赤ちゃんのガラガラはいつからに関する記事

『赤ちゃんのガラガラはいつから?選び方/おすすめ人気10選』

赤ちゃんのガラガラは心身の発達を促すおもちゃです。赤ちゃんの興味を引くガラガラ選びのポイントについての解説やおすすめの人気ガラガラ10選を参考に安全で楽しく遊べる商品を選びましょう。Twitterで話題の永岡さくら(saku)さん子育て4コマ漫画もお楽しみに。

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赤ちゃんのガラガラ(ラトル)はいつからいつまで?選び方と発達への効果を徹底解説

赤ちゃんのファーストトイとしてガラガラを選ぶママやパパは多く、日本ではガラガラ、海外ではラトル(rattle)と呼ばれています。呼び方は異なりますが、どちらも赤ちゃんをあやしたり、赤ちゃん自身が振って音を出したりして楽しむ音の出るおもちゃのことです。

ガラガラ(ラトル)は、単純なおもちゃでありながら、発達中の赤ちゃんの五感をバランスよく刺激し、心身の健やかな成長サポートするのに適したおもちゃです。「ガラガラ いつから」「ガラガラ 選び方」に悩む方のために、ガラガラの発達への効果や月齢別の選び方、おすすめ商品を徹底解説します。

赤ちゃんが楽しく安全に遊べるように、最適なガラガラを選んであげましょう。

ガラガラは赤ちゃんの発達にどう役立つの?五感をバランスよく刺激

ガラガラは赤ちゃんの「見る」「聴く」「触る」といった感覚の発達に加え、「つかむ」「振る」といった運動能力の成長が特に期待できる時期に、五感をバランスよく刺激し、心身の健やかな成長をサポートしてくれるおもちゃです。

色々な種類のガラガラを手作りするママもいますので、赤ちゃんにどのように役立つかを知って手作りにトライしてみるのもおすすめです。

聴覚の発達:ガラガラの音は赤ちゃんの音への反応を促す

赤ちゃんの聴力はママのお腹にいるときに完成し、妊娠20週頃にはママの心音や外の声を聞き取ることができるまでに発達します。生まれたばかりの赤ちゃんは、様々な音を聞いています。

様々な音を認識して反応するまでには時間と経験が必要ですが、早いうちにガラガラの優しい音を聞くことで音を認識する能力が育ち、「音がする」=「楽しい」という心の成長をサポートします。これは、赤ちゃんの豊かな情緒の発達を促すことにも役立ちます。

視覚の発達:カラフルな色合いと追視のトレーニングになる

生まれたばかりの赤ちゃんの視力はごく弱いものですが、明暗や鮮やかな色を感じることで発達していきます。

ガラガラは赤ちゃんが認識しやすいカラフルなものや、白黒のコントラストがはっきりしたデザインが多いので、目の前で振ったり左右にゆっくり動かしたりしてあげることで、赤ちゃんの脳や神経を刺激し、視力の発達をサポートするのに役立ちます。

赤ちゃんは生後1〜2ヶ月頃になると、動くものを追う「追視」を始めます。カラフルなガラガラは追視トレーニングに最適なおもちゃであり、遊びに取り組ませることで赤ちゃんの集中力を養うのにも一役買ってくれます。

触覚の発達:様々な素材に触れて危険を判断する能力をサポート

一口にガラガラといっても、肌触りがよく柔らかな布製や堅い木製、ツルツルとしたプラスチック製など様々な素材から作られています。赤ちゃんはガラガラを手でつかむことで、多様な触感を知ることができます。

固い物に触れる、柔らかい物を握るなど、多様な質感を体得していくことは、赤ちゃんの脳を刺激して、危険物と安全物を判断する能力の発達をサポートします。

赤ちゃんは生後6ヶ月前後で歯が生え始め、離乳食への移行が始まります。この時期の硬めのガラガラは、歯茎を刺激する歯固めの役割も果たします。また、ガラガラをしゃぶることで唾液が刺激され、物を食べる意欲が高まることが期待できます。

