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離乳食の豚肉で夏バテ予防!牛肉の前?後?段階別レシピ

離乳食の豚肉で夏バテ予防!牛肉の前?後?段階別レシピ

離乳食で使う豚肉は選び方に注意が必要!どの部位をどう使うか、牛肉との順番など、赤ちゃんへの活用法やレシピを紹介します。

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離乳食の豚肉はお肌や頭にイイけど選び方が大切!段階別レシピ

可愛く元気な赤ちゃん

離乳食に豚肉など肉類を使い始める時は、少し慎重になってしまいますね。でも、豚肉は使う部位や調理方法さえ間違えなければ、赤ちゃんにとって栄養効果の高い食材なのです。豚肉の調理法を学んで、赤ちゃんに美味しい豚肉の離乳食を作ってあげましょう。

今回は、離乳食での豚肉の調理方法などに悩むママに、豚肉の健康効果と共に、いつから食べられるか、牛肉との順番、選び方や調理の注意点、冷凍保存方法などの解説と共に、離乳食の段階別おすすめレシピもご紹介していきます。

離乳食の豚肉に秘められた健康効果

「離乳食で豚肉を調理する時は、注意が必要です!」などと言われてしまうと、ちょっと敬遠したくなるママもいるかもしれませんが、豚肉には赤ちゃんだけでなくママやパパにも嬉しい健康効果が沢山あります!まずは、豚肉で離乳食を作るメリット、健康効果を知ってモチベーションをアップしましょう。

夏バテ予防!疲労回復!ビタミンB1

豚肉

豚肉には、たっぷりのビタミンB1が含まれています。このビタミンB1は、体内の糖からエネルギーを作り出すのになくてはならない成分!ビタミンB1をとらずに白米やうどんなどの糖類ばかりを食べていると、ビタミンB1欠乏症になり全身がだるくなり、食欲がなくなり、体がむくんだりしびれたりして、やがて命を危険に晒してしまうことさえあります。

ビタミンB1は豚肉以外にも米や昆布、大豆、うなぎ、魚卵などにも多く含まれていますが、熱に弱く水に溶けだしてしまう性質であるため、調理して食べる時にはかなり量が減ってしまいます。特に米は水で洗うので、食べる時にはビタミンB1があまり残っていません。そのため、少量しか食べられない離乳食期の乳幼児の場合、ビタミンB1の含有量が多い豚肉を離乳食に摂り入れることが大切なのです。

豚肉のビタミンB1含有量は、牛肉の約10倍!ビタミンB1の働きによりエネルギーが作り出されるため、疲れる時や夏の暑い時期などに豚肉を食べている赤ちゃんは、夏バテしにくく疲労を回復しやすいですよ。

知能向上!グルタミン酸

豚肉にはタンパク質が豊富ですよね。タンパク質は様々な種類のアミノ酸からできていますが、グルタミン酸はそのアミノ酸の一種で、豚肉に豊富に含まれています。グタミン酸には、脳機能の働きを助け記憶力や学習能力などの知能を向上させる作用があり、脳が活発に成長している乳幼児には欠かせません。知能の発達によい効果があると聞くと、食べさせたくなるママも多いのではないでしょうか。

グルタミン酸はうまみ成分としてよく知られているため、聞いたことがあるママも多いですよね。昆布などの海藻、トマト、納豆、白菜などの野菜に多く含まれていますので、昆布だしを使い納豆を食べる日本人の場合、基本的には不足することはありません。むしろ過剰摂取による睡眠障害が心配されていますので、頭にいいからと豚肉ばかりをタンパク源として与えるのはNG!離乳食はバランスよく作りましょうね。

また、豚肉に含まれるビタミンB1にも脳神経を正常化する働きがあるため、集中力や記憶力などがアップし知能が向上するだけでなく、運動神経を正常に働かせる効果もあります。

成長を促す!リジンとアルギニン

寝ている赤ちゃん

豚肉に含まれるアミノ酸の中には、リジン(リシンとも呼ばれる)とアルギニンという、乳幼児の発育にとても効果的な栄養素があります。リジンとアルギニンは、アンチエイジングのための成長ホルモン生成にも用いられていますが、これらを同時にとれる豚肉を食べることで、赤ちゃんも成長ホルモンを分泌しやすくなります。

