離乳食を食べる際に泣くのはなぜ?考えられる7つの理由&対処方法
赤ちゃんが離乳食をスムーズに食べてくれると助かりますが、泣き出してしまうと食事どころではなくなってしまいますよね。
離乳食の途中で泣く赤ちゃんは何を訴えているのでしょうか。次に挙げるような理由が考えられますので、思い当たる様子がないか確認してみましょう。
1離乳食の温度が熱すぎる:適温かを食べさせる前に必ずチェック
離乳食が熱すぎると、赤ちゃんは口内の不快感から泣き出します。食卓で大人がフーフー冷ましながら与える方法もありますが、赤ちゃんに火傷を負わせないためにも、適温(人肌程度)であることを食べさせる前に必ず確認してから食卓に出すようにしましょう。
2味や食感が苦手:無理強いせずに一旦中断を
離乳食で苦みや酸味を感じたり、口当たりが悪かったりすると、赤ちゃんは新しい味や食感に戸惑い、泣いて拒否することがあります。
離乳食の途中で嫌そうな顔をして泣きだした場合は、無理強いせずに一度食事を中断しましょう。好きな食べ物を与えるなどして、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてあげてください。
苦手なものは1週間ほど間隔を空けたり、次回は好きな食べ物と混ぜたり、食材をすりつぶしてなめらかにするなど食感を工夫したりすると、泣かずに食べやすくなる場合があります。
3ママやパパの焦りが伝わっている:笑顔で楽しい雰囲気づくりを
急いでいるなど、ママやパパ側のストレスや焦りによって食卓の雰囲気が悪いと、その緊張感が赤ちゃんに伝わり、途中で泣きだして食べなくなることがあります。
離乳食期は完食させることよりも、食事の楽しさを教えることが最も重要です。残したり、好き嫌いをしたり、遊び食べをしたりしても怒らず、日頃から笑顔で楽しい雰囲気づくりを心掛けましょう。
4口の中に痛みがある:傷や異物がないか確認して
口の中が切れていたり、魚の骨などの異物が残っていたりすると、口内が痛くて泣き出すことがあります。
痛みを感じる場合の泣き方は激しいことが多いので、まずはなだめて口内の様子を確認してみましょう。激しく泣き続ける場合や、口内に出血などが見られる場合は、念のため小児科に相談してください。
5お腹がいっぱいで苦しい:お腹の張りや機嫌を確認して
食欲がないのに離乳食を無理強いすると、赤ちゃんは途中で泣きだします。「残したからお腹がまだ空いているはず」と決めつけず、赤ちゃんの様子(機嫌、便通、お腹の張りなど)を確認してみましょう。
月齢や発達に応じて食べる量は変化するため、無理に食べさせようとするのは避けてください。
6眠くて機嫌が悪い:離乳食や昼寝のタイミングを見直して
離乳食のタイミングが悪いと、赤ちゃんが食事中に眠くなって泣くことがあります。空腹と眠気が重なるとパニックになって激しく泣くこともあるので、一度食事や昼寝のスケジュールを見直しましょう。
赤ちゃんが空腹すぎず、かつ眠くなる前の、ご機嫌な時間帯に食事を始めるのが理想的です。
7食事に飽きて遊びたい:手づかみ食べや切り上げを検討して
離乳食の途中で泣く赤ちゃんの中には、食事に飽きて遊びたいのに遊べないから泣く子もいます。
離乳食後期からは遊び食べが盛んになる傾向があるため、赤ちゃんが自分で進んで食べられるように手づかみ食べメニューを増やしましょう。それでも飽きて食べなくなったり泣きだしたりしたら、潔く食事を切り上げてください。不足した栄養は、次の授乳やおやつで補うようにしましょう。
離乳食の途中で泣く赤ちゃんへの接し方|ママ達の体験談
どうして赤ちゃんは離乳食の途中で泣き出してしまうのでしょうか。先輩ママ12人に、赤ちゃんが離乳食を食べる時に泣く理由と、その後の対処方法について聞きました。
ご機嫌なときはパクパク食べてくれます
現在離乳食後期になり、順調に成長した息子ですが、離乳食中に泣いてしまうことがあります。
一番多いのは、加熱しすぎて熱かったことで泣いてしまうケースです。泣いてしまったあとは、なかなか食べてくれないので、一度抱っこして落ち着いてから再び食べさせるようにしています。
やはり泣いたあとはスムーズに食べてくれないため、温度はぬるめに作るのが良いと感じています。
離乳食で泣いて一番困ったのは、子供用の椅子に座らせているのに、椅子の上で立ち上がりそのまま落ちてしまったことです。
幸いけがはなかったですが、本当に危なかったです。その経験から、食べさせる前に火傷するほど熱くないか必ず確認するようにしています。
手に乗せてみて熱ければ水で薄めるなど、できるだけ機嫌を損ねずパクパク食べてくれる状態に整えるようにしています。
機嫌良く食べてもらうためには。。。
うちの子が離乳食の途中で泣いてしまうのは、食べたくないものを無理に食べさせようとした時です。
