ベビーカーを嫌がることに関する記事

『ベビーカーを嫌がる原因と赤ちゃんとの簡単お出かけ対策』

赤ちゃんがベビーカーを嫌がる時は、どうすべき?赤ちゃんとベビーカーで快適にお出かけをするためのコツを解説しています。

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ベビーカーを嫌がる原因は?赤ちゃんへの対策方法

小さな赤ちゃんを抱えるママにとって、荷物も赤ちゃんも一緒に運べるベビーカーは便利なアイテムですが、すべての赤ちゃんが大人しくベビーカーに乗ってくれるとは限りません。
どんなになだめすかしても、赤ちゃんがベビーカーを嫌がってギャン泣きしてしまうと、ママだって泣きたくなってしまいますよね。

赤ちゃんがベビーカーに乗ることを嫌がる場合には、赤ちゃんなりの理由があるのかもしれません。
そこで今回は赤ちゃんがベビーカーを嫌がる原因について解説しながら、赤ちゃんが喜んでベビーカーに乗ってくれる対策方法をご紹介していきましょう。

ベビーカーを嫌がる赤ちゃん…その原因は?

小さい頃は抱っこでお出かけしても苦労はしませんが、赤ちゃんが大きくなってくると抱っこでのお出かけは重くて大変で、そんな時にベビーカーがあるとママはとても楽になります。
ところが意外とベビーカーを嫌がる赤ちゃんはたくさんいるので、苦労しているママも多いようです。

赤ちゃんに泣かれて困る場合には、まずはなぜベビーカーが嫌なのか、赤ちゃんの目線に立って原因を考えていきましょう。

ママへの依存欲求が強い

赤ちゃんの性格にもよりますが、月齢の低い赤ちゃんはまだまだママの体温や心音が身近にないと不安になってしまうので、ママから離れてベビーカーに1人で乗ることを嫌がる傾向にあります。
月齢が進んでも、ママの顔が見えなくなると不安になってしまう赤ちゃんも多いようです。

ベビーカーにはねんね期の赤ちゃんから使えるリクライニング機能のついたA型ベビーカーと、座ってつかうB型と2つのタイプがあり、A型は赤ちゃんがママと向き合うことができるので、赤ちゃんの不安も和らぐようです。
年齢、月齢に関わらず、個性を見極めてA型タイプのベビーカーをチョイスしてみてはいかかがでしょうか。
赤ちゃんがベビーカーを嫌がって泣く場合には、ママは冷静になって赤ちゃんの気持ちを考えてあげましょう

ベビーカーの乗り心地が悪い

ベビーカーは赤ちゃんが乗ることを考慮して振動を吸収する設計がされていますが、動いているとどうしてガタゴトと揺れてしまいます。
低月齢の赤ちゃんの場合は体が小さく、振動で体が揺れてしまうので、乗り心地の悪さから泣くことも多いです。

昨日まではニコニコとベビーカーに乗っていたのに、突然ベビーカーを嫌がる場合には、身体が成長してシートの角度があわなくなっていたり、窮屈さを感じて嫌がっている可能性もあります。
発育によりますがA型のベビーカーであれば1ヶ月から、B型では7ヶ月からが一般的。ついつい赤ちゃんの発育を忘れて1歳までベビーカーの調整を忘れてしまうこともあります。
赤ちゃんが泣く時はシートが赤ちゃんの身体にあっているかを、こまめにチェックしてあげましょう。

寒い/暑いなどベビーカーの環境が悪い

ママが抱っこをしている時には体温を分け合うことで赤ちゃんは快適に外出できますが、寒い時期はベビーカーのシートが冷たいので嫌がる赤ちゃんは多く、寝ていても泣いて起きてしまいがちです。
夏の時期は路面からの照り返しが意外と多いので、しっかり日よけをしないとシートの上は暑くなってしまい、環境の悪さから赤ちゃんがベビーカーを嫌がる傾向があります。

カートを押していると赤ちゃんの置かれている環境に気付きにくいので、ママは目線を下げてシート上の環境をチェックしてあげましょう。

おんぶやだっこの方が好き

赤ちゃんによっては「とにかくママの抱っこが好き!」と、ベビーカーに乗ることを拒否してしまう子もいます。
月齢があがり情緒が芽生えてきた赤ちゃんの中には、一度ベビーカーに乗っていて嫌な思いをしたことが原因で、赤ちゃん返りをしてママと密着したがる子もいますので、赤ちゃんの気持ちを受け入れてあげましょう。

赤ちゃんは成長するにしたがってママの抱っこを窮屈に感じて嫌がるようになるものですが、抱っこ以外を受け付けない時期はそれを満足させてあげるしかありません。
しばらくは抱っこで乗り切って、時間をおいて根気よくベビーカーに赤ちゃんを誘ってみましょう。

