離乳食の卵の与え方とレシピに関する記事

離乳食の卵はいつから?卵黄と全卵の進め方や段階別レシピ

離乳食の卵はいつから?卵黄と全卵の進め方や段階別レシピ

離乳食の卵はいつからか与えられ、どのように進めればいいのでしょう。卵黄と卵白を与える時期や初回及び離乳食段階ごとの目安量、調理をする際や進め方の注意点、与えるタイミングを中期、後期、完了期の目安量のレシピと共に紹介します。

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離乳食の卵はいつから?生後7ヶ月の中期に卵黄からスタート

離乳食で卵を与えるのは生後7ヶ月の中期に入ってからですが、まずは体への負担が少ない卵黄からスタートして様子を見ます。いきなり白身を含む全卵を与えないようにしましょう。

卵は表示義務がある特定原材料7品目に入る食材で、残り6品目のえび、かに、小麦、そば、乳、落花生と共に赤ちゃんへの与え方に気を付けたい食材なので、美味しい卵の離乳食は全卵に慣れてからとなります。

離乳食の卵白はいつから?卵黄スタートの1ヶ月後からスタート

離乳食を食べる赤ちゃん

離乳食で卵白を与えるのは、黄身を卵1個分食べられるようになってからなので、おおむね1ヶ月後の生後8ヶ月過ぎから開始と考えるとよいでしょう。

平成17年の厚生労働省の離乳食で卵を与えた時期の調査結果では、卵を後期にスタートするママが多い傾向があるため、心配な場合は参考にするとよいでしょう。

離乳食で卵を与えた時期と割合の調査結果

  • 卵黄のみ
    7~8ヶ月中期37.5%、9~11ヶ月後期52.4%、12~15ヶ月57.6%
  • 全卵
    7~8ヶ月中期12.9%、9~11ヶ月後期52.7%、12~15ヶ月77.6%

離乳食の卵1回当たりの目安量は?中期・後期・完了期の上限をチェック

離乳食では卵を与える時期だけでなく、量にも気を配る必要がありますが、育児書などでは卵の目安量を「全卵1/2個分」などと表現しているものが多いです。

鶏卵はSSサイズ(40g以上46g未満)~LLサイズ(70g以上76g未満)まであり、同じ1個でもサイズによりかなり量が異なります。

黄身の量は卵のサイズが違ってもそれほど変わりませんが、白身の量は卵のサイズでかなり変わるため、一般的に全卵1個と記されている場合はMサイズの卵をさすことが多いことを知っておきましょう。

初めてと2回目の卵黄は耳かき1杯ほどのごく少量から始める

離乳食で新しい食材をスタートする時は小さじ1匙からが基本的な進め方ですが、卵黄1回目と食材による異常が出やすい2回目を耳かき1匙分からスタートすると安心です。卵白を含む全卵も少量から進めましょう。

「そんなに神経質にならなくても」と思うかもしれませんが、量が少ないほど赤ちゃんの体への負担が軽くなります。その後の離乳食では量を少しずつ増やしていきます。

離乳食の卵はたまごボーロでスタートしてもいい?

「卵黄を使った」と書かれているたまごボーロも、完全には卵白を除去できていません。卵白に含まれるたんぱく質で体調を崩す赤ちゃんもいるため、卵黄→たまごボーロのような卵白の混ざりもの→完全に加熱した卵白の順で始めるのがベストです。

離乳食中期は卵黄1個分~全卵1/3個

厚生労働省の離乳ガイドラインに記されている離乳食中期の1回当たりの卵黄の目安量は1個分、全卵で1/3個分です。卵黄を1個分食べられるようになってから卵白を与えましょう。

