夫を尊敬できない妻の克服体験談に関する記事

『夫を尊敬できない!辛い日々から脱する旦那への向き合い方』

妊娠・出産後に夫を尊敬できないと感じて苦しむ妻は多く、イライラや憎しみで産後クライシスや家庭内別居、離婚に進展する家庭も多いのですが、一方で夫への向き合い方を変え、夫婦関係を改善した主婦もいます。何が違うのでしょう?

マーミーTOP  >  夫婦・家族  >  夫を尊敬できない!辛い日々から脱する旦那への向き合い方

夫を尊敬できない!どうすれば敬意を取り戻せる?ママ達の体験談

夫を尊敬できない状態は妻にとってとても辛いもので、つい馬鹿にしたり軽蔑したり、気持ち悪いと思ってしまうことで夫婦仲が悪くなるだけでなく、それが元で夫婦喧嘩が増えたり仮面夫婦になったり、離婚にまで発展したりすれば子供にも悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで今回は「どうにか夫への敬意を取り戻し、夫婦仲良く暮らしたい」と思っている主婦に、尊敬の対象となる人、妻が夫を尊敬できないと思い始める時期、男性と女性の性役割分担への意識差、夫を尊敬できない主婦が変われた体験談をご紹介します。

夫との関係、子供や家族にとっての幸せ、自分の心を見つめ直し、円満な夫婦関係への改善に一歩踏み出しましょう。

そもそも尊敬とはどんな人にするもの?

尊敬とは、自分が大切に思っていることに対し、相手が自分よりも優れていると思う時に抱くポジティブな感情です。

例えば学生であれば先生や先輩、職場であれば上司、家庭であれば親や祖父母、その他社会に尽力した人物や高齢者などが対象となり、勉強や仕事、家庭、スポーツ、芸術など、それぞれ自分が大切に思っていることに関して、自分よりもそれらが優れている他者に対して、自然と「すごいな」「立派だな」と敬い尊ぶ気持ちが生まれてきます。

けれど裏を返せば、自分にとってどうでもいいことに関しては、尊敬する気持ちが沸き起こりにくいとも言えるでしょう。

夫を尊敬できないと思い始める時期

「結婚前は両目を開け、結婚後は片目をつぶって」と言われることもある夫への向き合い方ですが、妻が夫を尊敬できないと思い始める時期は、妊娠あるいは出産によって訪れる家庭が多いです。

妻によく見られる夫を尊敬できなくなる理由

  • 家事をしない
  • 家事や料理が下手で任せられない
  • 子供の世話をしない、きちんとできない
  • 疲れている妻を労わらない
  • 家族中心の生活ができず、自分中心
  • 何でも妻に任せきりで役立たない
  • パートナーではなく子供に見える など

外で懸命に働く夫にとって、家庭は疲れを癒し翌日の仕事に備える場。そして家庭を持つまでは男性も女性も家庭外の世界が自分にとってのメインステージ。そのため結婚前は夫が自分にするように実家の親に甘えたり頼ったり、家の中できちんとしているとは決して言えないような生活をしていた女性も多いことでしょう。

また一生懸命働く男性、他人に優しい男性、技術力が高い男性など様々な場面で社会や他人のために役立ち貢献している部分を魅力的だと感じ、自然に夫に敬意を抱いて結婚したことでしょう。

ところが妊娠・出産を機に妻にとって最も大切なメインステージは家庭へと変化していき、依然仕事がメインステージの妻にとっても育児という大きな責任が発生することで、家庭内の家事や育児への意識が強くなっていきます。

そのため大切にしているように見える世界にズレが生じ、妻が大切にする家庭での家事や育児などのスキルを夫と比較すると自分の方が優れている女性が多いため、自然に夫を尊敬できない心境になってしまう傾向があるのです。ただしこのズレは、夫が本当に大切にしているのが外の世界というわけでも、妻の価値観が変わったことが悪いわけでもなく、時代の変化と共に起こるべくして起こっている当然の問題なのです。

