子供がママやパパに手紙をくれるのはいつ頃から?ひらがなの習得と発達段階
子供がママやパパに初めて手紙をくれる時期には個人差がありますが、おおむねひらがなを覚え始める幼稚園の年少~年長、または小学校低学年が多いです。
文字を書き始めるのは一般的に4歳頃からと言われており、幼稚園や保育園でお手紙交換が始まる時期と重なります。特に男の子の場合は、ひらがなに慣れるのが比較的遅い傾向があるため、小学校低学年になり、学習が進んでから誕生日などに手紙をくれるようになったというケースも少なくありません。
子供からの手紙に書かれた内容はどれも可愛らしく、親への愛情がストレートに伝わるため、宝物にしているママやパパはたくさんいらっしゃいます。子供の作品と一緒にきちんと収納して保管しておくと、よい思い出になりますよ。
子供からの手紙がもたらす感動と笑い!心温まる体験談
子供からの手紙には、その時の素直な想いや、親には予想もできない自由な発想がそのまま表現されます。時には思わず吹き出すような面白い内容や、親の日頃の行動を客観的に指摘するような正直な言葉が書かれていることもあります。
また、十歳の祝い(2分の1成人式)や卒業式など、授業の一環で子供が親宛に手紙を書く機会が増えますが、そこに書かれた感謝の言葉に思わず涙するママやパパも少なくありません。
仕事や家事、子育てで忙しい日々のイライラや疲れが吹き飛ぶ、笑いと感動の子供からの感謝の手紙をさっそくみていきましょう。
爆笑しました!子供にもらった面白い手紙エピソード
手紙の半分にデカデカと携帯ゲーム機のイラスト
小学1年生の娘が、授業の一環で手紙を書いてくれました。内容は「パパ、いつもおせわしてくれてありがとう。パパのごはんはいつもおいしいです。」といった嬉しいものなのですが。
手紙の半分には、なぜかデカデカと携帯ゲーム機のイラストが描かれていました。理由をたずねると「だってパパ、いつもゲームしてるじゃん!」とのこと。
困ったことに、これが教室に掲示されて授業参観でも晒されたのです。色んな人に「なんでゲーム機?」ときかれた、喜んでいいのかわからない「ありがとうの手紙」でした。子供は正直ですね。
たくさん呑むとドラえもんになるよ
7歳の娘をもつ母親です。娘はパパっこで、いつも主人にべったりです。お酒が大好きで毎日晩酌して、主人は少しぽっちゃりしています。娘が5歳の時父の日に主人へ手紙を書きました。
「パパへ いつもだいすきだよ。パパは、おさけすきだけど、たくさんのむとおなかがおおきくなってドラえもんになるよ。でもパパのぽよぽよのおなかがだいすきだよ。おやすみ」
子どもは正直だなと、子供の一言に焦りつつ二人で手紙を読みながら笑っていました。主人からは「ドラえもんにならないようにがんばります」と返事を書いていました。返事をもらえて娘はとても喜んでいました。
「おめれとう」って思っていたのね
5歳の娘の母親です。最近、文字を読んだり書いたりすることが大好きな娘から、今年の私の誕生日にお手紙をプレゼントしてくれました。
「ママへ。おたんじょうびおめでとう」って書きたかったようなのですが、おめでとうという言葉を娘はずっと「おめれとうだ」と思って生きたいたようで、とても面白く笑ってしまいました。
最後に「ママとケーキ食べにレートしようね」と書いてあったのですが、そこもレートではなくデート。子供の手紙のお蔭で、家族皆で笑いあえた誕生日でした。
子供がサンタクロース宛てに書いたキュンとする手紙
おれいをもっていってください
下の子供が小学1年生の時のサンタクロースへの手紙には、「サンタさん、いつもプレゼントありがとう。おれいをもっていてください」と書かれていました。
手紙の下には小さな巾着袋に入れたお菓子が。娘の優しさと気遣いに胸が思わずキュンとしました。後で「サンタさんお手紙もっていったよ」と伝えると、「プレゼント喜んでくれたかなぁ」と嬉しそうでした。
いい子にするからプレゼントお願いします
私には今年6歳になる娘がいます。その娘が去年のクリスマスに私に宛てて初めて手紙を書いてくれました。字が書けるようになり今では色々と書いてくれますが、やはり初めての一枚には色んな意味で驚かされました。