離乳食後期は全卵1/2個

離乳食後期の卵の量は全卵1/2個分が1回の目安量なので、卵焼きのような卵メインの手づかみ食べできる離乳食は作りにくいです。

離乳食後期は手づかみ食べできる料理のつなぎに卵を使ったり汁物に入れたりすると、しっかり加熱した卵もパサつかずに食べやすいでしょう。

離乳食完了期は全卵1/2~2/3個

離乳食完了期に入ってからの卵の量は全卵1/2~2/3個なのでそれほど増えませんが、完了期に入ると気が緩んで卵を与え過ぎる傾向があるため気を付けましょう。

離乳食の卵調理で気を付けたいポイント!リスクを減らす工夫をしよう

離乳食で卵を与える時は、与え方や量、進め方だけでなく調理方法にも注意が必要。次の4つの工夫をおさえてから調理をスタートしましょう。

中までしっかりと加熱調理する

ゆで卵

卵はしっかり加熱するとパサついて食べにくくなりますが、加熱すると体調不良を起こしにくくなるため、離乳食で卵を与える際は完全過熱が鉄則です。

温泉卵のようなトロトロ状態や卵液が染み出るオムレツ、半熟のゆで卵や目玉焼きを与えないように注意して下さい。

新鮮な卵を使う

卵は離乳食に限らず大人でも鮮度が古いと体調を崩しやすい食材なので、購入する際は賞味期限ができるだけ先の卵を選びましょう。

卵は賞味期限が切れてからも食べられる食材ですが、赤ちゃんの離乳食には不向きなので大人だけにし、赤ちゃんには新鮮な卵を与えて下さい。

卵黄に慣らす時期に卵白を混入させない

スプーンに乗せた新鮮なたまご

離乳食で卵黄に慣らしている時期は、調理の際に体調を崩しやすい卵白としっかり分離させることが重要です。

離乳食の卵を初めてからしばらくはゆで卵を使うと、卵黄と卵白をしっかり分けられます

卵の調理法を変える時は初めての食材を与えない

離乳食の卵は赤ちゃんが体調を崩しやすい要注意の食材なので、卵黄と全卵を開始してそれぞれ2~3回は食べ慣れた食材と一緒に与えましょう。

卵に限ったことではありませんが、初めての食材やまだ開始したばかりの食材と一緒に与えると、何の物質が原因なのか特定しにくくなるためです。

離乳食の卵の場合は調理法の変化によっても体調を崩しやすく、炒り卵や卵焼きなど別の調理法へのステップアップの際も半熟や生の部分をうっかり与えることがあるため、食べ慣れた食材と一緒に与えましょう。

乳幼児の卵で気を付けるタイミング

  1. 卵黄
  2. 全卵
  3. 炒り卵や卵焼き
  4. マヨネーズ(1歳~)
  5. 半熟卵や温泉卵(1歳半~)
  6. 生卵(3歳~)
※マヨネーズは1歳過ぎの完了期からごく少量使えますが、油、生の卵黄、酢を使用しているため、生の卵白も若干混入しています。

離乳食の卵の進め方!ばっかり食べやパサつきに気を付けて

離乳食の卵をスタートさせると、手軽に調理できるためついつい与え過ぎてしまいがち!進め方によっては1食分の目安量を守っていても体調を崩すことがあるため注意しましょう。

他のたんぱく質との総量を考えて摂り過ぎに注意する

離乳食段階別の卵の目安量の上限は、卵のみで1食分のたんぱく質をとった場合の量。豆腐や魚など他のたんぱく質と一緒に卵調理をする際は、卵の量を減らす必要があります。

たんぱく質の豊富な食材は赤ちゃんの体に負担が多きいため、離乳食やおやつでの与え過ぎには十分に注意しましょう。

離乳食の卵料理は連続しない!2~3日に1回のペース

離乳食の卵による体調不良は摂取量によっても発生しやすくなるため、体にいいからと頻繁に食べさせるのは控えましょう。

離乳食に慣れてきても赤ちゃんは大人と違ってまだまだ体が未発達なため、卵も毎食あるいは毎日連続で与えず、2~3日に1回程のペースで進めてください。

赤ちゃんに食べやすい形状に!パサつく黄身は水と一緒に与える

卵をスタートする離乳食中期は食材をみじん切りにして与える時期ですが、ゆで卵の黄身は潰して細かくして与えても、パサついて赤ちゃんが飲み込みにくいです。

離乳食では潰したものをミルクや白湯などで伸ばしてスープ状にしたり、お粥に混ぜたり、お茶と一緒に与えたりしましょう。

離乳食の卵を与えるタイミング!かかりつけ医を受診できる時間帯にして

離乳食で卵黄や卵白をスタートしたばかりの1~2日目は、午前中に与えるのがおすすめ。異変を見つけてからすぐかかりつけ医に診てもらえるかを考えて与える時間を決めましょう。

卵も他の食材と同様ですが食後2時間くらいまでが体調を崩しやすい時間帯なので、体調を崩した際に午前中に小児科に連れていきたい人は、10時前には離乳食を済ませておきましょう。

離乳食中期におすすめの卵レシピ!