男性と女性の性役割分担への意識差

一昔前までの日本では「男性は外で稼ぎ、女性は家庭を守る」という男女の性役割分担の意識が強く、現在もそうした意識は日本人の中に根強く残っていますが、日本政府は平成11年(1999年)に男女共同参画社会基本法を施行し、男女の性差なく平等な家族の構成員として協力し合う社会となるように、学校、地域、職場などに向けて推進事業を進めています。

男女共同参画の教育を受けた子供達が増え、企業や地域社会も次第に変化し、現在では性役割分担への意識は少しずつ変わってきていて、内閣府男女共同参画局の調査結果(注1)でも10年前と比べて家庭生活と他の活動における両立意識がどちらかといえば前進したと感じている男性は51.4%、女性は45.1%。

その一方で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」といった考え方について、賛成派は女性34.6%、男性44.6%とまだまだ多く、男性は年齢が高くなればなるほどその傾向が強くなるのですが、女性は年齢が低くなるほどそうした考え方が強くなる傾向が調査結果では明らかになりました。

これは古くからの考えの踏襲だけでなく、不景気により家庭内収入が少ないこと、核家族化により家庭内の夫婦の家事育児負担が増えていることなどにより、共働きやワンオペ育児など女性の負担が男性に比べて大きくなっていることなどが理由として考えらえます。

男女平等という考えのもとで女性が外に働きに出たものの、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)への企業理解や制度が整った会社が少ないこと、夫・家族の意識やスキル不足などにより、女性の負担が以前の家事育児にプラスして外での仕事まで増えてしまったという家庭が多いのです。

これでは「夫が責任を果たしていない」と女性が感じ、尊敬できなくなってしまうのも頷ける状況。そしてこの状況にイライラした妻が自分への敬意を失ってしまったことは、夫にとっても非常に辛いことです。
企業意識は個人で簡単に変えられるものではありませんが、こういった状況で妻は夫を尊敬できない状態を打開すべく、どのような対処をすればよいのでしょう?

Q 夫を尊敬できない気持ちが変わった理由は?向き合い方を教えて

母性や時代の流れにより、一時は人生のパートナーである夫を尊敬できない状態に陥ってしまった妻達。一体どのように夫への見方を変え、向き合い方を改善したのでしょう?今では夫を尊敬する心を取り戻すことができた、幸せな妻達に話を聞いてみましょう。

はなこ
30代前半

頼ることも大切

私は現在結婚2年目の主婦です。去年第一子となる長男を出産したのですが、その後夫へのイライラが止まらず、毎日ケンカが絶えませんでした。ケンカと言っても私が夫に対してイライラすることがほとんどでした。理由は子育てや家事への協力のなさ。家に帰ってきてもゴロゴロする姿に、夫を尊敬できなくなってしまったからです。

初めての子育てと家事でいっぱいの私は、全く協力してくれない夫を軽蔑して不満ばかりが募っていき、いつしかいき顔を見るのも嫌になってしまいました。

そんな時、疲れとストレスから高熱を出してダウンしてしまいました。ちょうど週末だったこともあり、夫に赤ちゃんを任せて寝室で1日休んでいました。すると普段全く何もしない夫が、子どもの世話から家事までしっかりとやってくれました。

それがきっかけで、彼が尊敬できない無責任で協力的な人なのではなく、初めての育児で私の方が気負ってしまい、手伝う隙を与えていなかっただけなのだと気がつきました

それからは、何かあれば「コレやってちょうだい!」と頼ることにしました。夫も喜んで協力してくれます。男性って頼られるのが大好きな生き物なんですね。

Lino
40代半ば

時には怒ることも必要!?自分の思いはきちんと伝えて

結婚して15年経ちます。結婚3年で妊娠し、翌年出産しました。それを機に退職して育児に専念することにしました。主人は子供が大好きで早く欲しがっていました。なので妊娠した時にはとても喜んでくれました。

