読み聞かせの絵本おすすめに関する記事

『読み聞かせの絵本のおすすめ!赤ちゃん・幼児向けの絵本13選』

読み聞かせの絵本のおすすめを先輩ママ15人に紹介してもらいました。赤ちゃんが喜ぶ本から幼児の成長に役立つ本までが勢ぞろい。

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赤ちゃん・幼児向けの読み聞かせ絵本のおすすめ13選

0歳の赤ちゃんから3・4歳の幼児には、どんな絵本を読み聞かせたらよいか迷っているママにおすすめの絵本をご紹介します。先輩ママ15人が実際に読み聞かせを行って、子供の反応が良かった絵本を教えてもらいました。赤ちゃんの興味を引くカラフルな挿し絵の絵本から、子供が理解しやすいストーリの絵本まで幅広いジャンルが揃いました。

また、読み聞かせを始めて良かったことを聞いてみたところ、本が好きになった、表現力や共感性が豊かになったなど、良いこともたくさんあるようです。まだ小さいからとは躊躇せずに、先輩ママの体験談を参考にして、早速読み聞かせをはじめてみてはいかがでしょう。

0・1歳からのおすすめ絵本

Mmmr
30代前半

読み聞かせを始めて本に興味を持ち始めた我が子

読み聞かせにおすすめの本は、かがくいひろしさんの「だるまさんの」です。仲良しのお友達の家にあるのを見つけ、絵柄がかわいかったので自分でも買ってみました。この本では、「だるまさんの…」というページの次が「め(目)」だったり、「は(歯)」というページになりますが、この目や歯のページのだるまさんの絵がおもしろおかしくて、子どもはそこでいつも笑っていました。

読み聞かせるときは、「次はどうなるかな~?」と声をかけながらページをめくったり、誰かのセリフを話すときは、女優になったつもりでしっかり感情をこめて読むなど、自分なりに子どもがより楽しめるように工夫していました。読み聞かせを始めてから本の面白さに気づいたようで、よく自分で本棚から本を持ってきて、読めないけど絵を見て楽しんだりするようになりました。

読み聞かせの年齢:0歳から

むかいママ
22歳

体を揺らして絵本を楽しんでいます

作者「かがくいひさし」の「だるまさんが」という本を紹介させていただきます。この本は『0歳児から楽しめる』というところがポイントです。なぜなら、絵は大きくてシンプル、字は本当に少ししかありません。また、絵に合わせて横に揺れる、などの体遊びもできます。つい動きたくなってしまい、じっとして聞くことが苦手な子どもでも、絵本に夢中になってくれます。内容自体も大変短く、飽きやすい子どもでも最後まで一緒に楽しんでくれます。

特に、絵を真似して体を動かしながら読むことを心がけると、子どもも自然に本に取り込まれて楽しんでくれます。また、この絵本は「だるまさんの」「だるまさんと」と、シリーズ化されており、すぐに飽きることなく楽しめます。絵本に合わせて、『だ、る、ま、さ、ん、が、』と子どもが体を揺らす姿は、何とも可愛いものです。子どもがもう一度読んでほしい、と持ってきてくれる、そんな絵本です。

読み聞かせの年齢:0歳から

ぴの
20代後半

絵本で娘の成長が分かります

私のおすすめの絵本は木村裕一さんの「いいこでねんねできるかな」です。この本は、添い乳で寝かしつけていた娘の断乳後、読み聞かせを寝る前の習慣にしたいと思って、断乳を考え始めた頃に購入しました。この本は色々な動物が出てきて、動物が好きな娘は指さしをして「わんわん」と覚えたりしています。そして、仕掛けの部分がめくりやすいのか、娘も上手にめくれるのがとても嬉しいみたいで、何回も何回も繰り返し楽しんでいます。何種類もの動物、ことりや犬や怪獣、そして人間の女の子も登場する絵本なので、声のトーンや読むスピードを使い分けて、その動物らしさを感じてもらえたらなと思い読んでいます。

読み聞かせ自体を始めたのは生後3か月頃からで、その頃はまだ読んでいても特に反応はなく絵本を見ているだけな娘でした。しかし、1歳を過ぎたあたりから読んでほしい本は自分で持ってきて私の膝に座り、1回読んだくらいでは満足してくれないので、何度も何度も読み聞かせをせがむまでになりました。私の手が離せない時には、自分で絵本をめくって指さしをしておしゃべりしながら読んでいます。それくらい絵本を大好きになってくれたので、読み聞かせを続けていて良かったなと思いました。

