンクの外に置く | 作業台の上、シンクの隣 | コンロとシンクの間に余白がある | 台に汁が垂れないようにする |
| 吊るす、かける | シンク下の扉、タオル掛け、ラック | 台の上を物で埋めたくない | 袋の口が閉じにくい |
| 何も置かない | 出たその場でごみ箱へ | ごみ箱がキッチンのすぐそば | ごみ箱までの距離が遠いと続かない |
シンクの中に置くタイプ
tomoさん、さくらもちさん、めぶりんさん、Nmamaさんがこのタイプです。スーパーでもらう小さめの袋や、もやしの袋をシンクの隅に立てておき、調理中に出た皮や切れ端をそこに落としていきます。三角コーナーと置き場所は同じですから、体の動きを変えずに済むのが最大の利点です。今日から始めても迷いません。
ただし、シンクの中である以上、洗い物をすれば水しぶきが飛びます。あずさんが「洗いものをしていると、その水も飛んで三角コーナーに入っちゃいますよね」と書いているのは、まさにこの問題です。対策はシンプルで、洗い物を始める前に袋の口を縛って出してしまうことです。調理が終わった段階で一度片付ける、と決めてしまえば、水しぶきの問題はそもそも起こりません。
Nmamaさんの「大きめのタッパーやボウルに袋を固定してから皮がそこへ落ちるようにする」という一工夫も、このタイプでは効きます。袋だけだと自立せず、皮が横に落ちてしまうからです。空のボウルを一つ袋の受け皿として使うと、皮を追いかけて拾う動作がなくなります。
シンクの外や台の上に置くタイプ
チタンさん、あいりママさん、サブちゃんさんがこのタイプです。穴のない小さなプラスチックのごみ箱、牛乳パック、チラシで折った紙箱。共通しているのは、水に濡れない場所に置いていることです。
このタイプの本当の利点は、置き場所ではなく水分にあります。チタンさんは「野菜などの皮はシンクの端に一旦落として、しばらく経ってから、そのビニール袋に入れる」と書いた上で、「これだと、ほとんど水分は出ません」と続けています。濡れた場所に置かないから水を吸わない、水を吸わないから重くならず、においも出にくい。この連鎖が、シンクの外に置くという選択の中身です。
サブちゃんさんも同じ結論に別の角度から到達しています。「生ゴミが水を吸ってしまうと重くなるので、なるべく野菜などは皮付きのまま洗いません。皮を取ってから洗うと水っぽくならないのでおすすめです」。洗う順番を入れ替えるだけで、生ごみが水を含む量は変わるということです。
袋をかけるホルダーやラックを使うタイプ
三角コーナーの代わりになるホルダーやラックを使うのが、マリママさんとあずさんです。マリママさんは台の上に袋をかけるラックを購入し、あずさんはシンク下のタオル掛けにスーパーの袋を引っかけています。買うか、家にあるフックを使うかの違いだけで、発想は同じです。
ホルダー型を選ぶ場合、確認したいのは袋の口の開き方です。両手がふさがっている状態で皮を捨てるとき、袋の口が自分の方を向いて開いていないと、片手で袋を広げる動作が毎回発生します。マリママさんが「調理の度に捨てるので、衛生的ですし、たまに少し汚れるくらいです」と満足しているのは、口が開いたまま固定されているからこそです。
一方であずさんは、シンク下に吊るす形ゆえの悩みも書いています。「若干水が出たままの生ごみも捨てる形になっちゃう」「でも夏場はゴミ箱開けると少し臭いが気になります」。吊るす場所が低いと、水を切る動作を挟みにくいのです。この場合は、水気の多いものだけ別扱いにするか、袋を二重にして口を縛る回数を増やすと変わってきます。
何も置かず、その都度捨てるタイプ
りさママさん、はなはなさん、eruさんがこのタイプです。「ゴミが出た途端、小さなコンビニ袋などにそのまますぐ捨てる」「その都度生ごみは小さいビニール袋に入れて縛って捨ててしまう」。台所に生ごみが滞在する時間をゼロに近づける考え方です。
eruさんの言い方が、このタイプの本質をよく表しています。「結局最終的にはごみ袋に入れて捨てるので、一旦三角コーナーを経由する必要がない」。三角コーナーは生ごみの最終目的地ではなく、途中の待機場所にすぎません。待機場所があるから、ぬめりも、におい も、洗う手間も発生します。待機させないと決めれば、それらは最初から起こらない、という理屈です。
ただしこのタイプは、ごみ箱がキッチンのすぐそばにあることが前提になります。数歩でも歩く必要があると、忙しい調理中には続きません。始める前に、立ち位置から手を伸ばして届く場所にごみ箱があるかを確認してください。届かないなら、まずごみ箱の位置を変えるところからです。
