夫婦の価値観の違い対処法に関する記事

『夫婦の価値観の違いを乗り越えるすれ違いの原因3つ&対処法』

結婚して初めて気付いた夫婦の価値観の違い。多くの夫婦が悩む夫婦間の溝の原因3パターンの体験談と乗り越え方をご紹介します。

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夫婦の価値観の違いが起こりやすいパターン3つ

付き合っているときはラブラブだったのに結婚して一緒に住んでみるとちょっとした考えの違いにイライラすることもありますよね。些細なことで喧嘩になり、最悪離婚とならないように上手に乗り越えたいものです。
ここでは夫婦の価値観の違いを感じやすい3つのシチュエーションについて、体験談と乗り越え方をご紹介します。

お金に関する価値観の違いの乗り越え方

結婚後に価値観の違いを感じやすいのはお金に対する考え方です。独身時代は自分の稼ぎは自分のものでしたが、結婚すると将来のことを考えなければなりません。また、金銭感覚は育ってきた環境などで違いがあるので夫婦の将来を考える時に意見が合わないのは良くあることなのです。

まりっぺ
20代後半

Aお小遣い制にしたいけど…

結婚したばかりの私達夫婦。これから子供ができた時のことを考えて貯金は必要と思い、私と彼の給料をまとめて管理しお小遣い制にしようと提案しました。でも彼は小遣い制は尻に敷かれたみたいで嫌だと言います。自分の稼いだ給料だから自由に使いたいというのが本音のよう。
独身の頃は自分のお金をどう使ってもいいけれど、結婚したら別ですよね。子供ができたら私も仕事を辞めなければいけないかもしれないし。彼にはどういったら分かってもらえるんだろうと悩み中です。

お金の問題には具体的な金額を見せて説明する

金銭感覚の違いは最も夫婦間の価値観の違いが露呈しやすい部分。夫の金銭感覚に難ありな場合は、将来お金がどのくらいかかるのかシミュレーションして彼に説明すると分かってもらいやすいですよ。女性がおしゃべりが好きな脳ですが、男性は結論のある話が好きで論理的な考え方を好む脳です。そのため子育てにどのくらいお金がかかるのか、大学まで入れるためには貯金をどのくらいしなければならないのかを数字でバーンと見せると納得しやすいのです。

将来かかる教育費の試算ができるサイトもあるので、旦那さんと一緒に計算してみるのもいいですね。

話し合って妥協点を探る

夫婦の考えを近づけるためには話し合いをして毎月の貯金額やお小遣いを決めていきましょう。もちろん無理なお小遣い制ではかわいそうなので、このぐらいのお小遣いは欲しいという彼の意見も尊重して。そうすればお互い納得した上で金銭感覚を合わせていけるはずです。

家計簿をつけて今月の収支を旦那様に見せると節約に協力してくれるかも。

ちょっとした違いが許せない時の乗り越え方

新婚さんや完璧主義の人に多いのがこのパターン。時間の使い方、物の整理の仕方など相手が自分と違う感覚で過ごしているのがどうしても許せず、相手と過ごす時間がストレスになることもあります。

キョン
20代前半

Aちょっとしたことが許せない

付き合っている頃は彼のことが大好きだったけれど、結婚してからケンカが増えちゃいました。原因はほんの些細なことで「彼の服がぬぎっぱなしで許せない」「お前の出かける前の準備が長い」などが多いです。お互いこれが嫌!と思うと、ちょっとしたことでも許せなくなっちゃうんですよね。

相手の行動を気にしないようにする

相手のしていることをできるだけ気にしないようにすると楽になります。暮らし始めたばかりだと、どうしても相手の行動が気になってしょうがない場合もありますよね。自分と相手は違う人間ですから同じ行動をするとは限らないのです。

イライラしてしょうがない時はその行動を見ないようにしてみてはどうでしょうか?一緒に暮らしているうちに気にならなくなったり、彼の方で直してくれたりするかもしれません。

ある程度は諦めも大事!

気になる行動や考え方があっても「この人はこういう人だ」と諦めてしまうのもアリかもしれません。今まで違う生活を送ってきたのですから考え方や行動も違って当然です。相手の行動を変えようとせずに広い心で接すると案外うまくいくかもしれませんよ。

夫婦生活に響くような価値観の違いがあったら話し合いを提案しましょう。それぞれが悩んで泥沼になるよりは傷が浅いうちに意見をぶつけ合ったほうがいいです。話し合う時は感情的にならず冷静に!

子育てに関する価値観の違いの乗り越え方

子供ができたら「元気に育ってほしい」と思うのは誰でも同じでしょう。しかし、叱り方やしつけ、教育方針などで夫婦の意見が合わないのもよくあることです。

あゆママ
30代後半

A子供の教育観でぶつかる

子供が大きくなるにつれ、どう育てるかで意見が分かれることが増えてきました。最近あったのは習い事をさせるかどうかの問題。私は自分が英語大嫌いだったので子供には楽しく英語を習わせたいのだけれど、旦那はまだ早いと言います。私が専業主婦なのでお金のこともあり、旦那のOKが出ないと習わせられないんですよね…。
その他にも子供の叱り方とかおもちゃを買ってあげる時期とかで言い合いになります。どこの家もそうなのでしょうか。

お互いの考えを尊重するのも大事

意見をぶつけ合うだけではなく相手の考えに理解を示すのも大事なことです。子供に対する叱り方やおもちゃの与え方なども全然違うでしょう。夫婦で価値観が違っても「子供のためになることをしたい」という根本は同じです。相手のしたことにダメ出しするのではなく「そういう考えもあるんだ」と理解を示すことが家族円満のコツです。

言い方を少し変えるだけでもだいぶ違います。例えば「こんなにおもちゃ買って!」と注意するとケンカになりますが「ちょっと買いすぎだから、クリスマスまでは待たせることにしたいんだけど」と相談すると旦那さんも分かってくれるでしょう。

子育てに関して役割分担をする

子育てについてお互いに役割分担すると不満が少なくなります。例えば「大きなトラブルが起きた時注意するのはパパ」「土曜日パパが趣味の釣りに行く代わりに日曜日はパパと子供が出かける」などとあらかじめ決めてしまうのです。ある程度相手に任せてしまえばぶつかることが少なくて済みます。

子供がある程度大きくなれば将来のことは子供自身が決めるようになるので、夫婦の意見が違っていても子供が決めればよいと考えると気持ちが楽になります。

相手を尊重し話し合うことが大事!

今まで別々に暮らしてきた2人ですから夫婦の価値観の違いや違和感はあって当たり前。違いがあっても相手の考えや行動を認め、どうしても我慢できない、見過ごせない違和感についてはよく話し合うのがうまくいく秘訣です。違いにとらわれすぎず、大らかな心をもって円満な家庭を築いてくださいね!

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。