育児休業を取得した期間は?に関する記事

『育児休業の期間はいつまで?取得・延長・短縮の体験談13』

育児休業の期間、みんなは実際にいつまで取得したのかから育休後の職場復帰や男性の育休、育休中の給付金について聞きました。

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  育児休業の期間はいつまで?取得・延長・短縮の体験談13

育休を取得したママ(パパ)に聞く!育児休業の期間のQ&A

出産後に「育休」を取得したい…と考えるご夫婦は少なくありません。
ところで、一般的に「育休」と呼ばれるものには、労働者の権利である「育児休業」と単なる休暇の一種である「育児休暇」があります。育児休業を取得するためには所定の手続きが必要になるほか、取得できる期間も定められています。また、育児休業中のお給料は減給か無給が一般的ですが、条件を満たせば休業中の手当(育児休業給付金)を受けることもできます。それに対し、育児休暇はあくまでも休暇の一種に過ぎず、休暇をサポートしてくれるような給付制度等はありません。

2つの「育休」育児休業と育児休暇の違い

●育児休業
育児介護休業法に定められる労働者の権利を保障する制度で取得には手続きが必要
取得可能な期間は通常1年間(条件により最長で1年半)
独自に育児休業の制度を設けている企業や公務員の場合、最長で3年取得可能
育児休業中の給与は会社規定により基本的に減給か無給
育児休業取得中の収入を補う育児休業給付制度がある

●育児休暇
休暇の一種で法律の適用外

ここでは育児休業・育児休暇を取ったママさんやパパさんにどのくらいの期間、取得したかを聞いています。希望と実際に取得した期間、短縮・延長の有無、それについての会社の反応、家族の協力の有無などについてこれから育休を取ろうと考えている方は参考にしてくださいね。

Q 育児休業の期間いつからいつまで取った?

Honu
40代前半

A人生で最も濃密な1年2ヶ月

産前産後休暇も含め、約1年2ヶ月の休暇を取りました。会社で認められていたのは子供が1歳になる日までだったのですが、子供が3月生まれだったので、誕生日までに保育園の入所ができずに、保育園の入所が決まってからの復帰となりました。就職してからこんなに長期にわたる休暇は初めて、しかも初めての子育てだったので、どんなものか心配でしたが今思えばとても思い出深い、濃密な期間となったことは間違いありません。

生まれたばかりの子供の姿を夫に見て欲しかったという理由から、出産は里帰りせず夫と二人で最初から子供のお世話をしました。あまりの大変さに少し産後うつっぽくなりかけた時期もありましたが、日に日に成長をしていく我が子を見ているとそんな気分もいつの間にか吹っ飛んでしまいました。当然夫の協力もあったからやっていけたのだと思います。生まれてから1年という期間は、人生で一番成長する期間だと思います。自分の仕事のことや立場など心配事はたくさんありましたが、まさに案ずるより生むが易しとはこのことだなと実感しました。

育児休業の取得が認められているのであれば、自分の仕事の心配もあるかもしれませんが、ぜひ取得して、子供の驚く程の成長を見てあげてください。子供の成長は1度しか見ることができない貴重なものです。男性の方も可能であれば同じ時間をできるだけ多くの時間を過ごしてください。

ちゃあ
30代半ば

Aあっという間の11ケ月

一人目の子どもで、不妊治療を経ての待望の赤ちゃんだったため、育休は取れるだけ長くとるつもりでいました。その点は、私の事情をしていた会社も理解してくれていて、最大限希望は叶えてくれるというスタンスでしたが、塾講師という職業上、カリキュラムの区切りの関係で、結局は11ケ月で仕事復帰となりました。育休中もちょくちょく職場に顔を出す機会があり、子どもと一緒に行っていたのですが、あまりの私の溺愛ぶりに、本当に仕事復帰をする気があるのか不安だったらしく、直属の上司だけでなく幹部クラスからも復帰時期の確認がしょっちゅうありました。