内容は「サンタさん、いい子にするからプレゼントおねがいします」でした。まずは、私ではなくサンタさん宛への手紙でしたね。冬になると毎日のように母親の「良い子にしてないとサンタさん来ないよ!」の声が響きますが、サンタさん効果は絶大で、すぐに良い子になります。
見つけたときは壁に張ってあり、今でもそのままにしてあります。いつかサンタクロースの正体がバレる日が来るのでしょうが、今年の冬はどうなるのか今から楽しみです。
思わず涙がこぼれた!子供がくれた感動の感謝の手紙
乱暴な言葉を使ってお母さんに怒ってしまってごめんなさい
現在小学生の男の子がいるママです。子供が10歳の時に小学校で十歳の祝い(2分の1成人式)というイベントがあったのですが、その時に息子が読んでくれた手紙にすごく感動して涙が出ました。
手紙の内容は、「僕がいつもイライラして乱暴な言葉を使ってお母さんに怒ってしまってごめんなさい。僕はもっと人の気持ちを考えてあげられるような人になりたいです。お母さんのことが大好きだし、お母さんの子供で本当に良かったと思います。これからもよろしくね」というものでした。
この頃はギャングエイジになった息子の反抗期に毎日悩まされていて、子供にどう接して良いのか分からなくなっていたので、手紙を読んでくれた瞬間涙が止まらなくなってしまったと同時に、今まで頑張って来て本当に良かったと思えた瞬間でした。
子供には「お母さんの子供として生まれてきてくれてありがとう。お母さんも大好きだよ。これからもよろしくね」と返事を書きました。息子も精神的に落ち着いた様子で、以前より関係が良くなったことがとても嬉しいです。
おかあさんがこまっているときは、わたしがたすけるよ
入学直前に娘が私に手紙をくれました。娘が小学生になってすぐに下の子が生まれましたが、娘の保育園卒園直前まで働いていたので入学準備と出産準備の時期が重なり毎日忙しく過ごしていました。
夫は仕事から帰ってくるなりゲームを始め子供の相手すら滅多にしない人で、ある日私が日頃の不満を夫にぶつけたら、娘も遊んでくれない不満を父親に抱えていたようで、二人で文句を言ってやりました。手紙はその後にもらいました。
「お母さんが困っている時は、私が助けるよ。妹が生まれたら二人で助けるよ。またお父さんをやっつけようね。」
お父さんをやっつけたんだ、とちょっと可笑しかったのですが、娘も私の味方でいてくれることが分かりとても嬉しかったです。返事という形ではないのですが、入学のお祝いにとメッセージカードを用意していたので、それに“強くて優しいお姉ちゃんになってね”というような言葉を添えました。
長い間、娘は弟か妹が生まれるのを楽しみにしていたので、とても喜んでくれました。子供からの手紙は机の引き出しに大切にしまっています。
塾の送迎とかしてくれてありがとう。ママ大好き。
最近反抗期真っ盛りな10歳の娘。ああ言えばこう言うし、何かと喧嘩ばかりして言い合いになり、こっそり1人で、お風呂で泣いてしまうこともしばしば。母子家庭で育てているからなのかと悩み、本当に顔を合わせるのも憂鬱な日々を過ごしていました。
しかし、今年の母の日に娘から手紙が郵便受けに届いていました。どうやら塾の授業で、母の日にお母さんにお手紙を書いて出そうということになったようです。「いつも喧嘩してるけど、塾の送迎とかしてくれてありがとう。ママ大好き。」って書いてありました。産んでよかったと改めて涙した思い出です。
いつもごはんをつくってくれてありがとう
4歳の女の子の母親です。4歳6ヶ月頃からひらがなで文を書くことを覚え、そのころはじめての手紙をもらいました。覚えたてのひらがなで「まま、いつもごはんをつくってくれてありがとう」と書かれていました。
ところどころ誤字はあったものの、はじめての手紙が私への感謝の言葉だったことにとても感動して涙が出ました。すぐに「いつもたくさんたべてくれてありがとう」と返事を書くと喜んで声に出して読み上げてくれました。
ありがとう。もっと一緒にいたかったです。