こちらの必死さが伝わるのか、かたくなに口を閉じてしまうので、無理に口を開けさせようと試みると泣いてしまいます。
そんな時は、別の好きな物を食べさせて、機嫌が良くなったのを見計らって再チャレンジします。
泣いてしまって一番困ったのは、外出先で離乳食を食べさせている時です。自宅では少々時間がかかっても構いませんが、出先では時間に余裕がある時ばかりではないので。
泣いてしまうとこちらの気持ちが焦ってしまい、余計に食べなくなってしまうのでとても困りました。
離乳食の途中で泣かせないようにするには、とにかく飽きずに機嫌良く食べてもらうことが一番です。
あまり良い方法だとは思わないのですが、テレビを見せながら食べさせたりもしていました。また、眠くなると機嫌が悪くなるので、眠い時間は避けて食べさせるようにしていました。
眠さの限界にくると泣きだします
離乳食の時間は、親子共々楽しく過ごしたいものですよね。最初は何でもパクパク食べてくれていた赤ちゃんも、だんだんと好みの味などが出てきて、なかなか手強い存在になります。
うちは果物やヨーグルトなどは大好きで、よく口を開けてくれますが、もそもそした舌触りのものだったり、好きではない味のものだと口を開けてくれなくなります。
うちの子が離乳食途中で泣いてしまう時は、決まって眠さの限界の時です。朝寝と昼寝がタイミングよくできた時は大丈夫ですが、うまく寝られなかった時は要注意です。
眠たさのピークが離乳食の時間にやってきます。突然泣き始めて食べなくなり、そのまま首が船を漕ぎはじめ、結局そのまま寝てしまいます。
眠たさで一度泣き始めたら、無理にあげずに一度離乳食は中断します。軽く寝かせてスッキリさせた後の方が、食べが良いからです。
とは言っても、できるだけ離乳食途中に寝てしまうことは避けたいので、朝寝や昼寝がきちんとできるように心がけています。
好物を突然食べなくなる謎の現象
息子が一歳になるかならないかくらいの頃、それまで大好きでパクパク食べていた食べ物を嫌がって泣くようになりました。
いくつかの食べ物をランダムに嫌がって泣くため、いつ何に泣くか分からず、とても困りました。特に、外出先に持参した食べ物を嫌がることが一番困りました。
いつも何パターンか持参しなければならないし、場所がお店などだと、泣き声で他のお客さんの目が気になったからです。
最初はなんとか誤魔化しながら食べさせようとしていましたが、次第に余計嫌がるようになりました。
そのまま嫌いになると厄介なので、思いきって早々に食べさせるのを止めて、しばらくの期間その食べ物を休止させていました。しばらくして再開すると、泣かずに食べることが出来ていました。
それでも、時折軽く嫌がって泣くことがありましたが、スプーンを回しながら、「クルクルポンッ」などと遊びながら口に運んでいくと、泣き止んで食べることが多かったです。
母乳でお腹がいっぱいで食べてくれません
娘は離乳食の進み具合が遅かったので色々苦労しました。うちはずっと完母で暇さえあれば母乳を飲んでいたので、離乳食を嫌がることがありました。
いつでもあげてしまっていた私が悪いのですが、お腹がいっぱいの時や食べたくないものがあるとよく泣いていました。
いつもベビーチェアに座らせて食べさせていたのですが、泣くと私の膝の上にのせて少しずつ食べさせました。
よほど食べるのが嫌だったのか、一度離乳食を丸ごとひっくり返したことがあり、その時はさすがに参りました。
苦手なものも多いので、泣かずに気持ちよく食べられるように、横について「よく食べたね」「えらいね」と声掛けをしながら食べさせています。
落ち着いた状態で食べさせました
うちの子は味が嫌いな時と、お腹があまり空いていない時、眠くて機嫌が悪い時は泣きました。
特に、離乳食を始めてすぐの頃は、泣くと抱っこで落ち着かせて、泣き止んでから再度食べさせ、それでも泣く場合は無理せずやめました。
眠い場合は寝かせ、機嫌が悪い時はニコニコ楽しく食べさせ、お腹が空いていない時は無理せずやめました。
ただ、理由が分からず泣くこともあってそんな時は困りました。無理せずやめるなどして、極力ニコニコ楽しくごはんが食べれるように心掛けました。
私は急いで食べる方なのですが、子供には「おいしいね?」と声をかけながら、苦手なほうれん草はお粥やカボチャに混ぜて食べさせたりと、毎日試行錯誤でした。
おかげで、工夫をしているうちに泣かずに食べるようになってきました。
集中できるのは最初の3口だけでした
息子は集中して食べるのが苦手で、3口程食べると飽きて泣いてしまいます。そんな時は、テレビの乳幼児向けの番組を見せながら食べさせています。
「ながら食べ」が習慣付いてしまわないように、機嫌が良い時と悪いときの様子をみながらテレビをつける時間も調整していました。
