離乳食のパスタの量&レシピに関する記事

『離乳食のパスタにおすすめの種類は?量は?段階別レシピ』

離乳食でまだパスタを使ったことがないママ、パスタは赤ちゃんがガッついて食べてくなるほど好まれる食材。スパゲッティだけでなく様々な種類のパスタで美味しい離乳食を作ってあげましょう!段階別の量や冷凍方法、レシピも紹介。

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離乳食のパスタはマンネリ解消に大活躍!野菜プラスで彩りも楽しめる

離乳食が進むにつれて、毎日お粥ばかりだとさすがに赤ちゃんも飽きてしまいます。離乳食の献立がマンネリになってしまっている時には、パスタを活用してみませんか?パスタに色々なお野菜を混ぜて、栄養満点の離乳食を作ってあげましょう。

今回は、離乳食のパスタはいつからか、アレルギーのある子におすすめのパスタ、中期・後期・完了期に適したパスタの種類や量、おすすめレシピなど、離乳食のパスタについて詳しくご説明していきます。ぜひ、パスタの離乳食にチャレンジしてみてください。

離乳食でパスタはいつから?アレルギーのある子は食べられない?

離乳食作りの大変な点は、月齢により食べさせることができる食材が異なることです。パスタも、離乳食初期から食べさせることができる食材ではありません。アレルギーの心配もある食材ですので、パスタを離乳食で使うことができる時期については、よく頭に入れておくようにしてください。

離乳食のパスタはいつから?中期だけど進み具合で原材料のチェックが必要

離乳食の卵の開始時期は卵黄が離乳食初期~、全卵が中期から。パスタの原材料は一般的に小麦と水ですが、中には全卵を使用したパスタもあるので、まだ全卵を試していない場合は原材料を確認し、小麦と水のみのパスタを選びましょう

離乳食でパスタを食べさせる場合はごく少量からスタートし、体調を見て1匙ずつ量をふやしてください。

小麦アレルギーの赤ちゃんの離乳食にはライスパスタがおすすめ

卵アレルギーだけなら卵が含まれていないパスタを選んで食べさせることができますが、小麦アレルギーの赤ちゃんの場合には、一般的なパスタを食べさせてあげることができません。

けれど、パスタは色々な味付けができる食材。離乳食に使えるととても便利です。そこで小麦アレルギーの赤ちゃんにおすすめしたいのが「ライスパスタ」。精米と玄米のみで作られていますので、塩や添加物も使用していませんので、とっても健康的で離乳食にも安心!これを使えば、アレルギーが心配な赤ちゃんもママも、美味しいパスタ料理を食べさせてあげられます。

ライスパスタ 250g×2袋

ケンミン食品

焼きビーフンでお馴染みのケンミンが開発した、ママ達に大人気の小麦・卵など7大アレルゲン不使用のお米でできたパスタです。

お米ならではのモチモチした食感ですので、アレルギーに関係なくどなたでも美味しく食べることができます。アレルギー体質のお子さんにもみんなと同じものを食べさせてあげたいと考えるママのお助け食材です。

http://www.kenmin.com

離乳食におすすめのパスタの種類と量

実際に離乳食でパスタを食べさせてみると、赤ちゃんが気に入ってたくさん食べたがることがあります。ただし、食べるのは消化能力が未発達な赤ちゃん。一度に多くのパスタを与えてしまうと、内臓に負荷がかかって下痢をすることも…。月齢別の目安量を守るようにしましょう。離乳食の段階別で使いやすいパスタの種類とは?

離乳食中期

パスタを食べ始める離乳食中期には、パスタを長めに茹でて柔らかくしたり、初めのうちは1mmくらいに細かく刻んだりして調理します。ですから、できるだけ細めのパスタの方が、茹で時間が短くなって調理が楽です。離乳食用のパスタには、サラダ用のサラダパスタサラダマカロニがおすすめ。細くて調理時間が短いので便利です。
茹で時間は、標準時間より2~3分程長めにしましょう。

離乳食でのパスタの量については様々な情報がありますが、パスタのカロリーは基本的に白米とあまり変わりません。ですから、離乳食の場合は日頃食べているお粥の水加減によって、パスタの量を調節することが大切!いつもよりカロリーが高くなる量だと消化に負担がかかり、お腹が苦しくなってしまいます。

