小学生の家庭学習の体験談に関する記事

『小学生の家庭学習7つのポイント!ママが語る学年別の実情』

小学生の家庭学習の学年別目安時間、受験組との違い、楽しく自ら継続する7つのポイント、親がすべきサポート内容を小学生のママ15人の体験談や永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画と共に紹介。子供を勉強嫌いにさせないための親の対応は必見です!

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小学生の学習時間の目安は「学年×10分」!小学校や教育委員会の指導は短い?

小学生でも受験組と受験をしない子供達では家庭学習時間に差がありますが、「学年×10分」と教育委員会のお便りや小学校教諭から指導されることも。

近年小学生からの成績上位者と下位者の二極化が進み、中間層が少ないと言われていますが、上位と下位の学力差は家庭学習をするかしないかが主な原因。

低学年のうちは勉強時間が短すぎる気がしますが、学年や学校が上がるにしたがって家庭学習をする子としない子に二極化し学力差がどんどん広がるため、小学生低学年の頃から親が勉強を強制して嫌いにさせるのは逆効果

本格的な勉強が必要な中学以降を見据えて

思春期以降も自主的に勉強する子に育つように、小学生の家庭学習では分からないことが分かる楽しさの体験を大切にし、繰り返し積み重ねさせることが重要です!

受験組小学生の家庭学習は3~4時間!公立小学校で習わない範囲の勉強が必要

小学生でも中学受験を目指す子供の場合、学年×10分では勉強時間が足りません。公立小学校で習わない学習が必要になり、受験する中学校が部分的にでも高校レベルを問う場合、学習範囲が広くても網羅する必要があります。

一般的な進学塾では小学校3~4年生から受験コースを設けて受験に必要な全範囲を学習します。授業時間にプラスしてこなさなければならない宿題の量が多く、定期的にテストもあるため学年が上がるにしたがって家庭学習時間は増えます。

目指す中学校の難易度にもよりますが、小学4~5年生で平日1~2時間、6年生で3~4時間勉強する子も珍しくありません。

お友達が受験組だと学習量が多いため焦りますが、小学校低学年で無理やり勉強をさせると勉強嫌いになるケースが多く、思春期以降に成績がガタ落ちするので気を付けて下さい。

小学生の家庭学習はお金をかけないと結果が出ない?元先生のおばあちゃんの指導

学習塾に入れたり家庭教師をつけたりと、お金をかけている家庭の小学生ばかりが家庭学習で結果を出すわけでありません。

共働きの両親をもつある家庭の一人っ子の女の子、いつも面倒を見ていたのは母方のおばあちゃんでしたが、実はそのおばあちゃん元小学校の先生で入学してから毎日側に付き添って家庭学習をさせていたそうです。

女の子は習字とバレエを習っていましたが、学習塾には一切行かず成績はいつも上位。おばあちゃんに家庭学習の秘訣を聞いたところ…。

小学校低学年は音読や復習を徹底的に!読書の時間を大切に

おばあちゃんは入学直後から毎日孫に予習よりも復習をさせました。女の子にも話を聞くと、普段は優しいおばあちゃんだけど、家庭学習については異なり怒鳴ったりガミガミ説経はしないものの、サボろうとすると厳しい空気を出すので毎日席に着かざるを得なかったそうです。

もちろん学習中は褒めてくれますし、分からないところはすぐに一緒に調べてくれたそうで、その子は読書や勉強が好きな自信のある子に育ち地元でトップの公立高校に進学しました。

おばあちゃんが付き添って勉強させていた期間は入学後の数年間でしたが、その間に家庭学習の重要性は孫に刷り込まれ、女の子はいつの間にか言われなくても家庭学習をするようになったそうです。

共働き家庭でも「学年×10分」なら低学年うちだけでも家庭学習を見てあげやすく、最近は多くの東大生が小学生のうちに行っていたリビング学習を取り入れている家庭が増えました

