離乳食で豆乳はいつから?おかゆや野菜に慣れた初期の後半から
豆乳を離乳食に取り入れられるのは、離乳食初期(生後5〜6か月頃)の後半からが目安です。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでは、離乳はなめらかにすりつぶしたおかゆから始め、慣れてきたら野菜や果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚などへと少しずつ種類を広げていくとされています。豆乳もこの流れに沿って、おかゆ・野菜・豆腐に無理なく慣れたころから、料理に少量加えて使い始めると安心です。
牛乳をまだ料理に使わない時期でも、豆乳が一品あると味と献立の幅がぐっと広がります。いつものおかゆや野菜ペーストに少し加えるだけで、まろやかなコクが出て、青菜のような食べにくい野菜も口当たりよくまとまります。
新しい食材を初めて試すときは、平日の日中に、ひとさじずつ、無理のないペースで進めるのが基本です。一度にいろいろな初めての食材を重ねず、豆乳を試す日は豆乳だけを少量足す、と決めておくと、赤ちゃんの様子も見きわめやすくなります。
使い始めは2倍に薄めて。風味に少しずつ慣らして
豆乳には大豆ならではの独特の風味があります。豆腐は食べるのに豆乳はなぜか口から出してしまう、という赤ちゃんは珍しくありません。同じ大豆製品でも、飲み物に近いなめらかな舌ざわりと香りは別ものだからです。「豆腐が平気だから豆乳も大丈夫」と決めつけず、まっさらな気持ちで少量から始めましょう。
使い始めは、豆乳を水やだしで2倍ほどに薄め、加熱してからスプーン1さじ分を料理に混ぜるところからスタートします。「これはどうかな?」とまず一口見せて、嫌がらなければ翌日また一さじ、と焦らないのがコツ。慣れてきたら薄める割合を少しずつ減らし、最終的にそのままの濃さで料理に使えるように進めていきます。
つまずきやすいのは、初日から普段のおかゆに豆乳を多めに混ぜてしまうこと。香りが急に変わると、食べ慣れたメニューごと「いらない」となってしまうことがあります。まずは「いつもの味プラスほんの少し豆乳」の割合から始めるとスムーズです。
そのまま飲めるのは1歳から。飲み物にするなら量は控えめに
豆乳を料理の材料としてではなく、コップでそのまま飲む飲み物として楽しめるようになるのは1歳を過ぎたころからが目安です。牛乳を飲み物として与えるのも1歳以降がすすめられており、豆乳も同じように考えると分かりやすいでしょう。
幼児期はまだ体が小さいぶん、飲み物として与えるときはお茶や水も合わせて、豆乳ばかりに偏らないようにします。おかわりをほしがっても、その日のほかの食事とのバランスを見ながら目安の範囲におさめると、食事全体が整いやすくなります。
日本豆乳協会は、子どもの豆乳の量について、乳幼児は200mlパックの半分ほど、小学校低学年で1本ほどを目安として案内しています。あくまで一般的な目安で、体格や食欲、その日の食事内容によって適量は変わります。次の量を参考に、ご家庭のペースで調整してください。
幼児の豆乳の1日の目安量(日本豆乳協会の案内をもとに)
- 1歳〜3歳頃は、1日100mlまでを目安に
- 5歳〜6歳頃は、1日200mlまでを目安に
量や進め方で迷ったときは、お住まいの地域の保健センターや乳幼児健診で、管理栄養士や保健師に気軽に相談できます。ひとりで抱え込まず、身近な窓口を頼るのも大切な選択肢です。
子育て4コマ漫画:離乳食の味つけの幅を広げるなら豆乳はいかが?