理解のある職場で、育休あけの勤務地も家から近いところにしてもらえ、融通をきかせてもらっています。復帰後は、延長保育をしても私の終業時間に間に合わないこともあり、保育園ではなく私の実家に預けています。できるだけ子どもの成長を見ていきたいので、子どもが3歳になるまでは、時短で乗り切る予定になっています。

よしのり
36歳

A育休の後が大変でしたが、10日とりました。

第二子が生まれるので、育休を取得しました。まだ、会社でもあまり利用している人はいなかったのですが、快く対応していただきました。10日間です。仕事もちょうど、時間の融通を自分でつけることができるものだったので、ほかの人に迷惑をかけることもありませんでした。

休暇日の後は、かなり、忙しかったです。穴埋めが大変でした。育休があっても締め切りは待ってはくれないので、それを覚悟のうえで利用したということです。育休によって、ほかの人に迷惑をかけるのは忍びないので、そこには心を砕きました。上の子供はまだ小さいので、みているのが大変でした。もっと利用できたらよかったですが、仕事的にひと月も利用するのは不可能です。

どらみ
20代後半

A1年から1年半に延長

私は営業事務の仕事をしています。育児休業を1年取得し、環境や状況により半年延長可能な会社でした。兄弟はおらず、頼れる両親も両家とも遠方で無理で、主人は仕事に行っているので私しか子育て出来る人がいません。そして1年後に保育園に入園手続きをしましたが、定員多数のため入園出来なかったので、さらに半年延長しました。

会社側は「いつまでも待つ」と有り難い言葉を頂けたので、焦ることなく待機児童で待っていました。そして2ヶ月後に無事に入園できることになりました。主人も状況を理解してくれていたので、今すぐどこでも入れるところを探せというタイプではなく、焦らせることもしなかったので、落ち着いてストレスなく育児休業を過ごすことが出来ました。

hama
34歳

A子供が8ヶ月で仕事復帰しました。

1人目の子供の時に転職してから1年半で育休を取得しました。転職して間もない事もあった為、出産前は子供が預けられる状況になればすぐにでも復帰したい気持ちでした。しかし、子供が産まれると子供があまりにも可愛く思え離れたくありませんでした。せめて1歳になるまでは子供の側で成長を見守りたい気持ちが強くなりました。子供は8月産まれだったので、希望の保育園に見学がてら8月に入園可能か話を聞くと、途中入園は難しく4月からの入園の方が入りやすいとの事でした。保育園に入園出来なかった場合は1歳半まで育休の延長が認められますが、半年延長しても途中入園には変わりありませんでした。

職場の方は4月には復帰してくると思われていた為、育休延長など言いづらい環境でした。自分と旦那の両親も近くにおりお迎えや具合が悪い時等も協力してくれるとの事で、子供が8ヶ月の入園しやすい4月に入園し仕事復帰しました。仕事復帰後は、時短もなくフルタイムで残業する事もあった為、子供との時間がグッと減りました。両親宅に子供を迎えに行くとすでに寝てしまって寝顔を見てる時間の方が多かった時もありました。

子供の成長はあっという間です。子供が8ヶ月から保育園に入れ仕事が忙しく子供の初めて出来た瞬間が見れない事が多々ありました。育休が取れる状況であれば短縮等せずに取りたかったです。

ひこひこ
30代前半

A可能であればもっと長く休みを取りたい!

10月に出産し翌年の4月に復帰したので、育児休業は約5か月取得しました。私の会社は殆どの人が1年もしくは延長しての復帰なので、色々な方から「早いね」と言われました。育休を短縮したのにはいくつか理由があって、一つは保育園が激戦区だったので、私の持ち点では1歳クラスでの認可保育園入園が難しかったことです。もう一つは、当時主人が単身赴任で別居しており、生活費をそれぞれの給料から出している状況でした。主人に頼めば仕送りしてくれたかもしれませんが、恥ずかしながら我が家は貯金がほとんどなかったので、この状況と先の保育園問題も踏まえ、通常より短縮して復帰しました。