離乳食中期になり卵をスタートしたら、まずは白湯やミルクで耳かき1杯分の卵黄を溶いて2~3回与えますが、その後は舌触りの良い卵黄や全卵入りのレシピで卵の風味を楽しませてあげましょう。

中期の卵レシピに加える卵の量はレシピ通りではなく卵の進み具合で調節し、卵豆腐やミルクプリンは完成品を与える量で調節してください。

卵黄パン粥のレシピ

卵黄パン粥

材料:卵M1個、食パン1/8枚、湯で溶いた粉ミルク大さじ3

  1. 卵を固ゆでして卵白と卵黄に分け、卵黄を裏ごしする
  2. 食パンの耳を除き、ブレンダーなどで細かくする
  3. 小鍋にお湯で溶いた粉ミルクと1の卵黄耳かき1匙分を入れて煮る
  4. 柔らかくなった2のパンを入れる

食パンも中期から離乳食をスタートする小麦粉を使った食材のため、食べられることを確認した卵デビューが遅めの赤ちゃんにおすすめです。

卵白のミルク粥のレシピ

卵白のミルク粥

材料:卵1個、10倍粥30g、湯で溶いた粉ミルク大さじ3

  1. 卵を固ゆでして卵白と卵黄に分け、卵白をみじん切りにする
  2. 1を小さじ1杯分茶こしに入れて流水で水洗いする
  3. 小鍋にお湯で溶いた粉ミルクと1の卵白を入れて煮る
  4. 10倍粥を入れる

離乳食の味付けは塩や砂糖などの調味料を控えめにするのが基本ですが、卵豆腐は食感もツルッとして食べやすくダシと卵の風味だけで美味しく頂けます。

たまご豆腐のレシピ

たまご豆腐

材料:全卵1個、だし汁100㏄

  1. ボウルに卵とだし汁を混ぜて、キッチンペーパーを引いたザルでこす
  2. ラップをかぶせて、電子レンジ200Wで12分ほど加熱する
  3. 完成した卵豆腐の1/3の量を与える

ミルクプリンのレシピ

離乳食中期におすすめの卵レシピ「ミルクプリン」の完成品

材料:卵黄1個分、粉ミルク50ml分

  1. 卵黄を箸でよく混ぜあわせ、調乳したミルクを加えてさらに混ぜる
  2. 1を目の細かいザルでこして滑らかにする
  3. 2を器に入れてアルミホイルをかぶせ、お湯を薄く張った鍋に入れて弱火で10~15分程度加熱
  4. 竹串をさして濁った液がでてこなかったら完成

離乳食後期におすすめの卵レシピ!

離乳食後期になると手づかみできる形のあるものを好んで食べるため、卵料理も赤ちゃんの自主性が育つ手づかみ料理を増やすのがおすすめ。

朝食にピッタリなフレンチトーストなども朝食にピッタリですが、パンではなく麩を使った離乳食フレンチトーストも人気。ポテトサラダなどはラップで丸めると、手づかみ食べしやすくなります。

フレンチトーストのレシピ

フレンチトーストとシロップ

材料:食パン1/2枚、卵1/2個、牛乳大さじ2、油少々

  1. 卵、牛乳、水大さじ1をよく混ぜておく
  2. パンは4等分くらいの食べやすい大きさに切る
  3. 2を1にひたし、油を熱したフライパンで両面をじっくり焼く

ふわふわ炒り卵のレシピ

離乳食後期レシピ「ふわふわ炒り卵」の完成品

材料:卵黄1/2個、豆腐大さじ1、ニンジン少量、玉ねぎ少量、ブロッコリー少量、だし汁50ml

  1. 卵黄とだし汁を箸でよく混ぜあわせ、崩しながら豆腐を入れて混ぜ合わせる
  2. ニンジンや玉ねぎはサイコロ状に切り、ブロッコリーは穂先だけを切り取って粗くきざみ、電子レンジで柔らかく加熱しておく
  3. テフロン加工のフライパンに2を入れて火にかけ、1を回し入れる
  4. 菜箸で大きくかき混ぜてポロポロにする

