赤ちゃんは掃除機が嫌い?怖がるけど大丈夫?音とハウスダスト対策
赤ちゃんは掃除機の音に敏感に反応したり、怖がって泣いたりすることがありますよね。ママは心配になりますし、掃除機がかけられなくてストレスを溜めてしまうことも…。
そこで今回は、赤ちゃんとの生活の中でうまく掃除機を使う方法について解説します。赤ちゃんが掃除機の音に反応する理由、掃除機の排気やハウスダストとの付き合い方、赤ちゃんのいるご家庭で使いやすい掃除機などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新生児が掃除機の音ですぐ起きる理由
掃除機をかけていると、さっきまで寝ていたはずなのに掃除機の音に反応し、起きてしまう新生児が多いですよね。赤ちゃんによって反応しやすい音とそうでない音があり、掃除機の音に敏感に反応する子もいれば、別の音に敏感に反応する子もいます。
赤ちゃんのときは睡眠が浅く、物音などの刺激に反応しやすいため、新生児が掃除機の音で起きるのは自然なことです。多くの場合、赤ちゃんは眠りたいときに眠るため、掃除機の音があるからといってすぐに睡眠不足になるわけではなく、上手に睡眠をとっていることが多いですよ。
生活音のある環境に少しずつ慣れておくと、小さな音では起きにくくなることもあります。過度に静かにしすぎるとママも気疲れしてしまいますので、無理のない範囲で、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。
赤ちゃんは掃除機の音が嫌い?怖がるけど大丈夫?
赤ちゃんの耳は、ママのお腹にいる時からすでに聞こえています。新生児が、扉の閉まる音に反応してビクッとしたり、掃除機の音に驚いて泣いてしまったりするのも、耳が聞こえている証ですよね。
赤ちゃんの音の好みには、大人と同じようにそれぞれ個性がありますが、掃除機の音を聞くと泣き止んで寝てしまう赤ちゃんもいるんですよ。掃除機以外にも、ドライヤー、時計、テレビの砂嵐の音など、大人にとってはうるさく感じる音でも、ママのお腹の中にいる時に聞いていた音に似ているためか、安心する赤ちゃんも多く、寝かしつけ用のアプリとしても人気があります。
一方で、掃除機の音を聞くと怖がって大泣きしてしまう赤ちゃんもいます。きょうだいでも音の好みには個人差があるので、上の子は掃除機の音が怖くてすぐ泣いていたのに、下の子は掃除機をかけていても平気でお昼寝している、なんていうこともよくありますね。
掃除機を怖がるのは発達の問題?決めつけないことが大切
音の感じ方には生まれつき個人差があり、大きな音や特定の音を嫌がる赤ちゃんは少なくありません。音に敏感な子のなかには、特定の音を聞くと耳をふさいで嫌がったり、落ち着かなくなったりする様子が見られることもあります。
掃除機の音もそうした反応が出やすい音のひとつで、ほかにも次のような音を嫌がることがあります。
赤ちゃんが敏感に反応しやすい音の例
ただし、掃除機の音を怖がることだけで、発達の状態を判断することはできません。赤ちゃんの時期は発達の特性を見きわめること自体が難しく、掃除機の音で寝てしまう子もいれば、音を嫌って泣く子も多く、いずれもよくあることです。音を怖がる=発達に問題がある、と決めつけないことが大切です。
もし、音への反応の強さが気になる、育てにくさを感じることが続く、といった場合は、ひとりで抱え込まず、乳幼児健診などの機会に医師や保健師に相談してみましょう。気になることを早めに相談できる窓口を活用すると安心です。