私の実家は近くではないので初めての育児、不安はありましたが、主人の子供好きを信じていました。ところが出産して自宅で家族3人の生活を始めてみると、現実は違いました。「子供が好き」と言ったのに、赤ちゃんが泣いていてもテレビを見ていて抱っこはしない、私が抱っこしてミルクを作っていても何もしない。赤ちゃんはお腹が空いている時以外はほとんど寝ていると思っていたようです。

実家暮らしの人なので家事は全くしません。寝不足で体が疲れていることを話しても、休みの日に昼まで寝て、出掛けないとまた自分だけ昼寝という態度。私は主人に対してすっかり失望してしまい、尊敬なんてとてもできなくなっていて、もう限界でした。離婚までは考えませんでしたが、もうこの人の赤ちゃんは産みたくないと思っていました。

私達はあまりケンカをしない夫婦でした。2人の時は余裕もあり相手を気遣うこともしていましたが、それがなくなっていました。文句を言いたくなかったので我慢していましたが、言わないと自分がダメになると思い、全部言いました

すると、もともといい人だけど気付かないだけだったので、それをきっかけに色々と手伝ってくれるようになりました。私も気付いての姿勢ではなく、やってと言うようになりました。こうして私は主人を尊敬する気持ちを取り戻しました。大変な時期はお互いの思いをきちんと伝えあって、助け合っていくことが大事たと思います。

みやの
36歳

父性は一朝一夕には装備できないと分かりました

夫と結婚して3年目になります。結婚して1年くらいで子どもを授かり、夫もすごく喜んでいて「子どもが産まれたら育児を手伝う」とまで言ってくれていたんです。ですが、いざ子どもが産まれると、私が忙しくなってしまい夫に構うことができなくなってしまったんです。そしたら、なんと夫が子ども返りみたいになってしまいました。

仕事には行くのですが、お昼休みなどに頻繁にメールを送ってきたり、帰宅後は私にベッタリなんです。私は子どもの世話で疲れているし、夫にも育児を手伝ってもらいたかったのに、どうして大きな赤ちゃんの世話までしなくちゃいけないんだろうと、心身共にヘトヘトになっていました。そのため夫を尊敬できない状態になり、嫌悪感すら抱いていました。

そんなある日、ママ友と話していて男性は父性が芽生えるのが遅いという話題になりました。女性は妊娠期間がありその間に気持ちも変化していきますが、男性は父親の気持ちを急には装備できないと言うんです。それを聞いたとき、結婚してすぐに子どもが出来て嬉しかったのと同時に、二人きりの時間が短かったことを寂しく感じていた夫の様子を思い出しました

妊娠期間は私の体調も悪く、遊びに行くこともできませんでした。夫はそれを受け入れてくれて、仕事を頑張ってくれていたんです。夫はまだ私と恋人みたいなラブラブな気持ちでいたいのかなと思ったら、何だか夫が可愛く思え、尊敬できず辛かった気持ちもなくなりました。環境の変化にまだ順応できてないだけだと思うことで、楽になりますよ。

まるこめ
20代後半

喧嘩をしないように笑顔いることを心がけた

結婚2年目で出産を期に、頼りないにも程があると気づいた夫に嫌気がさし、尊敬なんて全くできなくなりました。

「もっと支えてほしい。もっとこんなにも痛い思いをして出産したことを感謝してほしい。なんでわかってくれないの?理解してくれないの?なんでしてほしいことを指示しないとできないの?なにも動いてくれない。なんで協力してくれないの?」と不満ばかり出てきて、少し考えたらできることなのになんでうちの夫はできないんだろうと、結婚したことを後悔するようになりました。

でも離婚はしなくないし、こんな関係を子供のためにもとりあえず修復したいと思い、不満を言うときも感情的にならず、毎日できるだけ笑顔でいられる家庭にしようと、気持ちを切り替えて努力を始めました。

すると、夫が働いて家庭を支えてくれていることに改めて感謝できるようになりました。たくさん責めすぎたことも少し反省しています。子供を授かれたことは夫がいたからこそだから、少し時間がかかるかもしれませんが見つめ直してみると、夫を尊敬していたころの気持ちを取り戻せるかもしれませんよ。