小学生の家庭学習7つのポイント!親は情緒やスケジュール管理をサポート

小学生が家庭学習を楽しみつつ学力向上に必要な力を確実に身に着けるためには、次の7つのポイントを大切にして取り組ませることが大切です。

小学生の家庭学習7つのポイント

  1. 分からないことを放置しない
  2. 勉強をクイズやゲームをするように楽しむ
  3. 低学年から一定時間正しい姿勢で椅子に座らせることで、学習に必要な筋力を鍛える
  4. 毎日同じタイミングに欠かさず家庭学習をさせる
  5. 親は見守り結果ではなく努力を褒め、子供の出来た時の喜びを共感する
  6. テレビを消して家族揃っての読書タイムを作る
  7. 答えをすぐに教えず調べる習慣を身に着けさせる

小学生でも低学年の子供だと時間管理能力が身についていないため、親が毎日声をかける、子供用の時間管理ボードやタイマーを用意するなどサポートが必要です。

また小学生が家庭学習を楽しむためには、子供の情緒へのサポートが重要です。同じ机で子供と一緒に親も勉強したり、テレビを消して家族で一緒に本を読んだり、クイズ番組を家族で見るように子供の宿題を一緒に解いて楽しんだりするなど、子供が楽しく勉強に取り組める環境を作りましょう。

小学生の家庭学習は親が勉強を教え込み量や時間をこなさせるより、情緒のサポートで子供が気づいた時には楽しくて時間が過ぎているような学びが好ましいです。

小学生は家庭学習時間だけでなく食育や生活習慣の見直しが重要!

小学生の家庭学習というと親は時間や内容が知りたくなりますが、学習に見合う結果を出すためには規則正しい生活と食生活、運動が重要です。

文部科学省の研究結果ではテストの点が高い子ほど朝食を食べるし好き嫌いもない

小学校に入学すると文部科学省が小学生や中学生に「早寝早起き朝ごはん」の冊子を配布します。テストの成績がいい子は朝食をしっかりとり、食べ物の好き嫌いがない子が多いと文部科学省等の研究結果にも表れているのです。

朝食や睡眠、運動は学校で授業を受ける際の落ち着きや集中力に影響汚及ぼします。椅子に長時間座って集中し続けるためには、運動による体幹の強化も大切。

小中学生の親は家庭学習をさせる以上に偏りのない朝食をとらせて学校に送り出し、早寝早起きの生活習慣を身に着けさせ、適度に運動させることが重要だと指導しています。

小学生の家庭学習の実態!学年別の学習時間・教材・内容は?

小学生をもつ先輩ママ15人に上手な小学生の家庭学習の内容と、身につけさせ方について聞いてみました。中には、目標のために自主的に勉強をする子供もいれば、ママに言われないと全くやる気を起こさない子供もいます。

小学1年生の家庭学習の様子|スケジュール管理など親がつまずきに手を貸している

あきなん
36歳

毎日1時間、勉強につき合います

小学一年生の息子の話です。家庭学習の時間はおよそ1時間程度です。宿題が30分、全家研ポピーが20分、後の10分で読書をしています。

宿題はこくごプリント1枚、さんすうプリント1枚、算数カードがあります。ポピーは学校の授業にあわせて進めていますが、基本的にはこくごとさんすうを1ページずつしています。読書は図書室で借りた本を音読しています。

