赤ちゃんのパジャマはいつから?目安/タイミング/メリット
生まれたばかりの赤ちゃんには肌着とロンパースを着せるのが主流で、パジャマを着せるという発想はあまり浸透していないかもしれませんね。
でも、産後にママの体力が回復して育児にも慣れてきた頃には、赤ちゃんの洋服選びが楽しくなってくるのではないでしょうか。ちょうどその頃、「赤ちゃんのパジャマっていつから着せたらいいの?」と悩むママも多いようです。
「まだ赤ちゃんだし、パジャマは必要ないんじゃない?」と思う方も少なくありませんが、パジャマを着せることで、赤ちゃんにどのような効果があるのかご存知でしょうか?
今回は、赤ちゃんのパジャマはいつから着せるべきか、タイミングや目安、体験談についてご紹介していきます。
赤ちゃんのパジャマはいつからがベスト?
赤ちゃんにはパジャマをいつから着せたらいいのでしょうか。具体的なタイミングや目安を挙げていきましょう。
1首がすわるようになった
首がすわるようになると、赤ちゃんを着替えさせるのが楽になります。前開きのものなら上下別々でも着替えやすいので、パジャマを着せる目安のひとつとする方もいるようです。ママも赤ちゃんにいろんな服を着せてオシャレを楽しめますね。
ロンパースやカバーオールだけでなく、男の子ならかっこいい服、女の子ならフリフリでかわいい服などを着せてみたくなる頃です。これらは普段着としてはいいのですが、寝るときの服としては不向きな格好。だからこそ、夜は質の良い、リラックスできる専用のパジャマを着せてあげてはいかがでしょうか。
2お出かけが増え始めた
生後2,3ヶ月頃になると、ベビーカーでのお散歩や外出が増えてきます。その際、お出かけ用に赤ちゃんに着せてみたい服も出てきますよね。素材も大事ですが、デザイン重視でママ好みの服を着せてみると、一層我が子がかわいく見えてくるものです。
公園や児童館など、お出かけに着て行った服で夜もそのまま寝かせるというケースは少ないので、自然と外出用と部屋用という服の区別がついてくるので、その頃からパジャマデビューさせるママも多いようです。
3サイズが70になった
新生児用の50~60サイズでは、ほとんどデザイン性よりも素材や機能性重視のものが多いのですが、70,80サイズからはデザイン性の高い服がたくさん出ていますので、ちょうど赤ちゃんの服のオシャレを楽しめる時期に入ったといえます。
女の子はワンピースであったり、男の子はデニム素材の固い生地であったり、いかにも眠りの妨げになりそうな服でも、普段着としては支障がありません。このように、サイズが70になった頃に、普段着とパジャマを分けるという方も多いようです。
4夜にまとめて眠るようになった
授乳回数が減り始めると、赤ちゃんがまとまって寝るようになり、赤ちゃんの生活リズムが整い始める時期なので、そのタイミングでパジャマを着せ始めてもよいでしょう。
特に、赤ちゃんは寝ている間にかなり汗をかくので、朝になったらパジャマから普段着に着替えさせると衛生的です。
夜の授乳が頻繁だと、朝は眠くて着替えさせる気力がないというママも、睡眠がまとまって取れると余裕が出てくるのではないでしょうか。
「さぁ、朝だから着替えようね~」とママが積極的に声掛けしながら着替えさせることで、赤ちゃんも「朝は着替えるんだ」ということがわかってくるでしょう。
赤ちゃんのパジャマはいつから?先輩ママの声
A寒くなる時期にパジャマデビュー
子供は春生まれだったので、春夏はほとんど昼夜を肌着1枚で過ごしていました。だんだん、涼しい季節になり、生後5ヶ月になった頃にベビーパジャマを着せるようになりました。
セパレートタイプは、ねんねの時期にはちょっとまだ着せにくいような感じがしました。
Aお座りができたころに
ママ友同士で「パジャマを着せる?」「朝は着替えさせてる?」という話になり、パジャマというわけではないけど、同じカバーオールでも寝る時用と普段用を分けているという意見が多かったです。
私は特別に外出するときは、必ず朝に着替えさせていましたが、普段の買い物やお散歩ぐらいだと、着替えさせずにそのままでした。
子供にパジャマを着せるようになったのは、お座りができるようになった5、6ヶ月頃です。座ってくれるようになると、前開きでなくても上からスポッと着せられるので楽でした。
着せるパジャマはどんなものがいい?