リジンやアリシンには、カルシウムの吸収や骨形成、細胞の増殖や再生、酵素の生産、単純ヘルペスウイルス性口内炎の改善、薄毛や髪の健康に効果がありますので、赤ちゃんには欠かせませんよね。「赤ちゃんの身長が高くなって欲しい」「虫歯にならない強い歯になって欲しい」「早く髪が生えてこないかな~」と思っているママは、ぜひ離乳食に豚肉をとり入れましょう。

乳幼児に多い貧血を予防!鉄分

泣くと真っ赤になる赤ちゃんの貧血って、あまり想像がつかないママも多いのですが、離乳食期の乳幼児のママが見落としがちなのが鉄分補給!赤ちゃんや幼児が鉄欠乏性貧血になることは比較的多く、生後6ヶ月~2歳ごろまでは特に注意が必要です。

豚肉の中でもレバーに多くの鉄分が含まれていますが、他の部位にも鉄分は含まれていますので、離乳食向きで鉄分が豊富なホウレン草や小松菜などの野菜も上手に摂り入れて、赤ちゃんの貧血を予防してあげましょう。

離乳食で豚肉を食べられるのはいつから?

豚肉の部位のイラスト

健康への効果が分かったら、さっそく豚肉を食べさせてあげたくなりますが、赤ちゃんは一体いつから豚肉を食べてもよいのでしょう?
離乳食で豚肉を与えるのは、離乳食後期の生後9~10ヶ月頃が望ましいです。ただし、豚肉の部位や調理法は選ばなければなりません。特に市販の豚ひき肉には、様々な部位が含まれていますので要注意!

また、豚肉を原料としたハムやウィンナーなどの加工肉は、塩分が多く添加物も含まれていますので離乳食期には与えないようにしましょうね。

離乳食で豚ひき肉を使用する場合は、市販の豚ひき肉ではなくスライス肉を購入し、脂身を取り除いてから自宅でミンチにしましょう

離乳食では豚肉と牛肉どちらが先?

鶏、牛、豚のイラスト

離乳食本やネットを調べると、離乳食で肉類を与える順番を「鶏肉→牛肉→豚肉」「ささみ→赤身」「赤身は豚でも牛でもいい」などと書いている場合もあります。そのため、意外と肉を与える順番で迷ってしまうママは少なくありません。どうしてそのような順番で指導されているのでしょう?

赤ちゃんは生後7ヶ月頃になると、タンパク質を分解する消化酵素が出るようになります。ただし、脂質を分解する消化酵素が出始めるのは生後9ヶ月頃。そのため、始めは脂肪分が少なく消化の良いささみから与えるとよいとされています。

「豚が最後」と言われるのは豚コレラが理由?

以前は豚肉に付着している豚コレラウイルスによる感染が恐れられていていたため、赤ちゃんに豚肉を食べさせることへの配慮が必要でした。豚コレラは現在でも世界各国で発生しており、特に日本を除くアジア圏では現在も発生していますが、日本では平成19年に清浄化することができ、以来農林水産省が警戒して発生しないようにしているため、今は心配ありません

「豚が最後」と言われるのは寄生虫が理由?

生肉には、牛でも豚でも鳥でも様々な寄生虫がついており、特に豚肉についている「有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう)」は、他の寄生虫に比べてダメージが大きく、下痢程度では済まずに脳や目に異常が現れることもあります。
また、豚の生肉はE型肝炎ウイルスへの感染の可能性も指摘されているため、「豚を最後にした方がいい」と考えている専門家もいるのです。

赤身肉を与える時の注意!

牛肉と豚肉、どちらを先に与えるかはママの判断でOK!ただし、調理の方法や与える部位、衛生管理には十分に気をつけましょう

離乳食用の豚肉の選び方!部位選びが大切

離乳食用の豚肉を買う時は、豚肉の部位選びに注目して選びましょう。脂質を分解する消化酵素が出始めたとはいえ、離乳食期の乳幼児はまだまだ脂肪の消化力が弱いです!脂肪分の少ないヒレ肉やモモ肉を選ぶようにしましょう。スライスされた肉を選ぶと、調理が楽ですよ。豚のヒレ肉やモモ肉には、他の部位に比べて赤ちゃんに大切なビタミンB1も豊富にふくまれています。