三角コーナーをやめる前に決めておきたい3つのこと
いきなり三角コーナーを捨ててしまうと、たいてい数日で困ります。うまく移行できている家庭は、次の3つを先に決めています。
入れ物を買うのか、家にあるもので済ませるのか
最初の分かれ道がここです。15人の内訳を見た通り、買わない選択をした人が圧倒的多数でした。まずは家にあるもので一週間試して、不便が出た部分だけを買い足すという順番が失敗しにくいでしょう。
| 使うもの | 入手先 | 向いている生ごみ |
|---|---|---|
| 小さめのポリ袋 | スーパーで食品を入れる袋、コンビニ袋 | 皮、へた、切れ端など軽いもの |
| 食品のトレー | 豆腐、きのこ、肉や魚のパック | 少量の水気があるもの |
| もやしや食パンの袋 | 使い終わった食品の袋 | 細かい野菜くず |
| 牛乳パック | 飲み終わったもの | 油分を含むもの、量が多い日 |
| チラシ、カタログ、プリント | 家に届く紙類 | 水気の少ない皮や殻 |
| 袋をかけるラックやホルダー | 100円ショップやホームセンター | 毎日安定して量が出る家庭 |
100円ショップで探すなら、買うべきは三角コーナーの代用品そのものではなく、袋を固定する道具です。湯婆婆さんが「袋型の三角コーナーの代わりのような物」を買って「なかなかのコストになります」と感じたのは、消耗品を買い続ける形だったからです。一度買えば繰り返し使える固定具にすれば、その後の出費は発生しません。
捨てるのは「その都度」か「料理の最後」か
15人を見ると、その都度捨てる派が6人、料理の最後や一日の終わりにまとめる派が4人、残りは日によって使い分けています。どちらが正しいということはありませんが、決めないまま始めると必ず溜まります。
その都度派に向いているのは、調理の品数が少なく、ごみ箱が近い家庭です。皮をむいたらそのまま袋を縛って捨てるので、シンクに何も残りません。一方でまとめる派に向いているのは、一度にたくさん作る家庭や、家族の人数が多い家庭です。eruさんのように「その日の最後にシンクの掃除後すべてまとめてビニール袋に入れ密封し、次の燃えるゴミの日までに匂いが出ないようにしています」と、締めの作業として組み込む形になります。
迷ったら、ごみの日の前日は都度、それ以外はまとめるという折衷案から試してみてください。滞在時間が一番長くなる曜日だけ都度捨てにすれば、におい が気になる場面をほぼ避けられます。
家族が同じやり方でできるか
見落とされがちですが、これが続くかどうかを一番左右します。さくらもちさんの家庭では夫も料理をしますが、「ポリ袋に入れて捨てるだけなので片付けまでやってくれます」とのこと。手順が一つしかないから、誰がやっても同じ結果になるのです。
逆に、めぶりんさんのように「夫からは三角コーナーを使えと口を酸っぱくして言われていました」という家庭もあります。この場合は説得よりも、実際に一週間やってみせるほうが早いかもしれません。「一週間だけ袋でやってみるから、それで困らなかったらこのままにしていい?」と期限を切って提案する。あるいは「シンクが広いほうが洗い物しやすいと思うんだけど、どう?」と、相手にとっての利点から入る。相手の習慣を否定せずに、試す期間だけをもらう言い方が通りやすいでしょう。
子供に手伝ってもらう場合も同じです。「ごみはここに入れてね」と場所を一か所に固定してしまえば、小学生でも迷いません。置き場所が日によって変わることが、家族が協力できなくなる一番の原因です。
汁物や水気の多い生ごみは、三角コーナーを使わないとどうするか
三角コーナーをやめようとしたときに、最後まで残る問題がこれです。皮や切れ端は袋に入れれば済みますが、鍋に残った汁や、煮物の煮汁はどうすればいいのでしょうか。
チタンさんの方法が明快です。「汁物を捨てる時は、排水溝に不織布の水切りネットを使っているので、そこに流します」。つまり、汁物の受け皿は三角コーナーではなく排水口だと割り切っているのです。考えてみれば、三角コーナーに汁を流したところで、結局は下から排水口へ落ちていきます。途中に一段挟むかどうかの違いしかありません。
この方法を選ぶ場合、排水口のネットは不織布のものを選ぶと、細かい具材まで受け止められます。網目の粗いタイプだと、米粒や刻んだ野菜が通り抜けてしまうためです。ネットを交換するタイミングは、汁物を流した日は必ず、と決めておくと迷いません。