ちゃんよう
40歳

海外赴任に同行し、夫の存在が頼りだった

夫とは大学時代からの付き合いで、結婚して今年で13年目です。大学時代からの長い時間の惰性なのか、子供が生まれてから夫はいかに家の中の事をしないかに気づき、尊敬も何も、元気で働いてお金さえ入れてくれればいいとまで思っていました。

長男の時は夜中に子供が泣いて私自身もヘロヘロになっているのに、全く気付かずにのうのうと寝ている主人に無性に腹が立ち、早く会社にいってくれればいいのにと腹立たしく思っていました。

そんな腹立たしさにさらに拍車をかけるように主人の海外出向が決定し、私は帰国までの三年間、別居を望んでいましたが、結局は家族全員で海外生活をすることになりました。海外生活が始まり、私は全く英語ができずとにかく不自由な生活がスタートしました。

「夫と結婚はしたものの血がつながっているわけでもなく、こんな他人について海外生活なんてやめればよかった」と悲しくてつらい気持ちになりましたが、夫は自分の仕事をなるべく調整して子供の病院に付き合ってくれたり、英語ができない私のために子供の学校の申請書など全ての手続きをしてくれたりと、日本では絶対にやらないでしょうということをしてくれました

そうした姿を見て、主人の存在が頼もしく思え尊敬する気持ちを取り戻すことができました。夫の事を尊敬できないという気持ちはものすごくよくわかります。でも、夫は他人。他人なのにここまでしてくれる、と考えたら結構気が楽になると思います。

みあ
33歳

いつでも主人は私を気遣ってくれていた。

現在結婚9年目、なかなか子供を授かれなくて不妊治療を始めようとした矢先に、待望の第一子を妊娠しました。妊娠してから全ての物から我が子を守りたいと神経質になってしまい、煙草をやめない主人を汚い物扱いするようになってしまい、その辺りから夫を尊敬できなくなり、軽蔑と馬鹿にしたような態度をとってしまっていました。

毎日主人のやる小さなことにイライラし、顔を合わせるたびにケンカして、主人のために洗濯やご飯を作るのが嫌になって、赤ちゃんのため以外には何もしたくなくなりました。嫌々主人の洗濯をして、内心「気持ち悪い」って思いながら干していたら、主人が「いつもありがとう。感謝してるよ。たまには息抜きに温泉行こうか」と誘ってくれました

その時、何故か涙がドバーっと溢れ出て、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、そこから日に日に主人に対しての態度が良くなっていったと思います。現在は2人の娘と主人との4人家族になりました。

主人は給料を全て私に預けてくれ、休日は家族サービスをしてくれます。今ではとても尊敬しています。赤ちゃんを思う気持ちが強くて旦那様を嫌いになる時期をガルガル期というそうです。客観的に周りの旦那様達と自分の夫を見比べてみてひとつでも良いところがあれば、そこを尊敬してみる努力をして、尊敬する気持ちを取り戻してほしいです。

もなみ
30代後半

ママ友の優しい言葉でそうなのかもと思えるように

わたし達夫婦は結婚して15年目です。夫を尊敬できないと思うようになってきたのは、子供が生まれてからですね。毎日夜泣きで起こされる私を知ってか知らずか、隣でグーグー眠る夫を見るとうんざりしてしまう時期がありました。

仕事を頑張ってくれているので仕方ないのはわかっています。それでも眠い目をこすりながら少しだけ付き合ってくれたり、1時間だけでもいいから眠らせてくれたりしたらどんなにありがたいか…。子育てってやっぱり妻の役目なんだなとしみじみ感じていました。

そんな時にあるママ友にその話をしたところ、「旦那さんはあなたを信頼して子育てを任せてくれているんだね!」と言われたんです。なるほど、そんな風に考えてみるとそうなのかもしれませんし、そう思ってしまえば楽になれるような気がしました。

夫を尊敬できないママさんにアドバイスをするなら「夫も違う場所で頑張っていることを忘れないで!」と言いたいです。そして、子育てを任せてもらえているというプライドを持って頑張りましょうと励ましたいですね。