ママが赤ちゃんの豚肉選びを気にせず、赤ちゃんが脂肪分を大量に摂取してしまうと、消化が追い付かずにアレルギー反応を起こしてしまう恐れがあります。離乳食作りでは豚肉の選び方に十分注意しましょうね。

離乳食の豚肉を調理する時の注意点

離乳食用の豚肉を調理する時には、次の3点に注意しましょう。特に食中毒については、赤ちゃんの離乳食作りだけでなく、パパやママの健康にもかかわりますので気をつけましょうね。

生肉による調理と衛生管理

清潔なまな板と包丁のイラスト

生肉についている寄生虫やウイルスは、加熱することで死滅します!ですから、「肉は危険!」などと敬遠せず、しっかりと加熱すれば、赤ちゃんが食べても大丈夫なのです。

余談ですが、「牛肉をレアでも下痢しなかった…。何で豚はダメなの?」と思うママもいるかもしれませんが、これは牛肉につく寄生虫が肉表面につくことが多いため、表面の加熱だけで死滅したけれど、豚の場合はウイルスが中心部まで到達するため、中心までしっかりと加熱することが必要なためです。

また、調理中豚肉の加熱と同様に注意しなければならないのが、調理器具やママの手の消毒です。豚肉を加熱調理しても、豚肉を切ったまな板やママの手にウイルスや寄生虫が付着していれば、そこから離乳食にうつってしまいます。下記の点には十分に注意しましょうね。

豚肉で離乳食を作る時の注意点!

  • 豚肉は中心部までしっかりと加熱する
  • 生肉に触れた手はしっかりと洗う
  • 生肉に触れた手で、まな板や包丁などの調理器具を使用しない
  • 生肉の調理に使用したまな板や包丁は、丁寧に洗った後に熱湯消毒する

脂身は切り落とす

離乳食用にヒレ肉やモモ肉を買ってきても、白い脂身がついていることがありますよね。「脂身がついているけど、ヒレ肉やモモ肉だから大丈夫」などということはもちろんありません。離乳食を作るときは、脂身を丁寧に切り落としてから使うようにしましょう。

生肉の誤飲に注意!

赤ちゃんがハイハイなどで自由に動き回れるようになると、生肉を誤飲する危険性が高くなります。
実際に、生のままの豚肉を赤ちゃんの手の届く場所に置いておいたために、赤ちゃんが誤って口に入れてしまったという事故も起こっています

スーパーで買って来た豚肉は、袋のままキッチンの床に置きっぱなしにしたり、低いテーブルの上に置いたりしないようにしましょう

離乳食で与える豚肉の冷凍保存方法

家の冷蔵庫のイラスト

離乳食後期~完了期に1回の離乳食で与える肉の量の目安は、後期が15g、完了期が15~20gです。離乳食使う豚肉の量はごく少量ですね。そのため、購入したら冷凍保存しておけば、食材を無駄なく使い切ることができます。様々な食材を冷凍保存しておけば、毎食色々な食材から栄養がとれますよ。

ただし、家庭の冷凍庫は温度変化が激しいので、冷凍保存した場合でも1週間~10日程度で使い切るとよいでしょう。

ひき肉での冷凍保存方法

豚肉をひき肉にして、茹でてから1食分に小分けにして冷凍すると、既に加熱済みのため色々な食材に入れるだけで手早く調理できて便利ですよ。また、豚ひき肉は茹でる前に少量の水でかき混ぜてから茹でると、塊にならずにパラパラに仕上げることができます。

  1. 塊肉の場合はスライスし、豚肉の脂身を取り除く
  2. フードプロセッサーやすり鉢でミンチ状にする
  3. 50℃の湯を2の豚肉に入れて箸でかき混ぜ、ザルで水切りする
  4. お鍋に水を入れて火にかけ、沸いて来たら3の豚肉を入れる
  5. お箸でほぐしながら2~3分茹でる
  6. ザルに上げて水気を切る
  7. 小分けにして冷凍する(製氷皿が便利)

スライス肉の冷凍保存方法

生のまま冷凍保存

キッチンペーパーで豚肉の水気を取り、脂身を切り落としてから使いやすい大きさに切って、出来るだけ空気が入らないように1食分ずつラップで包んでから冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する