赤ちゃんがなかなか食べてくれないと、つい味をつけたくなりますが、離乳食では塩や砂糖に頼らず、豆乳やきなこ、青のり、ゴマなどで風味を足す方法がおすすめです。素材そのものの味を体験させながら、香りやコクで「食べてみたい」を引き出せます。
動物性の乳脂肪を含まない豆乳は、さっぱりしつつほんのり甘みがあり、離乳食にやさしいコクを添えてくれます。
永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画のように、家族みんなで豆乳好きになっておくと、冬場の豆乳鍋など体が温まる献立を家族全員で楽しみやすくなります。
豆乳は3種類。「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の違い
離乳食用の豆乳選びで迷わないために、そして離乳食を卒業してからの食事管理のためにも、まずは豆乳の種類を押さえておきましょう。
豆乳は「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分かれ、農林水産省の豆乳類の日本農林規格(JAS)で、大豆固形分と大豆たんぱく質の量によって分類されています。大豆固形分とは、豆乳から水分を除いて残る大豆由来の成分のこと。この数字が大きいほど、大豆そのものの風味やコクがしっかり感じられます。
種類によって味わいの濃さが変わるので、買うときはパッケージの品名欄(「無調整豆乳」などの表示)で見分けましょう。
無調整豆乳:原材料は大豆と水だけ
パッケージに「無調整豆乳」と表示され、原材料は大豆(と水)のみ。規格では大豆固形分8%以上、大豆たんぱく質3.8%以上とされ、3種類の中で最も大豆の風味が濃いのが特徴です。
調製豆乳:砂糖や塩などで飲みやすく味つけ
飲みやすくするために砂糖・塩・油脂・香料などを加えたもの。大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質3.0%以上で、無調整よりまろやかで飲みやすい味わいです。
豆乳飲料:フレーバーを加えたタイプ
調製豆乳に果汁やコーヒーなどの風味を足したもの。果実系は大豆固形分2%以上・大豆たんぱく質0.9%以上、その他は大豆固形分4%以上・大豆たんぱく質1.8%以上と、大豆成分は控えめでデザート感覚の味わいです。
離乳食の豆乳の選び方。「無調整豆乳」と表示された製品を選ぼう
離乳食に使うなら、必ず種類を確かめて「無調整豆乳」を選びましょう。「豆乳ならどれでも同じ」と思われがちですが、ほかの2種類は離乳食には向きません。
「調製豆乳」「豆乳飲料」が離乳食に向かない理由。味つけがされているから
調製豆乳や豆乳飲料は、砂糖や香料などで飲みやすく味つけされています。離乳食では砂糖や塩による味つけは基本的に必要なく、厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでも、離乳の開始時期は調味料を使わず、素材の味を生かして薄味で調理することがすすめられています。
離乳食の目的のひとつは、素材そのものの風味を体験すること。無調整豆乳には大豆本来のほのかな甘みがあるので、余計な味つけをせず、その味わいをそのまま楽しませてあげましょう。売り場では調製豆乳とパッケージが似ていることも多いので、品名欄の表示をひと呼吸おいて確認するのが失敗しないコツです。
離乳食で使う豆乳は加熱を。弱火でゆっくり温めて
市販の豆乳は製造の段階で加熱されていますが、離乳食に使うときはもう一度加熱してから使うのがおすすめです。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでも、赤ちゃんは細菌への抵抗力が弱いため、調理のときは衛生面に十分配慮するようにと示されています。開封後に触れた手指などから雑菌が入ることもあるので、仕上げに一度火を通しておくと安心して使えます。
加熱するときは弱火でゆっくりが鉄則。強火で沸騰させると表面に湯葉のような膜ができて分離し、口当たりが変わってしまいます。「鍋のふちがふつふつしてきたら火を止める」くらいのイメージで、鍋底をヘラで混ぜながら温めましょう。電子レンジを使うときも、短い時間ずつ様子を見ながら、吹きこぼれに気をつけると失敗しにくくなります。
牛乳の代わりに。豆乳のホワイトソースが便利
牛乳を料理に使い始める前の時期や、牛乳の代わりに使いたいときにも活躍するのが、豆乳のホワイトソースです。食が進まないときでも、とろりとした食感で口に入りやすく、献立の幅も広がります。
なめらかで扱いやすいので、豆乳や米粉を使った初期後半から使えるホワイトソースを手作りして冷凍しておくと、忙しい日の一皿にすぐ使えて重宝します。まとめて作って製氷皿で凍らせておけば、使う分だけ取り出せて便利です。
豆乳は冷凍に不向き。余ったら料理にして凍らせて
豆乳はそのまま冷凍すると分離してヨーグルトのようにボソボソになりやすく、冷凍には向きません。余ってしまったら、豆乳を使った離乳食を多めに作って小分け冷凍するのが、賢い使い切り方です。
ホワイトソースや、好みの野菜を加えた豆乳ポタージュは、冷凍と相性のよい定番メニュー。製氷皿や小分け容器で凍らせておけば、1食分ずつ取り出せて、離乳食づくりの負担がぐっと軽くなります。
開封した豆乳は必ず冷蔵庫で保存し、開封後2日以内に使い切るようにしましょう
離乳食初期のおすすめ豆乳レシピ。スプーン1さじ〜25mlが目安
離乳食初期は、飲み込むことや舌ざわり・味に慣れることが主な目的の時期です。舌はまだ前後の動きが中心なので、豆乳もとろりとしたポタージュ状にして与えます。まずは少量の豆乳を2倍に薄め、加熱してから与え、慣れてきたら25mlを目安に少しずつ増やしていきましょう。
お好みの野菜と合わせてスープにしたり、パン粥に加えたりするのが使いやすい方法。野菜のポタージュは活躍の場が多いので、一度にたくさん作って小分け冷凍しておくと便利です。人参だけでなく、かぼちゃやさつまいも、ほうれん草などでもアレンジできます。
豆乳を嫌がるとき、どう進める?