とも
38歳

夫も子育て初心者、具体的に指令を出す大切さ

現在結婚5年目になります。娘が生後3ヶ月の頃、育児や家事で全然役に立たない夫に対して、イライラがピークでした。「何でこうできないんだろう、何で気づいてくれないんだろう」と尊敬する気持ちなんてすっかりなくなり、腹が立って仕方なかったです。

その時の私は、夫に対し文句ばかり言っていました。ある日、久しぶりに娘を連れて友人の家に遊びに行きました。友人にも一つ上の男の子がいます。夫に対する不満を友人に全部聞いてもらいました。

すると友人も子どもが産まれてすぐの時、全く同じ気持ちだったと教えてくれました。友人は私に「よく考えたら旦那さん結構子育て手伝ってくれてると思うよ」と言いました。たしかに冷静に考えたら、役には立ってないけど、手伝ってくれようとしていたことに気づかされました。

友人は「旦那さんはきっとやろうとしてくれてる、どうすればいいかわからないだけだよ」とアドバイスしてくれました。家に帰り夫とも話し合いました。友人が言うように、手伝いたいけど上手くできなくて怒られるから邪魔しない方がいいと思っていたと、夫も悩んでいました

それを聞き、私は子育てに必死で夫への思いやりの気持ちをすっかり忘れていたことに気づかされました。夫も子育て初心者。子どもといる時間は母親より少ない。ですから具体的にこうしてほしいとお願いすることが大切です。そしてできたら誉めて喜ぶ。すると進んで自分から手伝ってくれるようになり、今ではすっかり何でもできるイクメンパパです。

ともりん
38歳

夫の立場を理解した

結婚14年目です。一人目出産を機に、子育てに協力的ではなく、毎日眠い状態の妻に対し冷たい態度で、洗濯を干している間すら全く子供を見てくれない夫を尊敬できなくなりました。

当時育児休暇中で仕事を休んで子育てをしていましたが、仕事を復帰してもこのままではシングルで子供を育てているのと同じかもしれないと考えていました。休日、子供を連れて買い物に行った際に、夫に取引先からの電話がかかってきて、その時に休日なのに「後で仕事に行かないといけなくなった」といって、買い物が終わり次第仕事に行った姿を見て、大変な仕事をしているから家庭までは無理なんだと気づきました。

それ以来、夫には出来る時に子育てをしてもらえればいいと思うようになりました。夫も外の世界ではかなりしんどい思いをしています。家の中で子供と二人で思いつめることもありますが、外の世界は広いです。広い世界に目を向けて、広い心で接してあげてほしいです。

ハル
30代後半

ゲームオタクだったパパがいつしかイクメンパパに!

現在結婚7年目で、私は専業主婦をしています。妊娠中、夫はお腹の子供にはまるで無関心で、休みの日は自室に籠もってゲーム三昧。私が重いお腹で家事をしていても知らん顔でした。息子が産まれても、始めて見る新生児の扱い方が分からないのか世話をする事もなく、仕事の他はゲームばかりな日々が続き、尊敬できない夫と暮らす毎日はストレスで辛かったです。

ところが息子が2歳になって言葉が出始めた頃から、夫は変わりました。「パパ、あそぼう」などと言われれば、日が暮れるまで子供と一緒に遊びます。幼稚園に入る頃になると、毎日園との連絡用ノートを自主的にチェックして、園での様子について子供に聞いたり、私に嬉しそうに話したり。いつしか夫のゲーム機は、ホコリが被っていました。

おかげで一度は冷え切りそうだった夫婦関係も改善し、数年後には娘も産まれ、今は家族4人穏やかに暮らしています。『子は鎹』とは本当によく言ったものだなぁと思いました。我が家の場合はあえて夫に何も言わなかったのと、子供の成長に従って夫に子供に対する愛情が芽生えるのを待ったのが良かったのかなぁと思っています。

夫を尊敬出来なくて悩んでいるママさんがいたら、何も言わずにひたすら信じて待ち続けるのも一つの手段なのかもしれません。