産後のイライラ失敗談と解消法
産後のイライラで失敗した体験談と解消法を紹介します。育児に協力的ではない夫にイライラをぶつけてしまったり、産後に体調が戻らない時に手伝いに来てくれた義母に当たってしまったり、と産後のイライラが元で関係性が拗れてしまったエピソードもあります。
イライラしたときは一人で抱えずに頑張り過ぎないことや家族と距離を置くことなど、的確なアドバイスの体験談もあるので、これから出産を控えている方にも参考になるのではないでしょうか。産後のイライラは子供にも悪影響なので、出産前に夫とよく話し合うことも大切になるでしょう。
Q産後イライラ失敗エピソードを教えてください!
A一人で抱えすぎると爆発するので、頑張りすぎないことが大切。
産後1ヶ月が経った頃、体も完全に回復していていない状態で、夜中の授乳による睡眠不足や慣れない育児に体力の限界を感じ、精神的にも追い込まれていました。そんな中、どうしても体調が優れなかったので、子供をお風呂に入れて欲しいと夫に頼んだのですが、面倒くさがってやってくれませんでした。そこでプツっと糸が切れてしまい、泣きながら家を飛び出してしまったのです。帰る実家もなく、行くあてがなかったのでひたすら車でウロウロ、携帯の電源も切って翌日の早朝に戻りました。
夫は私を責めることなく子供のお世話をしていてくれており、そこで私も冷静になって反省することができました。後にも先にも家出をしたのはそれ一回きりでしたが、なんでもかんでも一人で抱えすぎたこと、完璧にやろうとしていたことが原因だと思い、それからは少しずつ手を抜いて、夫にも協力してもらえるようにお願いしました。今はたまに夫に子供を預けてお友達と出かけたり、一人で買い物に行ったりしてストレスを解消しています。
A独身の友達に嫉妬してしまった話
子供が生まれてからは、十分な睡眠時間が取れずイライラする日が続いていました。そんな時に学生時代の友人から飲み会に誘われ、一日両親に子供を預けて飲みに行くことにしたのです。久々の飲み会はストレス発散になるかと思ったのですが、むしろ逆でした。私以外の3人がみんな独身だったので、話がかみ合わないことが多かったのです。そして独身で自分にお金をかけて好きなことをして、自由に輝いている友人たちに次第に嫉妬心を抱くようになってしまいました。
途中で一人だけ惨めな気分になり、結婚してないと気楽で良いよねとうっかり言ってしまったのです。その直後少し空気が変わって嫌な雰囲気になり、私はハっとしました。産後のイライラを友達にぶつけてしまったのです。独身だってきっと不満に感じていることはたくさんあるはずなのに。それから反省して友人3人にはメールで謝りました。そして独身の友達とは適度に距離を取る方がいいと感じ、今は飲み会には行かずメールのやり取りのみしています。
A主人への暴言がすごかったです。
産後から姑の干渉で入院先に押しかけられ、面会時間など無視しての面会、姑の友人がお祝いをくれるなどと無理やり会わされ入院中なのにお茶を出したり疲れ果てました。そんなことがあってから何もかばって対応してくれなかった主人へのイライラがつのっていきました。姑の言いなりで産後体調が悪いのに姑の家に行き来させられ、とうとう爆発しました。妊婦のときはいたわってくれたのに、産んでからは自分の体の心配なんてしてくれず、毎日嫌味ばかりいっていました。
娘にも触られたくなかったし、ついには無視をするようになってしまいました。泣きながらずっと無視です。主人も話もできないので何も話さなくなり、そのうちお互い家庭内別居のようになりました。そのうち娘が泣き止まなくなったりぐずりがひどくなったりするうちにお互い協力せざるを得なくなり話すようになりました。娘がスヤスヤ眠るころには主人ともふつうに話すようになりました。いま思えば無視までもしなくてもよかったのにと反省しています。