※ジャガイモやサツマイモ、キャベツやひじきなど、具材を色々変えて作ってみましょう。サンドイッチの具にするのもおすすめです。

薄焼き卵入りポテトサラダのレシピ

離乳食後期レシピ「薄焼き卵入りポテトサラダ」の完成品

材料:卵1/2個分、ジャガイモ1/2個、ニンジン少量、玉ねぎ少量、きゅうり少量、牛乳少量

  1. 卵を箸でよく混ぜあわせ、熱したフライパンに回し入れて薄焼き卵を作り、サイコロ状に切っておく
  2. ジャガイモとニンジン、玉ねぎはサイコロ状に切り、電子レンジで加熱して柔らかくする
  3. 2が熱いうちにレンジで加熱した牛乳を加え、ジャガイモを潰しながら混ぜ合わせる。
  4. 3に1とサイコロ状に切ったキュウリを加えて混ぜ合わせる

バナナミルクパンプディングのレシピ

離乳食後期レシピ「バナナミルクパンプディング」の完成品

材料:卵1/2個分、牛乳20ml、食パン1/8枚、バナナ1/4本

  1. 卵を箸でよく混ぜあわせて牛乳を加え、スライスしたバナナをつぶしながら混ぜ入れる
  2. 食パンはサイコロ状に切る
  3. 耐熱容器やアルミカップに2を入れ、上から1を注ぐ
  4. オーブントースターで10~15分程度焼いて、卵液が固まり軽く焼き目がついたら完成

離乳食後期におすすめの卵レシピ!

1歳を過ぎた離乳食完了期になると生野菜が食べられるようになるため、生卵も食べられると勘違いされやすいですが、生卵は3歳まであたえられません温泉卵や半熟卵も離乳食を卒業した1歳半過ぎからにしましょう。

ツナと卵のソテーのレシピ

ツナと卵のソテー

材料:全卵1/3個、ツナ10g、小松菜20g、だし汁大さじ2、油少々

  1. フライパンに少量の油をひき、いり卵を作る
  2. ツナと食べやすく切った小松菜を炒め、だし汁を加えてさらに炒める
  3. 2に1を入れ、さっと混ぜて炒める

チーズとミックスベジタブルのキッシュのレシピ

離乳食完了期レシピ「チーズとミックスベジタブルのキッシュ」の完成品

材料:卵1/2個分、牛乳20ml、ミックスベジタブル少量、粉チーズ少量

  1. 卵に牛乳と粉チーズを加え、箸でよく混ぜあわせる
  2. ミックスベジタブルはレンジで加熱する
  3. 耐熱容器やアルミカップに2を入れ、上から1を注ぐ
  4. オーブントースターで10~15分程度焼いて卵液が固まり軽く焼き目をつける

フワフワ卵入りうどんのレシピ

離乳食完了期レシピ「フワフワ卵入りうどん」の完成品

材料:卵黄1/2個分、うどん50g、キャベツ少量、ニンジン少量、だし汁50g

  1. 卵黄は箸でよく混ぜあわせる
  2. うどんは柔らかく茹で、1cm程度に切る
  3. 鍋にきざんだだし汁を煮立て、沸騰したら1を回しかけてかきたまを作り、一旦取り出す
  4. 鍋にきざんだキャベツとニンジンを、2を入れて全体に火を通す
  5. できたうどんを器にもってから、かきたまを乗せれば完成です。

離乳食期の卵のおやつレシピ!全卵OKになったら作ってあげて

離乳食後期以降になると離乳食が1日3回になりますが、一度にたくさんの量を食べることができないので1日1~2回程のおやつが必要になります。

たまごボーロは材料に卵黄しか使いませんが、卵白を完全に取り除くことはできませんので、全卵が食べられることを確認してから作りましょう。

この卵ボーロレシピでは離乳食のおやつなので豆乳を使っていますが、牛乳が大丈夫な赤ちゃんには牛乳でもOKです。

たまごボーロ

たまごボーロ

材料:卵黄1個分、片栗粉70g、砂糖30g、豆乳小さじ1

  1. ボウルに砂糖、卵黄、豆乳を入れてゴムベラで滑らかに混ぜる
  2. 片栗粉を加えて、さっくりと混ぜる。全体が混ざったら、耳たぶくらいのかたさになるまで、手の平でまとめるように混ぜる
  3. 1cmくらいの大きさくらいに丸め、クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる
  4. 160℃に温めたオーブンで15分焼いたら、取り出して天板の上で冷ます
この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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