掃除機の排気と赤ちゃんのハウスダスト対策
赤ちゃんを子育て中のご家庭では、掃除機をかけると寝ている赤ちゃんが起きてしまったり、排気が気になったりしますよね。けれど、掃除機をかけずにいると、部屋にハウスダストが溜まってしまうのも心配…。掃除機の排気や、掃除機をかけないことで気をつけたい点、そして掃除機をかける頻度について整理してみましょう。
掃除機をかけないと気になるハウスダスト
赤ちゃんを子育て中は、赤ちゃんの睡眠が妨げられることや、音を怖がって泣くこと、排気などを心配して、掃除機をあまりかけないというママも少なくありません。
ホコリの中で寝かせていました・・・
娘は新生児の頃から音に対してすごく敏感な子供でした。掃除機・インターホン・車の音など色々な音に反応してお昼寝中によく起きて泣いていました。私も初めての育児で疲れていたので、出来るだけ娘に沢山寝て欲しくて、娘のお昼寝中は音を立てないように気をつけていました。
娘が起きている時間は授乳したり傍にいたりしたので、掃除機をかける時間があまりとれませんでした。週末掃除するとベビーベットの下や部屋の隅にはホコリが溜まっていて…。娘の首が座ってからはおんぶして掃除機を掛けていました。おんぶしていると掃除機をかけても泣かずにおとなしくしていてくれたので助かりました。
体験談のママのように掃除機をあまりかけないでいると、少しずつ部屋にほこりが溜まっていきますので、掃除機をかける頻度も気になりますよね。
ハウスダストやダニは、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)のひとつとして知られています。厚生労働省なども、室内のダニやほこりを減らす環境づくりの大切さを呼びかけており、こまめな掃除や換気は、湿疹や鼻炎などの不調を防ぐうえで役立つと一般に言われています。鼻をかむのが難しい乳幼児のうちは、できるだけほこりの少ない環境に整えてあげると、赤ちゃんもママも過ごしやすくなります。
こうした理由から、掃除の頻度はこまめなほうが安心といえます。アレルギー症状のある赤ちゃんがいるご家庭では、掃除の回数を多めにして、1日に2回掃除機をかけているというママもいるほどです(あくまで一例で、家庭の状況に合わせて無理のない範囲で行いましょう)。
掃除機の排気で気をつけたいこと
掃除機をかけると床のほこりはきれいになりますが、掃除機の排気には注意したいポイントがあります。吸い取ったダニやハウスダストの微粒子が、排気に混じって部屋に舞い上がってしまうことがあるためです。
そのため、掃除機をかけた直後は、ほこりが床に静かに積もっていた時よりも、空気中に舞うほこりが一時的に増えることがあります。舞い上がったほこりが再び床に落ち着くまでにはしばらく時間がかかるとされ、その間は換気などで空気を入れ替えると安心です。
掃除機の排気フィルターには、HEPAフィルターのように微細なほこりを捕らえる高性能なタイプもありますが、すき間から漏れることもあります。基本的には、排気にもほこりが混じり得ると考えて対策しておくとよいでしょう。
赤ちゃんがいる家庭で掃除機をかける時の注意点
- 掃除機をかける間は、赤ちゃんを別の部屋にうつす
- 窓を開けて換気をしながら掃除機をかける
- 掃除機の後ろをハイハイで追いかけさせない
- 掃除機はこまめにかけ、室内のハウスダストの量を減らす
赤ちゃんがいる家庭で掃除機はいつかけるのがおすすめ?