A産後の心と体の変化について、先に夫婦で確認しておこう
産後、ホルモンバランスのせいなのかやたらとイライラしていた私でしたが、子供にはいつも笑顔でいたいと思ったのと、出産にあたりたくさんお世話になった両家の両親にも幸せな顔を見せておきたいと考え、何かがあってもイライラした気持ちを圧し殺していました。しかし、ほんの些細なことでもなぜかイライラしてしまう産後…。周囲へは必死で作り笑顔をしていたのもあり、私の抱え込んだイライラストレスは全て旦那に向けられました。
今思えばうちの旦那はかなりのイクメンで、家にいる時間は全て子供や私のために使ってくれていたと思います。それなのにそんな旦那に「もっと家事も手伝ってよ!」「もっと私の話し相手になってよ!」とわがままをぶつけました。それも毎日…。よく愛想つかされなかったなと思えるようになったのは産後3ヶ月ほどたってから。私は自分のイライラやわがままが恥ずかしくなりました。最初から「ホルモンバランスのせいでイライラしやすくなるよ」「迷惑かけるけどよろしく」と言えていたら、私も主人ももっと気楽に乗り越えられたと思いました。
A父親にイライラ
産後は里帰りし、3ヶ月間実家で暮らしていました。初めての子供で、わからない事だらけ、3時間おきの授乳で寝不足が続いていました。母は「~したほうがいいんじゃない?」とよく言うので「私が親だから私が決める」と言った所、私の意見を尊重して手伝ってくれていました。
父は泣くたびに「おっぱいが足りないんじゃないか?」と言ってくるので「身長も体重も問題なく増えているし、先生が大丈夫と言っていたよ」と言っても納得せず、何回も「おっぱい足りないんじゃないか?」と言ってきました。わからずやの父にはイラッとして感情的に言い返すことがよくあり、後から反省しました。産後で赤ちゃんのお世話と寝不足で心に余裕がないので、ちょっとしたことでもカンにさわりました。イライラした時は我が子を見て落ち着いたり、歌を歌って気を紛らわしていました。
A二人目出産上の子イヤイヤ期
二人目の出産時は上の子供がイヤイヤ期まっただ中でした。いきなり下の子ができて、訳がわからなかったことや産前産後で保育園に入ったことでヤキモチとストレスで、イヤイヤはさらにヒートアップしました。産後で三時間おきの授乳や睡眠不足の私はクタクタ。さらに上の子供のイヤイヤで、かなり疲れていました。近くの実家に帰っていましたが両親は働いているので朝から夜までほとんど一人で家事育児。そんな中、我が物顔で私の実家でくつろぐ旦那にイライラが募りました。
もっと上の子供の面倒を見てほしい、私が旦那の面倒見ていたらゆっくりできないから帰ってほしいなど不満大爆発。義父母がよく来ていて頻度を減らしてほしいとも伝えました。ただでさえ体がしんどいのにお茶と茶菓子を出して接客するのは肉体的精神的につらかったので。イライラで子供にあたってしまい反省しました。昼間に体を休める時間ができて、上の子供が保育園から帰ってきたら思いっきり抱きしめる余裕ができたし、イライラが減りました。子供にも悪影響のイライラ。自分自身の体調を大事にすることが大切だと心底感じました。
A実母の言動にいちいちイライラしてしまった
産後は、自分の実家に里帰りをしました。私には、母乳育児をしたいという希望があったので、なるべくミルクは使用せず、泣いたら母乳をあげるという形をとっていたのです。そのため産後すぐには1時間おきに授乳をすることもしょっちゅうでした。しかし、私の母の場合は母乳で苦労することもなかったのでしょう。私の子どもが泣くと足りないのではないか、ミルクを足したらどうか、しまいには、母乳の味が悪いのではないかという始末。
私は連日の授乳の苦労やイライラが重なって疲労もあり、母のその言葉に私もカチンと来てしまい、お母さんの子どもではないから黙っておいてとつい言ってしまいました。母はショックだったようでそれを父から聞きました。その後父の計らいで仲直りはしましたが、産後のイライラは喧嘩を引き起こすのでいけませんね。
