害を回避!スマホ育児のルールに関する記事

『スマホ育児のルール~何が悪いの?悪影響を回避する使い方』

スマホを子供に使わせるスマホ育児。実際には多くのママやパパが行っているものの、批判の声もあり一抹の不安があるママも。スマホ育児のメリット・デメリットを知り、悪影響を回避するスマホ育児のルールを覚え、上手に活用しましょう。

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スマホ育児は害ばかり?リスクを回避するルールを守って賢く活用

TV、ネットニュース、新聞などでマイナス報道が多い「スマホ育児」ですが、不安を感じつつも使用しているママは決して少なくありません。

⼦どもたちのインターネット利⽤について考える研究会が2016年10月に行った調査では、スマートホンやタブレット端末を育児に利用した経験のあるママは2歳までに6割、6歳までに7割。

そこでこちらでは、にスマホ育児のメリット・デメリット、悪影響を回避するスマホ育児のルールをご紹介します。ルールを守って賢く育児に活用しましょう。

スマホ育児とは?

スマホ育児とは、スマートホン(以後スマホ)やタブレット端末を育児に利用することで、「スマホ子守り」「スマ放置」などと呼ばれることもあります。

スマホ育児とは子供にスマホを渡して遊ばせたり知育アプリを使わせたりするだけでなく、パパやママがスマホを操作しながらの育児という意味が含まれることもあります

子供が成長するにしたがい、スマホ育児をしてきた家庭だけでなく、してこなかった家庭でも子供がパパママのスマホを使いたがり、しぶしぶスマホ育児が始まってしまうケースが出てきます。その結果スマホ育児を始める家庭が年々増加していくのです。

ママが頼って当然!?スマホ育児のメリット

スマホ育児については悪影響が多く語られ、日本小児科学会では「スマホに子守りをさせないで!」というリーフレットを作成して、スマホ育児へ警鐘を鳴らしています。

それでも不安を感じつつママ達がスマホ育児に頼るのは、様々なメリットがあるからです。

昔は否定的に捉える親が多かったマンガも、今や国際的な評価が高い日本の文化の一部になりました。スマホ育児も使い方のルールさえ守ればメリットはありますので、頭ごなしに否定して育児ノイローゼに追い込まれることのないように、まずは良い点を確認しておきましょう。

公共の場で静かにさせやすくなる

病院の待合室、役所、銀行、兄弟の習い事の間など、子供に静かに待って欲しい公共の場は多々あります。ところが待ち時間が長すぎると持参した絵本を読み終わってしまったり、その日に限っておもちゃを忘れてしまったりと、困った状況になることも。

そんなシーンでは子供を静かにさせる最終兵器としてスマホが役立つことが多いです。ママのスマホが1台あれば、短時間ですが大人しく待てる子も多く、子供も自分が好きなことや興味のあるものを見ながら待てるので、ストレスを減らせます。

ママが心の余裕を持ちやすくなる

一番のメリットです。息つく暇のない育児のなかで、少しホッとする時間を作れます。現代社会は育児をするママ達にとって、けっして育児をしやすい環境とは言えません。

ベイビーハラスメント問題ワンオペ育児が話題となる昨今。赤ちゃんや子供が公共の場で騒いで冷たい視線に苦しめられた経験があるママや、孤育てと戦っているママは決して少なくありません。

そんなママにスマホは静かに寄り添ってくれます。ピンチの時に子供を一瞬で静かにさせてくれることがあるだけでなく、SNSを通して孤独を解消してくれたり、医療情報や育児情報を与えてくれたりと不安を解消に役立ち、心の余裕を作ってくれるのがスマホ育児なのです。

家事がはかどる

夕食の準備中は10分程度のわずかな時間でも、子供が一人で遊んでくれるだけでママの準備効率は格段に上がります。

火を使っている最中に泣き叫ばれたら気が気ではなく、慌ててしまい思わぬ事故にも繋がりかねません。おんぶや玩具では対応できない時の最後の手としてスマホがあると思えるだけで、家事がスムーズに行えるようになるだけでなく、精神的にもかなり楽になります。

子供の学びに役立つ

遊びながら楽しく学ばせることができるのも、スマホ育児のメリットの一つ。今では子供向けの無料アプリも豊富になり、英語・地図・ひらがな・漢字・算数などの複数の学習アプリが存在します。

わざわざ有料のタブレット学習をさせなくても無料で学べますし、低年齢の子供はスマホアプリへの「お勉強」の認識が低いため、遊びとして積極的に学ぶことができます。ですから机に向かってイライラしながらママが教えるより、効率的に学んでいけることが多いのも事実なのです。

