手作りこまの作り方!廃材で簡単&よく回るオリジナル工作アイデア集
「今日は雨でお外に行けないし、家にあるおもちゃはもう飽きちゃった…ママ、次は何して遊ぶ?」と、退屈そうにゴロゴロする子どもを前に、休日の過ごし方に頭を悩ませているママはいませんか?
「こま」と言えば、昔ながらの伝統的な木製のこまだけでなく、ベーゴマや、現代の子どもたちが熱狂するベイブレード、ハンドスピナーなど、時代を超えて日本だけでなく世界中の子ども(特に男の子!)を虜にし続けてきた最強の遊び道具です。しかし、そんな魅力的な「こま」を、実は家にあるもので簡単に手作りできるということをご存知でしょうか?
親が簡単なこまの作り方を知っていれば、次々と新しいおもちゃを買わされるおもちゃ代を節約できるだけでなく、子どもに「自分で作る楽しさ」を教えることで、創造性を豊かにする最高の知育にもなります。既製品のおもちゃにはない、「どうすればもっと長く回るかな?」と試行錯誤するプロセスこそが、子どもの脳を大きく育てるのです。
そこでこちらでは、家にあるさまざまな廃材で作る簡単なコマの作り方を、素材別に詳しくご紹介します。作り方の基本とコツさえ掴めば、いろいろな廃材を組み合わせて世界に一つだけの独楽作りができますので、休日の親子工作や、小学校1年生の自由研究にも絶対におすすめです!さあ、おうちにある廃材を集めて、熱いコマ回し大会を開催しましょう!
なぜ今「こま遊び」なのか?子どもを夢中にさせる魅力と知育効果
「手作りこまが楽しいのはわかるけど、今の子どもってゲームばかりで、そんな素朴な遊びに食いつくの?」と疑問に思うかもしれません。しかし、コマには子どもの本能を刺激する凄まじい引力があります。
手先の発達と集中力を劇的に伸ばす
コマを回すという動作は、指先(親指、人差し指、中指)で軸をしっかりとつまみ、絶妙な力加減とタイミングでひねり出すという、非常に高度な微細運動(巧緻性)を必要とします。発達心理の観点(A)で見ると、この「指先をコントロールする力」は、将来お箸を正しく持ったり、鉛筆で綺麗な字を書いたりするための基礎となる重要な能力です。
「あっ、回った!もっと強く回してみよう!」と、コマが美しく回転する様子を見るために、子どもは驚くほどの集中力を発揮します。次にとるべきアクションとして、「ママとどっちが長く回せるか競争ね!」とゲーム性をプラスすることで、子どもの集中力はさらに研ぎ澄まされます。
失敗から学ぶ「試行錯誤」のプロセス
手作りこまの最大のメリットは、「最初から完璧に回るとは限らない」という点にあります。「軸がズレているからガタガタするんだな」「飾りのシールを貼りすぎたから重くて回らないのかも」と、失敗の原因を自分で見つけ、改良を重ねるプロセス(PDCAサイクル)を自然に体験できるのです。
これは、与えられたボタンを押すだけで正解が出るデジタルゲームでは決して得られない、強靭な「問題解決能力」を育てます。NG対応との対比(D)として、コマがうまく回らない時に「貸してごらん、ママが直してあげる」と親がすぐに正解を与えてしまうのは非常にもったいない行動です。「どうして倒れちゃうんだろうね?軸の長さを短くしてみる?」と、子ども自身に考えさせる問いかけを大切にしましょう。
手作りこまを作る前に!準備する材料と安全なお約束
工作を始める前に、まずは家の中にある「宝の山(廃材)」を探す探検からスタートです!