読み聞かせの年齢:0・1歳から

あずりん
40代

本が好きな子になりました

私がおすすめしたい絵本は「いないいないばあ」です。購入のきっかけは、たまたま書店に行った時に目に付いたからです。そして、この本が、子どもにとって初めての絵本になりました。音として私の声を聴かせるだけでもいいのではないかと思い、まだ話も絵もわからないようなうちから、繰り返し繰り返し読み聞かせていました。

絵本を読んでいると段々と子どもの表情が変化し、反応してくれるようになった時にはとてもうれしかったことを覚えています。とても単純で読みやすい本なので、間を大事に、また声色をいろいろ変えるように心がけて読んでいました。その間に合わせて、子どもも一緒に真似してセリフを言うことができるのが、この本のポイントだと思います。小学生になり、自然と本に興味がわく子になり良かったと思っています。

読み聞かせの年齢:0・1歳から

けんごママ
33歳

生後5か月からの読み聞かせ

第一子長男の誕生後、うちにはほとんど絵本がありませんでした。義母から「毎月絵本おくるようにするね!小学生になるまで送り続けるから!」と言われて、生後5か月から毎月2~3冊の絵本が届いています。生後5か月の「今もらってもほとんど意味ないなぁ…」なんて思っていた頃、最初に届いた絵本が「おひさまあはは」と「だるまさんが」でした。「おひさまあはは」は色遣いがとてもきれいな絵本で明るい絵本です。また、だるまさんシリーズのうちの一つの「だるまさんが」は、白い絵本に赤いだるまさんがいるせいか、自然と目がいくようで、長男も目で追うようになっていました。

8~9か月頃には自分でめくりはじめ、現在4歳ですが、「よんでよんで~」と100冊ちかくある絵本から読んでほしいものを選んで持ってきます。最初の頃に比べると読む部分が増え大変だなぁと思うこともありますが、2歳の次男も産まれたときから絵本に触れているので本が大好きな兄弟です。読むときは自分も主人公になりきったりして楽しんで読んでいます。すると、子供たちも「きゃきゃきゃ!」と喜んでくれて、こういう時間がもてるって幸せだなぁと感じます。

正直、この本は飽きたなぁと思うこともありますが、そういうことを思っていると伝わるのか、本を変えようとしてきます。また、だらだらとならないように「何時まで」と時間を決めたり、読む絵本の数を決めたりしながら読み聞かせるように心がけています。

読み聞かせの年齢:0歳から3歳まで

いつきママ
30歳

嫌がる歯磨きを絵本で好きに

「はみがきだいすき」という絵本を買ったきっかけは、子供が歯磨き嫌いだったからです。自分でもあまりしないですし、私や夫が歯磨きをするとぐずります。そんな時、たまたま本屋に並んでいたので購入しました。この本では、歯磨きをしないと虫歯になる、歯磨きは良い事だと教えています。絵が大きく動物たちが歯磨きを教えるので、絵しか見なくてもおおよその内容が分かるようになっています。

読み聞かせはそれぞれの登場人物にあった声色で行っています。子供はここに出てくる「わに」が大好きで、本を読む時は真剣に見てくれています。読み聞かせを初めてからは、いやいやだった歯磨きをしてくれるようになりました。歯磨きをしないとどうなるかを子供ながら理解しているようです。

はみがきだいすき できるかな(西内としお 作)はオススメですよ

1・2歳からのおすすめ絵本

ネギママ
30代前半

ご飯をよく噛むようになりました

おすすめの絵本は、出産祝いに友人からもらった「おいしいな!」です。内容は動物達がお弁当を食べるというシンプルな話ですが、子供が好きなポイントはなんといっても口が動かせることです。絵本の半分が動くようになっていて、そこをスライドするとパクパク口が開いたり閉じたりします。それが子供には面白いらしく、自分でもパクパクさせたりしています。

読み聞かせるときに心がけていることは、口を何回も何回もパクパクさせて、そのまねっこをさせることです。そのおかげで、今までご飯をあまり噛まずに飲み込んでいたのが、「おいしいな!だよ」と言うと、ちゃんと噛んで食べてくれるようになりました。あまり文字数も多くなく、厚い紙で頑丈なつくりなので、繰返し読み聞かせるのにおすすめの絵本です。