子供は保育園にすぐ慣れてくれましたが、もう少し休んで子供と触れあいたかったという気持ちがあります。別居していたので主人の育休取得はまず有り得なかったし、双方の親兄弟が遠方住まいなので周りに頼ることができない状況なので、もし周りに支援してくれる人がいたら育休取得の期間も違ってきたのかな?とも思います。

コウノトリ
37歳

A一人目は10か月、二人目は一年半の予定

一人目の時は、10か月で復帰しました。夫は出張が多かったのですが、当時は実家から母が来てくれて同居して保育園の送迎など手伝ってもらっていました。入園は0歳児でしたが、だいぶしっかりしてもうすぐ歩く、というところだったので他のねんねの時期に入園した赤ちゃんたちに比べるとだいぶ楽だったように思います。ただ、入園してしばらくは本当によく熱を出して、毎週のように小児科や耳鼻科に通っていました。母の助けがなかったら、とても乗り越えられなかったと思います。10か月という育休取得期間はちょうどよかったと思います。実は現在、二人目の育休取得中ですが、夫が海外赴任してしまったので延長して一年半まで伸ばしてもらっています。

が、正直早く職場復帰したいです。子供はかわいくて離れたくないという気持ちもありますが、やはりずっと二人で家に籠っているのがつらいです。やはり社会で活躍している自分のほうが輝いているような気がします。復帰しても夫が近くにいないので大変ですが、母がまた手伝ってくれるというので、その時までじっくりわが子との時間を楽しもうと思います。

モリシ
30歳

A子どもの保育園入所まで育休を取得

私が働いていた職場は女性が多く、産休・育休を経て職場復帰するパターンが一般的であったため、妊娠が判明した時も女性上司やすでに出産を経験していた同僚から育休を経て復帰することを勧められました。上司からは6月が出産予定だったので、翌4月から保育園に入れて復帰してはどうか?と提案されていました。
その時は、子どもを1歳にならないうちから保育園に預けることに対して少し抵抗もありましたが、上司からは”子育ては大変。子どもは当然かわいいけど毎日一人で抱えて世話をするにはそれはそれでストレスも溜まるもの。復帰後は育児支援の制度を使って時短勤務も適応できるから保育園のお迎えも困らないようにするし、ぜひ復帰したら?”と声をかけてもらっていました。他には育児休業中の給付制度の手続きでわからないこととかも、会社の同僚が良く知っていたのでとても助かりました。

実際、出産すると子どもはかわいいのですが、我が家は核家族で主人の実家も私の実家も遠方な上に両親も現役で働いている世代。主人は週6日朝から遅くまで仕事なので育児はほぼ私一人の手にかかっていました。やはりかわいいわが子でもずっと一人で世話をしていると煮詰まることもあり、疲れを感じることもありましたので、そのときに上司が復帰して子どもといる時間が少なくなる分、一緒にいる時間を大切にうんと愛情を注いであげればいいんじゃない?と言ってくれた言葉を思い出しました。私には、保育園にもお世話になりながら早期の復帰が合っていたのかもしれないと思います。

はぴら
30代前半

A半年延長して1年半しっかり休みました!

一人目の出産後、1年半の育休を取りました。私が務めていた会社は、とても良心的だったので、育児休業を取ることにあまり抵抗はありませんでした。また、私より1ヶ月早く出産した同僚がいて、その人も育児休業をとっていたので、自分だけではなく少し安心でした。 当初は1年間の予定でしたが、息子の誕生日が10月で、その時期から入れる保育園もなかなか見つからなかったことから、半年延長してもらい、4月に入園させる予定でした。実際は3月末で夫の転勤が決まってしまい、遠方に引っ越すことになったので、仕事復帰はできず、退社することになってしまいました。

 私も夫も近くに両親がおらず、頼れる人がいなかったので、育児休業を取ってよかったと思います。生後半年くらいは本当に手がかかり、大変ではありましたが、貴重な時間を息子と一緒に過ごせたことはよかったと思っています。ただ、息子のお世話だけをしてずっと二人きりで過ごす日々は、私にはちょっと合わなくて、きつくなってしまっていた時期もあったので、1年くらいで復帰できたら精神的にもちょうどよかったと思います。

まきこ
30代前半

A一歳の誕生日までに復帰が条件。でも本当は二年欲しかった!

