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フランスの育児に学ぶ【夜泣きしない子の育て方】赤ちゃんを大人扱い!?

フランスの育児に学ぶ【夜泣きしない子の育て方】赤ちゃんを大人扱い!?

親に依存した子を育てるか、自立した子を育てるか?夜泣きしない子を育てるフランス式育児の現場を徹底解剖!

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夜泣きをしない子を育てる!フランス人の子育てとは

子供が小さいうちは、毎晩の夜泣きで「こんなに泣くなんて、私の育て方が悪いのかしら…?」なんてヘコんだり、不安になることもありまよすね。

赤ちゃんの夜泣きは、脳が十分に発達していないため、大人と同じような浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)の繰り返しという睡眠サイクルで、穏やかな眠りを維持できないための生理反応ではないかと言われています。
けれど残念ながら、コレ!と言いきれるほど、ハッキリと分かっているわけではないんです。

そんな子供の成長を自然に促して夜泣きしない子を育てていく、育児先進国フランスの子育て現場を覗いてみましょう。

夜泣きをしない子に育てる秘訣は、親の姿勢にある!

赤ちゃんを抱く母親

フランスでは子供の夜泣きに対するストレスを、親が感じることはほとんどないと言われています。
こう紹介すると、「ええっ!フランス人の赤ちゃんて夜泣きしないの!?」と誤解されてしまいがちなのですが、いえいえ、そんなことはありません。フランス人の赤ちゃんだって、夜泣きはするのです。

ただ日本と違うのは、夜泣きをした時の親の態度。日本の育児が「子供が主役」の考え方であるのに対して、フランスでの育児は「親が主役」なんです。

日本では子供が一人で泣いていると、「泣いてる姿を見ているのがつらい」「自分も眠りたいから」と、親が子供を泣き止ませることを第一に考えてしまいがちです。
けれどフランス人は「子供を泣き止ませる」ことが親の役割とは考えません。「なぜ泣いているのか」を理解して、対処することこそ親の役目だと考えられているのです。

またフランスでは、子供は何もできない「赤ちゃん」ではなく、あくまでも「小さな大人」と考えられています。
小さな頃から大人同様のマナーを教え守らせることで、責任と規律の意識の高い我慢強い子供を育てていくのです。

フランス人の夜泣きへの姿勢

  • 赤ちゃんにつきあって夜中に何時間も起きていること=親の愛情ではない
  • 上手な眠りかたを赤ちゃんに教えること=親の仕事であり責任
  • 夜泣きは、赤ちゃんの成長の大事な一過程
  • 子供は夜泣きを繰り返すことで、失敗と成功を繰り返し、穏やかな睡眠サイクルを体得しようとしている
  • 「子供は常に学び、体験し、新しい知識を吸収して成長しようする」と考えている
  • 親が果たすべき役割は子供を守ることだけでなく、子供を理解し、成長を促してあげること
  • 子供が泣くからといって「子供の要求全てを親がやってしまえば、子供はいつまでたっても成長することができない」と考えている

フランス式育児で育つ子供の5つの特徴

出生率2%を維持し続ける育児大国フランスの子育てで、子供たちは何を学ぶのでしょう。
フランスの子供達が体得する5つの特徴をご紹介します。

忍耐力のある子供に育つ

見つめる赤ちゃん

フランスのママンたちは、赤ちゃんが夜泣きを始めても、私たち日本人のようにすぐに抱き上げてあやすということはしません。
まず泣いている赤ちゃんをそのままにし、5~10分泣き声を観察するのです。

身体的な異常による泣き方ではなければそのまま待って、赤ちゃんの気が済むまで泣かせる。
この「そのまま待たせる」ことがポイント。
子供の成長を信じて見守っていくというママンの姿勢が、赤ちゃんに自分にとって最適な睡眠サイクル、睡眠のリズムを早いうちから体得させて夜泣きを防いでいくのですが、待たされることを通して、子供は忍耐力を身につけていくのです。

フランス式夜泣き対策の注意点

  • 子供が身体的な異常で泣いているのではないか、しっかり見極めましょう
  • 放置するのではなく、赤ちゃんの背中をトントンとしたり、歌を歌ってあげるなどで愛情を示しましょう
  • 赤ちゃんの泣き声を聞くことで、親がストレスを溜めないように気を付けましょう