読み聞かせの年齢:1・2歳から

ずみみ
30代後半

本が好きな子供に育ちました

子供達に絵本を読み聞かせしたいと思い、ネットで絵本をまとめ買いとき、たまたまその中に「きんぎょがにげた」という絵本がありました。お部屋の中のどこかにきんぎょが隠れているのですが、それを見つけて「ここ!」と探すのが、子供のお気に入りでした。読み聞かせの際は、大人が普通のスピードで読むと、子供には早い場合もあると思うのでゆっくりと読むことを心がけました。

あと、同じ絵本を繰り返して何度でも読み聞かせること。一回読んで終わりではなく、何度でも読んであげることで子供も絵本を覚えて「次はこう!」と、自分の記憶を確認しながら反応してくれます。読み聞かせをやって良かったことは、やはり子供が本好きに育ってくれたことです。小学生になりましたが、図書館ではかなり沢山の本を借りてきて、家でもよく本を読んでいます。

読み聞かせの年齢:2歳から

ゆったん
30代前半

1人でも本を手にするようになりました

読み聞かせのお勧めに「きんぎょがにげた」という絵本があります。もともと出産のお祝いとして、近所の方がお子さんと一緒に選んでくれたもので、私は初めて見る絵本でした。開いてみると明るくポップで可愛いきんぎょが、ページのいろいろなところに隠れていました。

小さな頃から読み聞かせていましたが、良い反応をするようになったのは8ケ月に入った頃でした。きんぎょを指さし、子供なりに興奮をして何かを訴えようとしてくれました。2歳を超えた頃まで大好きで、「きんぎょどこかなぁ?」と声に出しながら探すのがお得意でした。読み聞かせをするときは子供が興味を持ったことに対して、多少話が脱線しても付き合っています。絵本を読む時間は二人にとって楽しい時間ですし、そこから色々な話に発展をしていけるので良かったと思いますし、子供が本好きになってくれてとても良かったです。

みゆみ
30代後半

絵本が大好きになりました。

うちの娘のお気に入りの本は「きんぎょがにげた」です。通っている保育園で購入したのがきっかけでこの絵本が大好きになりました。子供が好きなポイントは、カラフルな絵の中で逃げたきんぎょを探す所です。読み聞かせで心掛けていることは、声のトーンを変えて面白く読んでみたりして、子供が関心を引くような読み方をしてみたり、子供と一緒に絵本を楽しみながら読むことです。

読み聞かせをして良かったことは、子供が絵本に興味を持つようになったこと。お気に入りの絵本を何度も読んでと言ったり、自分で好きな絵本を読んで欲しいと持ってきたりするようになりました。絵本を通して色々な物の名前を覚えたり、子供から好きな絵本を読んでくれたりすることもとても嬉しいです。

3・4歳からのおすすめ絵本

あき
30代前半

絵本のおかげで表現力豊かに

私がお勧めする絵本は「まあちゃんのながいかみ」という本です。保育園で毎月1冊絵本を購入しているのですが、この絵本は特に女の子から大人気です。わたしの娘も「まあちゃん」の独特の言い回しがお気に入りで、ページをめくるたびに手を大きく広げたり一緒になってお話しを表現します。読み聞かせの時には、少しオーバーなくらい、まあちゃんのウキウキ語る「もしも」の世界を表現します。

この本では、まあちゃんの「もし髪が長くなったら」という想像の世界を語っているので、その気持ちになって読むことが大事だと思います。絵本を読んであげていると、逆に娘が私に読んでくれることも。まるでお芝居を見せてくれているみたいで、かわいくて癒されました。言葉を覚えることの楽しさや、表現力も豊かになるので、素敵な絵本に出会えてよかったなと思います。

読み聞かせの年齢:3歳から

みらい
30代前半

泥んこ遊び好きの息子が大好きな絵本

我が家一番人気の絵本は、馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ どろんこ」です。シリーズ全てがお気に入りなのですが、特に好きなのはこれです。もともと息子が幼稚園で借りてきたことがきっかけで、あまりに何度も借りてくるので購入することにしました。息子も泥んこ遊びが大好きなので、気持ちが共有できるらしく、何度読んでも楽しそうにしています。

彼のお気に入りのポイントは何と言っても、泥の中に入っていくセリフ「はあい、どろぬまー」です。毎回ここでケラケラ笑ってくれるので、ここは声色を変えて面白おかしく読むようにしています。この本を読んでいると本人は猫の仲間に入ったり、恐竜になって猫と一緒に遊んだりと、様々な想像の世界で遊んだ気分になれるようで、彼の世界も広がったのではないかと思います。

