赤ちゃんをおんぶすることのメリット
最近のお母さんは、昔と違い抱っこで子育てをしている人の方が多くなりました。みなさんはお子さんをおんぶしたことありますか?昔の人は子供をおんぶで育てたものです。では、おんぶと抱っこでは育児や赤ちゃんへの影響としてどのような違いがあるのでしょうか。
おんぶにもメリットたくさん!抱っこ育児との違いは?
「なんとなく抱っこの方が好き」「抱っこ紐はあるけど、おんぶ紐を持っていない」など…おんぶをしなくなった理由はさまざまだと思います。
近年は、だっこが主流だとも言えますが、おんぶにもたくさんのメリットがあるんです。
1 おんぶをすることで両手が空く
育児をしながら家事をこなすことは、想像するより大変です。ちょっと洗濯物を干したい、取り込みたい。ちょっと掃除機をかけたい、ご飯を作りたいと思っても赤ちゃんが動き回るようになると本当に目が離せないものなのです。
だからといって、バウンサーに入れっぱなしも良くないし、抱っこだと行える家事に限界があります。そこで便利なのが「おんぶ」です。おんぶすることで両手が空くので、家事をなんなくこなせるでしょう。また、赤ちゃんから目を離すこともなく、背中にいるので安心です。
2 赤ちゃんと背中を通じてスキンシップができる
赤ちゃんをおんぶすることで、背中を通じて赤ちゃんがお母さんの鼓動を感じたり、お母さんの動きに合わせて振動を感じることが出来ます。また、お母さんは赤ちゃんの温もりを感じることで、母としての実感や愛着がさらに沸くことでしょう。
おんぶすることの最大のメリットは、赤ちゃんとどんな時でもお互いを感じ取っていられるということです。お母さんの背中で、お母さんの匂いや鼓動を感じて安心感を得られます。これは赤ちゃんにとって1番大切なことなのです。
3 赤ちゃんの視野が広がる
お母さんの背中に背負われることによって、高い位置から色々なものを見ることが出来るようになるという点にも大きなメリットがあります。
これは、抱っこでは感じ取れないことと言えるでしょう。何故なら、抱っこではお母さんの身体でさえぎられてしまって、目に入ってくる景色が限られてしまう場合もあるからです。
おんぶより抱っこ派のお母さんからすれば、おんぶは赤ちゃんの顔が見られないという不安な思いがあるかもしれません。確かにおんぶをすると赤ちゃんの表情は見ることが出来ませんが、視界が広がった赤ちゃんが色々なものを情報として吸収していることを想像すると、たまにはおんぶも良いかもしれません。
4 おんぶは赤ちゃんの身体作りに役立っている
赤ちゃんをおんぶすることは、見た目に嫌がるお母さんも少なくないようです。ですが、今はおんぶ紐もいろいろ考えられて作られています。
赤ちゃんにとっておんぶは、自分で色々な情報を得ようとお母さんにしがみつき、立とうとする姿勢をとります。これは、赤ちゃんが良い姿勢をとるための身体作りとなっているのです。
抱っことおんぶを使い分けよう
いかがでしたか?おんぶのメリットをいくつかご紹介してきましたが、けっして抱っこが悪いと言っている訳ではありません。抱っこには抱っこのメリットが、おんぶにはおんぶのメリットがあります。臨機応変に抱っことおんぶをうまく使い分けて、子供たちが幸せでいられる子育てを目指すことが大切でしょう。おんぶもっこなら、おんぶも抱っこも、そのまま簡易的に布団としても使うことができるから便利かもしれませんよ!
おんぶはいつから?
おんぶにはメリットが多くありますが、首がすわる3~4ヵ月(個人差があります)くらいまでは控えましょう。