家にある「廃材」が宝物に変わる
手作りのこまを作る時に使う基本の材料と道具は以下の通りです。わざわざ新しく買いに行く必要はありません。
- ダンボール&つまようじ
- ペットボトルのキャップ&つまようじ
- ガチャガチャの空きカプセル(ケース)&焼き鳥の串
- プラスチック容器(お惣菜やゼリーの空き容器)&つまようじ
- 古いCDやDVD&フランクフルトの串(または太めのストロー)
- 装飾用:折り紙、シール、マスキングテープ、カラーペン
- 接着用:木工用ボンド、セロハンテープ
- 道具:コンパス、ハサミ、キリ(穴あけ用)
今回は縁日や小学校のバザー、あるいはスーパーのお惣菜などで使われている焼き鳥やフランクフルトの串、焼きそばのプラスチック容器をきれいに洗って使いました。ゴミとして捨てるはずだったものを生まれ変わらせることは、ゴミを減らす「リサイクル(エコ)」の学習にもなります。年齢に応じて、子ども自身に「これ、コマの材料に使えそう!」と廃材を分別・収集させてあげましょう。
道具を使う時の「安全なお約束」
こま作りには、ハサミやキリ、先端の尖ったつまようじなど、扱いを間違えると危険な道具を使用します。工作を始める前に、必ず子どもと「道具のお約束」を確認してください。
家族全体の視点(G)から見ると、工作の時間は「刃物や尖ったものの正しい使い方」を親が直接教える絶好のチャンスです。「キリを使う時は必ずママ(パパ)と一緒にやる」「つまようじの尖った部分はハサミで切り落とす」というルールを徹底し、小さなきょうだいがいる場合は、誤飲やケガを防ぐために必ず大人の目の届くテーブルの上で作業を行うようにしましょう。
1. ダンボールのこまの作り方:簡単でアレンジ自在の王道コマ
「ダンボールならお家にたくさんある!ぼくにも切れるかな?」と、最も手軽に挑戦できるのがダンボールを使ったコマです。
使う材料は、ダンボールとつまようじ、装飾用の折り紙、ボンドです。カラフルなコマを作っていきましょう。赤や青など、さまざまな柄や色の折り紙を放射状に貼ることで、回転した時に色が混ざり合って全く違う色に見える「混色(光の錯覚)」の変化を体験でき、子どもの好奇心や色彩感覚を強くくすぐることができます。
ダンボールこまの作り方手順
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コンパスや、お茶碗・コップなどの丸いものを型にしてダンボールに丸を描き、ハサミで切り抜きます。切り抜いたダンボールの表面に、色紙やシールを貼って思い思いに飾りつけます。
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ダンボールの中心に、つまようじの「頭の部分(溝がある方)」を下にして真っ直ぐに刺します。グラグラしないように裏表からボンドでしっかりと固定し、上に飛び出た鋭い先端部分はハサミで適度な長さ(持ちやすい長さ)に切り落とせば、ダンボールコマのできあがりです!
ダンボールは柔らかいので、中心さえ見つければ意外と簡単につまようじが刺さります。うまく刺さらない場合や、中心がズレてしまう場合は、大人がキリで軽く中心にガイドとなる傷をつけてあげると刺しやすくなります。次にとるべきアクションとして、大きいダンボールコマと小さいダンボールコマを作り、「どっちが長く回るかな?」と物理の実験のような声かけをして盛り上げましょう。
2. ペットボトルキャップのこまの作り方:よく回って対戦向き!
「これ、すっごくよく回るよ!パパ、勝負しよう!」と男の子の闘争心に火をつけるのが、安定感抜群のペットボトルキャップのこまです。
使う材料は、ペットボトルキャップ、折り紙、つまようじ、ボンドです。ペットボトルキャップは、炭酸飲料の黒や赤などカラフルなものを選ぶとよりカッコよく仕上がります。ペットボトルのキャップは小さくても程よい重さと厚みがあり、遠心力が働きやすいため非常によく回ります。何人かで集まって、空き箱を裏返した土俵の上でベーゴマのように弾き飛ばし合って戦うのにも絶対におすすめです。
ペットボトルキャップのこまの作り方手順
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後で折り紙を貼ってカッコよく飾るので、まずはキャップの平らな面よりひと回り小さめに折り紙を丸く切っておきます。
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大人がキリを使って、キャップの中心に穴をあけます。穴が大きすぎるとつまようじがグラグラしてうまく回らないので、つまようじの太さの様子を見ながら、少しきつめの小さめの穴を開けるのが最大のポイントです。