離乳食中に頭を悩ませたのは、泣きはじめると手足をバタバタさせることです。ご飯をあげようとするとスプーンを弾いたり、口に入れたご飯を手で取って周りに飛ばします。
対策のため新聞を椅子の下に敷いていますが、かなり広い範囲に散らかってしまうので片付けも一苦労でした。
なるべく泣かないように、ご飯とご飯の合間に、大好きなフルーツやおやつをほんの少し食べさせるような工夫もしました。
大好きなものが口に入ると泣きたい気持ちがリセットされるみたいで、今もこのやり方で食べさせています。
嫌いなものを口に入れると泣き出します
うちの11ヶ月の娘はトマトや納豆など、ちょっと酸っぱかったり癖のあるものが苦手です。
口に入れた途端、口をへの字に曲げて変な顔をして口から出したり、ひどい時には泣いてしまうこともあります。
このように泣き出してしまった時には、娘の好きなトウモロコシやかぼちゃのペーストを出し、苦手なものと混ぜ込んで食べさせています。
一番困ってしまったのは、トウモロコシと混ぜこんだものをあげても泣き止まず、他のおかずやお粥も一切食べようとしてくれなくなったことです。
好き嫌いのない子に育って欲しいと思っているので、楽しく食べてもらえるよう、いつもより声かけをたくさんして「おいしいね!」「えらいね!」と褒めながら食べさせています。
好きなもの以外は食べない
離乳食の途中で泣いてしまうのは、自分の好きな食べ物以外の食べ物を食べさせようとする時です。
温度や塩加減もきちんと確かめてからあげるようにしているので、熱かったり、味が薄かったりしているわけではありません。
途中で泣かれると抱っこすることになり、椅子から降りてしまうことに。そうなるとご飯が終わりになってしまい、全然食べていないのに終わりになってしまうことがとても困ります。
泣かないように、途中で終わりにならないようにと、好きな物や好きなものに似せたものばかりをあげるようにしています。
ただ、それでは栄養が偏ってしまうので、どうしても1回の食事に1つは苦手なものや、新しいものを入れるようにしています。
スプーンの中で見つからないように入れて食べさせると食べてくれるので、少しずつ頑張ろうと思います。
突然、離乳食をぜんぜん食べなくなって…
離乳食がはじまり、2回食くらいまでは割となんでもよく食べてくれました。なので作るのが面倒なおかゆや裏ごしも頑張って作っていました。
3回食にしてしばらく経つと、急にご飯の時間に泣くようになって、全然食べなくなりました。まだ早かったのかと思い、2回食に戻しても泣いて食べません。
固さや大きさ、味付け、見た目、熱くないように色々やってみましたがダメでした。先に授乳してみたり、お腹が空いてそうなタイミングを見計らっても食べてくれません。
思いつく限りのことを試しましたが、ダメでした。なぜかハイハインは食べたので、ハイハインとミルクだけというのが2週間くらい続きました。
ところが、もう離乳食はいいやと思いはじめた頃、いきなり私が食べている普通のご飯を食べたのです。
その後は3回食を食べるようになりました。理由は分かりませんが、子供には食べたくない時期(離乳食の停滞期)もあるのかもしれませんね。
野菜嫌いな息子に食べさせるために
私の赤ちゃんは、離乳食がなかなか進まない子でした。おもゆからすりつぶしたお粥などは大好きでパクパク食べるのですが、野菜のペーストをあげると急に泣き出して嫌がります。
一度抱っこしてあやしてから、泣き止んだらまた離乳食をあげるのですが、やっぱりお粥は食べるのに野菜ペーストは食べてくれません。
一番困ったことは、泣いているうちにせっかく温かく食べやすい温度にした離乳食が、冷めて冷たくなってしまうことでした。するとお粥も食べてくれないことがありました。
それからは、離乳食の途中で赤ちゃんが泣くことがないように、少しの野菜ペーストとお粥を混ぜてあげるようにしました。
すると、全く食べてくれなかった野菜も少しずつ食べてくれるようになりました。
野菜のみでなく、赤ちゃんが好きな食材と混ぜてあげると、途中で泣くことなく最後まで食べてくれました。
泣きすぎて吐き出した!
うちの子は離乳食をあまり食べたがらない子でした。離乳食よりおっぱいが大好きだったので、嫌々首をふりながら泣くので、いつも離乳食の時間が憂鬱でしかたなかったです。
泣いてしまった時は、少し時間を空けてみたり、おもちゃを使ったり、時にはお歌を歌って「楽しい時間だよ!」と気をそらしたりもしました。
離乳食の途中で泣きすぎて吐き出してしまったのが、一番驚いたのと困ったことでしたね。それからは、泣いてしまったらとにかく一旦切り上げて、気分をかえてみるようにしています。
そのまま進めたり、無理やり口に入れたりすると逆効果なので、あとは離乳食も少し形や色味を工夫して、うさぎさんやカラフルな色にしたりしました。そうすると少しは口に運んでくれました。