豆乳は香りに個性があるぶん、最初は口から出したり顔をしかめたりする子もいます。ここで無理に口へ運ぶと「豆乳=嫌なもの」と印象づいてしまうことがあるため、いったん引いて日をあけるのがコツです。子育ての現場では、食べ慣れたおかゆや好きな野菜ペーストに、味が変わらないくらいのごく少量を混ぜることから再スタートするとうまくいきやすい、という声が多く聞かれます。「ひとくち食べられたね」と笑顔で声をかけ、食べたこと自体をほめてあげると、次への安心感につながります。パパや家族にも「今日は豆乳デビューの日」と共有しておくと、同じトーンで見守れて、赤ちゃんも落ち着いて挑戦できます。数日あけて再挑戦するうちに慣れていくことも多いので、一度の反応で「うちの子は苦手」と決めつけないでおきましょう。
豆乳と人参のスープのレシピ
材料:豆乳小さじ1、人参大さじ1、野菜スープ適量
- 人参を適当な大きさに切り軟らかく茹でてすり潰す
- お鍋に野菜スープと人参を入れてしばらく煮る
- 最後に豆乳を加えて弱火で加熱する
離乳食中期のおすすめ豆乳レシピ。量は30〜40mlが目安
離乳食中期(生後7〜8か月頃)は、舌でつぶせる固さのものを食べられるようになる時期です。とろみのある豆乳ホワイトソースは、茹でた野菜や魚と和えるだけで食べやすくまとまり、味のバリエーションも手軽に広がります。豆乳のみでたんぱく質をとる場合の、中期の離乳食1回の目安となる豆乳の量は30〜40mlです。
中期になると食材を全てすり潰す必要がなくなるので、献立のレパートリーが一気に増えます。豆乳を隠し味に使ったり、牛乳の代わりに使ったりと使い道はさまざま。もちろん赤ちゃんの分だけでなく、余った豆乳をママやパパの料理に回してもいいですね。デザートには、豆乳と片栗粉だけで作れるシンプルな豆乳プリンもおすすめです。
豆乳プリンのレシピ
材料(2食分):豆乳50cc、片栗粉大さじ1/3、水大さじ2/3
- 豆乳をお鍋に入れ弱火で加熱する(電子レンジでもOK)
- 片栗粉と水を混ぜあわせる
- 2を1に加えてとろみがつくまでよくかき混ぜる
- 耐熱容器に小分けにして、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固める
豆乳を使ったツナのマッシュポテトのレシピ
材料:ジャガイモ1/2個、ミックスベジタブル少量、玉ねぎ少量、ツナ小さじ1杯、豆乳10ml
- ツナは熱湯で茹で、湯切りする
- ジャガイモは皮をむいて小さなサイコロ状に切り、玉ねぎとミックスベジタブルは粗くきざんでから、レンジで加熱する
- 3のジャガイモをつぶし、様子をみながら豆乳を混ぜて滑らかなマッシュ状にする
- 3に1を入れ、軽く混ぜ合わせたら完成です。
※マッシュポテトはもったりして飲み込みにくいことがあるので、1口を小さめにし、水分のあるメニューと一緒に、様子を見ながら食べさせてあげましょう。
豆乳風味のかぼちゃペーストのレシピ
材料:かぼちゃ20g、豆乳10ml
- かぼちゃは皮をむいて薄くスライスし、レンジで加熱して柔らかくする
- 1に様子をみながら豆乳を加えて潰す
- 滑らかなマッシュになったら完成です。
※かぼちゃのつぶし具合や伸ばし具合はポタージュスープ状からスタートし、慣れてきたら徐々にもったりさせて飲み物と一緒に与えましょう
離乳食後期のおすすめ豆乳レシピ。量は45mlが目安
離乳食後期(生後9〜11か月頃)は1日3回食に進み、毎日の離乳食づくりが大変になるうえ、手づかみ食べも始まって食事のたびにテーブルや床が汚れる、というママも多い時期です。豆乳を使う際は、蒸しパンやフレンチトーストなど、手でつかめるメニューにすると赤ちゃんも喜びます。