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穴が開いたら、切っておいた折り紙などをボンドで貼って飾ります。その後、つまようじの頭の部分を下にしてキリで開けた穴に真っ直ぐ差し込み、裏表からボンドでしっかり固定します。上に飛び出た鋭い先はハサミで安全な長さに折り取ります。
【パパ・ママへの安全の注意!】
子どもが作る場合、キリでプラスチックのキャップに穴を開ける時は滑りやすく、厚みがあってかなり力がいるため、ケガの危険があります。穴あけ工程だけは必ず大人が担当しましょう!炭酸ジュースの硬いボトルキャップよりも、お茶やスポーツドリンクのキャップの方が薄く、簡単に穴が開きます。
保育の知見(B)では、こうした「戦いごっこ(競争)」を通じて、子どもはルールを守ることや、負けた時の悔しさをコントロールする力(感情の自己調整)を学びます。「あー負けちゃった!もう一回勝負だ!」と、悔しさをバネにしてより強いコマを作ろうとする意欲をしっかりと受け止めてあげてください。
3. ガチャガチャケースのこまの作り方:ダイナミックな動きが魅力
「うわあ、でっかいコマだ!どうやって回すの?」と、その独特なフォルムに子どもの目が釘付けになるのが、ガチャガチャの空きケースを使った立体的なコマです。
使う材料は、子どものいる家庭には必ずといっていいほど転がっているガチャガチャケース(空きカプセル)、軸となる焼き鳥の串(または割り箸)、ボンドです。
完成したら、外側をカラフルなマスキングテープや油性ペンなどで飾り付け、お気に入りの逸品にしましょう。また、カプセルの中に細かいアイロンビーズや小豆を少量入れてから閉じると、回るたびに「シャカシャカ!」とマラカスのような楽しい音が鳴る音響効果も楽しめます。
ガチャガチャケースのこまの作り方手順
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カプセルのプラスチックは硬くて滑りやすいので、ケガに十分気を付けながら、ガチャガチャケースの上下パーツそれぞれの「ど真ん中」に、大人がキリで穴を開けます。(最初から小さな穴が開いているカプセルもあります)
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ガチャガチャケースをパチンと閉じて球体にしたら、上下の穴に串(焼き鳥の串など)を真っ直ぐに貫通させます。串の長さを回しやすい長さに調整したら、軸がブレないように串とケースの接点を上下ともボンドでしっかりと固定します。遠心力でカプセルが弾け飛ばないように、カプセルの接合部をマスキングテープやビニールテープでぐるりと一周しっかり閉じつけたら完成です!
ガチャガチャケースは高さがある球体なので、回す時に軸がブレやすく、少し技術がいります。もしうまく回らない場合は、カプセルの中の「底側(下半分)」に油粘土を少し押し詰めてみてください。重心が下がることで重みが出て安定感が劇的に増し、小さな子どもでもコマのようにピタッと回しやすくなります。
4. プラスチック容器のこまの作り方:自由研究にもおすすめの透明感
「このコマ、回ると透明でキラキラしてUFOみたい!」と、涼しげなビジュアルが目を引くのがプラスチック容器を使ったコマです。
使う材料は、スーパーのお惣菜や生鮮食品が入っていたリサイクル廃材のプラスチック透明容器(フードパック)、つまようじ、ボンド、はさみ、コンパスです。食品のプラスチック容器は薄くて軟らかいため、子ども用のハサミでもカットしやすく、こま作りだけでなく、光の反射を調べるなどさまざまな自由研究向きの優秀な材料です。
プラスチック容器のこまの作り方手順
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コンパス(または大小のコップの底)を使って、プラスチック容器の平らな部分に「大・中・小」と大きさを少しずつ変えた丸を描き、ハサミで綺麗に切り抜いて3つのパーツを作ります。透明感を活かすために、油性マーカーでそれぞれの縁や表面に好きな色を塗ったり、模様を描いたりします。
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コンパスの針で開いた中心の穴に、つまようじを下から「大→中→小」の順に刺して重ねていきます。各パーツの間にボンドを塗ってしっかり貼り合わせ、コマに厚みを持たせます。最後に、つまようじの上部の飛び出た先端をハサミで切り落として持ちやすい軸の長さに調整し、根元をボンドで固めて完成です!