できれば赤ちゃんの睡眠を邪魔せず、排気を吸わせないように掃除機をかけたいですよね。掃除機の音に反応しない赤ちゃんなら寝ている時にかけるのがよいのですが、掃除機の音が苦手な赤ちゃんだとママも困ってしまうでしょう。
赤ちゃんがいるご家庭では、朝のうちに掃除機をかけるのがおすすめです。朝晩の区別がついてくるようになっても生活リズムを変えずに済みますし、朝しっかり起きて過ごすことで体内リズムも整いやすくなります。
掃除機の音を怖がる赤ちゃんがいるご家庭では、モップなどでハウスダストやダニの死骸をある程度とり除いてから掃除機をかける、あるいはほうきと濡れ拭きで掃除するというママも多いです。掃除機だけで掃除をしているママも、濡れ拭きをとり入れると、掃除機を使う時間を短く減らせますよ。
赤ちゃんのいる家庭で使いやすい掃除機2選
出産準備でベビー用品をいろいろと揃えたかと思いますが、掃除機も、赤ちゃんとの暮らしに合わせて見直したい家電のひとつです。買い替えを検討中のママに、掃除機を選ぶ際のポイントと、赤ちゃんがいるご家庭で使いやすい掃除機の例をご紹介します。
赤ちゃんのいる家庭で掃除機を選ぶポイント
掃除機を選ぶ時にまず考えるのが、紙パック式とサイクロン式のどちらにするかということですね。紙パック式は、排気が紙パックを通過して外に排出されます。高機能なモデルでは本体にもフィルターが搭載されて排気を整えてくれるものもありますが、フィルターの種類によっては、においや細かなほこりが排気に混じりやすいことがあります。
一方、サイクロン式は遠心分離によって掃除機内でゴミと空気を分ける仕組みで、排気は内部のフィルターを通って外に排出されます。こちらも内部フィルターの性能によっては排気にほこりが混じりやすい点は同じです。
排気を重視するなら、HEPAフィルターやULPAフィルターのような高性能フィルターを備えたモデルを選びましょう。
また、紙パック式の掃除機を使う場合は、メーカー純正の紙パックを使うことが大切です。安価な各社共通タイプを使うと、すき間ができてほこりが漏れてしまうことがあります。
お手入れの面では、紙パック式は紙パックを交換するだけで済みますが、サイクロン式はダストカップの定期的な清掃や、掃除のたびにゴミを捨てる手間がかかります。赤ちゃんがいるママは忙しいので、サイクロン式を選ぶ時は、お手入れのしやすさもあわせて確認しましょう。
赤ちゃんがいる家庭で使いやすい掃除機の例
赤ちゃんがいる家庭でも使いやすい掃除機を2つご紹介します。排気性能の高い掃除機は価格もやや高くなりますが、排気やお手入れのしやすさを重視して選びたいと考えるママは多いですよね。
ergothree auto EET530SO
エレクトロラックス
おしゃれな掃除機として人気が高いエレクトロラックス社の掃除機です。専用の紙パックは5層の合成繊維素材でできていて、細かな塵も吸収してくれます。本体にもフィルターが装着されており、排気性能が高くなっています。紙パックの交換サイクルは平均で約3ヶ月が目安です。
トルネオV VC-MG900
東芝
サイクロン式の掃除機です。排気洗浄脱臭フィルター・高粉塵フィルター・ゼオライトフィルターの3つのフィルターで排気を整えてくれます。サイクロン部分は丸洗いできるので清潔に保ちやすく、布団掃除用のブラシも付いているため、赤ちゃんのいる家庭でのハウスダスト対策にも使いやすい仕様です。
赤ちゃんと掃除機に関するよくある質問
赤ちゃんが寝ている間に掃除機をかけてもいい?
掃除機の音に反応しない赤ちゃんであれば、寝ている間にかけても問題ありません。音を嫌がる子の場合は、起きている朝の時間帯にかけるなど、生活リズムに合わせて調整すると無理がありません。
掃除機の音を怖がるのは心配したほうがいい?
音の感じ方には個人差があり、掃除機のような大きな音を怖がること自体はよくあることです。それだけで発達の状態を判断することはできません。反応の強さや育てにくさが気になる場合は、乳幼児健診などで医師や保健師に相談してみましょう。
ハウスダスト対策は掃除機だけで十分?
掃除機に加えて、濡れ拭きやモップを併用すると、ほこりの舞い上がりを抑えやすくなります。掃除の前後に換気をすることもあわせて意識するとよいでしょう。
まとめ
赤ちゃんが掃除機の音で起きたり怖がったりするのは、睡眠が浅く、音への感じ方に個人差があるためで、多くの赤ちゃんに見られるごく自然なことです。怖がること自体を過度に心配する必要はなく、気になる様子が続くときは健診などで相談できると安心です。
一方で、ハウスダストやダニはアレルゲンのひとつとされているため、こまめな掃除と換気で室内のほこりを減らす環境づくりは大切です。掃除機は朝のうちにかける、排気性能やお手入れのしやすさで選ぶ、濡れ拭きやモップを併用するなど、赤ちゃんの様子と暮らしに合わせて無理なく掃除の習慣を整えていきましょう。