息子は学校から帰ってくるといつもヘトヘトに疲れていますので、自分から机に向かうことはまずありません。

何も声をかけないとダラダラが始まり、一旦そうなると勉強どころではなくなるので、手洗い・うがいを済ませ、お茶を飲んだらすぐに勉強を始めます。

今のところ、家庭学習の1時間は私が横にずっとついています。息子も横にいると嬉しいみたいで、宿題などが機嫌良くスムーズに出来るようになりました。

以前は、それこそ5分ごとに息子から呼ばれ、こちらもイライラしながらの対応になり悪循環でした。

「1時間つき合う」と最初から決めてしまうと、私も気が楽になりました。そして、毎日のタイムスケジュール表を息子自身に作らせ、壁に貼っています。

勉強の後はゲームが出来る、外に遊びに行ける等を毎日自分で確認しながら、励みになっているようです。

もうひとつ気をつけている事は、絶対に机の上を綺麗にしておく事です。散らかっているとせっかくのやる気も半減してしまいますので。

ままちょ
30代前半

ガールフレンドとの結婚を夢見て勉強をガンバっています

小学1年生の長男。1学期の後半には、国語は簡単な文章作り、算数は引き算を勉強し始めました。

普段から、ゆっくり丁寧に字を書いた上に音読も合わせると、約1時間分位の家庭学習があります。私と主人の経験上、長男に塾や学習教材は利用していません。

小学校から下校してきて、次男と一緒に少し遅いおやつを食べると、自主的に机に向かって宿題のプリントをやり、終わったら音読を始めます。

自主的にやり始めたのには、きっかけがありました。長男には幼稚園の頃からの両想いのガールフレンドがいます。

「大人になったら結婚しようね」と言われたらしく、「結婚する為には、結婚指輪の他には何がほしいの?」と聞かれたので、現実的かと思いましたが「お金」と答えました。

まずは、朝からご飯をたくさん食べて、学校でのお勉強をちゃんとやって早くたくさん眠る必要があると伝えました。

さらに、きちんとお仕事をしてお金をもらわないと、結婚指輪は買えないし、食べ物も買えないと言ったところ、それ以来、長男は私が声をかけなくても宿題をするようになりました。