読み聞かせの年齢:3歳から

豆大福
40代前半

登場人物に感情移入できるように

私が読み聞かせにおすすめする絵本は『だいふくもち』です。この絵本は、私自身が通っていた保育園で進級祝いにもらったもの。力強くてガサッとした暗いトーンの絵がちょっと怖くて子供はドキドキです。子供達が大好きなポイントは、美味しいそうな『だいふくもち』がポンポンと出てくるところ。リズミカルに美味しいそうに餅が小豆をくるんでいく感じや、ゴサクが寝そべってだいふくもちを食らう所など読んであげると、ますます子供達は引き込まれます。ただ、文章に方言が使ってあるので、馴れるまでは標準語訳で読んでました。そして、子供達が物語に馴れたら原文のままの方言で読むようにしました。

何度も聞いてる子供達は、ゴサクのだらしないところに文句を言いながら『そんな事してたらひどい目にあうぞ!』とか『自分で働かなきゃ』とかゴサクにアドバイスしてます。ただ聞いているだけではなく、自分の意見を言ったり感情移入したりと、豊かな心と働く大切さを感じる絵本だと思います。読み聞かせすることで自分の子供達のそれぞれの考え方を知ったりと発見もあり、親として新鮮な事も読み聞かせの楽しみの一つです。これからも読み聞かせを通して子供の色々に気づく事が出来るのが楽しみです。

読み聞かせの年齢:3歳から

もりママ
34歳

子供をワクワクさせる仕掛けいっぱい絵本

今はもう小学校4年生になった我が家の子供たち。彼らが幼稚園から低学年の頃にかけて好きだった読み聞かせの本は、岩井俊雄さんの「100かいだてのいえ」です。実は、著者の岩井さんは我が家のご近所さん。素敵な絵本を書いているんだよとママ友に教えてもらい、本屋で手に取ってみたらもう本当に楽しくて楽しくて。鮮やかな色使い、子供が大好きな動物が何種類も登場するところ、そして絵の中に小さな仕掛けがたくさんあってユニークなところが何度見て見飽きないようで、息子たちはこの本にぞっこんでした。

毎晩毎晩この本を読み聞かせました。10階ごとに違う動物が住んでいたので、読み聞かせの時は動物ごとに10種類の声を使い分けていました。小さな仕掛けが多いので、時間のある時は「あっ!あんなの見つけた」とか楽しめるのですが、寝る前の読み聞かせの時は何時間あっても足りないくらいで辛かったですね。疲れ果てた1日の思い出に眠気と戦いながら気合いで読んだのは、今となってはいい思い出です。

今ではもう「寝る前に本読んで?」と、せがまれることは少なくなってしまいましたが、この本を見ると、子育てに追われながらも充実していた幸せな日々を思い出します。そういう胸がきゅんとなるような思い出の本があるのは、読み聞かせを続けたからこそですよね。子供が大きくなっても、私がおばあさんになってもずっと取っておきたい、幸せの象徴のような本です。

読み聞かせの年齢:3・4歳から

さきママ
30代後半

読み聞かせで文字に親しむ習慣づくり

うちの子は6歳と4歳、絵本が大好きです。といってもほしいままに買う事は不可能ですので、まずは保護者向けのフリーペーパー等でオススメされている絵本を図書館から借りて来ます。そして、子供達の反応が良かった絵本を購入したりしています。最近、子供達が大ハマりしたのは、長谷川義史さんの『おへそのあな』です。お母さんのお腹越しに赤ちゃんがいろいろ感じている様子が興味深かった様子で、自分の赤ちゃん時代に思いを馳せているのかもしれません。読んでいて、私も妊婦の頃を思い出しました。

読み聞かせをする時は、ついつい自分の解釈を付け加えてしまいそうになりますが、読み手の思いを押し付けている事になるのかもしれないと思い、ぐっとこらえています。それから、絵もじっくり味わえるように、2秒ほどためてからページをめくると良いと聞いてからは、ゆったりとした気持ちで読み聞かせするように心掛けています。なかなか毎日欠かさずとはいきませんが、読み聞かせの習慣を続けて2年経ちます。

子供は絵本のお陰で、絵本以外の活字にも興味を示し始めています。日本語はすべての教科を学ぶための基礎になりますし、何より親子の絵本タイムは心の栄養になっている気がします。図書館で自分の好きな絵本を選んだり、家にある絵本を一人で音読している我が子の姿を見ると、続けてきて良かったなあと実感しています。

読み聞かせの年齢:3・4歳から

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