もう一つ、量が多いときの手順も決めておくと安心です。鍋に残った具と汁を分けたい場合は、ざるを一つ流しに置いて具だけ受け、汁を流してから具を袋へ移します。ざるは洗いますが、三角コーナーと違って一日中置いておくものではないので、ぬめりの心配はありません。油を多く含む汁は、あいりママさんのように牛乳パックに入れて捨てる方法が使えます。「油汚れもパック内なら下水に流すことなく安心です」という通り、紙のパックはある程度の量を受け止めてくれます。
食べ残しが出た日は、生ごみの扱いが変わります
皮やへたと違い、食べ残しには味付けがされていて水分も油分も含まれています。三角コーナーを使わない台所では、この食べ残しをどう扱うかで印象が大きく変わります。
基本は、皮などの調理くずとは別の袋にすることです。理由は二つあります。一つは水分量が違うため、一緒にすると乾いた皮まで湿ってしまうこと。もう一つは、食べ残しはその日のうちに出したい一方で、調理くずは翌日まで置いても問題が少ないためです。
子供の食べ残しが毎日出るご家庭では、盛り付けの段階で減らすほうが結果的に楽になります。「今日はどれくらい食べられそう?」と先に聞いてから盛る、あるいは「足りなかったらおかわりしてね」と最初は少なめにする。この一言で、皿に残る量はかなり変わってきます。残ってしまったものを責める必要はありません。量を決める役を子供に渡すだけで十分です。
環境省が公表している令和5年度の推計では、まだ食べられるのに廃棄された食品、いわゆる食品ロスの発生量は全国で約464万トン、そのうち家庭から出たものが約233万トンとされています。また同省の資料では、家庭から出る食品廃棄物のうち約33パーセントが食品ロスにあたり、残りの約67パーセントは調理くずなどであると整理されています。食べ残しを減らす工夫は、台所の片付けを軽くすると同時に、こうした量そのものを減らすことにもつながります。
三角コーナーいらずの状態を保つ、季節ごとの運用
同じやり方でも、夏と冬ではまったく感触が違います。あずさんが「でも夏場はゴミ箱開けると少し臭いが気になります」と書いている通り、気温が上がる時期は袋の中の変化が早くなります。
夏の運用で効くのは、袋を小さくして回数を増やすことです。大きな袋に一日分をためると、口が開いている時間が長くなります。小さい袋なら早く一杯になり、そのたびに口を縛れます。tomoさんが「すぐにビニール袋の口を縛りごみ箱に捨てています」と書いているのは、この効果を狙った動きです。
冬は逆に、まとめる方式に切り替えても支障が出にくくなります。無理に毎回捨てず、料理の最後に一度で済ませたほうが手数は減ります。季節で方式を切り替えてよいのだと知っておくと、「夏のやり方が続かない」と自分を責めずに済みます。
もう一つ、季節を問わず効くのが水切りです。自治体によっては、ごみの減量に向けて「使いキリ」「食べキリ」「水キリ」といった標語を掲げた啓発を行っています。生ごみは水分を含んだ状態だと重くなり、においも出やすくなります。捨てる前にひと絞りする、あるいはサブちゃんさんのように皮をむいてから洗うことで水を吸わせない。この一手間が、袋を持ったときの重さにそのまま表れます。
ディスポーザーがある家庭はどうなっているのか
ひろちゃんさんのように、マンションにディスポーザーが備え付けられている場合、生ごみの悩みそのものがほぼ消えます。「ディスポーザーになってからは、生ごみについての悩みが全くなくなりました」という言葉が、その効果を端的に示しています。
国土交通省の資料では、ディスポーザーは厨芥、つまり生ごみを粉砕して水とともに排水管に流し出す機器と定義され、大きく2種類に分けられています。粉砕したものを専用の排水処理槽で処理してから下水道に流す処理槽付きのタイプと、粉砕物をそのまま下水道に流す直接投入型です。処理槽付きのタイプについては公益社団法人日本下水道協会がシステムの性能基準と規格を定めており、同省の調査によれば、令和2年8月末時点で設置を認めている地方公共団体は631団体にのぼります。
一方、直接投入型については、下水道管の閉塞や処理場への負荷増大などが懸念されるとして、設置を認めていない自治体が多いのが実情です。同じ調査で、直接投入型の設置を認めている地方公共団体は23団体でした。国土交通省は平成17年に「ディスポーザー導入時の影響判定の考え方」を取りまとめており、現在は各下水道管理者が導入の可否を判断する仕組みになっています。