A手伝ってくれているのに、八つ当たりしてしまって反省
産後、退院した後自宅に戻った時、近くに住んでいる夫の母親が家事などのお手伝いに来てくれていました。私は慣れない赤ちゃんの授乳と夜中に何度も起こされたことで寝不足になり、また赤ちゃんが泣いていても理由がわからないためこちらが泣きたいくらいでした。夫の母は気を使ってか、私の話し相手にはなってはくれませんでした。そんな時に夫を介して、爆発が夫の母親に行ってしまいました。
義母は、洗濯も丁寧にする人で、洗濯機の脱水は洋服のためには30秒くらいでいいと言う人なのです。設定は1分以上からしかないので、脱水中の洗濯機のふたをいきなり開けて脱水をむりやり止めてしまうのです。電子レンジもそういう扱いでボタン停止せず、いきなりドアを開けて停止させてしまうのです。そんな音が聞こえてくるたびに、イライラ。それをやめて下さい、と夫から言わせてしまったために関係がギクシャクしてしまい我慢するんだったと反省しています。
A産後イライラしたエピソード
子供が2人いるのですが、1人目の子供の産後はものすごくイライラしやすかったと今でも思います。何というか、子猫を守る母猫ってこういう感じなんだろうなと思います。とにかく子供が他の人に抱っこされるのが嫌でした(産後すぐは旦那でも嫌でした!)。今でも覚えていることがあって、子供が6ヶ月くらいのときにそれぞれの両親を誘って中華料理屋で食事会をしたのですが、そのときに義母が子供を抱っこして離さなかったのです。私の両親もいるのに、寝かせるときも自分の横に「ここ、ここに寝かせなさい!」といって、とにかく自分から離しませんでした。
あまりにイライラして、最後は義母に笑顔が向けられなくなってしまいました。さすがに義母に怒ることはなんとか耐えたのですが(でも、私の機嫌が悪くなっていたのは伝わっていたかも)、家に帰ってから旦那と大喧嘩し、離婚話にまで発展しました。旦那には私の機嫌が悪くなっていたのは伝わったらしく、あの場でああいう態度になるなんて大人気ない、感じ悪いという言い分でした。私は私で、義母は子供を独り占めするなんて!とぶち切れました。今では笑い話です。
A協力してくれる人が必要です
初めての子供には、わからないことばかりでイライラします。さらに、夫が何も協力的でないと、イライラは募るばかりです。そこで、長い間、子供と散歩したりしていました。いろいろな道を見つけては、歩き倒しました。何よりも夫の協力が一番イライラの解消にはなるのです。
また、手伝ってくれる人が必要です。昔とは、社会が違うのです。お母さんが、いつも井戸端会議をしている時代ではなくなっています。団塊の世代のような数がいないのです。同じようにできないです。実家の母親が協力的だといいですが、母自体がいい加減な子育てをして子育てについて覚えていなかったりします。自分で何とかしないといけないとなると、イライラだけでなく悲しくなります。
Aチョコレートマン
なんで泣くのか意味が分からずに常にイライラしていました。周りは遊んでいるのに私は引きこもりのボサボサな姿を見てイライラしていました。息子はまだ小さいし私は若いしで毎日ストレス発散の為にピーナッツ入りのチョコレートを食べていました。
そのせいもあり、息子は歯質が弱く歯がもろくなってしまいました。前歯は虫歯でやられてしまいました。生え変わりはしますが大人の歯で虫歯にならないように歯磨きをしっかりするように気をつけています。歯は一度虫歯になると戻らないので口腔ケアには気をつけなければ行けないと思いました。歯質は親の責任なのに私がチョコレートを食べ過ぎてイライラを納めていたのは多分失敗例ですが、即効性はかなりあります!