眠い/お腹が空いている/おむつが汚れている

赤ちゃんが泣いている時は、まず眠いのか、お腹が空いたのか、おむつが汚れているのかの3つを疑います。
ベビーカーの揺れる振動でスヤスヤ眠ってくれる赤ちゃんもいれば、振動が慣れなかったり、ママと離れて不安になるなどの原因で眠りたいのに眠れず、むずがって泣いてしまう赤ちゃんも多いです。

赤ちゃんが「お腹が空いた!」と泣いていても、ママが「ベビーカーが嫌で泣いている」と勘違いをしてしまうこともあります。
ベビーカーを使っているとママは赤ちゃんの様子に気が付きにくいので、赤ちゃんが求めているもののサインを見逃さないように注意しましょう。

動けないのが嫌/退屈してしまう

赤ちゃんは好奇心が旺盛で、月齢が大きい子はベビーカーに座って外の風景を見ることを喜ぶ子が多いのですが、一方で長時間シートに乗っていることに飽きて、泣き出してしまう子もいます。
赤ちゃんは基本的に動くことを制限されるのを嫌がりますので、シートの安全ベルトに長い間拘束されていることを不満に思う子も多いのです。

赤ちゃんをベビーカーに乗せていると、ママは体の負担が楽なのでつい外出時間を延ばしてしまいがちです。
あれもこれもといろいろな用事を消化したい時に赤ちゃんに泣かれるとイライラしてしまうものですが、ベビーカーを使う時はママも気持ちに余裕を持って、赤ちゃんが楽しめるような工夫を考えてあげましょう。

ベビーカーを嫌がる赤ちゃんへの対策方法

赤ちゃんがベビーカーを嫌がる原因が何となくわかってきたら、原因を取り除いて、赤ちゃんがベビーカーを好きになってくれるように工夫をしていきましょう。
一度赤ちゃんが嫌がったからとベビーカーを使うのをやめてしまうママもいるのですが、赤ちゃんは心も体も日々成長しています。

赤ちゃんが嫌がる時に無理強いは厳禁ですが、便利なベビーカーをあきらめるのはもったいないので、時間をおいてベビーカーに再チャレンジするなど、根気よく赤ちゃんを誘っていきましょう。

家の中でベビーカーに乗せてみる

赤ちゃんがベビーカーを嫌がる原因はいくつかありますが、要はベビーカーに置かれている環境に慣れてしまえば赤ちゃんはスムーズにお出かけを楽しんでくれます。
赤ちゃんがベビーカーを嫌がる場合には、まず赤ちゃんにとって慣れていて安心できる自宅の中でベビーカーを見せたり座らせたりして、慣れさせていきましょう。

赤ちゃんが興味を持ちだしたら座らせてみて、大丈夫なようなら動かしてみて、赤ちゃんが安定しているのであればいよいよ外へ連れ出してみるというように、段階を踏んで進めていくと赤ちゃんも環境になれやすくなります。
ベビーカーに座らせる時間も焦らず、まずは短時間から始めて、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に乗せる時間を伸ばしていくといいでしょう。

優しく話しかけながら乗せる

いきなりベビーカーに乗せられると不安になって泣いてしまう赤ちゃんは多いので、ベビーカーに赤ちゃんを乗せる時は「お出かけするよ~」とママが優しく話しかけ、楽しい雰囲気で誘ってあげましょう。
お出かけ中もママが話しかけて声を聞かせてあげれば、赤ちゃんの不安が解消して、周りの景色へと目を向ける余裕が生まれてきます。

しゃべることができない赤ちゃんでも、ママの言葉を聞き取ったり、表情をしっかりと読み取っています。
泣くからといってむやみに怒ったり、悲しそうな顔を見せてしまうと、赤ちゃんはベビーカーでのお出かけを好きになることができませんので、ママ自身が赤ちゃんとのお出かけを楽しむことを考えていきましょう。

乗せている最中はこまめにアイコンタクトをとる

ベビーカーを嫌がる赤ちゃんは、ママから離されて不安に思っている赤ちゃんが多いです。
少しでも赤ちゃんの不安をやわらげてあげるために、ベビーシートを使う時はただ赤ちゃんを乗せっぱなしにするのではなくて、できるだけママが赤ちゃんに姿を見せてあげて、アイコンタクトをとってあげましょう。

月齢が低い場合や、ママへの依存心の強い赤ちゃんの場合には、対面式のベビーカーを選ぶのが無難です。
お値段は張ってしまいますが、低月齢のうちはママと対面してベットとして、月齢が進んだらシートにして赤ちゃんを前向きにできるタイプのベビーカーを選んでおく方が、長く経済的に使える面もあります。