将来の大きな夢のために頑張ってほしいです。

こたろう
35歳

帰ってきたら、すぐに宿題をやる癖をつける

息子は小学一年生です。毎日の家庭学習は、宿題が4種類あります。国語の教科書の音読と、足し算や引き算の算数カードを声を出してやるプリントです。

プリントは表が国語の問題、裏が算数の問題です。その他に、一人勉強ノートに1ページ分、算数の問題か国語の字の練習などがあります。

土日は宿題が少ないので、書店で購入したドリルを自主的にやったりもします。入学して初めの頃は、帰ってきたらすぐに宿題を自主的にやっていました。

ところが、夏休みに入る頃になると、学校にも慣れて、宿題もダラダラとするようになりました。

プールの習い事を始めたら、時間の関係で帰宅後すぐに宿題をしないようになりました。少しずつ宿題の量が増えてきたので、早めに終わらせて欲しいです。

5時になったら家にいないとダメなので、早めに終わらせて、外に遊びに行こうと声をかけると頑張って宿題をします。

小学2年生の家庭学習の様子|モチベーションアップに手をかし自主的にさせている

momo
32歳

だらだらと勉強させないように

2年生になる息子がいます。勉強よりも友達と遊ぶのが大好きで、帰宅後はすぐ遊びに行ってしまいます。

そんな息子の学習時間といえば1日30分程です。宿題だけでも結構多いので、宿題に30分かかったら他の勉強はさせません。

それ以上やったところで、うちの場合は集中力が途切れて、だらだら意味の無い時間となってしまうからです。

30分間と決めているので、息子自身その時間は進んで取り組んでいます。宿題が30分より早く終わったら、本屋さんに売っている漢字ドリル、計算ドリルを利用しています。

息子は褒められると物凄く勢いにのれるので、些細な事でも褒めています。字一つにしても、「この字すごく上手!!」と大袈裟な位に言っています。

まだ低学年なので、楽しく進める事が私の目標です。

ほぬ
39歳

自主性が育つポイント制を導入

うちの長女は小学2年生です。2年生になり急に漢字が増え、算数の内容も掛け算を前に、時計の午前午後や24時間制など、少し苦手なものも増えてきました。

普段は帰ってきてからおやつタイムになってしまって、なかなか宿題をしてくれません。こっちがイライラしてしまうので、5時から1時間が勉強タイムということにしました。

実際は宿題をするだけで終わってしまい、赤ちゃん時代から続けてきたベネッセの教材と進研ゼミが手つかずになってきています。

子供の集中力は1時間が限度で、宿題でそれだけかかってしまうと、それ以上は通信教材をさせるわけにもいかず困っています。

夕食の後はリラックスタイムと思っていましたが、最近はそうもいかないかと思っています。

一度、進研ゼミをやらないのならやめると言ったら、やる気のある日にまとめてするようになりました。本当は毎日コツコツ取り組んでほしいので、家でポイント制を導入しました。

物で釣るのもどうかと思ったのですが、今のところ何枚しても1日1ポイントなのでコツコツするようになっています。

いつまで続くかわかりませんが、彼女なりに毎日することが実力につながることがわかる日が来てほしいものです。

makif
40代前半

朝と夕方に分けて行っています

2年生と5年生の息子が2人います。毎日の家庭学習の時間帯は学校の宿題に1時間ほどです。

私たち親が用意している家庭学習課題に、約1時間半~2時間かかっているようです。集中すればもう少し早く終わることもあります。

海外在住のため、与えている課題の教材は市販のものですが、英語の文法ドリル1ページ、算数ドリル1ページ、英語読解文章問題ドリル2ページ、日本語の漢字10問分の練習です。

学校の宿題は帰宅後すぐ行い、与えている課題は朝、学校に行く前に行うように義務付けています。

朝の課題は6時起床後、自発的に行い、比較的早めに終わらせることが多いです。

一方で、帰宅後に行う学校の宿題の取り掛かりはかなり遅く、疲れていることもあるのでしょうが、こちらが言わないと始めないことの方が多いです。

やる気を出させるために、学校の宿題も与えている課題も早く終わり次第、好きなことをして遊んでいいと伝えており、ゲームやアニメ好きな子供たちは早く遊びたいために頑張っているようです。

何かモノで釣るような学習をさせたくはなかったのですが、よほどの勉強好きの子供でもない限り、子供は何か先に楽しみを用意してあげないと頑張れないようです。

小学3年生の家庭学習の様子|親は自主的な取り組みを大切にしている

ウエット
30代後半

小学校生活がきついので家庭学習は好きな読書ばかり

息子は小学3年生ですが、毎日の宿題以外の家庭学習は読書だけです。というのも元々勉強は好きな息子ですが、担任が変わって学校生活が辛くなったからです。

授業参観に行った親の私の胃が痛くなるようなピリピリした雰囲気。教室に笑顔はなく、本人のストレスがひどい状態で無理に興味のない家庭学習をさせて勉強嫌いにしたくなかったからです。

毎日の家庭学習時間は小学校からの宿題で30分、読書も含めると2~3時間。息子は語彙力や計算力がかなり高く、学習塾の公開模試でも成績はいいです。

生後6ヶ月から毎日読み聞かせをしていたので息子は本が大好きで、今は大石真の本やオオカミ王ロボ、シートンやファーブルに夢中。ルビが振ってあればO・ヘンリや筒井康隆なども読んでしまいます。

やはり語彙は小さい頃から読書で楽しくコツコツ着けていくのが一番!小学3年生になって家庭学習を自分からやらない子には、読書がいい方法だと思います。

blue1
30代後半

基本的には自主的にやってくれます

子供は現在小学3年生です。普段の1日の家庭学習の時間は、平均すると大体30分~1時間弱くらいだと思います。

宿題以外の家庭学習は基本的には進研ゼミです。が、苦手だなと思った分野は、たまに私がネットで無料プリントを印刷してさせることもあります。

子供は基本的に自主的に家庭学習を行ってくれるので助かっています。2年生の下の子供は言わないと全くやらないので、私が無理矢理させているわけではなく性格だと思います。

