お金をかけずにできる!赤ちゃんの知育に関する記事

赤ちゃんの知育はいつから?お金をかけずに脳を育てる方法

赤ちゃんの知育はいつから?お金をかけずに脳を育てる方法

赤ちゃんの知育といっても種類はさまざま。成長にあった知育玩具や遊びを活用して、脳に良い刺激を与えましょう。赤ちゃんに知育教育を始める時期やお金をかけずにできるリーズナブルな知育グッズ、月齢別知育遊びや効率よく学ばせる工夫などをまるごと紹介。

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赤ちゃんの知育はいつから?親の脳育は胎児の頃から始まっている

赤ちゃんの知育はいつから?と思っているママさんパパさん、実は脳が作られる胎児の頃から始めることが大切です。

妊娠中や授乳中の飲酒や喫煙は脳に害があることがよく知られているように、まずは赤ちゃんの知育を大きく左右する脳に、ダメージを与えない生育環境を作ることからスタートします。

では生まれてきた赤ちゃんの知育は、いつから始めるとよいのでしょう?赤ちゃんはいつからママやパパが与える刺激を感じられるようになるのかを、見ていきましょう。

赤ちゃんに知育玩具を与える時期は?目がおもちゃに反応する2ヶ月頃から

5ヶ月頃から赤ちゃんへの目の変化のイラスト

赤ちゃんに知育玩具を与える時期は、目が見えるようになる生後2~3ヶ月頃を目安にするといいでしょう。

生まれたばかりはぼんやりとしていた視界が次第にはっきりとし、動きや色の識別ができるようになってくるのがこの時期。赤ちゃんの興味を引く知育玩具で脳を刺激するだけでなく、目の機能の発達を促す効果も期待できます。

最初は、赤・黄・緑などの色のはっきりしたカラフルなおもちゃがおすすめ。赤ちゃんの成長には個人差が大きいので、無理なく、焦らずに遊びに誘ってみてください。

赤ちゃんへの音の知育は?耳が音楽の影響を受け始める5ヶ月頃から

5ヶ月頃から赤ちゃんへの耳の変化のイラスト

「赤ちゃんの知育にはクラッシックが良い」と言われていますが、聴覚が発達して聞き慣れた音や音楽が分かるようになるのは生後5ヶ月頃と考えられています。

赤ちゃんの聴覚はママのお腹の中にいるころから発達を始めますが、胎児の頃はまだ脳に音楽の影響を及ぼすほど発達していません

胎教はあくまでもママがリラックスすることで、お腹の中の赤ちゃんに良い環境と成長を促すもの。音楽やリズムを使った本格的な知育は赤ちゃんが生まれてから、成長にあわせて始めるといいでしょう。

赤ちゃんの知育におすすめ!リーズナブルなグッズ4選

「赤ちゃんの知育玩具」と聞くとお金がかかるというイメージがありますが、身近にある意外なものが赤ちゃんの脳を刺激する知育グッズとして役立ちます。

自宅で簡単に出作りするものから、リーズナブルにレンタルできるものまで、おすすめの知育グッズをご紹介しますので、赤ちゃんの成長にあわせて活用しましょう。

家にある材料で簡単に手作りできる知育玩具

赤ちゃんに役立つ知育玩具のおすすめ商品は数多く市販されていますが、実はわざわざ市販品を購入しなくても、手作りすればリーズナブル。

中でもおすすめの知育玩具は赤ちゃんがティッシュを引き出すおもちゃお店で買えば1,000円以上する知育玩具も、家にある材料を使えばリーズナブルに製作できます。

他にも赤ちゃんの知育に役立つおもちゃの中には、気軽に100均グッズや廃材などを使って手作りできる物がありますので、ママの手作りで、赤ちゃんに色々な体験をさせてあげましょう。簡単な工作程度で作れますので、ママの気分転換にもなりますよ。

図書館で借りてきた絵本

赤ちゃんに本を読んであげるママ

絵本も赤ちゃん期から知育に使えますが、図書館から借りてきたものならリーズナブルですし、成長段階に応じて買い替えていく無駄も省けます。

言葉は喋れなくても、絵本の読み聞かせは赤ちゃんの語彙能力を高める効果が期待できるおすすめの知育。色のきれいな絵本や音の出る絵本、触覚を刺激するものから生活習慣のマスターに役立つものまで、さまざまな絵本が市販されています。

繰り返し読み聞かせることで、言葉を脳にインプット。毎回同じものだと赤ちゃんへの刺激が不足するので、借りてきた0歳児向けのおすすめ絵本でバリエーションを増やしましょう。

スマホやタブレットの知育アプリや動画・DVD

子守代わりに使うのは好ましくありませんが、パパやママのスマホ、タブレットなどで利用できる知育アプリや動画、DVDも赤ちゃんの知育に使えます。

最近は赤ちゃんに読み聞かせができる絵本アプリなどもありますが、これからのグローバル社会を見据えた外国語の教育は、スマホの知育アプリや動画だったら簡単。自分の英語の発音に自信がないパパやママでも、ネイティブな発音で作られたDVDなら赤ちゃんに正しい音を覚えさせることができて便利です。