こちらではお粥50g~80gをパスタに換算した場合のおおよその量を、目安量としてご紹介しています。お粥の水加減によって、パスタの量を調節してあげましょう。

離乳食中期のパスタの目安量

  • 五部粥(米1:水5)のパスタ換算量
    ゆで麺10~20g
    乾 麺 4~8g
  • 七分粥(米1:水5)のパスタ換算量
    ゆで麺15~25g
    乾 麺 6~10g
  • 全粥(米1:水5)のパスタ換算量
    ゆで麺20~35g
    乾 麺10~14g

※麺の量は四捨五入して調理しやすい量を紹介しています

離乳食後期

後期になると、1~2cmにカットしたパスタが食べられるようになります。パスタは茹でる前に1~2cmの長さに折っておくと、調理が楽になります。あらかじめ月齢にあった大きさに折ったパスタを密閉容器に入れておくと、すぐに茹でることができて便利です。マカロニの場合には、茹でてから刻みましょう。

おすすめのパスタは、中期に引き続きサラダ用のパスタやマカロニ、そして一般的なパスタリゾーニ(お米の形をしたパスタ)です。リゾーニは刻まなくてもいいので、この時期とっても便利です。

こちらではお粥90gと軟飯80gをパスタに換算した場合のおおよその量を、目安量としてご紹介します。日頃全粥を食べさせている場合は全粥のパスタ換算量で、軟飯の場合は軟飯のパスタ換算量で離乳食を作りましょう。

離乳食後期のパスタの目安量

  • 全粥(米1:水5)のパスタ換算量
    ゆで麺40g
    乾 麺16g
  • 軟飯(米1:水2)のパスタ換算量
    ゆで麺45~50g
    乾 麺18~20g

※麺の量は四捨五入して調理しやすい量を紹介しています

離乳食完了期

完了期になると、パスタの長さは3~5cmが目安となります。赤ちゃんによっては麺類を上手にツルツルと食べられる子もいますが、喉に詰まらせると危険ですので、短く切って食べさせるようにしましょう。小さめサイズのマカロニならそのまま食べることができます。キャラクターの形などカワイイ形のマカロニなどを使用すると赤ちゃんも楽しく食事ができます。

こちらでは軟飯90gとご飯80gをパスタに換算した場合のおおよその量を、目安量としてご紹介します。

離乳食完了期のパスタの目安量

  • 軟飯(米1:水2)のパスタ換算量
    ゆで麺55g
    乾 麺22g
  • ごはんのパスタ換算量
    ゆで麺80g
    乾 麺32g

※麺の量は四捨五入して調理しやすい量を紹介しています

離乳食のパスタは味付けに注意

私たちが食べるパスタ料理は、味付けが濃いものが多いです。赤ちゃんには、大人と同じような味付けのパスタ料理や市販のソースをかけて食べさせることはできません。

塩を使った味付けは、中期で1食0.1g、後期で0.1~0.3g、完了期で0.4g~0.6gが目安となりますが、パスタには100gにおよそ1.2gの塩が含まれています。となると、塩分が心配になるママも多いと思いますが、茹でる時に塩分は抜けますので、あまり心配する必要はありません。

ただし!離乳食用のパスタを茹でる時には、塩を加えずにお湯だけで茹で、スープパスタにするときも必ず下茹でしましょう

離乳食期のパスタ料理は、野菜スープで煮込んだり、野菜をたっぷり使ったミートソースにしたりなど、素材の味を生かした味つけを心がけましょう。

離乳食のパスタの冷凍保存

1回の離乳食で使用するパスタの量はほんの少しですので、わざわざ茹でるのは手間がかかります。離乳食のパスタも冷凍保存することができますので、時間がある時に沢山調理して小分けにしておきましょう。