2児の母です。娘が小3の頃校外学習の引率ボランティアをしたときに、同級生のお子さん(女子、8or9歳)から感謝の手紙をもらいました。内容は「今日はきてくれてありがとう、楽しかったです。○○君が水筒を忘れたとき、お水をくれてありがとう。もっと一緒にいたかったです。」という内容でした。
子供に関わる仕事をしたいと思っていた主婦時代の出来事だったので、新鮮でしたし、一緒にいたいと思ってもらえたのがとてもうれしかったです。その手紙をもらったこともきっかけとなり、その後は学校職員や保育士として働いています。
残念ながら、転居もあってその子にお返事は書けませんでしたが、娘を通じてお礼は言いました。現在も子供さん相手の仕事をしていることがお手紙をくれた彼女への返事と思っています。
心にしみた子供からの手紙
息子が小学校2年生の当時、私はシングルマザーでした。平日は毎日仕事に行っていたので、放課後は学童保育に預けていました。学童のイベントで、誕生日の子供は親に手紙を書くというのがありました。
「お母さん、いつも仕事行ってくれてありがとう。毎日ご飯作ってくれてありがとう。掃除をしてくれてありがとう。お菓子を買ってくれてありがとう。」
その時に息子からもらった手紙には、当たり前の事が書いてありました。当たり前の事に対してありがとうと言われて、涙が出てきました。
シングルマザーだったため、2歳の頃から保育園に預け、朝早く仕事へ行き、夜7時頃迎えに行き、子供と過ごす時間はわずかしかありませんでした。その中で、私が子供にしてあげられることは、ご飯を作ったり掃除をしたり、当たり前のことばかりです。
「当たり前のことしかしてあげられてなくてごめんね」という気持ちになり、涙がこぼれました。子供に手紙への返事は書いていませんが、これからは当たり前のこと以外でも「ありがとう」を言われるお母さんになりたいなと思いました。
子供からの手紙に親が返事を書くことの教育的な意義
子供からもらった手紙に対して、親が返事を書くことは、子どもの自己肯定感を高める上で非常に重要です。手紙を通してコミュニケーションを取ることは、「自分の気持ちは受け止められた」「大切にされている」という安心感を子供に与えます。特に、思春期に入り、言葉での会話が減ってしまった親子にとって、手紙はお互いの気持ちを冷静に伝える貴重なツールになります。
また、親が返事を書くことで、子供は正しい文章の構成や丁寧な言葉遣いを自然と学ぶことができます。手紙を介した心の交流は、子供の言語能力の発達にも良い影響を与えます。
子供からの手紙の保管方法と活用法:「子供 手紙 保管」
子供からの手紙は、成長の証として大切に残しておきたいものです。しかし、増え続ける手紙や絵をどのように保管すれば良いか悩む方も多いでしょう。おすすめの保管方法としては、「子供 手紙 保管」の検索でも人気のある以下の方法が挙げられます。
- 時系列でファイリングする: 100円ショップなどにあるA4サイズのクリアファイルやボックスに、もらった日付や子供の年齢をメモして保管します。時系列で整理することで、成長の過程を振り返りやすくなります。
- デジタル化してデータで残す: スマホなどで手紙の写真を撮り、クラウドサービスや写真集アプリでデジタルデータとして保管します。場所を取らず、劣化の心配もありません。
- 専用のメモリアルボックスに入れる: 特に思い入れの強い手紙や立体的な作品は、専用の箱に入れて「宝物」として保管し、節目ごとに家族で開いて楽しむのも素敵です。
手紙は、ただ保管するだけでなく、家族の記念日や子供の誕生日などに読み返すと、家族の絆を深める良い機会となります。子供の成長を実感できる貴重な資料として、大切に保管してください。
子育て4コマ漫画:発想が豊かすぎる!子供からの手紙
子供からもらう手紙は、永岡さくらさんの子育て4コマ漫画のような型にはまる前の子供の自由な発想と素直な気持ちがたっぷり詰まっています。
親はつい正しい手紙の書き方を教えようとしがちですが、小学校入学後に授業で習いますので、今は手紙に表現してくれる子供ならではの、今だけの自由な文章や絵を家族で楽しんでみませんか?