手先の運動能力の発達:握ったり振ったりすることで筋力を鍛えられる

ガラガラは基本的に軽く、赤ちゃんが持ちやすい形状をしています。中には腕に身に付けて振って遊ぶタイプのラトルもあります。

新生児の頃はもっぱら大人があやすために使われますが、あやされることで遊ぶ楽しさを覚えた赤ちゃんは、自発的に遊ぶ意欲を持つことができます。

赤ちゃんはガラガラを握る、振るといった遊びを通して、手首や腕の筋力を身に着け、筋肉をバランスよく連動させて難しい手指の動きを体得していくことができるのです。これは次の発達段階である「物を掴んで口に運ぶ」「おもちゃを叩く」といった動作の土台となります。

コミュニケーション能力の発達:遊びを通して他人とつながる意欲を育む

ガラガラは赤ちゃんが一人で遊んで楽しむだけでなく、大人が一緒に遊ぶことができるおもちゃです。

ガラガラであやされた赤ちゃんは、他人を認識し、遊びを通して他人とつながろうとする意欲とコミュニケーション能力を自然に身に着けていくことができます。

ガラガラは赤ちゃんが最初に持ちやすいおもちゃですから、その主な遊び相手はパパやママ、お兄ちゃんやお姉ちゃんなどの身近な家族です。赤ちゃんはガラガラを使った遊びを通して家族の顔や声に触れる機会が増え、パパやママへの認識を深めやすくなります

赤ちゃんはガラガラでいつからいつまで使える?月齢別の遊び方

ガラガラはいつから使えるの?」「いつまで遊べるの?」という疑問は多いです。赤ちゃんの発達段階に合わせて遊び方も変化していきますので、月齢別の遊び方をチェックしておきましょう。

新生児~生後2ヶ月ごろ:視覚・聴覚への刺激を与える

この時期の赤ちゃんはまだ自分で物をつかむことはできませんが、音や色に反応し始めています。起きている時間も短いため、大人があやしてあげることが中心となります。

ガラガラをベッドに取り付けてカラフルな色を見せたり、優しく音を聞かせて「キレイね、楽しいね」と話しかけたりして遊んであげるだけでも、視覚と聴覚への十分な刺激になります。目線から30cmほど離した位置で、ゆっくり動かすのがポイントです。

生後3~4ヶ月ごろから:握る練習と一人遊びの始まり

赤ちゃんは生後3〜4ヶ月ごろになると、物に手を伸ばすようになり、原始反射の一つである「握り反射」も徐々に消えて、意図的に物をつかむことができるようになります。目に映る物や音への興味が膨らみますので、手に持てる大きさで小さめのガラガラを握らせてあげることができます。

この時期の赤ちゃんは家族の顔を認識し、パパやママがあやすと天使のような声を出して笑う子が増えてきます。筋力もついてくるので、自分でガラガラを握って音を出すことに成功すると、次第にガラガラを持たせることで一人遊びを始める子もいます。

生後5~6ヶ月頃:おすわりと叩く動作、歯固めの役割も

生後5〜6ヶ月頃になるとおすわりができるようになる子が増えるため、顔に落とす心配が減り、多少大きめのガラガラも渡せるようになります。また、物を掴んだ手でテーブルなどに叩きつけるといった動作も盛んになります。

ガラガラを振るだけでなく、叩いて音を出す楽しさを発見することで、手首や腕の協調運動が発達します。離乳食もスタートし、知的好奇心もどんどん成長していますので、ボール型のガラガラなど様々な種類のガラガラを楽しめるようになります。

赤ちゃんのガラガラがいつまでかは個性と与え方次第!

一般的に、赤ちゃんがガラガラを卒業するのは生後1歳前後です。生後6ヶ月頃は何でも口に入れて確かめる時期ですが、他の物にも興味を示すので飽きっぽさも目立ち、目新しくないガラガラだとあやしても喜ばず、自分から手を伸ばして遊ぶこともなくなり自然に卒業となります。

そこで多くの先輩ママさんは、数種類のおもちゃを飽きたら赤ちゃんから見えないところに片付け、暫くしてから渡すという方法を使っています。片づけている間に新鮮さが復活するので、ガラガラの種類にもよりますが、赤ちゃんによっては1歳を過ぎてから渡しても興味を示して遊んでくれることがあります。ただし、興味の持続時間は短くなる傾向があります。

赤ちゃんが喜ぶガラガラの選び方!押さえておきたい4つのポイント

赤ちゃんのガラガラを選ぶ時は、生後3ヶ月を過ぎた赤ちゃんが喜びやすい4つのポイントを押さえて選びましょう。

それまではあやしてもらうだけだった赤ちゃんが、何かの拍子にガラガラを握って音を出したとき、パパやママにとって新鮮な喜びをもたらします。赤ちゃんが興味を示して早く反応してくれるようになるガラガラを選びたいですね。