ただし、自宅の冷凍庫は温度変化が激しいですので、あまり長く保存しないように気をつけましょう。冷凍した日付を記載しておくと、使い忘れを防ぐことができます。

離乳食のパスタの冷凍保存方法

月齢にあった長さに折ったパスタを、塩を使わずに柔らかく茹でて湯切りし、製氷皿や冷凍保存用の密閉できる袋に小分けにして保存しましょう。 マカロニの場合は茹でてからキッチンバサミで食べやすい大きさに刻んで冷凍します。

【離乳食のパスタ】段階別おすすめレシピ

パスタは麺類の中でも色々な味付けをすることができ、離乳食では赤ちゃんに喜ばれる食材です。パスタ料理のバリエーションを増やせば、毎日の離乳食作りもとても楽になります。レシピを参考にママがアレンジを加えて、色々なパスタ料理を赤ちゃんに作ってあげてください。

【離乳食中期】パスタレシピ

離乳食中期はパスタを柔らかく茹でて、スープに加えてあげると食べやすいでしょう。こちらでは、ジャガイモと玉ねぎのスープパスタのレシピをご紹介します。ジャガイモと玉ねぎのスープは、コンソメを加えればママやパパの朝ごはんにもおススメ。寒い冬のあったか朝ごはんの完成です♪

ジャガイモと玉ねぎのスープパスタのレシピ

材料: サラダパスタ、ジャガイモ、玉ねぎ、野菜スープ

  1. サラダパスタを折って柔らかく茹で、細かく刻む
  2. ジャガイモと玉ねぎは、みじん切りにする
  3. お鍋にお湯と野菜スープを入れて、2を加えて柔らかくなるまで煮る
  4. 最後にサラダパスタを加えて、スープになじませる

【離乳食後期】パスタレシピ

離乳食後期になると1日3回食に進む赤ちゃんが多くなってきます。パスタを、ママと赤ちゃんのお昼ご飯に活用してみませんか。ママ用と赤ちゃん用のパスタでは茹で時間が異なりますが、赤ちゃん用のパスタをザルに入れて先に茹ではじめ、後からママ用のパスタを加えると一つのお鍋で茹でることができます。リゾーニならお米感覚でつかうことができるので、とっても便利です。

離乳食後期のおすすめレシピとして、パスタと相性抜群の鶏肉を使ったマカロニと鶏肉のミルク煮のレシピをご紹介します。

マカロニと鶏肉のミルク煮のレシピ

材料: マカロニ、鶏もも肉、人参、牛乳

  1. マカロニを柔らかく茹でて、食べやすい大きさに切る
  2. 鶏もも肉は、皮の部分を取り除き食べやすい大きさに切り、茹でる
  3. 人参は、皮を剥き食べやすい大きさに切り、柔らかく茹でる
  4. 鍋に牛乳を入れて火にかけ、1~3を加えて味をなじませる

【離乳食完了期】パスタレシピ

離乳食完了期といえば手づかみ食べがメインの赤ちゃんが増えてきます。パスタやマカロニは、赤ちゃんが手づかみで食べやすいメニューですので、手づかみ食べの練習に活用してみましょう。この時期のおすすめレシピとして、まずはオヤツにもできるサツマイモ入りマカロニきなこのレシピをご紹介します。

サツマイモ入りきなこマカロニのレシピ

材料: マカロニ、サツマイモ、きなこ

  1. マカロニを柔らかく茹でて、必要に応じて食べやすい大きさに切る
  2. サツマイモの皮をむいて食べやすい大きさに切り、柔らかく茹でる
  3. マカロニにサツマイモときなこを加え、あえる

最後は、パスタ料理の定番ミートパスタのレシピをご紹介します。赤ちゃんの好き嫌いに悩んでいるママ、ミートパスタはそんなママの強い味方になるレシピ。赤ちゃんが喜んで食べたら、次回は嫌いな野菜をコッソリ入れてアレンジしてみましょう。

ミートパスタのレシピ

材料: パスタ、玉ねぎ、にんじん、トマト、あいびきミンチ、トマトケチャップ少々、野菜スープ

  1. 玉ねぎ、にんじん、トマトを細かく刻む
  2. 1を野菜スープで煮込み、最後にトマトケチャップで味を調える
  3. パスタを3~5cmに折り、柔らかく茹でる
  4. パスタをお皿に盛り、上から2をかける
この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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