A無性にイライラ、そして旦那に八つ当たり…
旦那は朝早くから夜遅くまで仕事、休みの日も疲れたからと一日中寝ており、またあまり自分から子育てに関わろうとしません。そのため一人で育児をしている気分になり、育児をしない旦那に無性にイライラしていました。イライラし過ぎてやる気をなくし、「私は子供の世話でいっぱいいっぱいなのだから、旦那は全部自分で自分のことをやればいい!」と思い、お弁当を作らず部屋は掃除せずご飯を作らず子供とごろごろ寝てばかりと家事を放棄してしまいました。しかし旦那は私に何も言いませんでした。
ある日、夜遅くにぐったりして帰って来た旦那が「遅いからごはんいいよ、ありがとう」と言いました。そのとき私は「旦那は毎日家族のために仕事してくれている。私は家のことをするのが仕事なのだから、ちゃんとやらなくちゃ。」と反省しました。旦那にはイライラしていたこと、八つ当たりしたことを謝りました。旦那はわかってくれていました。優しさに感謝してもしきれません。今でも旦那にイライラしますし、「私ばっかり!」と思ってしまうときはあります。深呼吸をして「お互い様」と声に出すことでイライラを沈めて、笑顔でいるよう心がけています。
Aちょっときつすぎたかな?
産後のお手伝いとして遠方から義母が助けに来てくださいました。私たちが住んでいる場所の土地勘もなく、あまり、方向感覚のよくない義母なのです。初孫ということもあり、舞い上がってしまっている義母は、生後1ヵ月たったかたたないかくらいの孫をとにかく連れまわしたいみたいに思えました。自分ひとりで買い物へ行ってくださる分には、お手伝いの気晴らしにもなるし、お散歩にもなるのでありがたいのです。
しかし、まだ、首も座っていない孫と2人っきりで、土地勘のない場所でのベビーカーでお出かけはやめて欲しくて、つい「ごめんなさい。それだけはやめてください」とちょっと強く言ってしまいました。案の定といいますか、義父が遅れてこちらへいらっしゃった際に、駅まで1人で迎えに行ってくださった義母は帰りに道に迷ってしまいました。可愛がってくださるのはありがたいのですが、自信過剰すぎてちょっとイラッとしてしまい、言い方がキツくなってしまったことを後悔しています。イラついた時はすぐ言葉として発せず、1度落ち着いて考えてから言葉を発したほうがイライラも治まるし相手も傷つけないのでいいですね。
A産後の勢い。
わたしは結婚してから旦那が長男だということもあり義両親と同居していました。それから子供を授かり、ステキな妊婦生活を送っていたのですが、妊娠しているせいか、イライラする事が多々増えるようになりました。大体の原因は義両親との同居生活。朝は早いし、ゆっくりお風呂も入れない。好きに外出出来ないし、何よりわたし自身が人見知りで気を使うタイプでしたのでそんな日々にどんどんストレスが溜まっていきました。それから夜無意識に涙が出たり、実家に帰りたいなど強く思うようになりました。
そして臨月になり、待ちに待った里帰り出産を迎えました。実家に戻るとそれは快適で。何より気を使わないでいいのが一番で、義実家にはもう戻りたくないという気持ちが高まっていったのです。それから出産を迎え、可愛い赤ちゃんと生活をしていく内に義実家に帰りたくないという気持ちがどんどん増していき、何故か旦那の事までも嫌になってきたのです。たぶん産後鬱だったのではないかと思います。これをきっかけに旦那に、義両親と別居したいと涙ながらに伝え、3ヶ月くらい揉めた後、無事に別居を勝ち取りました。これがわたしの切羽詰まった結果、やってしまったエピソードです
A産後のイライラ解消法
子どもが乳幼児の頃、お母さんは必死で子育てしていますよね。人生で初めての子育て。子どものかわいさは想像以上だったけれど、子育ての大変さもまた、想像以上。私の失敗は、イライラをつい、子どもや夫にぶつけてしまったこと。具体的には、大きな声で怒ること。夫にイヤミを言うこと。私なりの対処法ですが、このような時は、自分だけのスペースへ短時間でも行くことが効果的です。
2階建てのお家であれば、家族が1階にいるなら一人で2階へ。家が狭くて難しい場合は、外へ10分でも散歩に行く。それも無理ならトイレへ駆け込んで深呼吸(笑)。小さなことのようですが、意外と効果があります。感情的になっている訳ですから、まず冷静な自分を一人の空間で取り戻すということですね。子どもを誰かに預けて一人の時間を持てたら一番理想ですが、それが難しいという方はたくさんいらっしゃるでしょうし、私もそうでした。これから子育てをされる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。