握りやすく軽いガラガラを選びましょう

ガラガラの形状は様々ですが、赤ちゃんが握って遊ぶことで発達を促す玩具ですから、赤ちゃんの小さなお手々で握れるものでなければいけません。握る部分が細く、丸みがあって、ぎゅっと握りやすいものを選びましょう。

赤ちゃんが持ち上げられるように軽いガラガラであれば、赤ちゃんも遊びやすいでしょう。万が一赤ちゃんが顔や頭に当ててしまったときでも、軽い方が安全です。布製やシリコン製など、柔らかい素材のものもおすすめです。

カラフルなガラガラを選びましょう

赤ちゃんの視力は大人ほど発達していないので、色がはっきりしたものやカラフルなものが認識しやすい傾向にあります。

赤ちゃんは白と黒のようなはっきりとしたコントラストも大好きです。淡色ではなく、いろいろな色が組み合わさったものや、動物などのモチーフが入っているものを選ぶと、興味を引いて遊ぶキッカケを作りやすいでしょう。

舐めても安全!洗濯や洗浄ができるガラガラを選びましょう

赤ちゃんがガラガラを舐める・しゃぶるのも遊びのひとつです。尖っている部分のないもの、外れる部品がないもの、赤ちゃんが飲み込んで窒息する大きさではないものかどうかをチェックし、赤ちゃんが舐めても安全な素材でできているガラガラを選んであげましょう。

月齢が小さいうちは、硬いプラスチック製よりも柔らかな布製の方が使いやすいのですが、赤ちゃんが舐めてベシャベシャにしてしまいがちです。布製は洗濯ができるタイプを選び、プラスチック製や木製のものはこまめに拭いて衛生状態を保ちましょう。

赤ちゃんの成長に応じたガラガラを選びましょう

いくらガラガラが赤ちゃんの心身の発達をサポートするのに役立つとはいえ、ガラガラを与えることで一足飛びに赤ちゃんの機能を伸ばすことはできません。赤ちゃんの心身の発達は段階的に進んでいくものなので、それぞれの発達に合ったガラガラを選んであげることが大切です。

月齢が小さいうちは、布製の柔らかくて軽くて小さく音の柔らかなガラガラ、その後は形の大きくて重量のある、硬く音の大きいものへと、段階的に変えていくとよいですね。布製のにぎにぎから木製やプラスチック製のラトルへ、と素材や重さを変化させていきましょう。

赤ちゃんのガラガラのおすすめ人気商品10選

赤ちゃんのガラガラには布製、プラスチック製、木製、シリコン製など色々な素材の商品があります。音もビーズや木の音だけでなくビニール袋の音がするものなどがあり、最近のガラガラはバラエティ豊富です。ここでは、国内外で人気のおすすめ商品をご紹介します。

オーガニックコットン ビーズラトル

SweetPea(スイートピー)

ナチュラルで可愛いコットン製の動物モチーフがついたガラガラは、軽くて柔らかいので、赤ちゃんのファーストトイに人気のアイテムです。モチーフは柔らかく肌触りの良いコットンでできていますから、赤ちゃんが舐めても安心です。持ち手は握りやすいパイプ製で、赤ちゃんが握りやすい仕様になっています。

Dear Little Hands にぎってふってポロロン

タカラトミー

ママも赤ちゃんも大好きなミッキーマウスをモチーフにした、楽しいデザインのガラガラです。持ち手は赤ちゃんが握りやすく、振るとカラコロと優しい音色がでます。表面にはシールや塗装がされていないので、なんでも舐めてしまう時期の赤ちゃんにも安心して与えることができます。

ベビーどうぶつえん デラックスジム&メリー

フィッシャープライス

大きくて鮮やかな色のプレイジムには、動物をモチーフにしたガラガラおもちゃがいっぱいついているので、ねんね期の赤ちゃんから楽しく遊ぶことができます。上からぶら下がっている玩具に手を伸ばしたり、足で蹴ったりして手足の機能のトレーニングにもぴったりです。

ラトル・ボール

Bornelund(ボーネルンド)

