超簡単!スライムの作り方に関する記事

『スライムの作り方~重曹や片栗粉などで簡単にできる4種類』

ご家庭にある片栗粉や重曹などでできる、子供が安全に遊べるスライムの簡単な作り方をご紹介します。「ふわふわ」や「ねっとり」などスライムの様々な感触を一緒に楽しみましょう。材料を変えると、子供が喜ぶスーパーボールも作れます!

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スライムの作り方4~家にあるもので簡単!遊び方や片付けのコツ

スライムは不思議な感触が子供に人気があるだけでなく、作り方も簡単なおもちゃ。家にあるものを使って簡単に作ることができますので、お天気の良くない日など家の中での遊びにおすすめです。面白い手触りに子供も大喜び♪

こちらでは片栗粉、小麦粉、重曹、塩を使った4種類のスライムの簡単な作り方スライムの遊び方や注意点、遊び終わったあとの片付けのコツを紹介します。

できあがったスライムの感触を楽しむだけでなく、作る過程を体験することは子供にとって大きな刺激となるでしょう。

片栗粉を使ったスライム

まずは、片栗粉を使ったスライムの材料と作り方を見てみましょう。

片栗粉なら子供が触っても安心・安全ですし、作って遊んだあとの片付けも楽です。水溶き片栗粉に洗濯糊を足すことで粘度を高くして完成したスライムは、子供だけではなく、大人もついつい触り続けてしまうくらい独特の触り心地にハマってしまうでしょう。

スライムは乾燥すると硬くなって遊べなくなりますので、保管する際は密閉してください。ただいくら密閉して保管していても徐々に乾燥してくるため、作ったらできるだけ早めに遊ぶことをおすすめします。

片栗粉スライムの材料

  • 片栗粉 1カップ
  • 水 1/3カップ
  • 洗濯糊(PVA) 1/4カップ
  • 絵の具、または食紅 少々
  • ボウル

洗濯糊は必ずPVA(ポリビニルアルコール)と表示されているものを選びましょう。100円ショップでも購入できます。

片栗粉スライムの作り方

  1. 片栗粉と水を混ぜ合わせます。よく混ざったところに洗濯糊を加え、さらに混ぜます。
  2. 絵の具や食紅で色をつけ、色が混ざったら完成です。

出来上がった片栗粉スライムはプラスチックカップなど他の容器に移し替えてもOKですが、感触を楽しむものなので、ボウルの中でそのまま触っていても楽しいです。

好みの触り心地にするには?

できあがったスライムが硬い場合には水、ゆるい場合には片栗粉を加えて触り心地を調整してみましょう。片栗粉をしっかり溶かすことが、なめらかなスライムを作るポイントです。ちなみに、ここでは、水溶き片栗粉に色づけするという順序で紹介していますが、先に色をつけた水の中に片栗粉を入れる作り方もあります。どちらが上手に作れるか、両方試してみるのも良いかもしれません。

小麦粉を使ったスライム

小麦粉を使ったスライムは、片栗粉を使ったものより子供でも混ぜやすいです。ねっとりとした触り心地で子供も大喜び!片栗粉スライムとの触り心地の違いなども、ちょっとした勉強にもなるでしょう。

また、加える水の量によって糊や粘土にもなるので、新聞紙やチラシを使った工作などに使えます。

小麦粉スライムの材料

  • 小麦粉 1/2カップ
  • 洗濯糊(PVA) 3/4カップ
  • 絵の具、または食紅 少々
  • ボウル

小麦粉スライムの作り方

小麦粉と洗濯糊を混ぜ合わせ、絵の具や食紅で色をつけたら完成です。

今回は1色しか使いませんでしたが、色を入れて混ぜるときに数種類の絵の具や食紅を使って、色の組み合わせを楽しむこともできます。

汚れを落とすときのコツ

小麦粉ならではの触り心地に、子供は面白さを感じるはず。でも、小麦粉スライムの場合は、手についた汚れを水で落とし切るのは一苦労です。すぐに水で流すのではなく、ペーパータオルなどである程度汚れを拭き取ってから水洗いすることをおすすめします。また、小麦粉スライムはそのままゴミ箱に入れず、ビニール袋などに入れて捨てましょう。

重曹を使ったふわふわスライム

重曹を使うと、少し変わった触り心地のスライムを作ることができます。

重曹は、掃除アイテムの1つとしても知られています。100円ショップなどでも購入できるので、常備しておくと便利です。あまりしっかり固まりませんが、それも重曹スライムの面白さと言えるでしょう。

重曹のふわふわスライムの材料

  • 湯 120cc
  • 洗濯糊(PVA) 120cc
  • 絵の具、または食紅 少々
  • 重曹 15ml
  • コンタクト洗浄液か目薬 15ml
  • ボウル

重曹のふわふわスライムの作り方

  1. お湯に絵の具、または食紅を入れて色をつけます。
  2. そこに洗濯糊を加えて混ぜたあと、重曹を入れてさらに混ぜ合わせます。すると、少し泡が立ってきます。
  3. コンタクト洗浄液、または目薬を少しずつ加えながら混ぜていきます。好みの固さになったら完成です。

絵具や食紅の入れ過ぎに注意!