動画やDVDは赤ちゃんだけでも学べますが、知育は大人と一緒に行うことが大事。パパやママが赤ちゃんに問いかけたり歌や手遊びをしたりと、赤ちゃんへのスマホやタブレットの悪影響を意識して、依存せずに活用しましょう。

公園や海などの砂

公園の砂場や海などで行う砂遊びも、赤ちゃんにとっては楽しい知育の一つ。砂遊びデビューはお座りできるようになる1歳前後からがおすすめですので、口にいれないようにパパやママが見守りつつ、一緒に遊んであげましょう。

赤ちゃんの知育は勉強系にこだわる必要はありません。手で触って感触を楽しむだけでも良い脳への刺激になりますし、道具を使ったり足場の悪いところを歩いたりすることで、身体能力を鍛える効果も期待できます。

いないいないばあっ!以外の赤ちゃんが喜ぶ月齢別知育遊び6選

ママと遊ぶ赤ちゃん

「いないいないばあ」は赤ちゃんの反応を促す定番の遊びですが、その他にもさまざまな知育遊びがあります。

ただし赤ちゃんの成長に合っていないと楽しく遊べませんので、月齢ごとに楽しめる知育遊びを見ていきましょう。

新生児期からできる「おめめでこんにちは~遊び」

赤ちゃんの発達は生まれた直後から始まりますので、新生児期から聴覚や視覚に訴えて知育を始められます。

生後0ヶ月の新生児は、ごく近くだけがぼんやりと見えている状態なので、顔を赤ちゃんの顔の20cmくらいまで近づけて、目と目を合わせ、ニコッと笑顔で「こんちにちは~、〇〇ちゃん」と話しかけてあげましょう。赤ちゃんの知育と親子のコミュニケーションの第一歩となります。

赤ちゃんが起きている時は「起きたの?」とか、「今日は、雨が降ってるよ」などの日常の何気ない言葉で繰り返し語りかけ、身近なパパやママの声や顔を記憶させていきましょう。

生後2~3ヶ月以降の赤ちゃんにおすすめの「スキンシップ遊び」

生後2~3ヶ月頃は赤ちゃんが反射ではなく意識的に笑う「社会的微笑」が始まる時期ですから、パパやママが手で触れて声をかけるスキンシップ遊びで、どんどん赤ちゃんの反応を引き出す知育を行いましょう。

例えば「くすぐっちゃうぞ~」といいながら、手足やお腹をコチョコチョとくすぐる。手足を曲げ伸ばしさせながら、「あっぷっぷ!」と変顔してみせるなど。繰り返していると社会的微笑から、「キャハハハ」と声がでる笑いに進んでいきます

生後4~5ヶ月以降の赤ちゃんにおすすめの「パチパチ遊び」

生後4か月頃になると赤ちゃんによって個人差があるものの、目や耳、心が発達して興味のあるものを目で追いかけ始めます。

目の前でパチパチと手を叩いてから、顔の左右・上下に手を動かしていき、「どーこだ?」と「パチパチ遊び」に誘いましょう。首を巡らせて音の出るほうに顔を向けたら、「見つかっちゃった~」とほめてあげて。手の替わりにガラガラなどを使って、いろいろな音に慣れさせるのもおすすめです。

首がしっかりしているのであれば、視線を向けた拍子に横向き姿勢になるようにサポートしてあげると、寝返りの練習にもなるので、知育と体の発達の面で一石二鳥です。

生後6~7ヶ月以降の赤ちゃんにおすすめの「ママ真似遊び」

生後6ヶ月を過ぎてお座りができるようになると、ママと向かい合って遊ぶことができるようになりますので、赤ちゃんにママの真似をしてもらう「ママ真似遊び」をしてみましょう。

動物を好む赤ちゃんや幼児はとても多いので、赤ちゃんの向かいに座って「ぴょんぴょんウサギ」と言ってウサギの真似をしたり、「パオーン象さん」と言って手で鼻を真似たりしてみます。

初めはじっとママの様子を観察するだけですが、次第に真似をするようになってきますので、繰り返し行えば語彙力やイメージ力を膨らませる知育になります。

生後8~9ヶ月以降の赤ちゃんにおすすめの「ハイどうぞ遊び」

生後8~9ヶ月になり赤ちゃんがお座りやハイハイ、伝い歩きができるようになってくる頃になると、手指の機能がますます発達してきて興味のあるものを手に取る動作を始めます。

その頃になったらおもちゃなどを「ハイ、どうぞ。ありがとう」と受け渡す知育遊びがおすすめ。最初はパパやママから、赤ちゃんへ。知育が進んでいくと赤ちゃんが真似をするようになり、おもちゃを差し出してくれます。