赤ちゃんの目を引く、カラフルなボール型のガラガラです。ボールは5層に分かれていて、それぞれ音や動きが違うので、赤ちゃんが長く、飽きずに楽しく遊べます。ボールを振ったり、転がしたり、分解することが出来るので、赤ちゃんが追いかけさせてハイハイを促したり、おすわりの誘導に使うことができます。

ベビーベル

Bornelund(ボーネルンド)

やさしい色合いの鈴型のガラガラで、ケースの中身の鈴が優しい音色で赤ちゃんの興味を誘ってくれます。ケースの中の鈴が動く様子が見えるので、赤ちゃんが見てつかもうとするなど、視覚も手の発達もサポートします。持ち手は大きなリング状で赤ちゃんが持ちやすく、指が入り込まない安全な設計です。

オーシェイカー

オーボール

赤ちゃんのお手々で握りやすいオーボールのガラガラで、赤ちゃんが握りやすいダンベル型になっています。透明な持ち手にビーズが入っていて、ビーズが動く様子に興味を持ったり、振って音を出したりして遊べます。両側に付いている小さな2つのオーボールは赤ちゃんがつかみやすく、手指の発達をサポートします。

ふわふわだよ!リンリンブーツ

Combi(コンビ)

靴下のように履き、足を動かすことで内部に入っている鈴を動かして、楽しく遊びながら足の機能の発達をサポートするタイプのガラガラです。動物の足をモチーフにしていて、赤ちゃんがつけているだけで可愛く、プレゼントにもぴったりです。別バージョンで肉球つきのお手々にはめるラトルもあります。

泣く子もケロリ!魔法のラトル

ピープル

マラカス型の赤ちゃんが握りやすいマラカスのようなガラガラです。レジ袋の「カシャカシャ」とした音を出したり、ボールに入ったビーズを動かしてシャカシャカと音を楽しんだりすることができます。レジ袋の音はママの胎内にいたころの血流音に近く、泣いている赤ちゃんが落ち着く音だと言われています。

ガラガラ・ラト

Naef(ネフ)

赤ちゃんの手に優しい木製のガラガラには、ブドウのようにカラフルな丸い木の玉がたくさんついていて、振るとカラカラっと心地よい音が鳴ります。赤ちゃんに安全な塗料を使っていますので、振って音を楽しむだけでなく、赤ちゃんが舐めても安全です。少し重量がありますので、手の力のついた赤ちゃんにどうぞ。

10ロールアラウンド・ラトル/ヘッジフォッグ

SKIPHOP(スキップホップ)

ニューヨークのユニークでおしゃれな育児ブランド「スキップホップ」から販売されているボールタイプのラトル。コロンとした可愛らしいヘッジフォッグ(ハリネズミ)に赤ちゃんも興味シンシンになること間違いなし!同シリーズでフクロウとみつばちの2種類が販売中です。柔らかいパーツが歯固めの役割も果たしてくれます。

子育て4コマ漫画:赤ちゃん×ガラガラで表情がコロコロ変わる!?

赤ちゃんのガラガラあるあると言えば、永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画のこのシーン。子育て経験のあるママやパパなら一度は目にしたことがあるでしょう。

ガラガラで遊び始める生後3〜4ヶ月過ぎの赤ちゃんは、しばらくの間はまだ自由に体を動かすことができませんし、自分の頭とか手とかぶつかりそう、ぶつかると痛いといった概念もありません。

芽生え始めた好奇心の赴くままに手を伸ばし、ガラガラの色や形、音や感触を楽しもうとして振りますので、初めのうちは当たってもいたくない布製のガラガラが人気です。

赤ちゃんのお気に入りのガラガラを見つけてあげましょう

赤ちゃん自身が振って音を出して楽しむだけでなく、パパやママがガラガラで興味を引くことで寝返りやハイハイ、おすわりを促すなど、無限大の遊び方のできるおもちゃです。

ガラガラは一つだけ与えるものではなく、成長に合ったものをいくつか用意してあげると良いでしょう。ガラガラやぬいぐるみ、にぎにぎの作り方はそれほど難しくありませんので、にぎにぎに鈴などを入れて赤ちゃんにガラガラを手作りしてあげるママもいます。

ガラガラは赤ちゃんの機能の発達をサポートするだけでなく、パパやママが一緒に遊んであげることで豊かな心の発達を促していくものです。積極的に声を掛けながら、親子間でコミュニケーションをとって楽しく遊んであげましょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!