散らかるのを見るとつい手を出したくなりますが、手づかみ食べは発達の観点からとても大切な行動です。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでも、手づかみ食べは生後9か月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育・発達にとって積極的にさせたい行動とされています。自分の手で食べ物の固さや感触を確かめる経験が、食べ物への関心を育て、「自分で食べたい」という意欲につながっていくからです。汚れ対策として、下に新聞紙やレジャーシートを敷き、袖まくりできるスタイを用意しておくと、ママの気持ちにも余裕が生まれます。「じょうずに持てたね」と声をかけながら、遊び食べに見える動きも発達の一部として見守ってあげましょう。
豆乳バナナ蒸しパンのレシピ
材料: 豆乳45cc、小麦粉100g、卵1/3個、バナナ約50g、ベーキングパウダー3g
- ボウルに卵を割り入れて、かき混ぜる
- 1に小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れる
- 2に豆乳を加えてよく混ぜる
- バナナを潰して3に加えて混ぜる
- 容器に入れて蒸す
※電子レンジの蒸し器機能や電子レンジ調理器具で蒸してもOK
豆乳バーグのレシピ
材料:鶏ひき肉大さじ3杯、豆乳少量、麩2〜3粒、ひじきの水煮少量、片栗粉少々
- 麩がヒタヒタになる程度に豆乳を注ぎ、麩を柔らかくする
- 1に鶏ひき肉を加え、滑らかになるまでよく混ぜる
- 2に片栗粉を加えて硬さを調整し、刻んだひじきを混ぜる
- テフロン加工のフライパンを熱してスプーンで3を落とし両面を焼く
- 蓋をしてしっかり中まで火を通せば完成です。
納豆のおやきのレシピ
材料:納豆大さじ1杯、小麦粉大さじ2杯、豆乳大さじ1杯、ブロッコリー少量
- 納豆は包丁で粗くきざむ
- ブロッコリーは穂先の柔らかい部分だけを粗くきざみ、レンジで加熱する
- 小麦粉に様子をみながら豆乳を混ぜて生地を作り、1、2を入れてよく混ぜ合わせる
- テフロン加工のフライパンを熱し、3を入れて薄く延ばす
- 両面焼いて火を通したら完成です。
離乳食完了期のおすすめ豆乳レシピ。量は50〜55mlが目安
離乳食完了期(生後12〜18か月頃)になると、大人の料理から取り分けできる場面が増えてきます。ただし、味の濃いものや添加物を含むものはまだ控えたい時期なので、取り分けるときは味つけ前のものを分けるなど、ひと工夫を。子どもが大好きなグラタンやクリームシチューも、市販のルーは塩分や添加物が気になるので、豆乳で作る自家製ホワイトソースが活躍します。
この時期は「家族と同じものを食べている」という実感が、食への意欲を大きく後押しします。完了期の豆乳レシピとして、少し味を足せば大人も一緒においしく食べられる、ポテトの豆乳ホワイトソースがけを紹介します。取り分けを前提に作ると、ママの負担も減って一石二鳥です。
ポテトの豆乳ホワイトソースがけのレシピ
材料(2食分):豆乳100cc、小麦粉大さじ1、玉ねぎ1/8個、じゃがいも、とろけるチーズ
- 玉ねぎをみじん切りにしてフライパンで炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたら小麦粉を加えて更にまぜる
- 玉ねぎと小麦粉が馴染んで来たら、火を止めて豆乳を加える
- 良くかき混ぜて再び火をつけ、とろみがつくまで弱火で混ぜながら加熱する (※ホワイトソースの完成!)