早いうちから自立心をもつ子供に育つ 

部屋でハイハイする赤ちゃん

フランスではそもそも、赤ちゃんと両親の寝室は生まれたときから別々
親も子も早いうちから距離を作ることで、必要上に依存しあわない親子関係を築き、子供に早い時期から自立心を持たせようとしているのです。

フランスのような親子で寝室を分けるスタイルは、大人が生活の主体であるが故のものですが、子供にとっても、大人の生活リズムに振り回されることなく、静かな生活空間を確保するというメリットがあります。

日本では「親子川の字」が基本とされていますが、一日中赤ちゃんと密着している状態が心身ともにママの負担となり、夜泣きの声を聴いていることで、過度なストレスをため込む場合もあります。

その点、フランスのママンは寝ている場所が離れているからこそ、赤ちゃんの夜泣きに必要以上のストレスを感じることがないのかもしれませんね。

赤ちゃんを一人寝かせるときの注意点

布団による窒息事故に注意をしましょう。日本とフランスでは使用している寝具が違います。日本の布団は上掛け・下敷きともボリュームがあるので、赤ちゃんが一人で寝ても危険がない布団を選んだり、ベッドにベビーモニターを置くなど寝室環境を整えることが必要です。

自己責任の大切さを知る子供に育つ 

外人の幼児

フランスのママン達は、子供達を「小さな大人」として扱うことで、自分でしたことの責任を自分でとることの大切さを教えていきます。

例えば、日本人は子供がお友達と喧嘩をして相手を叩いてしまった時に、悪いことをした子供以上に親が相手側に謝罪する、社会的に親の謝罪が求められる、という傾向にありますが、フランスでは子供のしたことは、子供の責任。
親が必要以上に子供のトラブルに手を出すことはなく、小さな頃から、悪いことをしたら自分で謝らせることを覚えさせていきます。

また、子供を叱る面でも日本のように「友達を叩いてはダメ」という表現ではなく、「あなたには友達を叩く権利はない」と言います。
権利意識を強く植え付けていくことで、子供たちに自分や他人の権利を尊重する態度と、責任感を養っていくのです。

自己責任の大切さを学んだ子供の特徴

  • 自分という存在を大切にできる
  • 他人の権利を尊重して、相手を大切にできる
  • 他人の幸せをねたむことなく、自分の幸せを追求することができる
  • 失敗を他人のせいにすることなく、自分自身で人生を切り開く力を持つことができる

ルールとマナーを身に着けた強い子供に育つ 

フランスでは社会全体が個人の子育てを支援する制度が整っており、子供達は3歳から学校へ入学できます。
「子供が自宅外で過ごす時間が長すぎる」と問題になることもあるこの学校制度ですが、子供にとってのメリットも多くあるのです。

フランスの子供達は小さな頃から同年代の子供達と一緒に過ごすことで、社会のマナーとルールを学びます
さらに、集団の中で生き抜く社会的スキルを体得し、自分自身の力で自分を守る、コミュニケーション能力の高い、力強い人間に育つことができるのです。

日本では学校という密室の中でおきる「いじめ」や、子供が孤独感を味わう「不登校」などがたびたび問題として取り上げられますが、これらの問題は子供達のコミュニケーションスキルの未熟さと密接な関わりを持っています。

フランスの育児を支える国の支援制度

  • 産休、育児休暇の制度や出産後の雇用の保証が法律で守られている
  • 保育園や学校などの保育教育システムが整っている
  • 育児にかかる費用を賄う補助金制度が設けられている

働くことの大切さを知る子供に育つ 

モニターを見ている仕事中の女性

25~54歳の女性の就業率をOPEC参加国で比べると、なんと日本は30ヶ国中22位なんです!これに対してフランスは10位!(内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 平成23年版」による)

更に日本人女性は出産前後の就業率が著しく下がり、回復するのは40代後半なのに対し、フランスではほとんどのママが子供を産んでから3年以内に復職していくという違いがあるのです。

フランス人女性の就業率の高さ、こういった特徴から、子供はどんなことを学んでいくのでしょうか?それは働くことの意義と、大切さに他なりません。

人は皆、働かなくては生きてはいけません。
フランスのママンは家事労働だけでなく、自分が社会で働く姿を通して、働くことの尊さを教えていくので、子供は早いうちから親の庇護を離れて人生設計をたてる計画性を体得し、貴重な労働力として社会に羽ばたいていくことができるのです。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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