ボールなどを赤ちゃんのほうにゆっくり転がして、「ハイ、ちょ~だい!」という誘い方をするのも良い方法です。

生後10~11ヶ月以降の赤ちゃんにおすすめの「手遊び」

生後10ヶ月を過ぎると表情が豊かになり、手足も自由に動かせるようになりますので、「むすんでひらいて」や「頭・肩・膝・ポン!」など、リズムに合わせた赤ちゃんへの手遊びが知育に役立ちます。

手遊びは視覚・聴覚・触覚で同時に脳を刺激しながら、声を出して楽しく学べるおすすめの知育な遊び。赤ちゃん期の手遊びは、床にあおむけに寝かせたままでも、お座りした状態でもOK。「大きな栗の木の下で」や「ずいずいずっころばし」など、バリエーション豊富に試してみてください。

赤ちゃんの知育に適した環境とは?効率よく学ばせる工夫

赤ちゃんの知育をスムーズのすすめるためにも、玩具やグッズだけでなく、周りの環境や接し方などにも配慮が必要です。効率よく学ばせるためにも、次の工夫に注目してみてください。

おんぶ育児による高い視点の刺激は知育に役立つ

赤ちゃんをあんぶするママ

赤ちゃんをおんぶで育児することは、赤ちゃんの目線を高くすることでより多くの刺激を与える良い方法です。視界が広がってさまざまな物を見ることができ、記憶する情報量を増やすことができます。

おんぶができる時期になると赤ちゃんの首が座り、自分で首や目を動かして興味のあるものを追いかけるようになりますので、どんどん好奇心を広げて知育に繋げましょう。

おんぶされると常にママの声や体温に接している安心感があるので、赤ちゃんはのびのびと知識を増やすことができます。

共有型しつけは語彙力を高める知育になる

今、「共有型しつけ」が注目されていますが、このしつけ方は赤ちゃんの語彙力を高める知育としても認められています。

赤ちゃんは楽しむことが大好きですから、知育もしつけも親子で楽しんですすめるのが効率アップのポイント。親子の会話や絵本の読み聞かせは、飛躍的に赤ちゃんの言葉の情報量や国語力を増やします。

小さな頃から自分で何かがいけないのかを考えさせることで、将来的にコミュニケーション能力や自主性なども養われます。

運動で集中力を高めて知育効果をアップ

赤ちゃんの集中力を向上させて知育効果をあげるためには、運動も重要です。寝返りやハイハイ競争、立つ練習など、体を動かす遊びに赤ちゃんを誘い、積極的に体を動かす習慣を身につけましょう。

なかでも外遊びは、さまざまな物を目にして手に触れる機会があるので、赤ちゃんの脳を刺激する最高の知育。

知育というと学習ばかりに目が行きがちですが、身体を動かして強い体幹を作ることで姿勢が良くなり、長時間集中して学習能力を高める効果が期待できますので、幼児期になってもできるだけ外遊びの機会をつくりましょう。

生活リズムを整えて知育が定着する脳を作る

知育とは直接関係ないように思えますが、生活のリズムが乱れると脳をはじめとする様々な体の器官に悪影響がでて、赤ちゃんの知育が進まなくなります。

知育教育で覚えたことをしっかり脳が記憶するためには、充分に睡眠時間をとることが不可欠。睡眠中に成長ホルモンがたっぷり分泌されることで、脳が成長します。

早起きをして太陽の光を浴びれば、精神を安定させるセロトニンが大量分泌されて落ち着いて学習に向かいやすくなるので、赤ちゃん期から月齢にあった生活リズムを身につけさせましょう。

バランスの良い食事で脳を活性化させる

脳の成長には栄養が必要ですから、知育とともにバランスの良い食事で赤ちゃんの成長を促しましょう。さまざまな味や食感を楽しむのも、赤ちゃんの脳にとって良い刺激になります。

朝ご飯をしっかり摂る習慣をつけると、日中脳にしっかりと栄養とエネルギーが供給されつづけ、知育に集中することができます。

朝食抜きの子供が増えている現代、ママは離乳食期から朝食を作る習慣を、赤ちゃんには食べる習慣を身に着けることが重要です。

赤ちゃんの知育のやり過ぎに注意!知識に偏らずEQなど非認知能力も高めて

赤ちゃんの幸せな将来を願うためにも知育は必要ですが、やりすぎには要注意!赤ちゃんは早期教育の弊害を受けやすいのです。

赤ちゃんの知育に偏ると、EQなど子供の非認知能力とのバランスが悪くなり、赤ちゃんにとって良くないだけでなく、パパやママ自身も大きな負担を抱え込んでしまいます。

赤ちゃんの知育は知能・心・体ともまんべんなく育てていくことが大事です。知育はあくまでも赤ちゃんの成長に必要なものの1つと受け止めて、無理のない範囲で進めていきましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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