赤ちゃん用のパジャマもといっても、特に「専用のパジャマ」にこだわる必要はありません。今まで着ていたロンパースやカバーオールがまだ着られ、肌に優しい素材のものであれば、そのままパジャマにしても十分です。
多くの赤ちゃん用パジャマは70~80cmサイズから出ています。肌に優しい素材で、吸水性が良く、快適に眠れるものを選びましょう。まだお座りができないうちは、前開きのほうが着せやすいのでおすすめです。
また、冷えを防ぐため、お腹が出ないような腹巻き付きのものや、上下が留められる仕様のパジャマを選びましょう。
パジャマ長袖(80サイズ)
ファミリア
価格:5,300 円 + 税
コットン100%で赤ちゃんの肌にも優しいです。上は丈が長めで、下は股上が深いので、お腹を冷やす心配がありません。前開きでボタンが4つついており、ママが着替えさせやすい仕様になっています。かわいいクマちゃんが付いていて、赤ちゃんも気に入ってくれるでしょう。安心の日本製です。
腹巻き付き長袖前開きセパレートパジャマ
ベルメゾン
価格:2,000 円 + 税
中綿入りなので、寒い夜に赤ちゃんが布団を蹴飛ばしても大丈夫。お腹が冷えない腹巻き付きなので、冬用パジャマとしては最適です。腹巻きのゴムは締め付けず、伸びが良い仕様になっています。前開きなので着替えさせやすく、かわいいクマさんのイラスト付きです。
季節ごとのパジャマの着せ方
季節によって赤ちゃんのパジャマの着せ方を工夫し、体温調節を行うことも大切です。
季節の変わり目は気温差が大きい日もあるので、その日の温度によって着せ方を変える必要があります。基本は「肌着とパジャマ」の2枚着ですが、暑い夏は通気性の良いもの、寒い冬は厚手のものを選び、使い分けるとよいでしょう。
赤ちゃんは布団を蹴ってしまうことが多いので、夏でもあまり薄着にさせないようにしましょう。また、冬は布団を蹴ることを想定し、パジャマの上からスリーパーを着せておくのもおすすめです。
あまりにも暑過ぎたり、寒過ぎたりする場合は冷暖房で温度を調節しておきましょう。部屋の温度は快眠にも影響があるので、適温にしておくと赤ちゃんが心地良く眠れます。
赤ちゃんのパジャマの洗濯回数
赤ちゃんはミルク汚れやよだれ、離乳食などですぐにお洋服を汚してしまうものです。
一見キレイに見えても、寝ているあいだはたっぷり汗をかきますし、赤ちゃんは肌が弱いので、ちょっとした刺激や菌によって、肌荒れを起こすこともあります。パジャマの洗濯回数は人によって異なるものですが、赤ちゃんが着るものはいつも清潔を心がけましょう。特に洗濯頻度が多い時期には、パジャマを3~5着程度用意しておくと安心ですね。
パジャマに着替えることで生活リズムが生まれるように
赤ちゃんにパジャマを着せるのは、寝汗をかいたままだと不衛生だからという理由だけにとどまりません。
人はみんな物心ついたときから「寝るときはパジャマを着る」という習慣が身についていますが、パジャマを着る=眠るための服という意識を持つことで、昼夜の区別がつきやすくなり、「パジャマを着たからねんねの時間」「パジャマを脱いだから朝だ」という意識を持てるようになり、1日の生活リズムが整いやすくなると言われています。
赤ちゃんのパジャマをいつから着せるかというのは、その赤ちゃんの成長によって個人差があり「赤ちゃんのパジャマはいつから着せるべき」という基準もありませんが、最近は、メーカーによって様々な工夫やデザインが施されたパジャマが販売されています。
親子でお揃いにしてみたり、赤ちゃんがよく反応するキャラクターなどを選んだりと、お休みタイムをより良いものにするために、赤ちゃんのパジャマデビューを検討してみてはいかがでしょうか。