子供のやる気を出すためにはとにかくほめ倒すことです。チャレンジをたくさん出来ていたら、「こんなにできてすごいねー」「ここまで進んだんだね、すごい!」とほめます。

テストでも内容を見て、どのように良くできていたかをほめてあげるようにしています。

小学4年生の家庭学習の様子|計算ドリルや通信教材などのツールを利用

みるく
37歳

声を掛けないとダメです

現在、息子は小学校4年生になります。小学校の下校時間がほとんどの日が16時半ごろで、その後宿題をしますが約20分ほどで終わらせます。

家庭ではドラゼミの通信教材を取っています。主に国語と算数の2教科ですが、毎日どちらか1単元をすれば1カ月分が終わるようになっています。

1年生の頃は毎日1~2単元とやっていたのですが、最近は自分からしようとすることはほとんどなく、私が声掛けをしないと取り組みません。

平日はほとんどせず、週末にまとめて一気にするタイプです。

学校から「自主学習ノート」が配られ、自分の興味のあることを自主的にノートにまとめるのですが、ほとんど進んでいません。

同じクラスの女の子は年に10冊ほどしている子もいるようですが、息子は3冊程度です。

息子はゲームが好きなので、ドラゼミをやったらゲームを30分していいという風に言っています。

みゆみ
30代後半

声かけをすると勉強してくれます

小学校4年生の子供がいます。普段の学習時間は1日30分位です。家庭学習で使用している学習教材は進研ゼミです。

普段は部活の練習も忙しいので私が声かけをすれば家庭学習をする感じです。子供の勉強のやる気を出すために工夫していることは、勉強が終わった後のご褒美を準備することです。

おやつをいつもより豪華にしてみたり、ゲームをする時間を作ってあげたりすると、子供も早く勉強を終わらせたいと思うようで、集中して勉強に取り組んでくれます。

それから勉強を頑張った後はしっかりと誉めてあげることが大事だと思います。

誉めてあげることで子供のやる気もアップすると思うので、明日も頑張ろうねと声をかけて勉強を見てあげるようにしています。

ぱんだ
40歳前半

宿題が楽しいと思える環境作り

小学校4年生の子どもがいます。1日の家庭学習の時間は、30分から1時間程度。家庭学習では、本屋さんに売っている公文のドリルや学校の計算ドリルを使用しています。

小学校の先生がきっちりされていて、宿題を忘れるとチェックが入るので、毎日かかさず、自主的に家庭学習をしています。

算数や国語はそんな感じですが、その他の教科については、小さい時から遊びの中で楽しむようにしています。

例えば、理科については動物園や水族館、科学館、山や海によく連れていきました。また、社会については、旅行先で特産物やお土産を見せて印象づけていました。

夕食の終わったあとに、テレビでNHKの大河ドラマや、自然、世界遺産などの番組を見ています。

小学5年生の家庭学習の様子|受験組は一日3時間!

チャイ
30代後半

受験組なので小学校と塾の宿題で一日3時間

息子は中学受験を目指していて、小学校3年生から進学塾の受験コースに通っています。小学生でも部分的に高校レベルの知識を身に着けなければならないため、5年生になり塾と学校の宿題をこなすだけで毎日の家庭学習は手一杯。一日3時間くらいは勉強しています。

家庭学習となる宿題の内容は一般の小学校とはかなり異なり、大人でも知らないことを学び、計算なども中学以降に習う公式などを使わず解くため、受験組の家庭学習は基本的に親も大変。ちなみに息子は学校の授業もつまらないそうです。

私が専業主婦だから対応できますが、共働きでの中学受験はよほど頭がいい子以外、合格するかどうかではなく家庭学習を毎日こなす精神力が親子共にかなり必要です。

茶美蒼々
40代前半

ムラはありますが平均で一日1時間自主的に家庭学習

娘は北海道に住む小学5年生の女の子です。基本的にまじめな子ですが我が強くて親の言うことは聞かず、一人の方が集中できるタイプなので3年生の終わりから進学塾に入れました。