子供の機嫌がよくなる

機嫌が悪く泣き叫ぶ子供にスマホを渡すと、ピタッと泣き止んだなんて経験があるママも少なくありません。検索をすると赤ちゃんが泣き止む動画やアプリ、喜ぶ音などがヒットしますので、赤ちゃんが好きなものがすぐに検索できます

また幼児であれば好きなキャラクターの動画もあふれているので、おもちゃに比べて子供が飽きることなく見ることができるのです。

親子会話ツールになる

「スマホ育児」といえば、スマホを乳幼児に与えて放置しているというイメージが強いのも事実ですが、子供と一緒にゲームや動画を見ている家庭もあり、親子会話のツールとして利用している人が多いのもまた事実なのです。TVを見て一緒に主題歌を歌い、話題にするのと同じです。

外出時の荷物が減らせる

子供の外出時の荷物は多く、苦労をされているパパママは少なくありません。ただでさえ着替えに飲み物と多い荷物に子供の機嫌が悪くなった時用に玩具をアレコレ持ち歩くと、ますます荷物は増えてしまいます。そんな時、スマホならば常に持ち歩いているものなので、使うか分からない玩具をいくつも持ち歩くより効率的と言えます。

ルール違反が心配!スマホ育児のデメリット

日本小児科学会がスマホ育児について注意喚起をするのは、ママやパパがルールを破ってしまうことで、赤ちゃんや幼児の発達への悪影響が心配されるから。その内容はスマホの使用が問題というより、親の関わり方が最も深刻な問題点として取り上げられています。

赤ちゃんの頃だけ注意すればいいと思っているママもいますが、むしろスマホ育児で一番危険なのは幼児。自覚できない幼児のルール違反を大人が油断して見落としてしまうことなんです。新聞やニュースでも警鐘されているスマホ育児のデメリットについて、まずは親がきちんと把握しておきましょう。

視力が低下する

これはスマホやタブレットが発するブルーライトの悪影響と言われています。ブルーライトとは紫外線の次に強いエネルギーで、目の奥の網膜まで直接届いてしまうため、様々な目の病気を起こす要因になると考えられています。

目がズキズキする、乾く、疲れるなどの症状が出たりするだけでなく、最終的には視力の低下にも繋がります。

VDT症候群になる恐れも!?

VDT症候群とはスマホやタブレットを長時間使用することでおきる症状のことです。ドライアイや近視などの目の症状だけでなく、肩こりや頭痛などの全身症状、イライラや不安感などの精神的な症状も含まれています。

コミュニケーション力の発達を妨げる

乳幼児はパパやママとの会話や遊びを通じて、言葉や感情の基礎を学んでいきます。ところがスマホ育児に頼りきりになってしまうと、子供はパパやママとのコニュニケーションのチャンスを逃してしまうため、感受性の発達に害をきたすことが懸念されています。

子供にスマホやタブレットを与えるだけではなく、親が夢中になって子供を放置することも、コニュニケーション力発達の妨げになるため注意が必要です。

ストレートネックになる

別名「スマホ首」と言われるストレートネック。長時間スマホを使用することで首の頸椎の緩やかなカーブが失われ、真っすぐになってしまった状態のことを言います。

子供がストレートネックになると肩こりだけでなく、頭痛やめまい・吐き気などの体調不良や、自律神経失調症など通学に影響がでる病気まで引き起こしてしまう恐れがあります。スマホやタブレット使用時は子供がどのような姿勢で使用しているかをチェックしましょう。

運動不足になる

アメリカにあるケント大学の教授が、学生のスマホ利用量と体力の調査を行いました。すると、スマホ使用時間が1日14時間の学生は、90分使用の学生の倍以上も身体能力が低いという結果になりました。

これは大学生の結果ですが、文部科学省も近年の子供達の体力の低下はゲームなど室内活動の増加により外遊びが減ったことが原因と捉えて問題視しています。

運動は健全な体と心の育成に重要な役割を果たしています。つまり運動不足は子供の成長に深刻な問題なのです。

依存症になる

スマホやタブレットをすっと触っている、近くにないと不安に感じるなどの症状が現れるスマホ依存になる可能性が高いと考えられます。大人も依存症になることは知られていまが、子供も長時間使用することで依存するようになります。