- じゃがいもを食べやすい大きさに切り、柔らかく茹でる
- 耐熱容器に5を並べて、上からホワイトソースをかけてチーズをのせる
- 6をオーブントースターでチーズに焼き色が付くまで加熱する
ツナの豆乳リゾットのレシピ
材料:ツナ小さじ1杯、ご飯大さじ3杯、玉ねぎ少量、ミックスベジタブル少量、豆乳50ml、粉チーズ 少々
- ツナに熱湯をかけて水切りし、油抜きをする
- 玉ねぎとミックスベジタブルは粗くきざむ
- 鍋に豆乳とご飯、1、2を入れて弱火にかけ、しゃもじでかき混ぜながら火を通す
- 玉ねぎが透き通ったら器に盛って、粉チーズをふれば完成です。
豆乳キッシュのレシピ
材料:食パン1/8枚、卵1/2個分、豆乳大さじ2杯、ミックスベジタブル少量、玉ねぎ少量、ピーマン少量、ミニトマト1個、粉チーズ少々
- 食パンは小さいサイコロ状に切り、耐熱容器やアルミカップに盛る
- トマトは皮をむいて種を取り除き、玉ねぎやピーマン、ミックスベジタブルと一緒に粗くきざんで、レンジで加熱する
- 卵と豆乳を混ぜ合わせて卵液を作り、2と粉チーズを混ぜる
- 1に3を回しかけ、オーブントースターで5〜10分程度焼く
- 卵液が固まったら、完成です。
離乳食の豆乳によくある疑問(FAQ)
豆乳と豆腐、離乳食に使うならどちらが先?
どちらも離乳食初期の後半、おかゆや野菜に慣れたころから取り入れられます。豆腐は水分が少なくつぶしやすいので、そのまま単品で試しやすいのが利点。豆乳は料理に混ぜて全体をまろやかにまとめるのが得意です。使い分けというより、豆腐で大豆の味に慣れてから、豆乳で調理の幅を広げていくとスムーズです。
調製豆乳や豆乳飲料は使ってはいけないの?
使ってはいけないわけではありませんが、砂糖や香料で味つけされているため、素材の味を大切にする離乳食期には向きません。甘い豆乳飲料は、幼児期以降におやつ感覚で少量楽しむ程度にとどめ、離乳食には無調整豆乳を選びましょう。
余った豆乳、大人はどう使えばいい?
豆乳鍋やスープ、パスタのクリームソース、スムージーなど、大人の料理に幅広く使えます。冷凍には向かないので、余ったら赤ちゃんの離乳食に回すか、大人の食事で早めに使い切るのがおすすめです。
温めると膜ができるのはどうして?
豆乳を高温で加熱すると、表面に湯葉のような膜ができます。これは大豆の成分によるもので、弱火でゆっくり、混ぜながら温めると膜ができにくく、なめらかに仕上がります。膜ができてしまっても取り除けば問題なく使えます。
きなこや青のりと合わせてもいい?
相性がよく、風味づけにおすすめです。きなこは粉っぽさが残らないよう、豆乳やペーストにしっかり混ぜてから与えると食べやすくなります。青のりやゴマも少量ずつ、素材の味を引き立てる程度に加えましょう。
豆乳を取り入れて、離乳食の幅を広げよう
離乳食の豆乳は、おかゆや野菜、豆腐に慣れた初期の後半から、2倍に薄めて加熱し、スプーン1さじずつ始めるのが基本です。選ぶのは味つけのない無調整豆乳。飲み物としてそのまま楽しむのは1歳を過ぎてから、量は控えめにが目安です。冷凍には向かないので、余ったらホワイトソースやポタージュにして小分け冷凍しておくと、忙しい日の強い味方になります。
豆乳は、まろやかなコクで青菜のような食べにくい食材もやさしくまとめ、月齢に合わせてスープからおやき、グラタンまで幅広く使える便利な食材です。子どものペースを大切にしながら、量や進め方に迷ったときは地域の保健センターや乳幼児健診も頼りに、家族みんなで食卓を楽しんでいきましょう。
参考文献
- 日本豆乳協会「豆乳Q&A Q9豆乳は生後どのくらいから飲ませていいのですか」
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(改定版)」