小学校入学準備号からベネッセの教材に一度入会しましたがやらず、3年生になってまたベネッセのタブレットを始めましたがやらず…。

家庭学習は自分の部屋でやり、困った時だけ親に質問にきますが、学校では家庭学習ノートを提出させる宿題があり、毎日自分の好きな学習を学年×10分を目安にすることになっています。

書くことが好きな娘は学校で習ったことを図解付きでまとめる理科と社会の家庭学習に偏っていますが、ムラがあり勉強する時は2~3時間、しないときは全くしません。

塾の宿題で残りの教科を勉強しているため成績は常に上位。入塾前は家庭学習をほとんどしない子でしたが学校の成績はもとから良く、小さい頃から読書好き。

小学生の家庭学習は自主性がないと辛いものになるので、子供の性格によっては親が口うるさくならないように興味のある学習を家庭でさせ、残りは塾や学校の先生など他人に協力してもらった方が勉強嫌いにならないと思います。

小学6年生の家庭学習の様子|スポーツクラブや少年団の子は身が入りにくい

ねこまんま
50代前半

結構楽しくやってます!

現在小学6年生の子供です。低学年の頃の1日の家庭学習は15分程度でしたが、高学年になってから30分~1時間程度学習しています。

使用している学習教材は、ベネッセの「進研ゼミ小学生講座」です。

赤ん坊の頃、こどもちゃれんじのベビーから受講しはじめ、小学校入学を機に退会しようと思っていたのですが、子供が続けたいというのでずっと受講しています。

教材はイラストが豊富で、わかりやすいところがいいですね。

また、赤ペン先生を出すとポイントがたまり、好きな商品がもらえるというのも、子供にとってはやる気につながっているようで、結構自主的にやっています。

添削された答案を一緒に見て、「ここがよかったね」とか「ここは残念だったね」と会話をすることで、学習のモチベーションを保つようにしています。

まみやん
48歳

勉強とサッカーの両立が難しい

小学校6年生になる息子がいます。この息子、小学校4年の後半からサッカーにどっぷりとはまっています。

普段は、学校から帰ってきて直ぐに出掛けてはお友達とサッカー三昧。土日は近所のサッカー倶楽部の練習や試合で、またまたサッカー三昧。

自宅での勉強などは全く取り組む気配もなく、やいのやいのとお尻を叩いて、何とか30分ほどかけて宿題だけはやらせる毎日です。

こちらは何とか予習復習もやって欲しいと、学研と参考書とドリルを揃えていますが、何回ページを開いたのか、ほぼ新品の状態です。

それでも最近ようやく、中学校への進学が自分のものと感じられたのか、学校の宿題で理解できないところは参考書で確認をするようになりました。

小学校時代とは違い、中学校へ行くと勉強もサッカーも両方できないと一人前とは認められず、サッカーの部活も頑張ってできなくなるかもよ、と脅しをいれたのが、少しやる気を出すきっかけになったのかもしれません。

子育て4コマ漫画:小学生の家庭学習!モチベーションを上げるには?

小学生の家庭学習でモチベーションを上げるために良く使われる方法は、永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画のような「褒める」行為。

ただし子供が自主的に学習に取り組んだ場合、褒めるプラスご褒美を習慣化すると、アンダーマイニング効果が起こり自主性の芽を摘むケースもあるので注意が必要。

小学生の家庭学習にご褒美シールやスタンプを使用する家庭も多く、それぞれで子供に飽きさせない使い方を工夫しています

ご褒美シールは続けたことを可視化できる方法のため子供が続ける喜びを実感しやすく、小学校の先生もよく使う手法。

他にも低学年のうちは特に「一緒にやろう」の一言が小学生の心を動かしやすいです。家庭学習はこういった工夫で子供のモチベーシをアップさせて楽しく取り組める環境を整えましょう。