下茹でしてから冷凍保存

豚肉の脂身を切り落としてから茹でて、月齢に合った大きさに切ってから冷凍保存。冷凍保存用袋に入れて平らにし、菜箸で切り目を入れておくと使いやすいですよ。

【離乳食の豚肉】段階別の調理法&レシピ

豚肉は赤ちゃんへの健康効果も高く、比較的手ごろなお値段のお肉なので、離乳食に活用しやすい食材ですね。豚肉を離乳食で使う際の段階別の調理法と、豚肉を使ったレシピをご紹介します。

【離乳食後期】調理法&豚肉レシピ

鶏肉をきちんと消化できるようになったら、そろそろ豚肉をスタートさせてもOKですね。豚肉は離乳食後期から食べることができますが、離乳食の進み方が遅い赤ちゃんには無理に与えず後半に与えるなど、様子をみて時期をずらしましょう。初めは豚ひき肉を使用した献立にすると、赤ちゃんも食べやすいでしょう。

後期のおすすめレシピとして、豚ひき肉のハンバーグと豚ひき肉のそぼろ丼をご紹介します。ハンバーグは、手づかみ食べの練習にピッタリのメニューです。豚肉のそぼろは多めに作って冷凍ストックしておけば、時間が無い時のお助けメニューとして活躍してくれますよ♪

豚ひき肉のハンバーグのレシピ

豚ひき肉のハンバーグ

材料:豚肉100g、玉ねぎ1/2個、人参1/2本、ピーマン1個、卵1個、食パン5g(作りやすい分量)

  1. 玉ねぎ・人参・ピーマンをフードプロセッサーでみじん切りにする
  2. 1を耐熱容器にうつし、レンジで5分程加熱して粗熱をとる
  3. 食パンの耳を切り落とし、フードプロセッサーでパン粉にする
  4. 豚肉の脂身を取り除き、フードプロセッサーでミンチにする
  5. ボウルに2、3、4を入れて手でこねる
  6. 食べやすい大きさに丸める
  7. フライパンで両面をしっかり焼く(中までしっかり火が通るようにする!)

※レンジの加熱時間は、ワット数やご家庭のレンジの様子で加減しましょう

豚そぼろの三食丼のレシピ

豚そぼろの三食丼

材料:豚肉、ほうれん草、とうもろこし、だし汁、5倍粥

  1. ほうれん草は、茹でて葉の部分をみじん切りにする
  2. とうもろこしは、茹でて実の部分をそぎ落とし細かく刻む
  3. 豚肉の脂身を取り除き、フードプロセッサーでミンチにする
  4. 鍋にだし汁を入れて火にかけ、1を加えてしばらく煮たらザルに上げる
  5. 5倍粥をお皿に盛り、上に1、2、4を乗せる

【離乳食完了期】調理法&豚肉レシピ

離乳食完了期になると、スライスした豚肉を上手に噛んで食べることができるようになります。大人のメニューの取り分けもできるようになります。この時期になると豚肉のビタミンB1を効率よく摂ることができる炒め物も、離乳食に取り入れやすくなります。

離乳食完了期のおすすめレシピとして、豚肉とキャベツの蒸し煮と豚肉と春雨の炒め物をご紹介します。豚肉はキャベツと一緒に食べることによりビタミンの吸収が良くなり、食物繊維が豊富なキャベツが消化も助けてくれます。

また、春雨と豚肉を炒めることにより春雨が豚肉のうま味を吸うため、美味しくいただけますよ。

豚肉とキャベツの蒸し煮のレシピ

豚肉とキャベツの蒸し煮

材料: 豚肉(スライス)、キャベツ

  1. キャベツは、芯の部分を除き食べやすい大きさにきる
  2. 豚肉の脂身を取り除き、食べやすい大きさに切る
  3. フライパンに1と2を重ねるように入れて、蓋を閉め蒸し焼きにする

豚肉と春雨の炒め物のレシピ

豚肉と春雨の炒め物

材料: 豚肉(スライス)15g、春雨、人参、ごま油少々

  1. 春雨を戻して、食べやすい大きさに切る
  2. 人参は、食べやすい長さの細切りにする
  3. 豚肉の脂身を取り除き、食べやすい大きさに切る
  4. フライパンにごま油を熱して、1~3を加えて加熱する

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