依存させないためにはルールを守り、子供にスマホ以外の楽しさを教えたり、親子のコミュニケーションをしっかりとったりすることが大切です。

睡眠障害になる

子供は睡眠時に成長ホルモンが分泌され、身長を伸ばし、免疫力を高め、骨や筋肉を健全に成長させることができます。ところがスマホやタブレットから発せられるブルーライトは、睡眠を誘うホルモン(メラトニン)の分泌を抑制してしまいます。そのため睡眠障害になり、充分な成長ホルモンが分泌できず成長の妨げになるのです。

短時間でも火傷することがある

全国消費情報ネットワーク・システムへの「使用中、本体が熱くなった」「バッテリーが熱くなった」などのスマホに関する相談は、2009年から2013年の5年間で1032件。そのうち268件は「火傷した」「火傷しそうになった」との報告でした。短時間でも子供が火傷をする恐れがあることを知っておきましょう。

上手に活用しよう!スマホ育児のルール

ネットニュースやTV番組で「スマホさえあれば子守りはできる」と捉えられる報道をよく耳にしますが、一方では「実際は万能でない」との声も。子供は興味の対象が色々あるため、年齢にもよりますがスマホだけに長時間集中することは困難なことも多いのです。

核家族化が進む現代社会でスマホ育児を完全否定するのは、子育て中のママにとってよもや非現実的。それよりスマホ育児のルールを徹底してデメリットを回避する方が、よっぽどポジティブな子育てなのです。

アプリを制限する

子供にとって魅力的なアプリは多数存在しますが、子供に不適切なアプリも数多くあるため、次から次へと与えるのではなく親がきちんと管理して制限することが大切です。

無料アプリには子供への教育上で不適切な広告が表示されるものもあります。細部までしっかり確認し、使うアプリを選定しましょう。

子供には1日15分まで

時間を決めてスマホやタブレットを使わせることが、スマホ育児の最も基本となるルール。スマホは小さいため画面までの距離が近くなるため、見せる時間の目安は一日15分までと言う小児科医が多いです。
子供に事前に終了時間を伝え、タイマーをセットして「鳴ったらお終いだよ」など声掛けをしましょう。

最低でも寝る1時間前から使わせない

スマホやタブレットを使用することで、眠気を誘うメラトニンという物質が分泌されにくくなり、逆に覚醒してします。体が睡眠準備をしようと思っても体内時計がずれてしまい眠れなくなるのです。本当は夕方以降が望ましいですが、最低でも就寝1時間前から使用させないことを徹底しましょう。

画面ロックをしておく

うっかりスマホを置きっぱなしにすると、子供は親の目の届かないところでいつ使ってしまうか分かりません。子供にとってスマホやタブレットはおもちゃの一つとしての認識が強く、目に入ると遊ぼうとして悪気なく触る可能性があるのです。

親の気づかぬ間に使ってしまわないように子供に言い聞かせることも大切ですが、スマホの画面ロックを設定しておくことを忘れないようにしましょう。

大人と一緒に使う

スマホやタブレットを子供に与えて放置せず、大人と一緒に使用しましょう。そうすることで子供の悪影響になるサイトに間違って移動することを阻止することができます。

また親が気づかぬうちに長時間使用することも防げますし、共通の話題ができるため遊んだ後のコミュニケーションにも役立ちます。

スマホ育児におすすめのブルーライト軽減

スマホ育児で心配されるブルーライトですが、市販のブルーライトカット液晶フィルムを貼ったり、画面は少し黄色くなりますがブルーライト軽減フィルターアプリをインストールしたりしておくと、ブルーライトの量を減らすことができます。

液晶フィルムはけっこう費用がかかりますが、アプリなら無料でダウンロードできますので、まだインストールしていないママやパパは入れておくとよいでしょう。

「目の保護ーーブルーライト軽減 あなたの不眠を解消します」

ブルーライトを軽減してくれますが調整もできますので、好みの明るさに設定できます。ブルーライトカットは省エネにもなるため、バッテリーの持ちもよくなり一石二鳥!
ただし、他のアプリをインストールする時やスクリーンショットの時は、干渉しあうことがあるため一度アプリを終了させましょう。

「視力保護ブラウザ for iPhone」

使いやすさが評判のアプリ。もちろんブルーライトカットや画面の明るさを自由に調整できます。
ただし、アップデートの際に画面が真っ暗になることがあるため、そのような場合はアプリを再インストールしましょう。

家にいる時はスマホ画面をテレビに映して見せれば、画面から離れた場所で見ることができるため直接ブルーライトを浴びる量を減らすことに役立ち、目の負担も軽減できます。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