季節ごとにベビーカーの環境を見直す

ベビーカーのシートが快適でないと、赤ちゃんはベビーカーを気に入ってくれません。
季節ごとにベビーカーのシートの環境を見直して、少しでも赤ちゃんがベビーカーで快適に過ごせる工夫をしていきましょう。

ママの暖かい抱っこの後で外気で冷えた冬のシートに座るのは最悪なので、おくるみやブランケットで包むなどして居心地を改善しましょう。
赤ちゃんの成長は早いので、ベルト・シートの背もたれの角度などを定期的に見直ししてあげましょう。

ベビーカーに好きなおもちゃをつけておく

起きている時間が長くなり、いろいろな興味を持ち始めた赤ちゃんは、ただベビーカーに乗っているだけでは単調で飽きてしまいますから、好きなおもちゃをひとつもって出かけましょう。
お出かけ先でも脱落しないように、ストラップでベビーカーに取り付けて使えるおもちゃが市販されていますので、赤ちゃんのお気に入りを用意しておくと安心です。

おもちゃは繰り返し遊べるような、シンプルな物がおススメです。
音のなるものは赤ちゃんが大好きですが、お出かけ先によっては周囲の迷惑になるので避けたほうが無難です。

気になる人は一度お出かけ時のベビーカーマナーをチェックしておきましょう。

ベビーカーに取り付けて持ち運べる布絵本なども、繰り返し使えて赤ちゃんの気分転換に役に立ってくれますよ。

ベビーカートイ リング ピンク

ソレイアード

価格:2,800 円 + 税

アジャスター付きのストラップで、ベビーカーやママバックに取り付けて、携帯のしやすいベビートイです。木のあたたかみのある触感のリングに、赤ちゃんの興味を引くモチーフが3つついていて、赤ちゃんの好奇心や聴覚、触覚を刺激します。リング部は着色していない天然木なので、歯固めとしても使えます。

ママのニオイがする服を持たせる

赤ちゃんがママを恋しがってベビーカーを嫌がる場合には、ママの匂いのついた服を一枚赤ちゃんに貸してあげるのも良い手です。
1歳未満の赤ちゃんはママの匂いをかぎ分ける不思議な能力を持っていますので、ママの顔が見えなくても安心してベビーカーで落ち着いてくれます。

ママが使っているショールであれば防寒にもなりますので、できるだけ肌触りの優しいものを選んであげましょう。

ママのお歌/音楽を聞かせてあげる

小さな赤ちゃんは音楽が好きなので、ベビーカーを嫌がる場合は音楽を聴かせて気分転換をさせると、泣き止んでくれることがあります。
最近のベビーカーの中にはスピーカーが内蔵されていて、ママのiPadを接続して音楽を聞かせることができるものもありますので、音楽好きな赤ちゃんには向いているかもしれません。

もちろん赤ちゃんによって一番安心するのはママの声ですので、赤ちゃんがベビーカーを嫌がったら、ママが歌を歌って気分を変えてあげるのも良い手です。
歌うことでママも赤ちゃんも楽しい気持ちになりますので、赤ちゃんがベビーカーでのお出かけを好きになってくれます。

おやつや飲み物で気分を変える

月齢にもよりますが、どうしても赤ちゃんがベビーカーを嫌がる場合には、お菓子などの食べ物や、ミルクジュースなどの飲み物をご褒美的にあげることも効果的です。
好きなものを食べると赤ちゃんは途端に機嫌を直してくれるので、意外とすんなりと泣き止んでくれます。

ただし、お菓子の与えすぎには要注意です。
「ベビーカーで泣けばお菓子をもらえる」と赤ちゃんが学習してしまわないように、ママがコントロールをしてあげましょう。

どうしても赤ちゃんがベビーカーを嫌がる場合は?

赤ちゃんがベビーカーを嫌がる場合にできる対策はいくつかありますが、どうしてもベビーカーを嫌がって泣く場合には、赤ちゃんに無理強いをしないで、抱っこひもでのお出かけに変えてあげましょう。
赤ちゃんがママの抱っこを求める時は、ママのぬくもりが必要な時ですから、赤ちゃんの欲求を満たしてあげることで赤ちゃんを満足させれば、次のお出かけの時には落ち着いてくれますよ。

赤ちゃんがお出かけを好きになってくれれば、徐々にベビーカーへシフトしていくことも可能です。
赤ちゃんがベビーカーに慣れてくれれば行動範囲も広がって、ママ自身もお出かけを楽しむことができますので、赤ちゃんが泣くことをネガティブに考えずに、根気強くベビーカーでのお出かけにシフトしていきましょう。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