和装ネイルのやり方~ママに似合う!着物映えさせるポイント
和装するときもネイルには気を遣いたいもの。
子供の大切なお祝い事の際、和装に合わせてネイルもサロンで準備ができればベストですが、忙しくてなかなかそこまでは手が回らない場合もあるでしょう。そんなときはネイルチップを貼って当日のみ楽しんだり、事前に自宅での空き時間に和風のセルフネイルをしたりできれば、育児中でも手軽に和装ネイルを仕上げられます。
こちらでは、ママが和装する機会、和装ネイルのポイント、自宅でも簡単にセルフでできる和装ネイルのやり方とおすすめのデザイン3パターンをご紹介します。
ママが和装をする機会は?
様々な伝統行事がある中で、一般的にママが和装をする機会となるのは次のようなものが代表的です。
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お宮参り
赤ちゃんの生後30日前後に神社へお祓いを受けにいく -
初正月
生まれて初めてのお正月となる -
初節句
生まれて初めての節句となる -
初誕生
満1歳を祝う -
七五三
3歳・5歳・7歳を祝う
どの行事も赤ちゃんを主役としているため、ママの服装はシンプルで上品な装いが良く、着物の場合は「訪問着」「色無地」「付け下げ」がふさわしいとされています。
色無地は柄のない黒以外の無地の着物で、付け下げは訪問着を簡略化した染めの着物。この2つはもともと控えめなデザインのものが多いです。訪問着は留袖につづく礼装とされている着物で、肩から胸や袖にかけて模様が施されているのが特徴ですので、子供が主役の行事で訪問着を使う場合は模様が控えめなものを選ぶようにすると良いでしょう。
お宮参りや七五三などの正装は基本的に着物とされていますが、出産後間もないことから体への負担を考え、動きやすいワンピースを選ぶママも多くいます。黒や紺、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いのものがおすすめです。
ママにおすすめの和装ネイルのポイント
着物の選び方と同様に、子供が主役となる行事ではママのネイルも華美になりすぎず、着物を映えさせるデザインがおすすめです。ここでは、和装ネイルで抑えるべきポイントをご紹介します。
1爪の形
育児中のママにおすすめの爪の形は、短めで丸みのある形です。赤ちゃんを傷つける心配のない、短めの「ラウンド型」 か「オーバル型」に整えるのがポイントです。
2色選び
セルフで和装に合うネイルを仕上げるには、この色選びが非常に重要です。普段和装用のネイルをする機会があまりない場合、和装ネイルをするのは難しいように感じますが、着物でよく使われているイメージの「和」の色を選んで単色塗りをするだけでも和風の雰囲気を作ることができます。
低彩色な色合いのネイルカラーを選べば、簡単に和の雰囲気を作ることができるでしょう。また、赤や黒、白を差し色として使うと、エッジが効いてモダンな雰囲気になります。
3全体のイメージ
折角のおしゃれの機会なので、ネイルの装飾で華やかさは楽しみつつも、控えめな着物に合うよう派手になりすぎないイメージで仕上げることが大切です。低彩色な色味をベースに模様で少し華やかさを足したり、黒や赤などの強い色味を使ったりする場合には面積を少なくしてバランスを取るのが良いでしょう。
セルフ和装ネイルのやり方
具体的におすすめの和装ネイルのデザインと、初心者も簡単にできるやり方をご紹介します。時間がない時でも、ササッと仕上げられます。
1単色塗り+和風シールのデザイン
ナチュラルピンクの単色塗りに、和風ネイルのシールを貼って仕上げるデザインです。ネイルシールは、100均・ダイソーで購入したものを使用しました。シールを貼るだけなので簡単であっという間にできます。
単色塗り+和風シールネイルの道具
- ナチュラルピンクのネイルカラー
- 和風ネイルシール
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ナチュラルピンクのネイルカラーをベタ塗りします。 -
和風のシールをネイルの長さに合わせて切りながら貼り、バランスを見ながらシールを足して、最後にトップコートを塗れば完成です。
ママに似合う和装ネイルにするポイント
和風シールを貼る時、シールを全て使うと華美になりすぎるので色を3色程度に絞ってまとめるのが、着物を映えさせる適度に華やかなネイルを作るポイントです。今回は赤、白、ゴールド系のシールのみでまとめました。
2和風の色+和風シールのデザイン
色選びのポイントでご紹介した彩度の低い色味のネイルカラーをベースとして、和風シールを足して作るネイルのデザインです。
和風の色+和風シールのネイルの道具
- 和風の色のネイルカラー
- ピンク色のネイルカラー
- ベージュ色のネイルカラー
- カーキ色のネイルカラー
- お花模様の和風シール
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3色のネイルカラーをランダムに爪に塗っていきます。 -
ベースはこのような感じで完成です。 -
ベースが乾いたら、シールをピンセットで貼っていきます。全体のバランスを見ながら足していき、最後にトップコートを塗って完成です。
シール貼りはピンセットで!
使用しているピンセットもダイソーで購入したものです。手軽に手に入り、細かい作業が簡単にできるようになるので、あると便利です。
3濃い色を使ったネイルデザイン
少し華やかなイメージのネイルにしたい場合は、濃い色もぜひ取り入れてみましょう。
ただし「訪問着」「色無地」「付け下げ」といった上品な着物に対して、ネイルだけが浮いてしまわないよう、濃い色の面積を小さくして取り入れるようにしましょう。そうすると、着物を映えするバランスで上手く調節することができ、濃い色を使いながらも上品な仕上がりになります。
濃い色を使ったネイルの道具
- ベース用のナチュラルピンクのネイルカラー
- 濃い赤色のネイルカラー(彩度は低めのボルドー色)
- 濃い黒色のネイルカラー
- ゴールドのラメネイルカラー
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ベースにナチュラルピンクのネイルカラーを塗った後、濃い赤色を爪の3分の1程度の面積に斜めに塗っていきます。 -
赤色を塗り終わったら、黒色を反対側の位置に面積をさらに小さくして斜めに塗っていきます。 -
赤色と黒色の境目にゴールドのラメネイルを塗っていきます。この時、そのまま塗るのではなく、アルミホイルの上などに少し出して竹串で少しずつ取りながらラメのラインを描くと、細い線も描きやすいのでおすすめ。ラインが描けたら、トップコートを塗って完成です。
シンプル和装に合う簡単ネイルを楽しもう
いかがでしたか。普段はあまりやる機会がなく難しそうな和風デザインのネイルも、色の選び方に気をつけると簡単に和風の雰囲気を作ることができ、難しい模様はシールで貼るだけで十分なクオリティを楽しむことができます。
わが子のおめでたい行事には、ママも普段はなかなかできないおしゃれを楽しみたいはず。サロンに行く時間がない場合は、今回ご紹介したようなセルフで簡単にできる和装ネイルをぜひ試してみてください。
また100均には、シールやチップなどのネイルグッズがバリエーション豊富にそろっています。手軽に手に入れることができるので、セルフネイルに取り入れましょう。