プラスチック容器はハサミで簡単にさまざまな形に切れます。「丸型」だけでなく、「四角形」や「星型」「ギザギザのお花型」など色々な形に切ってコマを作ってみましょう。「角がある形だと、回った時にどんな風に見えるかな?」「丸いコマとどっちが長く回る?」と、回り方を比較する実験を通して、遊びながら楽しく物理の基礎を学ぶことができます。
5. 使い古しCDのこまの作り方:小さな子どもでも回しやすい大型コマ
「つまようじのコマは、軸が細すぎてうまく回せないよ〜」と悔しがる小さな子どもには、安定感抜群の「大型コマ」が最適です。
最後は、傷がついて使えなくなったDVDやCD-ROM、パパのパソコンの不要なCDなどを使って、幼児の小さな手でもガシッと掴んで回しやすい大きめのコマを作ります。
使う材料は、使い古しのCDやDVD、プラスチック容器の端切れ(またはダンボール)、軸となる太めのフランクフルトの串(または短く切った鉛筆)、ボンド、折り紙、はさみです。
使い古しCDのこまの作り方手順
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CDの中央には元から大きな穴が空いているため、そのままでは細い軸が固定できません。そこで、CDの中心の穴を塞ぐための「小さめの丸型のパーツ(直径3〜4cm程度)」をプラスチック容器や厚紙で2枚作ります。また、CDの盤面を飾るための折り紙をCDと同じ大きさのドーナツ型に切っておきます。
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切り抜いた丸型のパーツの真ん中にキリで小さな穴(軸を通す穴)を開けておきます。このパーツでCDの中央の穴を裏表からサンドイッチするように挟み込み、ボンドでしっかりと貼り付けます。さらに、CDの表面に用意した折り紙やシールを貼ってデコレーションします。
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パーツのボンドが乾いてしっかり張り合わさったら、中心の穴にフランクフルトの太い軸(串)を真っ直ぐに差し込みます。軸が斜めにならないように垂直を確認しながら、たっぷりのボンドで根元をしっかりと固定すればできあがりです!
持ち手の軸が長く、太い方が小さな子どもには両手でこすり合わせるように(竹とんぼのように)回しやすいので、今回はフランクフルトの軸は切らずにそのまま長く使いました。遊ぶ子どもの年齢や手の大きさに応じて、ハサミで切って長さを調整してください。
安全で簡単に回せる!未就園児におすすめの「折り紙こま」
「軸をつまんでひねる」という動作は、指先の力が未熟な1〜3歳の未就園児にとっては至難の業です。こま遊びの魅力の一つは「簡単に回せないからこそチャレンジしたくなる」ことなのですが、年齢によっては何度挑戦しても難しすぎて「できないー!」と怒ってしまい、楽しめないこともあります。
そこで、イヤイヤ期の小さな子どもに絶対におすすめしたいのが、折り紙3枚を組み合わせて作る「折り紙のこま」です。
なぜ折り紙こまがおすすめなのか?
折り紙こまは、紙が重なり合って自然な厚みと重みが出るため、中心の突起(持ち手部分)を軽く指で弾くだけで、コマ自体が独楽のようにクルクルと非常に滑らかによく回ります。軸が短くて重心が低いため、倒れにくく、未就園児でもたった数回の練習で簡単に回す「成功体験」を味わうことができるのです。
また、今回ご紹介した廃材の手作りこまには、串やつまようじなどの「尖った棒」がついているため、親が目を離して小さな幼児だけで遊ばせるのは大変危険です!うっかり踏んづけたり、持ったまま転んだりするリスクがあります。でも、紙だけでできている折り紙のこまなら、ケガの心配が一切なく、ママも夕飯を作りながら安心して遊ばせておくことができます。
年長児くらいになると、親が教えれば自分でも複雑なコマの折り方をマスターできるようになってきます。キラキラ光るホイル折り紙を使ったり、回る部分に小さな丸いシールなどで飾り付けたりすれば、万華鏡のように美しく回るオリジナルの折り紙コマが手作りできます。上手くいかないとすぐに癇癪を起こしてしまう子には、まずは「必ず回る」折り紙のこまでコマ回しの楽しさを教えてあげてください。
先輩ママの体験談:手作りこまが我が家にもたらした変化
「廃材でコマを作ってみたら、想像以上に子どもが食いついて驚いた!」という先輩ママたちのリアルな体験談をご紹介します。手作りおもちゃのパワーは絶大です。
A:おもちゃ代の節約と、モノを大切にする心が育ちました
息子が幼稚園でコマ回しにハマり、「家でもやりたいから買って!」とせがまれました。でもすぐ飽きるかもしれないと思い、試しに週末に一緒にペットボトルキャップとつまようじでコマを作ってみたんです。
すると、「青いキャップと赤い折り紙にしよう」「ここにお星さまのシールを貼る!」と大興奮。自分で苦労して作ったコマは、市販のおもちゃよりも愛着が湧いたようで、毎日大切に箱にしまって遊んでいます。「ゴミになるはずだったのに、かっこいいおもちゃになったね!」と、モノを大切にする心(エコの精神)が育ったのが、親として何より嬉しい変化でした。
A:休日のリビングで、父と息子の白熱バトル!