重曹スライムの場合、後から色づけするのは難しいので、あらかじめお湯に色をつけておくことをおすすめします。絵具や食紅が少量でも鮮やかな色がでますので、入れすぎには充分注意しましょう。

塩で変化!スライムがスーパーボールに!

ここまでは、家にあるもので簡単にできるスライムをご紹介してきました。

材料による触り心地が違いも楽しんでください。4種類目として、進化系のスライムを見てみましょう。なんと!スライムがスーパーボールに変化してしまいます!

スライムで作るスーパーボールの材料

  • 塩 40グラム
  • 水 100cc
  • 洗濯糊(PVA) 100cc
  • 絵の具、または食紅 少々
  • ボウル

スライムでスーパーボールの作り方

  1. 塩と水をよく混ぜ合わせたところに、絵の具や食紅で色をつけます。
  2. 洗濯糊を加え割り箸で混ぜ合わせます。
  3. 塊になってきたスライムをこねていきます。「キュッキュッ」というような感じの感触が面白いです。
  4. スーパーボールに近づけるべく丸く形作り、乾燥させて表面に粉が浮いてきたら、スライムで作ったスーパーボールの完成です。

良く混ぜることがポイント!

スライムでスーパーボールを作る際には、水に塩がすっかり溶けるようにしっかりとかき混ぜることがポイントです。水と塩を良く混ぜることで、他の材料も溶けやすくなり、スーパーボールの仕上がりが綺麗になります。

スライムの遊び方

子育て中の方の中には、子供がお祭りやワークショップなどで作ってきたスライムで、どのように遊ばせたら良いのか分からないママもいるようです。

そこで、スライムの遊び方をご紹介しますので、親子で楽しんでみましょう。

とにかくスライムに触る!

スライム最大の特徴とも言える、独特の感触。子供は、とにかく触っているだけで楽しいものです。

スライムを丸めたり、台の上や手のひらで伸ばしたり、ねじってみたり。沢山触りまくりましょう。次々と形を変えていくスライムは、とても面白いはず。手形や足形をつけて遊ぶのも楽しいでしょう。

また、多めに作ったスライムをビニールプールの中に入れると、「なんちゃって足湯」の完成です。夏場などは、前もって冷やしたスライムを入れることでひんやりと気持ち良いので、子供も喜びます。

その感触は、子供だけでなく、ママをも虜にしてしまうかもしれません。

ごっこ遊びをする!

スライムは、ごっこ遊びをする際にも重宝します。

我が家では、洗ってよく乾かした食品トレーの上にお団子状にした小麦粉スライムをのせて、お店屋さんごっこを楽しみました。色違いのスライムを組み合わせて、色々な食べ物を作ってみましょう。

片栗粉や小麦粉、重曹などで作ったスライムは固まりにくいものも多いため、紙コップなどに入れてアイス屋さんごっこなどをするのもアイディアの1つです。

手作りスライムの片付け方と注意点

遊び終わったあとに楽に片付けられる方法としては、フローリングなど掃除がしやすいところで遊ぶのがおすすめです。小麦粉や片栗粉、塩などは乾いてしまえばある程度掃除機で吸い取ることもできます。大きめのレジャーシートを敷き、その上で遊んでもいいでしょう。そうすれば直接床を汚さずに済むので、楽に片付けられます。

また、あらかじめ汚れてもOKの服に着替えておくと、服を汚してしまうことを気にせずに遊ぶことができます。

食物アレルギーには要注意!

片栗粉や小麦粉スライムを作る際には、食物アレルギーに充分注意する必要があります。特に小麦は、アレルギー物質を含む食品に関する表示について法令で規定する特定原材料の1つにもなっています。そのため、子供に該当のアレルギーがある場合は、スライム作りの材料として使うのは止めましょう。(注1)

作り方が簡単!しかも家にあるものですぐに作れるスライムは、特別なものを用意しなくてもいいので、子育て中のママにとっても嬉しい遊び道具です。しかも好きな色をつけたり、自分で材料を混ぜて触感の違いなどを楽しんだりすることは、子供の脳への良い刺激にもなります。

手作りということで子供の手はもちろん、床などが汚れてしまうことが気になるママもいると思いますが、親子で楽しい時間を過ごし、子供の成長にも繋がること。汚れてもいい古着を着せたり、床に新聞やレジャーシートを敷いたりして、思いっきり遊ばせてあげましょう。

また兄弟に歳の差があるご家庭では、スライムと一緒に小麦粉粘土の作り方も知っておくと、上の子にはスライム、下の子には小麦粉粘土で同時に遊ばせてあげることができます。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。