務めていた会社は「生まれた子が一歳の誕生日までに復帰しなさい」という条件でした。一歳前なら半年でも10ヶ月でもいつでもよいのですが、やはり生まれてきた我が子が目の前にいると、もっと長く一緒に居たい…。変化のめまぐるしいこの時期は可愛さもギュギュッと詰まっているに違いない!別れる時に泣きわめく我が子の顔を見たくない!など、様々な思いから、結局誕生日の前日まで育児休業をもらってしまいました(笑)公務員で教師を務めている友人は2年とれたし、2年の間にまた一人子供ができたら継続して休むことができると聞いて、心の底から羨ましく思いました。私も2年欲しかった!

主人は育児休暇取りたいなーと現実では叶わない願いを時折呟いていました。幸いにして自分の実家が近かったので、何か困ったことがあったら実家に行っていましたが、復帰後は行く回数も減り、家と保育園と会社の行き来の日々でした。自分の職業がサービス業のように不定休だったので、主人との土日休みが全て重なるということがなく、土曜日も保育園に通わせていた我が子と一緒に要られる時間は、本当に貴重で楽しい時間であったのを今でも忘れることはありません。

mfamh
33歳

A1年半取得しました。

私は、育児休暇中を1年半取得しました。8月に出産をしたので、本当は1年間の育児休暇中でしたが、保育園の途中入園が不可能でしたので、国の定める規定通りにあと半年延長してもらい、翌年の2月まで延期してもらいました。しかし、それでも保育園の途中入園は出来ませんでした。4月の一斉入所でようやく保育園の入園が決まり安心はしましたが、それまでは近所の一時保育施設のある保育園に午前中だけ預けて、義母にパートが終わってから迎えに行ってもらい、それからは私の仕事が終わるまで面倒を見てもらっていました。

夫は特に育休は取得せずにいました。子供は第1子なので兄弟はおりません。近所に義理の両親が住んでいるのである程度面倒は見てもらえていましたが、正直毎日預けるのは気が引けました。私はアパレルの企画職をしていますが、なるべく会社に配慮をしてもらい勤務時間を短縮しながら今も働いています。育休は正直4月までの約2カ月は延長してもらいたかったです。

みんみん
20代後半

A育休を取得したけれど復帰はできませんでした。

育児休業を取得した期間は、半年間でした。私の当時の職業は医療関係の事務員で働き始めて1年経たないときに妊娠が発覚し結婚出産と進みました。職場で育休取得をした女性は過去におらず初めてのことだったのですが育休を半年間いただけるということで取得に踏み切ったところその半年が終わったときに職場に復帰することがでいない状態になっていました。

というのも少ない人数で仕事を回していたため子持ちの私ではなく融通の利く若いスタッフさんを後任に入れていたことがわかりそちらのスタッフさんが私の仕事を引き継いで行っていたのでもう私の戻れる場所はないとのことでした。育休取得をいただけたことは嬉しかったですが戻ることができなかったので今でもちょっとくやしいです。

みゆみ
30代後半

A生後半年で保育園に預けました。

長男を出産した時、生後半年で保育園に預けました。本当は1年育児休暇を取得したいと思っていましたが、自営業で仕事に支障が出るので半年の育児休暇にしました。実家の両親や義両親も仕事をしているので頼れませんでした。保育園に預ける時は不安もありましたが、長男もすぐに保育園に慣れてくれておかげで私も仕事をスムーズに続けることができました。

義両親からは、そんなに早く保育園に預けて可哀想等だと言われましたが、長男は保育園で活発に遊んでいるようで人見知りもほとんどしなかったので、早くから預けて良かったと思いました。もう少し子供と一緒にゆっくり過ごしたかった気持ちもありますが、家にいる時は長男に目一杯の愛情を注いでいるつもりなので、後悔は全くありません。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

おすすめの記事