妻に頼まれて、休日に息子とガチャガチャの空きカプセルでコマを作りました。最初は「こんなの回るの?」と半信半疑だったのですが、中に粘土を入れて重さを調整してみたら、ものすごい勢いで長く回るんです!
「よっしゃ、パパも本気で作るぞ!」と火がついてしまい、ダンボールやCDなど色々な廃材でコマを量産。リビングのテーブルを土俵にして、「いっせーのーで!」でぶつけ合うコマバトルを小一時間も繰り広げてしまいました。息子も「パパのコマに勝った!」と大喜びで、男同士の最高のコミュニケーションの時間になりました。お金をかけなくても、こんなに熱中できる遊びがあるんですね。
家族全体の視点(G)で見ると、パパが工作やバトルに本気で参加してくれることは、子どもにとって極上のエンターテインメントになります。「どうすればパパのコマより長く回るか」を親子で真剣に議論する時間は、まさに生きた知育教育そのものです。
手作りこまをもっと楽しむ!よくある疑問(FAQ)
最後に、手作りコマを作る際にパパやママからよく寄せられる疑問について、Q&A形式で実践的なアドバイスをお答えします。
Q. 作ったコマがすぐに倒れて、うまく回ってくれません。
A. 「軸が中心にあるか」と「重心が低いか」を確認してください。
コマが長く安定して回るための絶対条件は「軸(つまようじなど)が、円のど真ん中に真っ直ぐ刺さっていること」です。数ミリでもズレたり斜めになったりしていると、回転がブレてすぐに倒れてしまいます。また、つまようじの「持ち手」以外の部分(下に出ている先端)が長すぎるとバランスを崩します。下の先端は5ミリ〜1センチ程度と短めに切り落とし、重心を低く保つとうまく回ります。
Q. 子どもがハサミやキリを使いたがってヒヤヒヤします。
A. 「切る係」「穴を開ける係」「貼る係」など役割分担をしましょう。
すべてを親がやってしまうと子どもの達成感が半減しますが、硬いプラスチックを切ったり穴を開けたりするのは危険です。「ここからここは危ないからパパの係ね。その代わり、テープで貼ったり色を塗ったりする一番大事なデザイン係をお願い!」と、安全な工程を子どものメインの仕事として任命してあげてください。
Q. 夏休みの自由研究にする場合、どうまとめればいいですか?
A. 「素材による回り方の違い」をテーマに比較実験をまとめましょう。
「ダンボール」「ペットボトルキャップ」「CD」など、異なる素材で作ったコマを同時に回し、ストップウォッチで「どれが一番長く回ったか(タイム)」を計測して表にします。「重い方が長く回る」「大きい方が安定する」など、自分なりの仮説と結果を模造紙に写真付きでまとめるだけで、立派な科学の自由研究が完成します!
Q. フローリングの上で回すと床に傷がつきませんか?
A. つまようじや串の先端は、床を傷つける恐れがあります。
尖った軸が直接フローリングに当たると、細かい傷がついたり凹んだりすることがあります。コマ回しをする時は、フローリングに直接回すのではなく、「不要になった大きめの空き箱の裏」や「プラスチックのお盆(トレイ)」などを土俵(コマ回し会場)として用意し、その枠の中で回すルールにしておくと、床も傷つかずコマも迷子にならないので安心です。
まとめ:廃材を使った手作りこまで、親子の笑顔と思い出を作ろう
いかがでしたでしょうか。日本で古くから愛されてきた「こま遊び」は、決して古い遊びではなく、現代の子どもたちにとっても新鮮な驚きと発見に満ちた素晴らしい遊び道具です。
ダンボール、ペットボトルキャップ、ガチャガチャのケース、お惣菜のプラスチック容器、そして使い古したCDなど、普段なら捨ててしまうような「廃材」が、ほんの少しの手間とアイデアで、子どもを熱狂させる魔法のおもちゃに生まれ変わります。指先を使って軸をひねる動作は脳を強烈に刺激し、「もっと長く回すためにはどうすればいいか?」と試行錯誤する過程が、子どもの考える力(知育)を豊かに育ててくれます。
「うまく回らない!」と悔しがる日もあれば、「パパに勝った!」と大喜びする日もあるでしょう。その感情の揺れ動きこそが、手作りおもちゃの醍醐味です。次の休日は、ぜひ親子で家の中の廃材探検隊となり、世界に一つだけのオリジナル独楽作りにチャレンジしてみてください。大人も童心に返って、一緒に本気でコマ回しバトルを楽しんでくださいね!