ここから分かるのは、ディスポーザーは個人の判断だけで後付けできる設備ではないということです。住んでいる自治体が認めているかどうか、建物の排水設備が対応しているかどうかが前提になります。憧れて調べる前に、まずお住まいの市区町村の下水道担当窓口に確認するのが確実です。備え付けの住まいに住んでいる方も、ひろちゃんさんが「入れられない生ごみもあります」と書いている通り、投入してよいものの範囲は機種と建物によって決まっていますので、管理規約や説明書を一度読み返しておくと安心です。
三角コーナー置かない派と置く派、どちらが正解なのか
ここまで読むと、置かないほうが優れているように見えるかもしれません。しかし15人の話を読み返すと、置かない派の全員が最初から置かない派だったわけではないことに気づきます。tomoさんは実家では使っていましたし、りさママさんは「主人と二人で暮らしている時は三角コーナーを利用していました」、マリママさんとサブちゃんさんは結婚当初は使っていました。生活が変わったから、やり方も変わったのです。
逆に言えば、置くほうが合っている場面もあります。一度に大量の下ごしらえをする、家族が多くて皮の量が多い、シンクが広くて置いても邪魔にならない。こうした条件が揃っているなら、まとめて受ける場所があるほうが動きは少なくて済みます。
判断の基準は「どちらが正しいか」ではなく、今の暮らしで手数が少ないのはどちらかです。マリママさんの「三角コーナーはないといけないという概念にとらわれていましたが、考え方を変え、置かないことで今ではストレスなく生ゴミの処理ができています」という言葉は、道具を評価しているのではなく、自分の思い込みを点検した結果です。
やめてみて不便だったら、また戻せばいいだけのことです。三角コーナーは高価なものではありませんし、袋やトレーで代用する方法は今日から試せます。試して比べる、という順番で決めるのが一番確実でしょう。
三角コーナーを使わない生ごみ処理のよくある質問
三角コーナーをやめたら、シンクの排水口の掃除は増えますか
やり方によります。汁物や細かいくずを排水口に流す方式にすると、排水口のネットの交換頻度は上がります。ただし、洗う対象が三角コーナーと排水口の二か所から排水口一か所に減るため、掃除の総量としては軽くなったと感じる方が多いようです。チタンさんもこの方式で「ストレスが減りました」と話しています。
100円ショップで三角コーナーの代わりを買うなら、何を選べばいいですか
洗って繰り返し使う入れ物よりも、ポリ袋を固定するホルダーやスタンドを選ぶほうが、洗う手間を増やさずに済みます。使い捨ての代用品を買い続けると費用がかさむため、一度買えば長く使える固定具に絞るのがおすすめです。
生ごみのにおいが気になる季節はどうすればいいですか
袋のサイズを小さくして、口を縛る回数を増やすのが基本です。ためる時間が短くなるほど、においが出る場面は減ります。あわせて、捨てる前に水気を切る、皮をむいてから野菜を洗うといった工夫で、生ごみが含む水分そのものを減らせます。
賃貸でディスポーザーを後から取り付けることはできますか
建物の排水設備と、お住まいの自治体が設置を認めているかどうかによります。国土交通省の調査では、粉砕物をそのまま下水道に流す直接投入型の設置を認めている地方公共団体は23団体にとどまっています。賃貸の場合は建物側の判断も必要になりますので、管理会社と市区町村の下水道担当窓口の両方に確認してください。
家族が三角コーナーをやめることに反対しています
期限を切って試す提案が通りやすいでしょう。「一週間だけ袋でやってみて、困らなかったらこのままにしていい?」と伝えれば、相手も判断を保留したまま様子を見られます。実際にシンクが広く使えることが分かると、態度が変わることも少なくありません。
三角コーナーは、なくても回るかを一週間試してから決めましょう
15人の話をたどってきて見えたのは、三角コーナーをやめた人が嫌っていたのはぬめりそのものではなく、それを洗う作業だったということでした。だからこそ、選ばれた代わりの方法はどれも「洗わずに捨てられるもの」で、そのほとんどが家にすでにあるものでした。
始め方はとても簡単です。明日の夕食の支度のときに、小さめのポリ袋を一枚、シンクの隅か作業台の上に置いてみてください。皮も、へたも、切れ端も、そこへ入れる。支度が終わったら口を縛って捨てる。それだけで一日分の答えが出ます。
一週間続けて不便がなければ、三角コーナーは片付けてしまってかまいません。不便があったなら、その不便が「置き場所」の問題なのか「タイミング」の問題なのかを見てから、この記事の表に戻ってきてください。台所の使い方は人それぞれですから、15通りのうちのどれかがそのまま正解になるとは限りません。自分の台所で確かめた結果だけが、続けられる方法になります。



